【企業分析】株式会社日立システムズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業分析】株式会社日立システムズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024/5/26更新

はじめに

株式会社日立システムズの就職難易度

株式会社日立システムズ(以下、日立システムズ)は、東京都の品川に本社を構えるIT業界に属する企業です。

ITの力で顧客のサポートを行い、社会価値、環境価値、経済価値の向上も目指しており、人々のQOL向上や顧客の価値向上に貢献しています。

 

本記事では、日立システムズの企業研究をする際に押さえておきたい情報や選考フローとその対策方法について詳しく紹介します。

対象
  • 日立システムズの仕事内容が気になる
  • 日立システムズの就職難易度を知りたい
  • 日立システムズの選考対策として何をすれば良いかわからない

上記に1つでも当てはまる就活生は必見です。

時間がかかる企業研究はできるだけ効率良く行いたいですよね。

ぜひ本記事を参考に対策に取り組んでください。

 

また、IT業界以外の業界については以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

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この記事の結論

本記事の結論としては、日立システムズの就職難易度はやや高いです。

近年IT需要は非常に高まっており、就活生からも人気な業界の1つです。

日立システムズは学歴フィルターを設けていないと公言しており、誰にでも内定獲得のチャンスがあるからこそ、多くの就活生がエントリーして倍率が引き上げられることが予想されます。

日立システムズは新入社員の教育に注力しているので、情報系を選考していない就活生でもエンジニアになれる環境が整っているのも人気の1つでしょう。

エントリーシートでは就活における基本的な設問を中心に出題され、面接はエントリーシートに記載した内容をもとに質問されます。

一見簡単なように見えますが、エントリーシートの段階でしっかりと自己分析や企業研究ができていないとエントリーシートと面接で一貫性がないと判断されかねないので、早めの対策が重要です。

次の章から日立システムズの企業分析をするうえで押さえておきたい情報や選考対策のポイントなどを詳しく紹介するので、ぜひ参考にしながら選考対策に取り組んでください。

日立システムズについて

日立システムズとは

出典元

会社情報:株式会社日立システムズ (hitachi-systems.com)

会社概要

日立システムズは、日立グループの中でデジタルシステム&サービスを担っている企業で、システム構築事業、システム運用事業、保守事業、ファシリティサービス事業の主に4分野で事業を展開しています。

社員教育に非常に力を入れており、600以上の研修講座の用意や新入社員への手厚い教育サポートが特徴です。

また、女性も活躍しやすい環境づくりにも積極的に取り組んでおり、女性役職者も42%と他社に比べて非常に多いと言えるでしょう。

国内外問わず顧客のニーズに合わせたICTソリューションを提供していくために、海外拠点の整備を進めています。

日立グループに属する他社とも協力して、顧客の事業拡大やICTガバナンスの整備のための伴走者となっています。

 

日立システムズで働いている社員は?

平均勤続年数は?

日立システムズの平均勤続年数は22.4年です。

一般的な平均勤続年数は約12年なので、その約2倍の日立システムズは若手も中堅も定着しやすく働きやすい企業と言えるでしょう。

近年IT需要が高まっているので、やりがいを感じながら働けるのも理由の1つかもしれません。

平均年収は?

就活四季報によると、日立システムズの平均年収は816万円です。

全給与取得者の平均年収が458万円であることを考慮すると、日立システムズの平均年収はかなり高いと言えます。

高収入の企業への入社を目指したい就活生にもおすすめの企業です。

平均残業時間は?

日立システムズの2022年度平均残業時間の実績は、23.3時間でした。

月間稼働日数が約20日なので、1日あたり1時間程度残業をしている計算になります。

部署や職種によって繁忙期や業務量は異なるので、気になる方は説明会やOB訪問で確認してみましょう。

エンジニアは顧客のシステムトラブルが起きた際などに、休日出勤や深夜稼働があるのかも確認しておくといいでしょう。

平均ボーナス額は?

平均のボーナス額は公表されていませんが、年2回に分けて月給の6ヶ月分が支給されるようです。

平均年収である816万円の場合、年間ボーナス額は408万円になります。

多くの企業で1回のボーナス額は月給の2ヶ月分なので、3ヶ月支給される日立システムズのボーナスは高いでしょう。

どんな文化なの?

