コンサルBig4難易度を解説!内定獲得のポイントもご紹介!
2024/7/23更新
はじめに
コンサルBig4は、コンサルティング業界の中でも圧倒的な地位を築いており、知名度やブランド力が高く業界内での影響力も高い企業です。
そのため、選考難易度や倍率が高く、内定獲得をするのが難しい企業だといわれています。
高待遇な企業制度があり、採用の間口が狭いからです。
しかし、適切な選考対策を行っていれば、選考を突破できる可能性は十分にあります。
この記事では、コンサルBig4の内定を獲得したいと感じている以下のような就活生を対象に、内定を獲得する際のポイントや注意点の解説を行っています。
- コンサルBig4の難易度や倍率が知りたい
- コンサルBig4の選考対策のポイントを把握したい
このような方は最後までご覧いただき、選考対策を行う際にぜひ役立ててみてください。
加えて、コンサルティング業界の概要は下記の記事をご覧ください。
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コンサルBig4の概要
コンサルティング業界の大手企業であるコンサルBig4は、どのような企業に属するのか解説します。
コンサルBig4が属するコンサルティングファームの概要は、下記の記事で解説していますので、併せてチェックしてくださいね。
①デロイトトーマツコンサルティング
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社は、国際的なビジネスプロフェッショナルのネットワークである、デロイトのトーマツ グループに属している企業です。
東京に本社を構え、大阪や京都、福岡などにも支社を構えています。
主な事業は、コンサルティングサービスです。
提言や戦略立案〜実行までを支援しています。
金融やライフサイエンス&ヘルスケアコンシューマーサービス、不動産・テクノロジー・メディアなどのクライアントに対して、幅広いサービスを提供しています。
また、社会課題の解決や新産業創造にも積極的に取り組み社会貢献に尽力している企業です。
企業名 | デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 |
設立年 | 1993年4月 |
本社 | 東京都千代田区 |
企業理念・ビジョン | Lead the way 明日への道をともに拓く。 |
事業内容 | 経営コンサルティングサービス :企業戦略・事業戦略や組織変革、オペレーション変革、CFOサービス、M&A、人事組織などのサービスを提供 |
デロイトトーマツコンサルティングの企業概要は下記の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
②PwCコンサルティング合同会社
PwCコンサルティング合同会社は、ロンドンを中心に世界各国に拠点を展開している、プライスウォーターハウスクーパースの日本法人企業です。
東京や名古屋、大阪、福岡に拠点をおき、戦略の策定から実行まで、総合的なコンサルティングサービスを提供しています。
グローバルなPwCのネットワークと連携しており、クライアントの経営課題の解決や、競争力強化をサポートしています。
企業名 | PwCコンサルティング合同会社 |
設立年 | 2016年2月 |
本社 | 東京都千代田区 |
企業理念・ビジョン | 「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」 |
事業内容 | ストラテジーコンサルティング、エンタープライズトランスフォーメーションコンサルティング、テクノロジー&デジタル コンサルティングトラストコンサルティング、ビジネストランスフォーメーション コンサルティングなど |
③KPMGコンサルティング
KPMGコンサルティングは、3つの事業を展開しています。
デジタルテクノロジーなどの最先端技術を活用した、コンサルテーション・アドバイザリーサービスを提供しているのです。
事業を通して、世界規模で事業モデルの経営管理全般の改善をサポートしています。
東京に本社を構える他、事業所は大阪と名古屋にも設けています。
企業名 | KPMGコンサルティング |
設立年 | 2014年7月 |
本社 | 東京都千代田区 |
企業理念・ビジョン | 社会に信頼を、変革に力を。 |
事業内容 | コンサルテーション・アドバイザリーサービス(事業戦略策定や業務効率の改善、IT戦略策定やIT導入支援、ガバナンス強化やリスク管理、収益管理能力の向上、組織人事マネジメント変革など)の提供 |
④EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社は、金融やデジタル、公共サービスなど幅広くコンサルティングを行っている会社です。
近年では、デジタルテクノロジーに注力しています。
150ヶ以上もの国や地域に700を超える拠点を有し、さまざまなバックグラウンドを持つ多彩な社員が活躍しています。
企業名 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 |
設立年 | 2020年10月 |
本社 | 東京都千代田区 |
