【適性検査】図形問題対策! TAL・SPIの攻略法解説!

【適性検査】図形問題対策! TAL・SPIの攻略法解説!

2024年8月27日更新

はじめに

就活の適性検査を受けるにあたって、図形問題を苦手とする学生は非常に多いです。

しかし、苦手だからといって対策しないわけにはいきませんよね。

今回は適性検査のTALとSPIをテーマに、以下のような悩みや疑問にお答えする記事になっています。

対象の読者
  • 適性検査でTALを受けたけど、問題の意図や正解がわからなかった・・・
  • TALの対策はどうすればいいの?/li>
  • SPIの図形問題はどう対策すればいいの?

この記事を読めば、こういった悩みや疑問はすべて解決できますよ。

この記事でわかること
  • TALの特徴や企業が導入する意図
  • TALの対策方法
  • SPIの図形問題の対策方法

あまり目にすることのないTALと頻出のSPI。

どちらも事前準備は欠かせませんよ!

ぜひ最後までお読みくださいね。

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SPIなどの適性検査に自信がない学生は多いでしょう。

「何を勉強したらいいのか…」「どんな問題が出るか知りたい」そんな学生のためにまとめたものがSPI頻出問題集です。

SPIの出題範囲である言語/非言語/英語といった問題を完全網羅しています。

この問題集を解けば、一気に自信がつき内定へと近づくこと間違いなしです。

この機会にぜひ、問題集を解いて対策しておきましょう。

SPI頻出問題集

就活の図形問題(TAL編)

就活の図形問題について、まずはTALに関して解説していきます。

SPIと違って知名度も採用率も低いTALですが、どのような試験なのかをしっかりと把握しておかなければ危険です。

事前情報無しで受験するTALほど恐ろしいものはありませんよ。

適性検査のTALとは?

適性検査のTALとはどのような試験なのか、以下4つの観点から解説していきます。

適性検査のTALとは?
  • TALの概要
  • TALの問題例(文章形式)
  • TALの問題例(図形アイコン配置)
  • 企業がTALを導入する意図

①TALの概要

適性検査のTALは、株式会社ビビッド・ジャパンが提供している検査です。

就活の適性検査として採用されていますが、SPIや玉手箱などと違って企業の導入率は高くありません。

他の適性検査とは異なり、TALの受験形式はウェブ形式のみとなっています。

TALの検査方法(出題内容)は次の2種類です。

TALの検査方法(出題内容)
  • 文章形式の選択問題(36問)※試験時間は約15分
  • 図形問題(図形アイコン配置)※試験時間は約5分

適性検査TALで測定する項目は次の8種類です。

  1. コミュニケーション力
    /li>
  2. ストレス耐性
  3. 責任感
  4. 積極性
  5. 行動力
  6. 向上心
  7. メンタル傾向
  8. コンプライアンス傾向

②TALの問題例(文章形式)

文章形式の問題では、7つの選択肢から1つまたは2つを選ぶように指示されます。

有名な問題は次の2つです。

  1. 自動販売機が壊れていてお釣りがでないときに取る行動を7つの選択肢から選ぶ(選択肢:自動販売機を蹴る、何もせず諦める・・・など)
  2. 7つの選択肢に記載された卵のうち、自分が手にとっても良い卵を選ぶ(カラを剥いていないゆで卵、生卵・・・など)

このようにTALではとにかく独特な問題が出されます。

③TALの問題例(図形アイコン配置)

図形問題も独特な内容になっています。

具体的には、与えられたテーマに沿って、10〜15個の図形をあらかじめ引かれた線や枠の中に自由に配置するというものです。 

図形の種類は丸、四角形、三角形、ハート、人の顔(ニコニコマーク)、矢印などがあります。 

有名なテーマは「入社後に活躍している私」です。

④企業がTALを導入する意図

企業がTALを導入する最大の意図は、採用のミスマッチを防ぐことです。

採用するにはリスクの高い就活生をあぶり出して弾くために導入していると言っても良いでしょう。

採用リスクの高い就活生の具体例は次のとおりです。

採用リスクの高い就活生の具体例
  • ストレス耐性が極端に低い
  • メンタルが弱く、鬱などの精神的な病にかかる可能性が高い
  • コンプライアンス意識が低く、情報漏えいなどのリスクが高い

