【企業分析】日本貨物航空の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業分析】日本貨物航空の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024/6/21更新

はじめに

日本貨物航空株式会社(以下日本貨物航空)は、千葉県成田市に本社を置く陸運業界に属する企業です。

1978年に創業し、941名の従業員が在籍しています。

日本貨物航空は、日本と海外の貿易窓口としての役割を担う成田国際空港において、日々の航空貨物の輸出入業務を提供している国内唯一の国際貨物専門航空会社です。

今回は、そんな日本貨物航空の企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。

日本貨物航空への就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っていますので、ぜひ最後までご覧ください。

対象
  • 日本貨物航空の仕事内容が気になる
  • 日本貨物航空の就職難易度を知りたい
  • 日本貨物航空の選考対策として何をすれば良いかわからない

 

また、陸運以外の業界については以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

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この記事の結論

日本貨物航空の就職難易度

先にこの記事の結論からお伝えすると、日本貨物航空の就職難易度は高いです。

以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参考にすると、標準よりも高い難易度といえるでしょう。

採用対象は国立大学や有名私立大学に限らず、一般的な大学からも幅広く選ばれています。

そのため競争は激しく、内定を獲得するためには十分な選考対策が必要です。

選考プロセスには個人面接2回、グループ面接1回、適性検査が含まれます。

特に個人面接では各個人のポテンシャルが重視されるでしょう。

将来的には海外を含む転勤や関連会社での勤務の可能性もありますので、その点もご理解ください。

事務系総合職、技術系総合職(運航部門)、技術系総合職(整備部門)など多様な職種が募集されていますが、選考フローはすべての職種で共通しています。

選考が進むにつれて希望する部門について話す機会が増えていくため、自身のキャリアパスを考え、明確にしておくことが重要です。

今後の選考プロセスや就職活動に関する情報も詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

日本貨物航空株式会社について

日本貨物航空株式会社とは

出典元:

日本貨物航空株式会社HPより

会社概要

日本貨物航空は陸運事業を展開しているほか、定期航空運送事業、不定期航空運送事業、航空機使用事業、その他関連事業などが主な事業内容です。

日本唯一の貨物専門航空会社として、日本と海外の貿易窓口としての役割を担う成田国際空港において、日々の航空貨物の輸出入業務を行っています。

近年では、新型コロナウイルスの感染拡大やロシア・ウクライナ戦争の影響により、航空貨物輸送や大型貨物専用機への需要が高まっています。

それでも同社は、「安全が経営の基盤であり、社会への責務である」という安全理念のもと、サービスの提供に努めているのです。

 

各事業別の売上規模

日本貨物航空の2024年3月期の通期業績見通しによると、連結売上高は1610億で、経常利益は35億円です。

この売上は、航空運送事業、航空機使用事業およびその他の付帯事業から合計した売上金額から構成されています。

 

各事業セグメントの解説

日本貨物航空の主な事業セグメント

日本貨物航空の主な事業セグメントは以下の通りです。

事業部門活動内容
航空運送事業アジア、欧米に定期便を運航、チャーター便を運航。貨物の運送サービスを提供。
航空機使用事業およびその他の付帯事業ハードウェア、ネットワーク網の拡充など。航空機使用に伴う関係業務を司る。

 

日本貨物航空は、創業以来の航空貨物専門会社として培ってきた豊富な実績とノウハウを活かし、輸送戦略のスペシャリストとして世の中の物流を支えている会社です。

現在では、より高水準の輸送品質を追及し、国際物流をめぐるニーズに幅広く応えるべく、ハードウェアの増強からネットワーク網の拡充に取り組んでおり、サービス体制の強化など、トータルに推進しています。

日本貨物航空で働いている社員は?

日本貨物航空で働いている社員像

平均勤続年数は?

日本貨物航空の平均勤続年数は14. 0年です。

陸運業の平均勤続年数は16. 3年であることから、業界平均と同じ頻度の出入りがある職場といえるでしょう。

平均年収は?

2023年度の日本貨物航空の平均年収は、667万円でした。

日本全国の陸運事業における平均の年収が400万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準です。

平均残業時間は?

日本貨物航空の従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり7.2時間でした。

陸運業界で働く従業員の平均残業時間は21.0時間のため、業界内では平均よりもやや少ない残業時間です。

平均ボーナス額は?

日本貨物航空の従業員の平均ボーナス額は、80万円でした。

日本全国の陸運事業における平均の年収が73万円であることを考えると 、全国平均よりも少ないでしょう。

どんな文化なの?