企業理念・ビジョン | Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して。 |
事業内容 | 戦略立案やM&Aトランザクション、ビジネス変革を支援 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社の概要は下記の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
コンサルBig4の難易度は
コンサルBig4は、コンサルティング業界の最高峰といわれている世界4代監査法人です。
コンサルBig4の難易度・倍率は約20〜40倍だといわれており、業界ではトップクラスの数値を誇ります。
加えて、「入社が難しい有名企業ランキング」では、コンサルBig4の3社が上位20位以内にランクインしており、その難易度の高さを示しています。
その理由は、コンサルティング業界の採用人数が他業界と比べると少ない傾向にあるからです。
加えて、選考基準や選考フローの難易度が高く、選考を突破するためにはコンサルティング業界特有の選考対策を十分に行う必要があります。
コンサルBig4の難易度が高い理由
下記の理由からコンサルBig4は、他のコンサルティング企業より難易度が高いと言われています。
ですから、企業の理解を深めながら適切な対策を行うよう意識してください。
①企業の知名度やブランド力が高い
コンサルBig4の難易度が高い理由は、企業の知名度やブランド力が群を抜いて高く、志望者が多く倍率が高いからです。
他のコンサルティングファームに比べて知名度が高い最大の理由は、企業が日本だけでなく、グローバルに事業を展開しているからだといえます。
世界的にみても、圧倒的な知名度やブランド力、業界内での影響が高いのが特徴です。
コンサルティング業界を志す際、最も印象の強い企業なので、選ばれやすく、志望者が多いといえます。
コンサルBig4は日本だけでなく、グローバルに活躍できるのも魅力の一つです。
②平均年収が高く高待遇
コンサルBig4は、他コンサルティング企業と比べて平均年収が高いのが特徴です。
以下が、コンサルBig4の平均年収です。
一般的なコンサルティング業界の平均年収は400〜600万円ほどなので、比較的高い水準だとわかります。
会社名 | 平均年収 |
デロイトトーマツコンサルティング | 約947万円 |
PwCコンサルティング合同会社 | 約945万円 |
KPMGコンサルティング | 約900万円 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 | 約906万円 |
コンサルBig4が年収が高くなる理由は、グローバルに幅広く高い専門性を有した事業を展開しているという背景が推測できます。
コンサルティング業界は他業界と比べると高い平均年収を誇りますが、その中でも突出しているコンサルBig4は、業界屈指の企業です。
コンサルBig4に向いている人
コンサルティング業界では、クライアントの課題や悩みを解決するためのソリューションを提供しています。
その際に業界で必要となるスキルや能力を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
①論理的思考に長けている人
クライアントの悩みに寄り添って解決策を提案するためには、筋道を立てて論理的に考える能力が必要です。
論理的な思考が欠如していると、クライアントの悩みや伝えたいことが把握できず、適切な解決策を提案することが難しいからです。
論理的に考えることができれば、クライアントが何を求めているのかがすぐに理解できます。
何事もシンプルに考えることで解決策が導き出せるため、論理的且つ客観的に物事を判断しましょう。
②コミュニケーション能力が高い人
クライアントの悩みに寄り添って解決策を導き出すためには、相手の悩みを聞いて、その悩みを解消するソリューションを伝える能力が必要です。
聞く力と伝える力の両方が必要不可欠で、これらが欠如していると、顧客の悩みの原因や解決策を導き出すことが困難になるでしょう。
クライアントが上手く悩みを伝えられなくても、コミュニケーション能力が長けていれば、何を伝えようとしているのか本質的な部分を理解できます。
コミュニケーション能力はコンサルティング業界だけではなく、ビジネスパーソンとして必要なスキルなので、身に付ける努力をしましょう。
③語学力に自信がある人
コンサルBig4はグローバルに事業を展開しているため、語学力に自信がある人は幅広く活躍ができるでしょう。
コンサルBig4のそれぞれの本社は海外にあります。
業務でのやり取りやミーティングなどで英語を使う場面があるため、語学力は身につけておいたほうが良いです。
また、他のコンサルティング企業と比べて、グローバルな案件を多く取り扱う機会が多いといえます。
円滑に仕事を進める上でも語学は必要不可欠なため、身につけておかなければ入社後に焦ることになるでしょう。
語学力は決して必須ではありませんが、語学が堪能だと選考の際に高評価を得られる可能性は高いです。
例えば、英語力の目安は、TOEIC800〜850程度が評価されるでしょう。
英語以外の言語も円滑に話せるなら、選考時にアピールしてください。
④分析力や課題解決能力がある人