上記のように採用リスクの高い就活生は、平均14%(7人に1人)存在するようです。

こういった学生を採用してしまった場合、会社経営全体に悪影響を及ぼす可能性が高まると考えられます。

採用のミスマッチがもたらす悪影響の例
  • 採用コストの高騰
  • 既存社員のモチベーション低下
  • 企業のイメージダウン など

TALを導入している企業は、検査を通じてリスクの高い人物を特定し、将来的に抱え得るリスクを避けているわけです。

適性検査でTALを導入している企業は?

適性検査でTALを導入した実績のある大手企業は以下のとおりです。

適性検査でTALを導入した実績のある大手企業(一覧)
  • 京セラ
  • 竹中工務店
  • 野村不動産
  • 野村證券
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
  • NTTドコモ
  • NTTデータ
  • NTTコムウェア
  • NTTコミュニケーションズ
  • 小田急電鉄
  • 東京急行電鉄 など

金融業界やNTTグループの企業の採用率が高いです。

TALの図形問題対策はどうすればいい?


ここではTAL図形問題対策について、以下3つの観点から解説していきます。

TALの図形問題対策はどうすればいい?
  • TALに明確な対策方法は無い!/li>
  • 参考書で問題の傾向を把握する
  • 図形配置の考え方

①TALに明確な対策方法は無い!

実のところTALの明確な対策方法は存在しません。

というのも、そもそもTALは対策ができないように作られた検査だからです。

具体的に言うと、TALは脳科学、統計学に基づいて作成されており、問題の出題意図を読み取るのが非常に難しくなっているのです。

さらにTALで出題される問題には絶対の正解、模範解答は存在しないことも対策しづらくさせている要因の一つになっています。

TAL以外の適性検査はどうでしょうか? 

従来の適性検査は心理学に基づいて作られているため、問題の出題意図が読み取りやすくなっています。

受験者が問題に対して正直に答えることが前提となっているものの、ほとんどの就活生は出題意図を読み取り、自分を良く見せるような回答を選ぶわけです。

他の適性検査では見抜くことができない就活生本来の人間性を、ほぼ対策のできないTALは明らかにしてしまうのです。

②参考書で問題の傾向を把握する

明確な対策方法が無いからといって、何も準備せずにTALに挑むのはリスクが高いです。

参考書で問題の傾向を把握しておくだけでも結果はかなり変わってきます。

おすすめの参考書

おすすめの参考書は、SPIノートの会の「これが本当のWebテストだ!(3) 2024年度版 【WEBテスティング(SPI3)・CUBIC・TAP・TAL編】 (本当の就職テスト)」です。

出典:これが本当のWebテストだ!(3) 2024年度版 【WEBテスティング(SPI3)・CUBIC・TAP・TAL編】 (本当の就職テスト)

 SPIノートの会は、TALに限らず就活のwebテストの対策本を数多く出版しており、どの書籍も就活生からの評判が非常に高くなっています。

 毎年発行される本参考書は、最新の傾向を反映させたものになっているため安心です。

 TALだけでなく、WEBテスティング(SPI3)、CUBIC・TAPもこの1冊でカバーできることもおすすめする理由の一つです。

③図形配置の考え方

TALの図形問題に正解や模範解答はありませんが、やってはいけない図形配置は存在します。

 先述のとおり、TALは採用するにはリスクが高く不適正な人間をあぶり出す検査です。

したがって、明らかに異常で常識から外れているとみなされる図形配置は避けなければいけません。

 例えば「1ヶ所にすべての図形を配置する」というのは、普通の考え方ではありませんよね。

異常な部分が垣間見えるような配置の仕方はしないようにしましょう。

就活の図形問題(SPI編)

ここからは就活の図形問題(SPI編)です。

就活の適性検査で最も有名なSPIについて見ていきましょう。

適性検査のSPIとは?

