【企業選び】就活での企業の倍率って?調べる方法3選!

【企業選び】就活での企業の倍率って?調べる方法3選!

2022年4月20日更新

はじめに

もし、あなたがある企業にエントリーしようかどうか迷っているのなら

 

「その会社の競争倍率を知りたい」

 

「どうやったら、その企業の倍率を調べられるの?」

 

「倍率が高いならエントリーしたくない」

 

といった倍率に対するわだかまりがあるからなのかもしれません。

 

そうですよね。せっかくエントリーしても競争倍率が高く、みすみす辛酸をなめるような状態に陥るのはイヤですよね。

 

本記事ではそもそもの倍率の定義やその調べ方、競争倍率の高い業界・低い業界を解説します。

 

加えて、倍率だけで志望企業を選んでしまうのはかなり危険なので、倍率を参考にする場合の注意点についても言及しました。

 

倍率を参考にするのはいいですが、あまりにも影響されすぎると就活の軸がブレてしまいます。

 

そういう意味では就活は単に倍率にとらわれることなく、正しい付き合い方をマスターすることが肝心なので、本記事を読んでニュートラルなマインドで就活に臨みましょう。

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1. 就活で使用する倍率とは

就活では「就職倍率」「内定倍率」「求人倍率」の3つの指標さえ押さえておけば、まず問題ありません。

 

3つの指標の違いは以下のとおりです。

 

①就職倍率:エントリーした就活生の人数÷採用予定人数

→エントリーした人が100人で、採用予定人数が5人の場合の就職倍率=20倍(100÷5)

 

➁内定倍率:エントリーした就活生の人数÷内定を出した人数

→エントリーした人が100人で内定を出した人が2人の場合の内定倍率=50倍(100÷2)

 

➂求人倍率:求職者数÷求人数

→求職者数が100人で企業側の求人数が100人の場合の求人倍率=1.0(100÷100)

 

「就職倍率」と「内定倍率」の違いがわかりずらいですが「分母の違い」ですね。

 

就職倍率が「採用予定数」なのに対して、内定倍率は「内定を出した人の人数」です。

 

どちらを利用すべきかは何に使うかによりますが、就職倍率は「何人採用するのか?」という未来にフォーカスした数値であるのに対して、内定倍率は「実際に何名の内定を出したのか?」という過去を指標にした実績数値ですね。

 

2.倍率を調べる方法3つ

「各倍率の定義はわかりました。でも、倍率って調べる方法があるんですか?」

 

残念ながら民間企業において独自に応募者数、筆記試験受験者数、面接受験者数などを公表する会社はありません。そのような詳細を公表するのは一部の公務員試験、団体職員試験くらいです。

 

でも、大丈夫です。

 

これから倍率を独自で調べる方法を3つ紹介します。

 

①就職四季報で調べる

 

就活生ならご存じの「就職四季報」という書籍があります。

 

この本には就活生の応募人数をもとに、下記のように最新の倍率が掲載されているので参考にできます。

(画像引用:就職四季報・総合版抜粋)

 

ただし、企業によっては倍率を掲載していない会社もあります。

 

企業側も倍率を載せるか載せないかを選択できるので、明示されていない場合は以降紹介する2つの方法を使って推定するしかありません。

 

ちなみに内定倍率が低すぎたり高すぎる企業は、NA(No Answer)にする傾向が強いです。

 

なぜなら、あまりにも倍率が低いと就活生から「この企業、人気がないけどなんかあるの?」と思われる可能性がありますし、逆に倍率が高いと「この企業、人気がありすぎて受からないかもしれない」と敬遠して優秀な学生を取りこぼす可能性があるからです。

 

②リクナビの「気になる」の登録人数で計算する

 

ここからは就職四季報以外で倍率を独自に推定する方法を2つ紹介します。

 

1つ目がリクナビの「気になる登録者人数」から倍率を計算する方法です。

 

リクナビには「気になる登録人数」という機能があります。ある企業に興味を持っている就活生がお気に入り登録をしていますので、その人数を確認することによって倍率を推定していきます

 

具体的には「お気に入りの人数÷採用予定人数」で計算すれば就職内定率を推定できます。

 

