【添削あり】人事受けする履歴書「私の特徴」の書き方3つ

【添削あり】人事受けする履歴書「私の特徴」の書き方3つ

2021年11月28日

はじめに

履歴書の「私の特徴」という記入欄を前にして、最初はいったい何をどのように書けばいいのか躊躇しますよね。

履歴書やエントリーシートが就活生を面接するかどうかの判断材料になりますので、「私の特徴」欄も決しておざなりにはできません。

本記事では「私の特徴」の人事受けする書き方や書く際の注意点、添削例を見ることにより具体的なイメージを持ってもらい、実際にあなたが適切に書けるレベルまで落とし込んで解説していきます。

加えて、自分の特徴が分からない場合の見つけ方も紹介しますので、「私の特徴」が書けなくて困っている方は最後までお読み下さい。

 

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人事受けする「私の特徴」の書き方3つ 

人事受けする「私の特徴」の書き方は下記の3つです。

  1.結論 → エピソード → ベネフィットの順番で書く

  2.特徴を1つに絞って書く

  3.1行目はインパクトのある単語で惹き付ける

3つありますが、1つだけでなく3つともすべてを意識して書くことが大切です。

それでは1つずつ解説していきます。

 

結論 → エピソード → ベネフィットの順番で書く

「私の特徴」を書く場合は「結論→エピソード→ベネフィット」の順で書くという型をまずは覚えて下さい。

最初に結論をシンプルに書きます。

「私の特徴は~です。」

そのあとにその特徴が形成されたエピソードを添えて、「ああ、そういうことでこのような特徴が形成されたのね。」と理解させるように冒頭の結論を裏付けて説得力を高めていきます。

そして、最後はベネフィットで締めくくります。

ベネフィットとは「相手が得たい未来や結果」を指しますが、あなたが入社してからその特徴がどのようなメリットになるのかを伝えて文章を締めくくることが大切です。

よくベネフィットがない履歴書を散見しますが、ベネフィットがないと、

「私はこういう特徴を持ってます。この特徴は●●で形成されました。」

で文章が終わってしまうので、「だから、何?」という印象で終わってしまいます。

逆にベネフィットがあると、「私はこういう特徴を持っています。この特徴は●●で形成されました。(だから)こういう場面でこの特徴が大いに活用できます。」

といった具合に人事のベネフィットに近ければ近いほど、あなたと会ってみたくなります。

ベネフィットは、エピソードのあとに接続詞「だから」を使って連想すると生成しやすくなります。

最後は必ずベネフィットで終わらすことを心がけましょう!

 

特徴を1つに絞って書く

次に「特徴」をアレもコレも盛り込む就活生がいます。

「私の特徴はAとBとCです。」というような文章です。

そうでなくても、「私の特徴」欄は文字数に制約があるため、その中にトピックを詰めすぎると頭が分散して記憶されにくくなります。

あくまでも「私の特徴」は1つに絞ってシンプルにアピールしましょう!

 

1行目はインパクトのある単語で惹きつける

実は履歴書の良し悪しは、冒頭の1文でほぼ決まります。

最初の「つかみ」がいいと人事に興味を持って読んでもらえますし、平凡だと読む気が薄れます。

たとえば、「私の特徴」であれば、大概の就活生が下記ようなキーワードを使ってアピールしてきます。

粘り強さ、積極性、明るさ、柔軟性、主体性、リーダーシップ、チャレンジ精神旺盛、コミュニケーション能力が高い、責任感が強い、忍耐力 など

実はこのようなキーワードは誰もが使用していて、人事は見飽きていますので心に響きません。

このように見慣れたキーワードが出てくると、「またか…」となって以降の文章を読む集中力が削がれるのが実態です。

なので、誰も使わないような単語を使う必要があり、たとえば、先ほどの例だと

・粘り強さ → いい意味のあきらめの悪さ、納豆のような粘着力

・積極性 → 前進力、起動力

・明るさ → 高級車のLEDライトのような明るさ

といったように「他にインパクトのある単語を使えないだろうか?」、「比喩を枕詞にしてイメージを植えつけられないだろうか?」と他の人と差別化できないかを考えながら工夫を凝らしてみましょう。

