株式会社サタケのエントリーシートの対策法を徹底解説
2024/6/26更新
はじめに
この記事では、株式会社サタケのエントリーシートを用いた選考に不安を感じている方に向けて、エントリーシートの書き方をご紹介しています。
特に、株式会社サタケならではの設問や、実際の記載例まで、重要な情報を網羅的にご提供しています。
株式会社サタケでは、農産業に限らず、幅広い業界および事業分野に対し、自社の先進技術を提供しています。
このことは、株式会社サタケの業界内でもトップクラスの売上高に寄与しています。
具体的には、農業、製造業、医療、エネルギー、ITなど、多岐にわたる産業分野において、革新的なソリューションやサービスを提供し、顧客のニーズに応えています。
また、株式会社サタケは、充実した福利厚生でも知られています。健康保険や各種手当などといった基本的な内容はもちろんのこと、社員研修制度や通信教育支援など、社員が働きやすい環境を整えています。
このような取り組みにより、株式会社サタケは就職活動中の学生からも非常に高い人気を誇っています。
そのため、株式会社サタケからの内定を獲得するには、徹底した選考対策が不可欠です。
株式会社サタケではどのような人材を求めているのか、また自身がそれに当てはまる人材だと言うことを示すには、どのようにアピールを行えばいいのかといったところまで、発展的な知識についても、詳しく掘り下げを行なっていますので、ぜひ、最後までご覧いただければ幸いです。
また、以下の記事では、株式会社サタケの企業分析を行なっています。
記事の中には、エントリーシートのライティングを行うにあたって、欠かせない知識も含まれているものと考えられますので、当記事と併せて、ぜひ、ご活用ください。
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株式会社サタケの概要
出典元:株式会社サタケ
初めに株式会社サタケとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
株式会社サタケとは
株式会社サタケは、広島県広島市に本社を置く、機械系メーカーです。
株式会社サタケは1897年の創業以来、130年以上にわたり米加工機械の製造・販売を手掛けてきました。その長い歴史の中で培ってきた技術力は、国内外問わず、さまざまな顧客から支持されています。
現に、国内の精米工場のうち、およそ70%もの工場がサタケの製品を使用しているほか、北米の精米プラントでシェア率は90%を超えており、株式会社サタケの技術力が、さまざまな地域・国からの信頼を勝ち取っていることがわかります。
株式会社サタケの採用難易度
株式会社サタケの採用難易度は、標準程度だとされています。
というのも、株式会社サタケの採用フローには、特殊なフロー・難しいフローがなく、基本的な対策を広範的に行えて言えば、難しすぎると言うことはないからです。
しかし、だからといって選考対策を行わなくてもいい・軽視してもいいということにはなりません。
内定を獲得し、就職活動を成功させるには、選考対策が必要不可欠だと言えるでしょう。
株式会社サタケの採用大学
株式会社サタケからの採用実績がある大学は、以下の通りになります。
<大学> 岡山大学、岡山大学大学院、岡山理科大学、帯広畜産大学、香川大学、鹿児島大学、金沢工業大学、関西大学、関東学院大学、学習院大学、九州産業大学、北九州市立大学、九州国際大学、京都大学、京都産業大学、京都橘大学、岐阜大学、慶應義塾大学 |
上記を見てみると、比較的ランクの低い大学であっても、採用実績があり、いわゆる学歴フィルターはないものと考えられます。
そのため、自分の学歴・経歴に自信がない方であっても、平等にチャンスがあると言えるでしょう。
以下の記事では、学歴フィルターとはどのようなものなのか、またこれを突破するにはどのようなことが必要なのかということを紹介しています。
当記事と併せて、ぜひご覧ください。
株式会社サタケの求める人材
株式会社サタケでは、以下の『3C 』を持った人材を求めています。
- COMMUNICATION : 相手を理解し、自分の意見を適切な形で、相手に伝える力
