
未経験でエンジニアとして東京で就職するべき理由
はじめに
「エンジニア人気だし僕もなろうかな…」
なんて考えている人も多いかもしれません。
特に近年は、皆さんもご存知の通りIT人材の不足が叫ばれており、エンジニアが不足しています。
なので、エンジニア就職のチャンスは大きいです。
とはいえ、「エンジニアって東京で就職した方がなんとなく良さそう」とか「未経験からエンジニアってなれるの?」
なんて思っている人も多いはずです。
そこで本記事では、
エンジニアで未経験から就職するのであれば東京に来た方が良いのか?という問いに対して答えたあと、その理由やエンジニアになるための方法を解説しています。
未経験からのエンジニア就職を目指して上京しようか迷っている人には必見の記事です。
1.未経験でエンジニアになるのであれば東京で就職すべき
結論、エンジニアでなるのであれば未経験ほど東京で就職すべきです。
というのも、IT業界というのは東京と地方で取り巻く環境は大きく異なっており、エンジニアとしてのキャリアを形成する上では、東京で働いていた方が有利だからです。
特に未経験のうちはその傾向が強いといえるでしょう。
次章ではその理由について解説します。
2.未経験のエンジニアが東京で就職すべき理由
「未経験からエンジニアとしてのキャリア形成を目指すのであれば東京に就職すべき理由」を3つ解説します。
ざっくりいうと以下の4つの理由が挙げられます。
・未経験可の企業は多い
・働き方の選択肢がある
・切磋琢磨できる環境が整っている
それぞれ詳しく解説します。
2-1.未経験可の企業が多い
当然ではありますが、東京の方が地方に比べて圧倒的にIT企業の数が多いです。つまり、そもそもの母数が大きいので、未経験からでも採用してくれる企業であったり、素人に毛が生えたような実力でも採用してくれるような企業も多くあります。
もちろん、実力や経験があれば地方でも採用される可能性は高いのですが、実際に求人票をみてみると「実務経験○年以上」とか、「〇〇の業務の経験者」みたいに経験を求められているケースがほとんどです。
つまり、東京の方が未経験エンジニアを受け入れる土台が整っている企業が多いといえます。
2-2.働き方の選択肢がある
とはいえ、地方にもIT企業はもちろんあります。
そのような企業は、昔から一定の言語を使って大規模なシステムを構築するような業務内容が多いです。
そして、そのような企業の特徴として
・言語が昔から変わらない→スキルアップしにくい
・おじさん中心→年功序列の文化が根強い
・企業文化が古い→スーツ着用義務あり
みたいな傾向があります。(あくまで傾向です。)
こんな環境ってどうでしょうか?
皆さんがイメージするようなエンジニアの働き方とは違いませんか?
今この記事を読んでくれている人の多くは、
「いろんな言語や技術が使えるようになってスキルアップしたい!」とか、
「将来的にはリモートワークで働きたい!」とか、
「スーツなんて無駄だから服装は自由でいいじゃん!」みたいな考えをしている人が多いのではないかと思っています。
そのような人たちは、ここで挙げた企業のような環境で働くことに魅力を感じませんよね。
このような理由から地方で未経験からエンジニアとしてのキャリアを積むのはお勧めできません。
2-3.切磋琢磨できる環境が整っている
東京であれば他のエンジニアたちと切磋琢磨できる環境が整っています。
例えばプログラミングスクール。
地方在住の方なら理解できると思いますが、エンジニアになりたくてプログラミングスクールに通おうとしたものの、
「あれ、通える距離にスクールないじゃんww オンラインのやつしかできんじゃんww」みたいな経験があると思います。
やっぱり東京にはスクールも多く学びやすい環境にあるといえます。
また、東京ではエンジニア同士での勉強会なども実施されます。
地方でも勉強会が開催されていない訳ではありませんが、エンジニア向けの勉強会の開催数は圧倒的に東京の方が多いです。圧倒的です。
そのため、勉強会を積極的に利用することで自分がスキルアップをしやすい環境にあるといえます。
また、エンジニア同士の繋がりや企業との繋がりも作りやすいです。人脈とかコネとかでしょうか。
将来的にフリーランスエンジニアなどを目指すのであれば、そのような繋がりも有利に働いてくるはずです。
このように未経験エンジニアが東京で働くことには、地方で享受できないメリットがたくさんあります。
3.東京で未経験からエンジニアになれるのか
「未経験エンジニアが東京で就職するべきなのはわかったんだけど、そんなんでエンジニアになれるの?」
そんな疑問があるのではないでしょうか?
