新卒でフリーランスはあり?失敗しないために必要なスキル・狙える職種

新卒でフリーランスはあり?失敗しないために必要なスキル・狙える職種

2020年7月18日更新

はじめに:フリーランス人口は増えている

最近注目の、フリーランスという働き方。

 

会社や組織に属することなく、

業務委託のような形で仕事を受注する働き方であり、

時間や場所の束縛がない自由度の働き方として、近年注目を集めていますね。

 

クラウドソーシングの普及も、

フリーランス人口の増加を後押ししたと言えるでしょう。

 

事実、

多くのフリーランスが登録している求人プラットフォーム「Lancers」による調査によると、

2015年は913万人だったフリーランス人口ですが、

2018年には1,119万人に増加。

わずか3年間で、22.6%も増加していることがわかります。

 

この「フリーランス」の定義には、

副業として稼いでいる会社員も含みますが、

全人口に占めるフリーランスの割合は17%に上り、

実に約5人に1人の割合となっていることが分かります。

 

(出典:Lancers フリーランスに関する実態調査

 

 

また、この動きは年次の若い世代にも広がっており、

最近では、新卒でどこにも就職せず、

フリーランスの道を選ぶ人も少なくありません。

 

かくいう筆者もその1人であり、

新卒ではないものの、

社会人2年目からフリーランスとして生活を送っています。

 

もちろん、

思い描いていたような順風満帆のスタートとはほど遠く、

理想と現実のギャップに心が折れそうになることもありましたが、

今では、このキャリアを選んで良かったと心から思います。

 

とはいえ、

やはり経験もスキルも未熟な若者が、

社会に出て対等に戦えるかといえば、まず無理でしょう。

 

もし、この記事を読んでいるあなたが本当に、

新卒フリーランスというキャリアの選択に悩んでいるのであれば、

思っている以上の何十倍もの努力を重ねる必要があるといえます。

 

本記事では、

そんな新卒フリーランスに悩んでいる方に向け、

 

・新卒フリーランスに必要な3つのこと

・新卒フリーランスに必要な4つの素質

・新卒フリーランスを狙える職種

・新卒フリーランスのリスク

 

について、実体験を交えながら解説していきます。

 

既にある程度知っているという方も、本記事を読み、

改めて知識とリスク、メリットを整理しておきましょう。

 

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1.新卒フリーランスに必要な3つのこと

フリーランスとして生活するだけでも一筋縄ではいかないのに、

新卒フリーランスであれば、それに輪をかけて苦労する羽目になります。

 

「やっぱり大人しく企業に就職してれば良かった」

と後悔してしまっても、あとのまつり。

 

第二新卒として就職することも不可能ではありませんが、

扱いとしては「既卒」になるため、

内定を獲得することは学生の就活以上に難しくなります。

 

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そのような事態になってしまわないよう、

新卒フリーランスというキャリアに悩んでいる方は、

次のスキルが必要になってくることを、頭に入れておきましょう。

 

 

1-1.何か一つでも絶対的なスキルを身につけておく

 

最も必要なことは、

「新卒のフリーランス」という、社会的に信用度がゼロの立場をしっかりと補強してくれるスキルです。

 

「その業界をかじった程度」では全く歯が立たず、

「その業界に長く身を置いている人と、引けを取らない」レベルのスキルが必要とされています。

 

それもそのはずですよね、

フリーランスは「外注」であり

「業務委託」として対価の支払いが発生するわけですから、

どうせならなるべく質の良い制作物をあげてくる人の方が良いに決まっています。

 

「継続的に報酬を支払っても良い」と判断してもらうためにも、

最低何か一つは専門的なスキルを身につけておくようにしましょう。

 

 

 

1-2.まとまった額の活動資金

 

「え?」

と、ちょっとびっくりされた方もいるかもしれませんが、

実はこれが一番大事だったりします。

 

フリーランスという生活は、

自分が思い描いているほど甘くないです。

 

個人事業主として、意気揚々と開業届を出したは良いものの、

開業してから数ヶ月全く仕事が来ない、なんて事態は往々にしてありえます。

 

とはいえ、全く収入がゼロになってしまっては生活ができないので、

何らかのアルバイト生活を強いられることになると思いますが、

生活費を稼ぐためには、相当時間働かざるを得なくなるため、

そのうちどちらが本業なのか、わからなくなってしまいます。

 

あとで詳しく後述しますが、

いわゆる「フリーター」という状態になってしまいかねません。

 

実際に筆者がそうであり、

開業からしばらくは全くお金が入ってこなかったため、

「仕事はいつになったら入るのだろう」と

毎日胃が痛くなっていました。

 

幸い幾らかは貯金があったので、それで食いっぱぐれることはありませんでした、

流石にこのままではまずい、と転職活動をぼちぼち始め出した頃、

運良く知人の紹介で、長期契約に至ることができました。

 

筆者のゼロ収入期間は数ヶ月間で済みましたが、

場合によっては半年、一年と続く可能性もゼロではありません。

 

バイトをたくさん入れてしまい、本末転倒になってしまわないためにも、

開業前にはある程度のまとまった額の活動資金を作っておくことを強くお勧めします。

 

