食品業界の就活攻略法4選!業界の特徴・動向と就職難易度も解説

2024/8/23更新

はじめに

食品業界は大手メーカーも多く安定して働けることから就活生に人気の業界として知られています。

しかし食品業界はどの企業も就職難易度がトップクラスのため、エントリーシートや面接の対策は人一倍徹底しなくてはいけません。

しかし、具体的にどう行動すればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、就職難易度トップクラスの食品業界を目指すための就活攻略法4選をご紹介します。

特に、以下のような特徴に当てはまる学生は必見です。

この記事の対象
  • 食品業界の概要や動向、募集職種などの業界研究がしたい
  • 食品業界ならではの選考対策が知りたい

ライバルと差をつけて選考を有利に進めたい方は、ぜひ参考にしてください。

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1.食品業界とは?

食品業界とは?

食品業界の会社は、食品原料や加工食品、飲料などを製造し、小売店や飲食店などを通じて消費者に食のサービスを提供しています。 

食品原料系味の素、ニチレイ
加工食品系日清食品、明治
飲料系サントリー、アサヒ、キリン

 

どれもテレビCMなどで一度は聞いたことがあるような、会社ばかりですね。

1-1.食品業界の規模と今後の動き

農林水産省の調査によると、令和2年における農業・食料関連産業の国内生産額は47兆3,398 億円であり、これは国内GDPの8.8%を占めており、業界規模は非常に大きいことが分かります。

また、食品関連産業の生産額は平成23年から増加傾向でしたが、令和元年~2年にかけては若干の減少が見受けられます。

食はいつの時代も人々の生活に欠かせない要素なので、どんな時代でも需要は高いですが、新型コロナウイルスの影響を受けて外食産業などが大きな影響を受けていることが分かります。

年度生産額(兆円)
平成23年33.7
平成27年36.8
平成29年37.5
平成30年37.8
令和元年37.9

 

しかし日本国内の人口は年々減少し、国内売上は低下していくことが予想されているので、決して油断できる状況ではありません。

そのため、多くの会社が海外進出をする動きを見せています。

野村総合研究所の調査によると、味の素や日清食品などの大手はアジア圏内を中心として海外展開を実施しています。

今後も海外進出の動きは大きくなっていくと予想されるので、基本情報としてインプットしおきましょう。

 

1-2.食品業界の職種

一口に食品業界と言っても、その業種はさまざまです。

代表的な職種は以下の通りです。

代表的な職種
  • マーケティング
  • 商品開発
  • 営業、広報
  • 生産管理

1-2-1.マーケティング

世の中のニーズを適切に読み取り、次に開発すべき商品や企画を調査する職種です。会社の方向性にも大きく関わる非常に責任の大きい仕事と言えます。

1-2-2.商品開発

商品開発では原材料や添加剤の組み合わせを変えるなどの研究により、新規商品や既存商品の味の改良などを実行します。食品業界と言えば、商品開発をイメージする方も多く、花形のようなイメージですね。

1-2-3.営業、広報

営業は自社商品を卸売会社、小売店などに実際に販売をする職種です。営業の販売をより促進するために、広告などのPR活動を広報は実施します。いくら良い商品を開発しても、実際に売上に繋がらなければ会社の利益とならないので、これらの部署も重要な役割を担っています。

1-2-4.生産管理

生産管理は商品製造をより効率化するためのプロセス改善をしたり、食の安全性を担保するための検査や工程を管理したりする部署です。特に食品業界は安全性や衛生面にシビアな業界なので、確実な管理が求められます。

 

1-3.食品業界中の人気企業ランキングTOP10

食品業界の中でも特に就活生に人気の会社をみてみましょう。

以下はキャリタス就活2023にて発表されている食品業界の人気会社ランキングです。

順位会社名
1位味の素
2位サントリーグループ
3位キリン
4位明治グループ
5位ロッテ
6位アサヒビール
7位森永乳業
8位日清食品グループ
9位カゴメ
10位アサヒ飲料

 

味の素やサントリーなど誰でも一度は耳にしたことがあるような有名企業がランクインした結果となりました。

人気食品卸企業を「売上高」と「平均年収」の指標でランキングにした記事もあるので、企業選びの参考にしてみてください。

 