日本貨物航空の平均年齢は中堅層が多く、年齢別にみるとどの世代においてもバランスの取れた年齢構成が特徴です。

働き方改革を導入しており、特に育児休業取得者数は男女別で、女性3名、男性13名が2022年度に取得した実績があります。

このことから、子育て世代に対する理解が深いことがわかるでしょう。

会社は主に、ネットワーク基盤の構築をはじめ、全国規模のサポートサービス網を活用した運用や保守サービスです。

海外と関わりの深い業務内容に伴い、社内には研修制度が充実しています。

国際貨物基礎研修により業務の流れを把握し、海外実務研修では中国、オランダ、ドイツに赴いて研修を実施した実績もあるのです。

将来的には転居を伴う転勤の可能性もあるため、新しい環境でも成果を上げ、経験を積み重ねることができるでしょう。

職場の雰囲気については、人間関係は年齢を問わず良好で、アットホームな社風が特徴です。

若手の意見を尊重し、時には直接採用するなど、意見のフィードバックが活発に行われています。

 

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

日本貨物航空の業界での立ち位置

運送・貨物市場はコロナ禍の影響により長らく停滞傾向にありましたが、5類に移行されたことに伴い、徐々に売上は回復傾向です。

ここでは、社会情勢の不安定な点も踏まえて日本貨物航空の立ち位置をご紹介します。

売上高を参照し、他社と比較してみても、日本貨物航空は業界トップクラスの企業だとわかるでしょう。

理由は以下の通りです。

  1. 日本唯一の貨物専門航空会社企:
    日本貨物航空の強みは、日本国内において同業他社がおらず、航空貨物輸送を独占して事業を展開できる点です。
    いかに効率よく運航し、貨物を輸送するかを考え、スペースを最大限に有効活用する戦略を立てることで売上拡大を図っています。
    長年の経験で培った豊富な知識とノウハウを駆使し、今後も安全で安心される貨物輸送を一挙に引き受け、幅広いお客様に満足していただける運送業務を提供することで、売上の安定増を実現しているのです。
  2. 大型貨物専門航空機の強み:
    日本貨物航空では自社で所有する航空機がいくつもあります。
    いかに効率よく運行させるかが、業績にも直結するでしょう。
    業績拡大のために必要なアクションをとるため、マーケティング部と密に連携して取り組んでいます。

 

以上の要素により、日本貨物航空は陸運業界において国内でトップクラスの売上高を生み出していると考えられるのです。

参考までに競合4社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。

会社名売上高(2023年)平均年収就職偏差値・難易度社風
日本貨物航空2182億円667万円57アットホームで暖かい社風。
日本貨物鉄道1885億円712万円60個性豊かで明るい人が多い社風。
日立物流6179億円612万円57面倒見が良く意見が出しやすい社風。
第一中央汽船1189億円585万円55年齢や役職に関わらず自由発言できる社風。

日本貨物航空の新卒募集要項について

以下に、日本貨物航空の新卒募集要項についてまとめました。

各種諸手当や福利厚生がかなり整っている点は、非常に嬉しい点です。

賞与に関しては年に2回で、会社の業績によって支給が変わります。

研修制度は、階層別教育によって内定者フォロー教育、入社時期基礎研修をはじめ、国際貨物現業研修や海外実務研修など多様な制度があります。

さらに、自己啓発プログラムではe-ラーニングも体制が整っており、自発的に成長できる環境です。

このような環境で働くことで、将来のキャリアパスを実現するための会社からのサポートを受けられるでしょう。

福利厚生として、借上げ寮制度が完備されています。

家賃補助を受けられるため、遠方からの通勤者も金銭的負担を軽減できるでしょう。

勤務時間はフレックスタイム制度を採用しており、4勤2休も可能です。

早番・遅番などのシフト制勤務は部署によって異なる場合があります。希望する配属部署の勤務体系については、面接や説明会で確認してください。

各項目詳細
職種事務系総合職、技術系総合職
給与(2023年4月入社 初任給実績)(事務系総合職・技術系総合職)
支給額:223,000円
備考:家族手当、住宅手当、時間外勤務手当、休日勤務手当、通勤補助費、昼食補助費
シフト勤務手当、深夜勤務割増手当、変則勤務手当、土曜日・日曜日・祝日・年末年始出勤手当、在宅勤務手当 等
賞与年2回(7月、12月)
研修制度・研修、教育
内定者フォロー教育、入社時期基礎研修/国際貨物現業研修
新入社員研修/新入社員フォローアップ研修、階層別研修/新任管理職研修
海外実務研修生
・自己啓発プログラム
e-ラーニング
福利厚生自社機優待利用制度(1年未満年間3回、勤続1年以上年5回)
共済会(会社と社員が共済会費を積み立てて、年に数回会社イベント(クリスマスパーティー、レクレーション活動)を実施します。その他、各種給付金制度あり)

求める人材

日本貨物航空が求める人材

日本貨物航空では、求める人材として下記を公表しています。

グループ会社の1つであるため、他のグループ会社でも共通している可能性が高いです。

誠意

周囲の人々や自分自身、そして安全やルールに対して、誠意を持って向き合える方

創意

どんなに小さなことでも、道を切り開く、チャレンジする気持ちを持ち続けられる方

熱意

社会で働くうえで思い通りにならないことに出くわしても、課題解決に向けてあきらめない気持ちを持ち続けられる方

 