- CREATION : 問題を認知し、既存の発想にとらわれずに、解決策を導き出す柔軟な発想力・新しいアイディアを創出する力
- CHALLENGE : 失敗を恐れず、自ら進んで挑戦し、知識や経験を積み重ねる力
また、株式会社サタケは、およそ150もの国に対して、商品を提供する企業のため、選考においては、語学力も重視されます。
株式会社サタケからの内定を獲得するには、どの力が身についていて、どの力が身についていないのかということを正確に理解するとともに、これを適切にアピールすることが欠かせません。
また、株式会社サタケは、社員の学ぶ意欲を重視しています。
そのため、上でご紹介した『3C』の中に現在身に付いていないものがあったとしても、これを学習し、習得する意思を見せることで、内定獲得確率を上げることができるでしょう。
エントリーシートで企業がチェックしているポイント
ポイントの概要
エントリーシートでは、企業が就活生の能力や性格が自社に適しているかを重点的に評価します。
企業は、エントリーシートを通じて、就活生がどんな人物であり、自社でどのように力を発揮できるのかを知ろうとしています。これは、各自の能力や性格が企業の文化や仕事にどの程度適合するかを見極めるためのものです。
また、エントリーシートを通じて、就活生がその企業で働く意欲が十分であるかどうかということも知ろうとしています。
というのも、常に高い意欲を持って働く社員は、より良いパフォーマンスを発揮し、企業に貢献する傾向があるからです。
また、こういった選考の「なぜ他の企業ではなくその企業を志望するのか」という点を明確に示すことも重要です。
選考を通過しやすいエントリーシートの書き方
エントリーシートに限らず、論理的展開を求められる文章は、結論から書き始めると説得力が増します。
具体的には以下の順番を意識した上で、ライティングを行うと良いでしょう。
- まず、結論を掲示する
- 結論に至った理由を書く
- 理由を強調するための具体例を用いる
- 最後に再び結論を強調する
この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。
ライティングを行う際には、以下の例文も参考にしてみてください
結論
私がメーカー業界を志望する理由は、以下の2点です。
ものづくりの情熱と課題解決能力を活かして、社会に貢献したい
幅広い経験と専門性を身につけ、将来はリーダーとして活躍したい
理由1:ものづくりの情熱と課題解決能力
私は幼い頃からものづくりが好きで、学生時代にはロボットコンテストに積極的に参加していました。大学では機械工学を専攻し、ものづくりの基礎知識と問題解決能力を磨いてきました。
特に力を入れたのは、チームでロボットを開発するプロジェクトです。メンバーと協力して設計図を作成し、試行錯誤を繰り返しながらロボットを完成させました。この経験を通して、チームワークの大切さや、困難な課題に粘り強く取り組むことの重要性を学びました。
メーカー業界では、私のものづくりの情熱と課題解決能力を活かして、社会に貢献できる製品開発に携わりたいと考えています。具体的には、以下のような仕事に挑戦したいです。
新しい素材や技術を用いた革新的な製品の開発
既存製品の機能改善やコスト削減
生産ラインの効率化
理由2:幅広い経験と専門性を身につけ、将来はリーダーとして活躍したい
メーカー業界は、幅広い分野の製品を開発・製造しており、様々な経験を積むことができます。私は、多様な分野の知識と経験を身につけ、将来はリーダーとしてチームを牽引できる人材になりたいと考えています。
具体的には、以下のようなキャリアプランを描いています。
「新入社員として、基礎知識と技術を習得する」
「数年後には、プロジェクトリーダーとしてチームを指揮する」
「さらに経験を積み、将来的には役員として経営に携わる」
結び
以上のように、私はものづくりの情熱と課題解決能力を活かして社会に貢献したい、そして幅広い経験と専門性を身につけ、将来はリーダーとして活躍したいという思いから、メーカー業界を志望します。
貴社は、常に新しい技術に挑戦し、高品質な製品を世に送り出していることで知られています。私も貴社の一員として、ものづくりの道に貢献したいと考えております。
株式会社サタケの価値観やカルチャーを文章に取り入れる