日立システムズの社員インタビューページによると、責任は重いながらもやりがいがあり、互いに助け合う文化のようです。

顧客は日立システムズが構築したシステムを使って日々の業務を行うので、1つのミスが顧客の損失に繋がりかねません。

トラブルが起こってしまった場合は、一刻も早く修正する必要がありますが、その際にチームで相手を気遣いながらフォローしてくれるのは心強いでしょう。

ワークライフバランスを大事にしながらやりがいを持って仕事に取り組みたい就活生におすすめの企業です。

 

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

日立システムズの業界での立ち位置

近年需要が急速に高まるIT業界の中で、日立システムズの立ち位置を紹介します。

日立システムズは、コンサルからシステム構築、運用、保守まで一貫して顧客をサポートするのが強みであり、そのサポート力の高さが高い売上を生み出していると考えられます。

顧客のトラブル時には迅速に対応しつつも、社員のワークライフバランスを考慮したチーム体制があり、日々の努力が給与にも反映されるので、やりがいを持って働きやすい環境が守られている点も業績の良さと相対関係があるのではないでしょうか。

また、日立グループという安定性や安心感が数多くの企業が属するIT業界の中で、確かな地位を確立している理由でもあるでしょう。

日立グループが持つグローバルネットワークを活かしながら、国内外問わず顧客の事業や存在意義を拡大するようなビジネスを行っている日立システムズの社会的貢献は非常に大きいと捉えられます。

社会や顧客が求めるものは日々移り変わって行く中で柔軟に対応する力のある日立システムズは今後も足を止めることなく成長していくことが期待できます。

以下の表に、IT業界に属する企業を一部抜粋して表にまとめたのでぜひ参考にしてください。

会社名平均年収就職偏差値・難易度社風
日立システムズ816万円59チームでフォローし合う社風
東芝デジタルソリューションズ689万円54落ち着いた社風
NECソリューションイノベータ777万円57教育が手厚く成長に貪欲な社風
富士通エフサス761万円56コミュニケーションが活発な社風

日立システムズの新卒募集要項について

下の表に日立システムズの新卒募集要項についてまとめました。

2023年入社の初任給は、日系大手メーカーの標準的な金額と言えるでしょう。

しかし、多くの企業で2024年入社の初任給は物価高騰に伴う賃金引き上げの傾向があるので、日立システムズも初任給が高くなっている可能性があります。

日立システムズの特徴は、何といっても研修制度の手厚さです。

OJTを中心として、主体的に仕事をこなせる人材になれるようなサポートが充実しているので、IT業界を志望するものの知識がなく不安な人でも安心して入社できるでしょう。

配属地や異動頻度、テレワークの有無などが気になる方は説明会やOB訪問の機会に確認することをおすすめします。

各項目詳細
職種総合職
給与(2023年4月入社 初任給実績)大学院卒 251,000円、大学卒 227,000円

備考:通勤手当、時間外手当、子ども・介護等支援手当 ほか

賞与年2回(6、12月)
研修制度新入社員研修:入社初年度3カ月~12カ月間の基礎技術教育を実施       配属後は配属先部署でのOJT

階層別研修:中堅社員、主任、課長、部長など

その他:グローバル教育、資格取得支援制度など

福利厚生社会保険完備、財形貯蓄、各種団体保険、各種健康診断、独身寮、保養所・全国宿泊施設補助金、カフェテリアプラン、各種同好会 ほか

求める人材

日立システムズの求める人材

日立システムズは、以下の企業理念を実現するために、お客さまと「共に創る」を大切できる人を求めています。

【企業理念】

当社は、業界の先駆的企業としての経験と誇りを以って、 情報技術・製品・サービスの開発と提供を通じ、真に豊かな社会の実現に貢献する。

また、人の持つ無限の可能性と人間性を尊重し、 お客さまに一番近い存在として、満足と感動をもたらす新たな価値を創造する。

日立システムズWay:株式会社日立システムズ (hitachi-systems.com)

 

変わりゆく時代の中で、社会やお客さまが求めているものは常に変化するので、柔軟に対応する必要があります。

お客様も気づいていない潜在的なニーズを引き出し、理想の姿へと導けるように、主体的に責任を持って関わり、時に決断していける人材こそ、日立システムズで活躍できると考えられています。

エントリーシートや面接では、求める人物像と就活生が共通するかを確認されるので、その点を意識しながら選考に臨むようにしてください。

 

新卒採用のフロー

ここからは日立システムズの新卒採用のフローについて紹介します。

各選考ステップのポイントも併せて紹介するので、ぜひ参考にして選考に臨んでください。

①エントリーシート

日立システムズの最初の選考ステップはエントリーシートの提出です。

過去の選考で出題された設問は以下の通りで、就活において基本的な内容がメインです。

エントリーシートの設問
  • 学業、ゼミで取り組んだ内容(200文字)
  • 学生時代に取り組んだこと(300文字)
  • 自己PR(300文字)
  • 志望動機(300文字)

指定文字数が少ないので、簡潔に分かりやすく書くことを心がけましょう。

いずれの設問もしっかりと自己分析や企業研究をした上で回答することが重要です。

日立システムズが求める人物像として挙げている要素である「他者と協働する」をアピールできるようなエピソードを用いるといいでしょう。

 

エントリーシート対策について以下の記事にまとめているので、こちらも参考にしてください。

②Webテスト

日立システムズのWebテストは一般的なSPI形式で、言語・非言語・性格検査があります。

市販の問題集を使って、正確かつスピーディーに解けるようになるまで対策をしましょう。

いきなり日立システムズのWebテストを受けるのではなく、SPIがある他社の選考を事前に受けて慣れておくことをおすすめします。

 