適性検査のSPIは、リクルートマネジメントソリューションズが提供しています。

webテストの中で最も多くの企業が採用している検査でもあります。

TALと違って受験形式は4種類。

SPIの受験形式
  • テストセンター(専用会場でパソコン受験)
  • WEBテスティング(自宅等でパソコン受験)
  • ペーパーテスティング(企業の専用会場でマークシート受験)
  • インハウスCBT(企業の専用会場でパソコン受験)

検査方法は次の2種類です。

  1. 能力適性検査 ※試験時間は約35分
  2. 性格適性検査 ※試験時間は約30分

適性検査でSPIを導入している企業は?

先述のとおりSPIは企業が最も多く採用している適性検査です。

日経HRの調査によれば、各種適性検査の採用率は以下のとおりになっています。

適性検査の採用率
  • SPI(Webテスト):39.5%
  • 玉手箱:17.6%
  • SPI(テストセンター):11.5%
  • 企業オリジナル試験:6.7%
  • TG-WEB(ティージー ウェブ):2.7%
  • Web-CAB(ウェブキャブ):2.2%
  • その他:10.0%
  • 性格適性検査:9.8%

SPIのWebテストと性格適性検査だけで半数以上を占めていることがわかります。
SPIを導入した実績のある大手企業の例は以下のとおりです。

SPIを導入した実績のある大手企業の例
  • 三井不動産
  • 日本郵船
  • 高島屋
  • 三井住友信託銀行
  • 明治安田生命
  • 三菱商事
  • 丸紅
  • 野村総合研究所 など

SPIの図形問題対策はどうすればいい?

ここではSPIの図形問題対策について、以下2点から解説します。

SPIの図形問題対策はどうすればいい?
  • SPIは対策できる
  • SPIの参考書

それぞれ見ていきましょう。

①SPIは対策できる

TALと違ってSPIは対策が可能です。

むしろ対策するのは当たり前であり、準備無しで臨んだ場合足切りになってしまう恐れもあります。

必ず事前に対策しておきましょう。

SPIで出題される主な図形問題は以下のとおりです。

SPIで出題される主な図形問題
  • 図形の面積を求める問題
  • 図形の面積を応用する問題
  • 図形を展開する問題
  • 図形を回転させる問題 など

どの問題も解き方を覚えてしまえば難しくはありません。

後述する参考書で繰り返し勉強していきましょう。

SPIの対策については以下の記事も参考にしてください。

②SPIの参考書

SPIの図形問題対策としておすすめの参考書は、SPIノートの会の「これが本当のSPI3だ!2024年度版【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応】 (本当の就職テスト) 」です。

出典:これが本当のSPI3だ!2024年度版 【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応】 (本当の就職テスト) 

TALと同様SPIノートの会の書籍です。

この1冊でSPIの主要3方式に対応できますし、SPIの図形問題はこの1冊で十分対応可能です。

図形を用いるその他の適性検査

本記事では「SPI」と「TAL」に絞って図形問題を解説しました。

一方で適性検査は多くの企業が開発しており、上記2種以外の適性検査でも図形を試験範囲とするものは存在します。

これから紹介する適性検査はSPIなどに比べて導入実績が少ないため、学生によっては「出会うことなく就活を終える」ケースも十分想定できるでしょう。

興味のある方は、ぜひ目を通してみてください。

図形を用いるその他の適性検査
  • NR検査(鉄道総研)
  • 3Eテスト

①NR検査(鉄道総研)

NR検査(鉄道総研)は、公益財団法人鉄道総合技術研究所(旧国鉄・鉄道労働科学研究所)で開発された成人用の知能検査を指します。

仕事に必要な基礎能力を比較的スピーディに判定することができる特徴があり、主に鉄道・バスなどの運輸関連企業で採用の採用フローにおける適性検査として使用されています。

NR検査(鉄道総研)を選考フローに導入する企業の例
  • 京王電鉄
  • JR各社 など

図形を用いた問題を出題する特徴がありますが、具体的な検査内容例は以下の通りです。

NR検査(鉄道総研)の出題例
  • 図形を90°回転させる。この次に来る図形は次のうちどれか?
  • ある規則に則って図形が動く。この次に来る図形は次のうちどれか?
  • 次の数字には規則性がある。設問の[?]に入る数字は次のうちどれか?