結論、未経験でもエンジニアとして東京に就職することは可能です。
前提としてwebエンジニアを想定しています。
それでは深掘りしていきます。
3-1.エンジニアになることは可能だが完全に未経験だと難しい場合も
「未経験からエンジニアは可能」だと上述しましたが、現実的には完全に未経験、プログラミングにも触れたこともないような状態だと難しいです。
求人票にある未経験は基本的に「業務未経験」くらいで認識しておきましょう。
言い換えると、求人票に「未経験可」とあるのは「プログラミングスキルはあるけど、実際に仕事をしたことがない人」を指すことがほとんどです。
最近は英語学習と同じくらい簡単にプログラミング学習も可能になっているので、気軽に始めることができます。無料の学習サイトなどもたくさんあります。
3-2.未経験でも成果物が必要
「プログラミングスキルが必要なのはわかった、、、んで、どうやってそのスキル判断すんねん」
それは成果物を作ることで解決します。
例えば、口頭で「このサイトをクリアしました」だとか、「この技術書やりました!」というアピールでは、担当者が評価を下すことができません。
そこで成果物として実際のアプリケーションを提示することで、その応募者のレベル感を理解します。
そのため、「どれだけ良い成果物を作れるか」がプログラミングスキルをアピールする上で非常に重要となってきます。
4.東京で未経験からエンジニアになるための方法
未経験でも東京でエンジニアとして就職できることがわかりましたね。
そこでここでは未経験からエンジニアとして就職するためのステップについて解説します。
4-1.プログラミングの基礎学習
まずはプログラミングの基礎を学習しましょう。
お勧めの教材としては、
・Progate(https://prog-8.com/)
・ドットインストール(https://dotinstall.com/)
などがあります。
その際に学ぶ言語を選択する必要がありますが、自分がどのようなエンジニアになりたいのか考えた上で言語を選択するようにしましょう。
ただ、言語の選択に時間を使いすぎることもよくありません。エンジニアは複数の言語を使えることが普通なので、選ぶこと自体に気負いすぎることのないようにしましょう。
4-2.簡単な成果物を作成
3章でも説明しましたが成果物で人事担当者は応募者のプログラミングスキルを把握します。
実際、プログラミングの基礎を習得することで簡単なサイトやアプリを作成できるようになります。
また、評価されるためでなく学習の一環として成果物を作成することにも意義があります。
簡単なものからで大丈夫なので色々作っていきましょう。
4-3.実際にインターンにいく
未経験からでもエンジニアになることは可能であると述べましたが、やはり業務経験がある方が有利です。
業務経験など学生のうちには得ることができないと思っている学生も多いでしょう。
そんな時はインターンにいきましょう。インターンに行くことで、実際に現場でしかわからない部分を理解することができます。新卒でエンジニアを目指すのであれば、その経験は大きな武器なるでしょう。
まとめ 未経験エンジニアになるのであれば一度は東京で就職すべき
本記事では、
エンジニアで未経験から就職するのであれば東京に来た方が良いのか?という問いに対して答えたあと、その理由やエンジニアになるための方法を解説しました。
やはり東京の方がIT企業やエンジニアの母数が大きいので、キャリア形成を考えると未経験であるほど東京で就職した方が良いのは間違いありません。
また、地方に条件に合う企業があったとしても、その企業がブラックだったらどうでしょうか?
辞めるに辞めれませんよね。
東京であればそのようなリスクも回避することができます。
繰り返しになりますが、未経験のエンジニアは一度東京で就職しましょう。
エンジニアとして成長したのであれば尚更です。
本記事が未経験からのエンジニア就職を目指して上京しようか迷っている人の参考になれば幸いです。