たとえば、お気に入りの人数が1,314人で採用予定人数が10人の場合は

 

1,314÷10=131.4となりますので、倍率は約131倍と推定できるわけです。

 

もちろん、

 

✓文系と理系が一緒くたになっている

✓お気に入りに登録せずにエントリーする就活生がいる

✓マイナビから登録する就活生がいる

✓お気に入り登録しても実際に受けない就活生がいる

 

ことより、精緻な数字は出せませんが、おおよその推定は可能なので目安にはなりますよね。

 

③会社説明会の参加人数から倍率を推定する

 

次の方法が「会社説明会に実際に参加して、参加人数を把握した上で倍率を予想する」という方法です。

 

たとえば、ある会社の説明会に参加したときに当日の参加者が20人だったとしましょう。もしこの説明会が1日1回だけの開催なら、ライバルは自分を除いた19人です。

 

もし説明会が当日3回開催なら「1回につき参加者が20人」が「3回」行われるので、「20人×3回」で60人の参加者がいることが想定できます。

 

さらにこのやり方はWEB説明会でも応用可能です。

 

Web説明会に参加したときも参加人数を確認し、その日以外にも説明会があるなら「人数×説明会の回数」で計算すれば倍率を予想できます。

 

ただし、説明会に参加した就活生全員が選考に進むとは限らないため、倍率はもう少し低くなると考えられます。

 

上記の方法でかなり正確に予想できるので、ぜひ試してみてくださいね。

3.内定倍率の高い企業トップ100

東洋経済オンラインでは「内定の競争倍率が高い会社」ランキングTOP100が公開されているので、興味がある人は見てください。

 

同記事によれば、ウエディング・レジャー業界を含むサービス業の倍率が平均87.9倍と他業種を押さえトップになっています。

 

本業界はもろに新型コロナの煽りを受けた産業で意外に思うかもしれませんが、元々人気もあった業界が採用を抑制した結果の数値が現れているため至極当然ですね。

 

食品や化粧品・トイレタリーを含むメーカーも平均82.2倍と例年通り安定的に高く、続いてマスコミ・メディア業界も平均77.5倍と相変わらず高水準となっています。

 

TOP100の傾向をみると人気の高い業界の特徴は大きく3つあって

 

①ビジネスモデルがB to Cの企業

②知名度の高い大企業

③少ない採用数の割に応募者が多い企業

 

など、就活生がCMなどを通じて日々の生活で企業名を目にしやすい食品メーカーやマスコミに人気が集まっています。

 

一方で、低い倍率の業種はコンサルティング・シンクタンク・リサーチの平均27倍、建設・不動産の平均24.2倍、小売りの平均21.4倍です。

 

倍率の低い業種は倍率の高い企業とは真逆で

 

①ビジネスモデルがB to Bの企業

②知名度の低い中小企業

③多くの内定者を出す企業

 

といった特徴があります。

 

倍率を推測する際の基準にしましょう。

4.倍率を参考にする場合の注意点

ここからは就活で倍率を参考にする場合の注意点を5つ解説します。

 

この5つのポイントを押さえておけば、倍率という数字のマジックに振り回されることなく就活を進めることができますので必読です。

 

①就職倍率が高い=いい企業とは限らない

 

倍率の高い人気企業があなたに合うかどうかはわかりません。

 

人気企業は同級生で高嶺の花の異性のようなものです。

 

外見は確かに美しく魅力的で、当然みんなからモテモテなのですが、いざつき合ってみると、性格がちょっと…ということもありえますよね。

 

なので、就職倍率が高い企業であっても、あなたにとっていい企業とは限らないのでジックリ中身をみて判断することが肝要です。

 

②入社後のミスマッチに注意

 

①と関連しますが、もし「知名度のある大企業で働きたい」「安定した企業で働きたい」と考えるのであれば、倍率の高い企業を中心に受けるのも1つのやり方かもしれません。

 

ただし、外見志向で選んだ企業から運よく内定をゲットできたとしても、入社後に「やりたかったことと違った」「こんな会社だとは思わなかった」とあなたが思い描いていた会社とかなりギャップがあり、入社後にミスマッチが生じるケースもあります。

 