クライアントの悩みや課題を解決するためには、分析力や課題解決能力も必須のスキルです。
コンサルティングでは、クライアントの理想と現状のギャップをヒアリングで明確にし、多角的な解決策を提案するからです。
クライアントが求めるものを分析できなければ、問題や課題解決に向けてのソリューションの提案ができず、要望に応えることはできません。
コンサルBig4の選考フローや内定獲得のためのポイントを解説
コンサルBig4の選考フローには、グループディスカッションやケース面接があり、選考を突破するのが比較的難しいプロセスが多いと考えられます。
しかし、選考フローを正しく理解していれば、突破は十分に可能です。
以下の項目に着目して、選考対策に取り組んでください。
①デロイトトーマツコンサルティング
デロイトトーマツコンサルティングの選考フローは、以下の通りです。
2次面接の後に1週間ほどインターンシップが開催されます。
インターンシップは通常、企業や業界を知る名目として実施されるでしょう。
しかし、デロイトトーマツコンサルティングのインターンシップは、選考の一環として行われるのです。
インターンシップへの参加姿勢などが多角的にチェックされるため、選考対策は必須です。
- エントリーシート
- WEBテスト
- 1次面接
- 2次面接
- インターンシップ
- 3次面接
- 4次面接
- 内定
面接はすべて個人面接で実施されますが、特に2次面接は、最難関だといわれるケース面接が行われます。
ディスカッションで自分の意見を的確に伝える対策を行いましょう。
ケース面接のテーマは、身近な話題やニュースが題材となる場合があるので、普段から何事も深く考える姿勢を身につけておいてください。
②PwCコンサルティング合同会社
PwCコンサルティング合同会社の選考フローは、以下の通りです。
面接回数は個々によって異なる場合があるため、選考前に必ず確認してください。
- エントリーシート提出
- WEB適性検査/動画テスト
- Online Job
- グループワーク
- ケース面接/個人面接
- 人事面接
- 最終面接
エントリーシートや面接でよく質問される「志望動機」や、「なぜPwCコンサルティング合同会社を選んだのか」に必ず回答できるように準備してください。
PwCコンサルティング合同会社では、インターンシップも開催されています。
インターンシップ参加時も選考がありますが、通常の選考とは別のフローで行われるでしょう。
下記の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
③KPMGコンサルティング
KPMGコンサルティングの選考フローは、以下の通りです。
KPMGコンサルティングの採用者数は数十名と狭き門ですから、志望者は徹底的に選考対策を行いましょう。
内定者のほとんどは、大学3年生時のインターンシップ参加者から選ばれています。
ですから、選考前にインターンシップや会社説明会にも積極的に参加してください。
- エントリーシート提出
- WEBテスト(適性検査)
- 面接(複数回)
- 内定
KPMGコンサルティングの選考フローは、企業全体としてではなく、ユニット別で進んでいきます。
エントリーシートや面接では、「なぜコンサルティング業界なのか」「なぜKPMGコンサルティングなのか」を数回深掘りされるでしょう。
企業・業界分析を徹底して行い、回答を明確にしておいてください。
KPMGコンサルティングのエントリーシート対策の詳しい概要は、下記の記事で解説していますので、併せてご覧ください。
④EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの選考フローは、以下の通りです。
面接回数は3回が基本であり、1次面接である程度人数が絞られるでしょう。
Jobとはグループワークのことです。
- エントリーシート提出
- エントリーシート選考
- 適性検査
- Job/面接
- 内定
コンサルタント職とエンジニア職によって選考フローが異なるため、事前に必ず確認しておきましょう。
適性検査では玉手箱が採用されるため、参考書や問題集などを用いて、時間内に解く練習をしておいてください。
また、EYストラテジー・アンド・コンサルティングでは、下記の人を求めています。
- 分析力がある人
- グローバル思考がある人
- コミュニケーション能力が高い人
- チーム意識が高い人
自己PRやガクチカを記載する際は、上記の人材に当てはまるようなエピソードを用いるとベストです。
まとめ
この記事では、コンサルBig4の難易度や内定を獲得するためのポイントや、注意点などを紹介しました。
就活生の中でもコンサルティング業界は人気が高く、特にコンサルBig4の人気は群を抜いています。
そのため、選考難易度や倍率は高くなるでしょう。
数あるコンサルティング業界企業で、なぜコンサルBig4を志望するのかを明確にし、グループディスカッションやケース面接などの対策を繰り返し行いましょう。
それぞれのコンサルティング会社で採用フローに特徴があるので、事前に確認し、準備を進めてください。
難易度や倍率は高いですが、適切な選考対策を行っていれば内定獲得は十分に可能です。
この記事を参考に、ぜひ選考対策の際に活かしてくださいね!