どうしてもインパクトのある単語が思いつかない場合は「類義語辞典」を使うと、自分では気付かないような「お宝キーワード」が発見できます。

「類義語辞典」で検索すると色んなサイトが見つかりますが、「類語辞典・シソーラス・対義語 – Weblio辞書」がおすすめです。

たとえば、「主体性」という言葉を類義語辞典で調べると、「当事者意識」や「自主性」、「自立心」などの単語が確認できます。

この中から誰も使わないようなパワーのある単語をチョイスすると人事の目を引くことができますので、ぜひ活用してみて下さい。

「私の特徴」を書く時の注意点

次に「私の特徴」を書く際の注意点がありますので説明します。

注意点は大きく5つあります。

 1.長所を書く

 2.ダラダラ書きすぎない

 3.相手の求める人物像に寄せる

 4.「特になし」は最悪

 5.組織を乱しそうな表現は慎む

1つずつ解説していきます。

 

長所を書く

「私の特徴」では短所は書かないで下さい。

時々、短所をあげている就活生がいますが、履歴書やエントリーシートの記入欄はすべてあなたのアピール欄と捉えて下さい。

就活で短所をアピールする人は誰一人いないはずです。

なので、長所だけに絞って自分を売り込んで下さい。

 

 ダラダラ書きすぎない

「私の特徴」を記載する際は、200~300字程度の長さに収めて下さい。

「私の特徴」の記載スペースを余白が一切残らないほどビッシリと埋めている履歴書を散見しますが、非常に読みにくく読み手の集中力が途切れますので、自分の長所をシンプルな言葉で表現し、読み手に伝わりやすい文章を心がけて下さい。

 

相手の求める人物像に寄せる

就活ではこれが非常に重要な概念になりますが、「私の特徴」を書く際も相手の求める人物像に紐づけた長所を書きましょう。

やはり、その業界、その会社にふさわしい人物の特徴があります。

たとえば、IT業界や半導体業界ではテクノロジーが日進月歩で進化しており、仕事に対するスピードが要求されます。

そんな会社で「私の特徴」を「慎重さ」や「緻密な計画を立てる」などでアピールしても逆効果になります。

なので、あらかじめその会社が求める人物像をリサーチし、あなたの特徴の中からその人物像に近しいワードを選択してアピールすることが大切です。

 

「特になし」は最悪

先ほども説明したとおり、履歴書やエントリーシートの記入欄はすべてアピール欄です。

アピール欄で「特にありません」と伝えたら人事はどう捉えるでしょうか?

「当社の志望度が低いのかな?」、「やる気がないのかな?」など悪い印象を抱かせます。

なので、すべてがアピール欄と捉えて必ず埋めていきましょう!

 

組織を乱しそうな表現は慎む

会社は組織で動いています。

なので、チームワークや協調性、相手を尊重する仕事の進め方が求められます。

そんな中で「チャレンジ力」をアピールしようとし過ぎて、

「スピードが最優先で自分の考えたアイディアを許可を求めずに即行し、迅速に具現化する 特徴があります。」

と書けば、組織の和を乱して暴走しそうな危険人物に映りますね。

ここまで極端な表現をする就活生はいないと思いますが、やはり組織人としての資質が問われますので、社内の秩序を乱すような表現は避けましょう!

「自分の特徴」の添削例

「自分の特徴」の例文を実際に見てみないとイメージしずらいと思いますし、実践どういうところに気を付けて書けばいいのかを理解してもらうために、ここで添削例をお見せします。

添削は実際に「YAHOO!知恵袋」にあがっていた例文をベースに行います。

まずは「原文」と「添削例」を見てあなたなりに違いを確かめてみて下さい。

【原文】

私の特徴は人の意見を素直を受け止めるところです。アルバイトをしている時にお客様にもう少しこうして欲しいと言われる場合が時々ありました。それを素直に受け止め改善し、次に来店される際や他のお客様にも今よりより良く居てもらうことを考えていました。人と向き合うときに自分の考えや正論に固執せず、常に相手のことを知りたいという素直な気持ちで接していきたいです。仕事でも自分の意見を通そうとするのでなく、まず先輩方や同僚の意見に耳を傾けようと考えております。それが自分の成長や結果につながると信じています。

(247字)

 

【添削例】

私の特徴は異質な意見を包容し改善につなげるところです。たとえば、飲食店のアルバイトでお客様から「もう少しこうして欲しい」というクレームが入りました。その際に従来のやり方や先入観に固執せず、店長に相談しながら、リスクを最小限に抑えるためにまずは小さくテストしました。すると評判も上々でクレームのあったお客様からも「ありがとう」と感謝されました。この経験から仕事でも自分の意見を押し通すことなく、価値観の異なる意見にも耳を傾け、第3の解決策を実行に移すことで結果や自身の成長に直結させていきます。

(246字)

いかがでしょうか?