エントリーシートの頻出質問である「なぜこの会社を選んだのか」をあらかじめ明確にすることで、通貨率を大幅に上昇することができるでしょう。これには、株式会社サタケの価値観やカルチャーを文章内で取り入れることが欠かせません。
例えば、株式会社サタケであれば、リクルートサイトで挙げられている「be mixed : 混ざり合う力でサタケはより輝く」などを、取り上げるのが良いでしょう。
もちろん、上記のような基本理念が必ずなければいけないというわけではありません。例えば、株式会社サタケはシェア率の高さで知られています。その強みが、自分のやりたいことや、キャリア像にマッチするのかということを主張することで、就活を有利に進められるでしょう。
大事なのは、数ある企業の中で「株式会社サタケ」を選んだのかを、論理的に説明することです。
エントリーシートの位置付け、および対策方法
エントリーシートに関しては、主に就活生の論理思考力を試すためのセクションと捉えるのがいいでしょう。
もちろん、文章の内容も評価の対象となっています。
ですが最も重視されるのは、文章の構造や論理展開に問題がないかと言うところです。
そのため、企業にエントリーシートを提出する前に必ず、論理展開や文章構造の見直しを行うことをおすすめします。
企業がどのようなポイントを見ているかは、設問のジャンルごとに、以下のように分類されます。
- 志望動機系(見られている点 : 熱意・情報収集能力)
- 過去の経歴系(見られている点 : コミュニケーション能力・リーダーシップなど、一般的な素質)
- 目標系(見られている点 : 大局観・未来志向・社会貢献性)
- 価値観系(見られている点 : 個性・コンサルタント適性)
- その他(長所・研究内容)
問題ごとに、見られている点を意識した上で、対策を行いましょう。また、以下の記事では、対策をする上で必要な情報をご紹介していますので、ぜひ、そちらもご参照ください。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
過去に株式会社サタケのエントリーシートにおいて問われたことがある質問と、その記載例をご紹介します。
志望動機
・株式会社サタケの志望理由
【記載例】
私がサタケを志望した理由は、3つあります。
1つ目は、サタケの米糠分離技術に対する強い関心です。私は 大学時代に食品工学を専攻しており、その中でも特に、米糠の機能性に着目していました。サタケの米糠分離技術は世界トップレベルであり、この技術を活かして米糠の価値を高め、新たな食品開発に貢献したいと考えております。
2つ目は、サタケのグローバルな事業展開です。私は将来的には、海外での技術開発を行いたいと考えており、グローバルな事業展開を行っているサタケであれば、その夢を叶えられると確信したため、応募を行いました。
3つ目は、サタケの社風です。 サタケの社員の方は、明るく前向きで、チャレンジ精神旺盛な方が多いと聞いています。私もそのような環境で働きたいと思い、サタケを志望しました。
ポイント
まずは、他の米殻関連企業ではなく、株式会社サタケを選んだ理由を明確にしましょう。
その際には、具体的なエピソードやデータを交えながら、熱意と説得力のある説明を心掛けることが重要です。
・その職種を志望したのはなぜか
【記載例】
私は幼い頃から食に興味があり、大学では食品科学を専攻しました。
特に、食料問題の解決に貢献する技術開発に強い関心を持っています。
サタケは、創業以来100年以上にわたり、米穀をはじめとした食糧加工機器の開発・製造で業界を牽引してきた企業です。
特に、近年注力している「加工食品」事業は、食料自給率の向上やフードロスの削減など、食の未来を担う革新的な取り組みだと感じています。
サタケの研究開発部門で、私の専門知識と技術力を活かし、社会に貢献できるような製品開発に携わりたいと考えております。
ポイント
この文章は、食への情熱、専門性、サタケへの理解、貢献意欲を明確にアピールしており、内定を獲得するにあたって、有効なエントリーシートだと言えます。
文章が簡潔でわかりやすいことに加えて、熱意と誠意が伝わってくる点が、素晴らしいと言えるでしょう。
目標系
・希望部署に配属された場合は、どんなことがしたいか