以上の3つは、日本貨物航空が求める人物像です。

エントリーシートや面接中にこれらの意識を持っている人材かどうかが見られるので、ぜひ意識して選考に臨みましょう。

新卒採用のフロー

日本貨物航空の選考は、下記の通りの選考フローです。

面接では志望動機などのスタンダードな質問の他、人柄や協調性をチェックする質問も多いのが特徴です。

選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。

今後のキャリアを形成していく上で必須となるため、明確にしておきましょう。

①新卒エントリー

日本貨物航空公式サイトの新卒エントリーボタンより、必要事項を入力し登録します。

エントリーシートでは、志望動機や自己PR、長所と短所などの一般的な質問について回答し、Web上で入力して送信したら終了です。

エントリーはマイナビを通じてできる場合もありますが、まずは公式サイトからアクセスを行い、画面の指示に従ってリンク先から応募しましょう。

その際に希望職種があったとしても、総合職が募集されています。

総合職でエントリーを行い、選考を通じて希望職種について伝える流れとなるため、あらかじめ理解しておきましょう。

②適正検査

一次選考として適性検査と筆記試験に取り組みます。

求める人物像に適した人材かどうかは、就活生の修学レベルも含めて総合的に評価されます。

指示を待つのではなく、自ら必要なスキルやノウハウを見つけて習得する姿勢や、チームで成功を目指す考え方があるかも重要な評価ポイントです。

③一次面接(個別)+二次面接(グループ)

日本貨物航空では一人ひとりの学生と関わりを深めるため、個人面接を実施しています。

面接では自己紹介や志望理由、通信業界を選んだ理由などが聞かれるので、自分の答えを見つけておきましょう。

SPI受験では基礎知識を問われる問題などがメインとなるので、参考書などで事前にしっかりと復習しておくといいです。

ただし、日本貨物航空は人物重視の選考をしています。

どのようなポイントを評価されるかをしっかり把握し、PR内容に合ったエピソードも用意して対策することが大切です。

SPIに自信がなくても、各面接で自分の考えやチャレンジしたい事業、その理由などをしっかり明確にすれば、評価は高まるでしょう。

以下に口コミで確認できた質問事項を紹介します。

質問事項
  • どうして弊社を志望したのか?
  • 自分の自慢できるポイントはどこか?
  • 自分が楽しいと感じる時はどういう時か?
  • 10年後何になりたいか?

以下の記事もご参考にしてください。

 

④最終面接(個別)

日本貨物航空は、新卒社員に対して「誠意」「創意」「熱意」を持った人を重視しているため、個人面接はトータル2回です。

最終面接は、学生1人と人事部長の面接官1人で30分程度行われます。

自己PRなどの一般的な質問の他に、入社に対する理由や熱意について深く確認されるでしょう。

以下に口コミのあった質問事項を紹介します。

質問事項
  • 志望動機
  • 他社の選考状況
  • 志望度はどのくらいか
  • 入社後にどんな業務に挑戦したいか
  • 配属希望の部署はあるか
  • なぜ運送業界を志望したのか

最後になるにつれて質問が深堀され、人間性や将来のビジョンを確かめるような質問が多くなされます。

ご自身が実際に現場で働いている姿を想定したり、先輩社員のインタビューをチェックしたりして、入社後のイメージを付けておきましょう。

以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。

 

⑤内定

面接を突破したら内定が決まります。

採用大学

日本貨物航空の採用大学の実績を以下に掲載します。

難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、いわゆる学歴フィルターはないと考えられるでしょう。

<国立大学>
神戸大学、京都大学、宇都宮大学、熊本大学、東海大学、日本大学、早稲田大学、慶應義塾大学、青山学院大学、東京農業大学、東京理科大学、同志社大学、立教大学、横浜市立大学、広島大学、同志社女子大学、他多数

 

上記では偏差値が高い大学が大半を占めていますが、日本貨物航空は4大卒だけでなく、高専など多様な就活生を積極的に採用しています。

よって、学歴が原因で不採用になることは考えにくいでしょう。

とはいえ難易度は高めです。
しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得してください。

就職偏差値・難易度

ここまでの内容を踏まえて、日本貨物航空の就職偏差値・難易度を見てみましょう。

結論としては、偏差値・難易度は比較的高いといえます。

その理由としては以下の3点が挙げられます。

理由
  • 採用フローとして特別なステップがないから
  • 採用大学を見る範囲では学歴フィルターがあまりないから
  • 給与や福利厚生は香料業界においてトップクラスだから

頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など、基本的な事項をしっかりと対策をしていれば難しすぎることはないでしょう。

しっかりと対策を行い、内定を獲得してください!

 

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

日本貨物航空は運送業界に属する企業です。

日本唯一の航空貨物専門会社として、40年以上の経験で培った豊富な知識とネットワーク網を駆使し、日本と世界の貿易をサポートする唯一無二の存在です。

外部要因の影響を受けやすいものの、コロナの終息に向かっている今、業績は回復傾向にあり、物の動きがさらに活発化することが予想されるでしょう。

そのため、存在感は一層高まると考えられます。

エントリーを考えている方は、求める人物像を踏まえた対策をしっかり行って選考に臨みましょう。

ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。

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