そうではなくて、どのような経営理念で事業を運営していて、どのような商品やサービスを取り扱い、どんな仕事ができて、それがあなたの適性とマッチングするのかどうかといった「内見」で企業選びを行うことのほうがもっと大切なのです。

 

③就職倍率が低いから受かるとは限らない

 

次に就職倍率が低い場合の盲点についても解説します。

 

「倍率が低いから大丈夫だろう」「人気がないから楽勝!!」など甘く考えていると、あとになって「なんで人気がないのに落ちたの?」といった不甲斐なさに直面するかもしれません。

 

というのは、いくら就職倍率が低くても、その企業内に一定の内定基準があるからです。

 

バブルの頃は「多少基準に到達していなくても、とにかく採用予定数を確保しろ」という方針でしたが、いまでは「基準に達していない場合は無理して採らない」という採用スタイルに変化しています。

 

なので、あなた自身のレベルがその企業の求めるニーズを満たしていなければ撃沈しますので、就職倍率が低いから受かるとは限らないと肝に銘じておきましょう。

 

④中小企業にも目を向ける

 

大企業だけに目を向けるのは危険です。

 

大企業の数は日本全体の企業の約0.3%にしか及びません。そんな1%にも満たない狭い範囲であなたの人生で大切な就職先を決めようとしているのです。

 

逆に残りの99.7%が中小企業です。

 

もちろん、中小企業は年収が低かったり、労働条件や福利厚生が見劣りしていたり、見栄えが悪いなどの理由で敬遠されがちです。

 

しかしながら、日本には名前こそ知られていないまでも優れた業績をあげていたり、働きやすい環境が整っている優良な中小企業や今後の成長を見込める血気盛んなベンチャー企業もたくさんあります。

 

そんな大部分を占める中小企業に振り向かず就活を行う姿は、あなたにとってピッタリの選択肢を自ら放棄している行為に見えます。

 

もちろん、大企業は安定性があるように見えますし、知名度もあって自慢できるのも否定しませんが、少し間口を広げて中小企業まで手を伸ばすと、案外あなたにドンピシャの会社が見つかるチャンスもありますので、アングルを広げてできるだけ選択肢を増やすように試みましょう。

 

⑤インターンシップに参加する

 

会社説明会や面接などの選考のように外から見るだけでは企業の実態をつかめません。

 

私自身も就職するときは「あばたもえぐぼ」でその会社のいいことだらけしか見えませんでした。

 

いざ入社するともちろん良いこともありますが、どうしても悪い部分に目が行ってしまいがちになります。

 

なので、「外見」ではなく「内見」も知ったうえで入社したいところですが、就職活動ではなかなかその辺りに限界があります。

 

せいぜい、インターンシップで実際に現場で机を並べて仕事をすればなんとなく見える程度です。

 

しかも、1週間程度の短期では企業側が学生をお客様扱いしてボロを出しませんので、できるだけ長期のインターンシップに参加して内情を把握することをおすすめします。

 

長期のインターンシップに参加すると、社内の雰囲気を肌身で感じることができますし、仕事を実際に体験できるので「思っていたのと違った」というミスマッチを防止するうえでも有益です。

 

おわりに

入試と違って就職活動では数10社受けるのが一般的で、見かけ上の倍率が当然高くなります。

 

人気のある企業であれば、「記念受験」や「受かればラッキー」的な感覚でランダムにエントリーする学生もいるので数100倍といった倍率になり、「こんなことでは内定とれないじゃん?」とあきらめモードに入りますよね。

 

そういう場合は倍率にあまり惑わされないように注意しなければなりません。

 

最終的には例年就職率は90%を超えていますよね。要は9割を超える人が内定をゲットして就職しているわけです。

 

なぜ倍率が高いのに就職率が高いのか、それは全企業数の99.7%を占める中小企業に就職しているからです。

 

なので、倍率が高いからと切羽詰まることなく、大企業を狙いつつ、もう少し視点を広げて優良な中小企業や成長著しいベンチャー企業もターゲットに入れながら、全体感を持った幅広い就職活動を行えば、内定だけでなく貴重な経験も手に入りますのでおすすめです。

 

本記事があなたの就活に役立てば幸甚です。

 

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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