問題用紙には上記のような題目に加えて図や文字が並び、規則性を問う問題が多数掲載されています。

また採用の場面でNR検査(鉄道総研)を単独で用いることは少なく、例えば時間内で1桁同士の足し算を行うことで学生の性格・行動の特徴把握に役立つ「内田クレペリン検査」も同時に実施し、複数の検査結果を掛け合わせてより効果的な分析をすることが推奨されています。

②3Eテスト

3Eテストとは、人材・教育の分野を中心に事業を展開する「エン・ジャパン株式会社」が提供する適性検査です。

3Eテストの導入企業例
  • エン・ジャパン
  • アイタンクジャパン
  • 東京インキ
  • 日産フィナンシャルサービス
  • アサヒフードアンドヘルスケア など

試験内容は「3E-i(知的能力)テスト」「3E-p(性格価値観)テスト」の2種類に分類され、図形は「3E‐i(知的能力)テスト」で出題。

3E‐i(知的能力)テストの問題数は計21問で、具体的に下記7つの単元から出題されると言われています。

3E‐i(知的能力)テストで出題される問題の単元
  • 下一桁の足し算
  • 並べ余る文字
  • 9マスの文字
  • 数字やアルファベットの変換
  • 文字の並び替え
  • マス目の数字
  • 図形の法則性

これらの7つの単元各々から3問ずつ出題し、計21題を出題していきます。

そのため図形に関する問題は3問出題され、内容としては「図形がどのように変形しているのか法則性を導き、解答する問題」です。

3Eテストについては別記事で徹底解説しているため、受ける予定がある学生はぜひ読んでみてください!

よくある質問

よくある質問をまとめました。

よくある質問
  • Q.talのテストに関する問題集はあるの?
  • Q.SPIの図形問題(回転、展開、面積)などの対策はどうすればいいの?
  • Q.TALの試験時間はどれくらい?

Q.talのテストに関する問題集はあるの?

A.TALの対策書籍はほとんど無いのが現状です。
SPIノートの会の「これが本当のWebテストだ!(3) 2024年度版 【WEBテスティング(SPI3)・CUBIC・TAP・TAL編】 (本当の就職テスト)」で問題の傾向を把握するようにしてください。

Q.SPIの図形問題(回転、展開、面積)などの対策はどうすればいいの?

A.参考書を繰り返し解くことで高得点が狙えます。

おすすめの参考書は、SPIノートの会の「これが本当のSPI3だ!2024年度版【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応】 (本当の就職テスト) 」です。

Q.TALの試験時間はどれくらい?

A.文章形式の選択問題は約15分、図形アイコン問題は約5分です。

まとめ

今回は就活の図形問題について、TALとSPIをテーマに解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

記事の内容を簡単にまとめます。

記事のまとめ
  • 適性検査のTALは、採用のミスマッチを防ぐために導入されている。
  • TALに明確な対策方法は存在しない。
  • 参考書で問題の傾向を把握するとともに、常識から外れた回答をしないようにすることが大切。
  • SPIは最も多くの企業が採用する適性検査。
  • SPIは対策が可能なので、参考書を使って繰り返し勉強することが重要。

TALとSPIどちらも参考書を使用するべきなのは変わりません。

事前準備を怠らないようにしましょうね!

なおSPIとTALはジョーカツの別記事でも徹底解説しているため、興味のある方はぜひ目を通してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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SPIなどの適性検査に自信がない学生は多いでしょう。

「何を勉強したらいいのか…」「どんな問題が出るか知りたい」そんな学生のためにまとめたものがSPI頻出問題集です。

SPIの出題範囲である言語/非言語/英語といった問題を完全網羅しています。

この問題集を解けば、一気に自信がつき内定へと近づくこと間違いなしです。

この機会にぜひ、問題集を解いて対策しておきましょう。

SPI頻出問題集