以下の記事も参考に、早めのうちから対策に取り組んでください。

③一次面接

一次面接は就活生1人に対して、面接官2人で行われます。

時間は45分程度です。

一次面接はエントリーシートの記載した内容を深掘りするための質問が中心です。

インターネットで「面接頻出問題」と調べると深掘り質問が数多く出てくるので、何を聞かれても答えられるようになるまで対策をしましょう。

志望動機の項目では「営業職/エンジニアではなくエンジニア/営業職なのか」を問われる場合もあるので、日立システムズの全ての職種を調べた上でどの職種が自身にピッタリなのかを判断することをおすすめします。

④最終面接

最終面接も就活生1人に対して、面接官2人で時間は45分程度です。

一次面接同様に、エントリーシートで記載した内容が中心ですが、さらに細かく深掘りされるのが特徴です。

過去に最終面接で聞かれたこと
  • これまでの人生で、チャレンジしたなと思う経験
    1. なぜそのチャレンジをしたか
    2. その結果、どうなったか(自分がどう変わったか)
    3. まだ課題と感じる自分の一面
  • 学生時代に力を入れたこと
    1. なぜその取り組みを始めたか
    2. →困難だったことは?
    3. →意見が違う人にはどう対応したか
    4. →取り組みによるメリット、デメリット
  • 志望動機
    1. なぜ営業職ではなくSE職か
    2. SE職のイメージ
    3. SEとして取り組みたいこと
    4. なぜ他の企業ではなく日立システムズか

提出したエントリーシートを読みながら、自分が面接官だったらどのような深掘りをするかを想定しながら回答を作成することをおすすめします。

最終面接は内定を伝えるための最終確認ではなく、選考要素が強い面接であると考えられるので、最後まで油断せずに対策してください。

 

以下の記事に面接についてまとめているので、確認してみてください。

⑤内定

ここまで紹介した多くの選考ステップを経て、内定が決まります。

採用大学

日立システムズの採用大学は以下の通りです。

日立システムズは採用の「オープン&フェア」を掲げており、学校名は一切関係ないと公表しています。

実際に入試レベルも標準的なところから難関大学まで幅広く採用されているので、いわゆる学歴フィルターはないと言えます。

<大学>

早稲田大学、愛知大学、慶應義塾大学、青森大学、九州大学、秋田大学、岩手大学、お茶の水女子大学、宇都宮大学、東京大学、横浜国立大学、大分大学、大阪大学、大阪工業大学、大阪市立大学、岡山大学、香川大学、鹿児島大学、神奈川大学、神戸大学、公立はこだて未来大学、成蹊大学、成城大学、西南学院大学、専修大学、創価大学、玉川大学、大東文化大学、千葉工業大学、中央大学、東邦大学、東北大学、東北工業大学、東洋大学、徳島大学、鳥取大学、富山大学、豊橋技術科学大学、同志社大学、獨協大学、長岡技術科学大学

 

学歴に関係なく採用されるということは、誰にでも平等に内定獲得のチャンスがあります。

しかし、学歴に自信がない就活生にとって内定を目指すのが簡単になるということではありません。

「オープン&フェア」を掲げているからこそ、多くの就活生がエントリーすることが予想され、その分倍率も上がるはずなので周囲の学生以上に自身が活躍する可能性があることをアピールする必要があるでしょう。

就職偏差値・難易度

それではここまで紹介した情報を踏まえて、日立システムズの就職偏差値・難易度を見ていきましょう。

結論としては、日立システムズの就職偏差値・難易度はやや高いといえるでしょう。その理由としては、以下の3点が挙げられます。

理由
  • 日立グループの中核企業で、大手狙いの就活生が集まる
  • 学歴フィルターがないので、高学歴でもアドバンテージにならない
  • 働きやすい環境が整っている

上記の理由から、あらゆるバックグラウンドや志望理由を持つ就活生の中で、自身こそ日立システムズに入社したら企業に良い影響をもたらせるとアピールしなければ、内定獲得は難しいと考えられます。

ここまで紹介した内容をもとに、自信を持って選考に臨めるようにしっかりと対策してください。

 

また、就職偏差値・難易度については以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

日立システムズは、日立グループの企業の1つでシステムのコンサルティングや構築、導入、運用、保守まで一貫して行う点が特徴です。

日立システムズの人やITの力を使って、顧客の価値創造や社会課題の解決を目指しています。

選考では学歴フィルターがなくエントリーシートや面接で聞かれる質問は基本的なものが中心なので、その中で他の就活生以上の志望度の高さを示すためには、入念な自己分析と企業研究が必要です。

どれだけ就活対策に注力したかで結果は大きく変わってくるので、最後まで気を抜かずに内定を目指してください。

本記事が日立システムズの内定を目指す就活生の一助になることを願っております。

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就活ハンドブック編集部

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