書いている内容はほぼ同じで、文字数もそんなに変わりませんね。

でも、文章のクオリティに違いを感じませんか?

まず1行目で勝負は決まります。

原文の「私の特徴は人の意見を素直を受け止めるところです。」は誰でも使いそうな表現なので、目が素通りしてしまいます。それに対して添削例の1行目は、「私の特徴は異質な意見を包容し改善につなげるところです。」では一瞬、目が止まると思います。

これは「異質な」とか、「包容し」といったあまり他の就活生が使わない差別化されたパワー単語を使用しているからです。

次に、原文では何のアルバイトかがわからないので明記しましょう。

塾の講師やスーパー、弁当屋、飲食店など業種や職種を明確に示すことで、仕事やお客様の人物像がリアルにイメージできます。

また原文では「お客様からこうして欲しい」と言われることがあったようですが、実際にどのようなことを言われたのかを具体的に書く必要があります。

でないと、それを受けて実際に本人がどのように取り組んだのかがわかりずらいからです。

加えて、第三者の声をカッコ書きで入れむことにより、信憑性が増しますので例文のように話言葉で「こうして欲しい」とか、「ありがとう」と書いてみて下さい。

最後に原文では「ベネフィット」が若干弱い気がします。

もう少し具体的に断定して述べる必要があります。

繰り返しになりますが重要なことは、予めその会社の求める人物像をリサーチしておいて

その求める人物像に沿ったベネフィットを繰り出すということです。

ここで的が外れていると、せっかく書いたベネフィットが逆効果になりますので注意が必要です。

私の特徴が分からない場合の見つけ方3選

とは言っても、どうしても「私の特徴」が見つからない場合もあると思います。

そんな時にあなたが気付けない「私の特徴」を発見する方法を3つ紹介します。

それは、

 1.短所を裏返す

 2.他己分析を行う

 3.自己分析ツールを使う

の3つです。

それぞれ解説していきましょう。

短所を裏返す

長所と短所はコインの裏表です。

長所がわからなくても、短所はすぐに見つかる場合があります。

その場合は短所を裏返して長所に変換してみて下さい。 

長所に変換するコツは短所の後で接続詞「逆を言えば」を入れていきます。

たとえば、「団体行動が苦手」→(逆を言えば)→「主体性がある」

「相手の顔色を伺う」→(逆を言えば)→「相手の感情を読み取り、適切な対応ができる」

「せっかち」→(逆を言えば)→「スピーディーに物事を推進する」

など、「逆を言えば」を間に挟むと、長所がスムーズに生成できます。

長所がわからないという場合は短所から変換するというアプローチを1度試してみて下さい。

 

他己分析を行う

心理学で「ジョハリの窓」という単語を1度は聞いたことがあると思いますが、

人間は自分では見ることのできない自分という領域が必ずあります。

逆に他人には見えているあなたの領域があります。

それを「盲目の窓」と言いますが、この領域を審らかにするには「他己分析」を行う必要があります。

友人や家族、先輩・後輩、学校の先生、バイト先の店長など、あなたのことをよく理解している人物に

「私ってどんな人間?」

「どういうところが長所で、どういうところが短所?」

「他の人にはない変わった特徴ってある?」

というように質問して意見を収集してみて下さい。

あなたがまったく想定してなかった答えが返ってくるかもしれません。

この他己分析により、「へ~、オレ(私)ってこんな特徴があったんだ…聞いてて良かった。」という就活生も過去にいましたのでおすすめなやり方です。

自分の特徴を他人に聞くのは恥ずかしかったり、照れ臭くて躊躇するかもしれませんが、

非常に重要な情報が入手できる可能性が高いので、ぜひやってみて下さい。 

 