2.食品業界の就職難易度は高い

食品業界への就職は他業界に比べ、比較的難易度は高いです。

その理由としては食品業界はB to Cの会社が多く、テレビCMなどにより知名度が高く人気があり、内定者倍率は非常に高くなっているからです。

また特に大手企業は高学歴な学生を採用する傾向があり、一定の学歴フィルターがあることも就職難易度を上げている要因と言えます。

東洋経済オンラインの「内定の居壮倍率が高い会社」ランキングTOP100によると、味の素冷凍食品の倍率は約267倍、アサヒグループ食品の倍率は約154倍と、とても高いことが分かります。

また、マイナビ2022の味の素採用データより、味の素の採用大学は以下の通りです。

北海道大学、小樽商科大学、東北大学、東京大学、一橋大学、東京工業大学、東京外国語大学、筑波大学、横浜国立大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、国際基督教大学、青山学院大学、学習院大学、中央大学、明治大学、法政大学、立教大学、東京農業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、九州大学、立命館アジア太平洋大学、北京大、ブリティッシュコロンビア大、イリノイ大学、オックスフォード大学、他

 

基本的には、旧帝大や早慶などの難関大学が大部分を占めており、このことからも就職難易度は非常に高いと言えます。

このように食品業界は就職難易度が高いため、内定を勝ち取るには周囲よりも徹底した対策が必要となります。次の章で具体的な対策について解説していきます。

3.高難易度の食品業界から内定する確率を高める方法4選!

高難易度の食品業界から内定する確率を高める方法

食品業界の就活をより有利に進めるための具体的な方法は以下の4つです。

4つの方法
  • インターンシップに参加する
  • 最新のニュースをチェックする
  • 英語力を高める
  • 魅力的なエントリーシートをつくる

ひとつずつ解説していきます。

3-1.インターンシップに参加する

以下のメリットが得られるため、インターンシップには積極的に参加しましょう。

メリット
  • 内々定をもらえる可能性がある
  • 本選考のエントリーシートが書きやすくなる
  • 志望の熱意をアピールできる

企業によっては、インターンシップでの仕事ぶりを見て内々定を出すところもあり、これがインターンシップを実施する最大のメリットと言えます。

ただし、単純に言われたことだけをやっていても内々定はもらえません。目的意識を持って、いかに結果を残すか自分で考えることが必要です。インターンシップでは、自分を最大限アピールすることを意識して行動してくださいね。

またインターンシップに行くことで、本選考のエントリーシートを書きやすくなります。特に志望動機については、実際に働いた体験をもとに作成することで、よりリアリティを出すことができるため、採用担当の目に止まりやすくなるでしょう。

インターンシップの後に本選考にも応募することで、周囲よりも入社の熱意をアピールすることにも繋がります。

インターンシップに応募することは、選考のチャンスが2回あるようなものなので、本気で食品業界に行きたい方はぜひ応募することをおすすめします。

インターンシップの選び方や参加方法などが知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

 

 3-2.最新のニュースをチェックする

採用面接では、最近の気になるニュースについて聞かれることがあります。

その理由は就活生の食品業界への関心や熱意を確認するためです。

ですので、食品業界の最新のニュースは定期的に確認するようにしておきましょう。

特に志望企業が力を入れている事業に関するニュースについてチェックしておき、そのニュースから企業戦略などについて言及できれば、より熱意をアピールすることができます。

例文としては以下の通りです。

御社が海外へ工場建設を決定したというニュースに興味があります。なぜなら、国内の人口減少や少子化が進んでいく中で、海外展開は重要な課題であり、それを象徴するニュースだと感じたからです。

このように最新ニュースから自然に自分の主張も述べることができており、良い印象を与えることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

3-3.英語力を高める

高い英語力があれば、食品業界の企業にアピールすることができます。

理由としては日本の人口は年々減少傾向にあり、今後の食品業界は海外進出が大きな課題となっているからです。

よりグローバルな人材を求める動きが活発になることが予想されるので、高い英語力をアピールすることで、採用担当に好印象を与えることが可能となります。

最も定量的に英語力をアピールできるのは、英検やTOEICスコアなので、ぜひトライしてみてください。

3-4.魅力的なエントリーシートをつくる

エントリーシートが読まれなければ、そもそも面接すらできないので、魅力的なエントリーシートの作成を心掛けましょう。

エントリーシートを作り込むことによって自己分析や企業研究の深掘りができるので、面接対策にもなり一石二鳥ですので、ぜひここには力を入れてくださいね。

特に重要なのは志望動機と自己PRです。

それぞれの書き方について、徹底解説していきます。

3-4-1.志望動機のつくり方

志望動機作成において、重要なのは以下の2つの理由です。

2つの理由
  • なぜ食品業界を志望するのか?
  • なぜその会社を志望するのか?