【記載例】
希望部署に配属された場合は、まず入社1年目までに、加工食品のプロジェクトに参画し、業務を通じて、広範なスキルを習得したいと考えています。
そのため、積極的に研修に参加し、先輩方に指導を受けながら、スキルアップに努めます。
2年目以降は、チームリーダーとしてプロジェクトを成功に導けるよう、積極的にコミュニケーションをとり、チームワークを大切にしていきます。
困っている人がいたら積極的にサポートし、メンバー一人ひとりが能力を発揮できる環境づくりに貢献します。
将来的には、希望部署での経験を活かして、専門性を高め、リーダーとして活躍したいと考えております。
そして、培った知識と経験を活かして、株式会社サタケのさらなる成長に貢献していきたいです。
【ポイント】
こういった設問では、以下の要件を全て満たすことはもちろんのこと、その上で、自身の目標や展望を、論理的に展開することが求められています。
- 具体的な目標とそれを実現する方法を明確に示す
- 熱意と意欲を伝える
- チームワークを重視する姿勢を示す
- 将来のキャリアビジョンを語る
- 企業への貢献意識をアピールする
その他
・研究内容を、どのように仕事に活用できるか
【記載例】
稲わらを原料とした高強度・軽量なバイオマス材料の開発に取り組んできました。具体的には、稲わらを酵素処理で分解し、ナノセルロース繊維を抽出・精製する技術を研究してきました。
サタケ事業との関連性: サタケは、米麦をはじめとする穀物加工機械のリーディングカンパニーです。近年は、バイオマス事業にも積極的に進出しており、稲わらなどの農業廃棄物を有効活用する技術開発に注力しています。私の研究成果は、サタケのバイオマス事業における新素材開発に貢献できると考えています。
【ポイント】
このような、学生時代の専攻内容を問う設問においては、研究内容とサタケの事業との関連性を明確にすることが必要です。
研究内容を活かして、どのような成果を上げるのかを具体的に示すとともに、サタケの企業理念に、どのように貢献できるのかをアピールすることも重要だと言えるでしょう。
まとめ
株式会社サタケは、1897年の創業以来、130年以上にわたり米加工機械の製造・販売を手掛けてきた、米穀加工のパイオニアです。
長い歴史の中で培った技術力と信頼性により、同社は農産業のみならず、さまざまな業界に対しても広範囲に技術を提供し、業界内でもトップクラスの売上高を誇っています。
サタケの充実した福利厚生制度は就活生からの高い人気を集めており、このような企業から内定を獲得するためには、しっかりとした選考対策が不可欠です。
株式会社サタケでは、応募者が多数の場合に限り、エントリーシートを用いた書類選考を実施しています。
そのため、年度によっては書類選考が行われないこともあります。
応募を検討している方は、自分が参加する年度の選考状況について、随時確認を行うことが重要です。
サタケが求める人材として掲げているのが『3C+E』です。
これはそれぞれ、COMMUNICATION、CREATION、CHALLENG、ENGLISHの4つです。
エントリーシートをはじめとした選考の場では、自身がこの『3C+E』の要素をどれだけ備えているかを正確に理解するとともに、これを明確にアピールすることが求められます。
このため、まずは自己分析を行うことをおすすめします。
自己分析の結果を基に、エントリーシートの草案を作成しましょう。
草稿を作成する際には、論理的な文章構成のもとでエピソードを展開することを意識し、回答を練り上げることが重要です。
例えば、具体的な経験やエピソードを交えながら、どのようにして能力やエネルギーを発揮してきたかを具体的に示すことが有効です。
自己分析が苦手・自己分析のやり方がわからないという方においては、以下の記事を参考に、自己分析を行なってください。
さらに、当サイトでは、就職活動を行う学生に役立つ多数の記事を公開しています。
中には、株式会社サタケをはじめとした農産業系企業を志望する方にとって有益な情報が含まれているものもあるでしょう。
株式会社サタケでのキャリアを目指す皆さんは、しっかりとした準備と自己分析を行い、自身の強みを明確にアピールすることが内定獲得への鍵となります。頑張ってください。