自己分析ツールを使う

ジョハリの窓の中で「自分が知らない、他人も知らない領域=未知の窓」が存在します。

これは自己分析しても、他己分析しても発見できない領域なので、その場合は「自己分析ツール」に頼るという方法があります。

いま、検索窓に「自己分析 ツール」と入れて検索すると、たくさんの自己分析ツールが

見つかり、しかも無料で使用できます。

現在は昔に比べると、データーベースも豊富で一定の質問に答えると、かなりの高精度であなたの資質や特徴を言語化してくれます。

自己分析ツールを使うことで未知の窓も埋めることができますので、ぜひ活用してみて下さい。

私の特徴と自己PRの違い

『「私の特徴」と「自己PR」の違いがわかりません…』とよく聞かれますが、ネットで調べてもあまり的を得た回答が見つからないので、ここで解説します。

簡潔に言うと、「私の特徴」は人柄を指し、「自己PR」とは自分の強みをアピールすることです。

もっと言語化すると、

・私の特徴=人柄(→私はこんな人間です。)

・自己PR=自分の強みをアピールすること(→私はこういう強みを持っていますので、貴社のこういうところで能力を発揮できます。)

と言った感じです。

もう1つ両者の違いをあげると、結論の後にはさむエピソードが、「私の特徴」は今までの人生全体の中のエピソードを交えてOKですが、「自己PR」の場合は直近のエピソードのほうが効果絶大です。

なぜなら、「特徴」は人生のあらゆる出来事や体験が積み重なって形成されたのに対して、自己PRは直近のエピソードを交えて説明したほうが「鮮度」がいいからです。

たとえば、

・小学校6年生の50メートル走の記録は「8.2秒」でした。

・大学3年生の50メートル走の記録は「6.8秒」でした。

と説明されれば、どうしても直近の大学3年生の記録に目が行ってしまいますよね。

いずれにしても、「私の特徴」は「自己PR」につなぐための前段と捉えて、一貫性を考慮して作成していきましょう。

人事は「私の特徴」から何を見ているのか

最後に「私の特徴」から人事は何を見極めようとしているのかが気になると思いますので解説します。

大きく下記の2点です。

 1.当社の風土に馴染めるか

 2.応募職種のスペックにマッチするか

1つずつ解説します。

 

当社の風土に馴染めるか

まず人事が採用選考で注視しているポイントが「この学生は当社に入って馴染めるかどうか」です。

会社としても多額の経費をかけて採用活動を行っています。

なので、人事は採用ミスはしたくないですし、入社したからには直ぐに辞めず、長期的に活躍して欲しいという心理がはたらきます。

そんな中で人事は実際に会社に入って机を横に並べて、一緒に仕事をしているイメージ出しを行います。

その時に就活生の性格や態度が社内風土に合致するかどうかを想像しており、できるだけマッチングする学生を採用したいと考えています。

その入り口が「私の特徴」で、このテーマから深掘りして具体化していくことでマッチング確度を測っています。

 

応募職種のスペックにマッチするか

2つめのポイントが「応募職種のスペックにマッチするかどうか」です。

会社の採用活動は、営業職●名、事務職●名、技術職●名といった採用計画に基づいて行いますが、実は職種ごとに求められる資質が異なります。

たとえば、営業職であれば、人当たりがよく、相手の心理を適切に洞察して、巧みに折衝していく能力が求められます。

逆に技術職はそこまで人当たりが良くなくても、技術課題の本質的な原因を発見したり、それを検証するためのテストや緻密な分析を通じて問題解決していく能力が求められるので、職種により最初から求められるスペックが異なります。

なので、この「私の特徴」を皮切りに求める採用職種のスペックに合致する人材なのかどうかを並行して見極めています。

まとめ

本記事では履歴書の「私の特徴」に関する人事受けする書き方を解説してきました。

まとめると、

1.結論→エピソード→ベネフィットの順番で書く

2.特徴を1つに絞って書く

3.1行目はインパクトのある単語で惹き付ける

でした。

加えて、「私の特徴」を書く際の注意点や特徴がわからない場合の発見方法も3つ紹介してきました。

いずれにしても履歴書を見た人事があなたと会ってみたくなることが目的で、そのためには上記の方法を踏まえて相手方の求める人物像に寄せて書くことが最も重要です。

本記事があなたの就活に資すれば幸甚です。

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上京就活ch編集部

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