という2つの理由を明確に言語化することです。

食品業界全体や、応募する会社が担っている使命や目標などと、自分の強みがマッチさせることを意識すると書きやすくなります。

例えば、以下の通りです。

食品業界の課題である海外進出に対して、海外留学によって得た英語力を活かし、業界のグローバル化の発展に寄与したい。

御社が力を入れている調味料の新規開発に対し、私の大学時代の研究を活かすことでより人々の生活を豊かにしたい。

上記のように志望動機を作成することで、熱意が伝わりやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。

 エントリーシートの詳しい書き方が知りたい方は、以下の記事も合わせてチェックしてみましょう。

 

3-4-2.自己PRのつくり方

食品業界の自己PRでは以下のことをアピールすると好印象を与える可能性が高まります。

アピールポイント
  • 食への関心、興味
  • 強いチャレンジ精神
  • 責任感の強さ
<食への関心・興味>

やはり食を扱う業界なので、純粋に食に対する関心の強さをアピールすることが重要です。単純に食べることが好きのような理由では、幼稚で自分本位な印象を与えてしまうので、人々の生活を、食を通じて豊かにするなど、周囲に対してどのように貢献していきたいかを伝えることが大切です。

<強いチャレンジ精神>

食品業界は国内人口減少による海外進出やニーズの多様化などの要因により、変化の多い業界です。ですので、常に新しいことに挑戦するチャレンジ精神のある人材が好まれる傾向にあるので、しっかりとアピールしましょう。

<責任感の強さ>

食品業界は少しのミスで人々の健康に影響を及ぼす可能性があります。食品の安全性に関わる不祥事を起こしてしまうと、企業利益に大きな悪影響を及ぼしかねません。少しでもだらしない印象を与えてしまうと、この人に仕事を任せられないと思われる可能性があるので、しっかりと責任感の強さをアピールしておきましょう。

ESの自己分析の書き方についてもっとよく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

4.食品業界の就活に関するよくある質問

食品業界の就活に関するよくある質問

最後に食品業界の就活に関する質問をまとめたので、ここで就活に関する不安や疑問を解消しておきましょう。

なにか資格は必要?

食品業界への就職にあたって特別な資格は必要ありません。

しかし大学や短大の農学、生活科学系の学部で食品関連の勉強をしていたり、管理栄養士などの資格があれば採用に有利でしょう。

「食品メーカーは厳しい・やめとけ」と言われるのはなぜ?

「食品メーカーはやめとけ」と言われる理由には全国転勤のリスクや年収の上がりづらさ、工場勤務が激務であることなどが上げられます。

とはいえ、食品メーカーは福利厚生が手厚く安定して働けるというメリットも多いです。

どちらが自分にとってメリットがあるのかを考え、就職すべきか検討してみましょう。

食品業界ウケのいい就活の軸は?

企業の主力商品の重要性をアピールしながら、その商品によって「人々の生活や健康を支えたい」という軸は食品メーカーの採用担当者に好印象を与えられます。

また「食の楽しさや幸せを広げられる仕事がしたい」という軸も有効です。

5.【まとめ】行動した分食品業界から内定をもらえる確率は上がる!

食品業界は、知名度の高い企業が多く、就活生の中でも特に人気の業界です。

多くの就活生が応募し、倍率が高く、就職するのが難しい業界と言えます。

そんな食品業界から内定をもらうには、とにかく周囲よりも内定獲得に向けた行動が必要です。

特に今回紹介している以下4項目を意識することで、内定の確率が高まります。

意識すること
  • インターンシップに参加する
  • 最新のニュースをチェックする
  • 英語力を高める
  • 魅力的なエントリーシートをつくる

いますぐにできることから始めて、人気の食品業界から内定を勝ち取りましょう!!

 

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「エントリーシートに正解はあるのか」「書き方が良く分からない…」こんなことを考えたことはありませんか?

就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。

今回は、内定者のエントリーシートを20社分用意しました。

各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。

エントリーシートに行き詰っているなら、必ず参考になるでしょう。

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