 

1-3.人脈

 

これは新卒フリーランスやフリーランスに限らず、どの職種でも同じことが言えますが、

特にフリーランスという不安定な立場では、

この無形資産を持っているかいないかで雲泥の差が生じます。

 

先ほど、

運良く知人に仕事を紹介してもらった話をしましたが、

人脈によって拾われた、まさに好例と言えるでしょう。

 

通常、フリーランスは仕事を見つける際、

自分で自分を売り込む必要がありますが

(就活の自己PRを延々と続けるようなイメージでしょうか)、

人脈を持っていると、

他の人に紹介してもらい仕事をもらえる可能性が高まるため、

心の負担が軽くなります。

 

このように、人脈はフリーランスにとっては命綱ともいえるものですので、

学生のうちから様々なイベントやセミナーに参加し、

広く顔を売っておくようにしましょう。

 

あとで、思いも寄らないリターンが得られるかもしれませんよ。

 

 

 

2.新卒フリーランスに必要な4つの素質

新卒フリーランスに必要な3つのコトがわかったところで、

続いて必要な「素質」の部分にフォーカスしていきます。

 

 

2-1.主体性・積極性・行動力

 

なんとなく想像がついている方もいると思いますが、

フリーランスたるもの、自分を売り込んでいかなければ、仕事すら得ることができません。

 

自ら進んで行動し、

主体性と積極性を持って様々な企業にトライしていかなければ、

そもそも仕事を得ることなどできません。

 

ビジネスの世界には2:8の法則というものがあります。

 

知っている方もいるかと思いますが

顧客獲得の際に用いられる指標であり、

ものすごく簡単にいうと「10人に売り込むと、そのうちの2人が興味を持つ」

というもの。

 

この考えを応用して当てはめてみると、

「10社の企業に売り込めば、2社は興味を抱いてくれる」

と言い換えることができます。

 

もちろん、これはあくまで理論上の話であり、

そもそもこのような場面で使うことが間違っている指摘もあると思いますし、

現実として2社も興味を持ってくれない可能性の方が高いでしょう。

 

言いたいのは、

「あたりにいかなければ、返ってこない」ということです。

 

自ら進んで行動を起こし、

自分という人材の価値を売り込みにいきましょう。

 

 

2-2.成果にこだわることができる

 

特にベンチャーで求められることですが、

成果や数字にこだわることができるというのは、大きな要素でしょう。

 

完全実力主義なフリーランスの世界では、

成果を出さなければ、そもそも自分のスキルは認めてもらえません。

 

どこまで良い制作物を納品できるか、

どこまで数字を伸ばすことができるか。

 

とことん成果にこだわることができるのであれば、

新卒フリーランスとして残る可能性は高くなるといえるでしょう。

 

新卒でベンチャー企業に入社するって実際どうなの?

 

 

 

2-3.強靭なメンタル

 

ふざけているわけではありません。笑

これは、フリーランスであれば特に必要とされる部分ですが、

特に新卒という立場が加わった場合は、これが無いと継続は難しいかもしれません。

 

フリーランスは、本当に孤独です。

苦しい時に、自分を庇い守ってくれる会社や法人という後ろ盾もなければ、

一緒に戦い、時には愚痴を聞いてくれる仲間もいません。

 

孤独との戦いであり、

まさに「個」として勝負していく必要があるため、

少しぐらい凹むことがあったからといって、

それをバネにし、跳ね返すだけのメンタルや、

反対されても自分の意思を突き通すだけの頑固さも必要になります。

 

 

2-4.自己管理能力

 

契約を無事勝ち取ったは良いものの、

これがなくては継続は難しいといえるでしょう。

 

フリーランスは、

自分を叱ってくれる上司もいなければ、

自分の行動を模範とする後輩もいないため、

悪く言えば「サボることも可能」な職種でもあります。

 

気分が乗らない日は仕事をサボってしまったり、

納期を守れなかったり、

うまく効率よく働けなかったり、ということが続いてしまうと、

 

「この人はあまり信用がおけないから、契約を継続するのはやめて、ここで打ち切ろう」

 

という、

なんとも悲しすぎる判断を招いてしまうことに繋がります。

 

 

フリーランスは確かに自由ですが

あくまで「社会人」ですので、

学生の時には許されていたことが、通じなくなります。

 

常に自分を律し、

厳しく自己管理できる人こそが、

新卒フリーランスとして生き残っていくためには必要な素質であるといえるでしょう。

3.新卒フリーランスを狙える業種

新卒でフリーランスになるためには、

完全実力主義の世界に飛び込む必要があります。

 

ここでは、

その条件を満たしており、

多くのフリーランスが活躍している職種を紹介します。

 

 

3-1.エンジニア

 

エンジニアというと若い人をイメージしませんか?

このエンジニアの職業は技術に進歩が非常に早く、

数年前の技術がすぐに陳腐化してしまいます。

 

そのため、若い人も活躍しやすいです。

 

実際、

大学で専門性の高い分野を学んでいた人は、非常に価値が高いです。

 

また、文系であっても、

長期インターンなどで自分の技術力を磨き、

即戦力として活躍できる能力を身につけることもできます。

 

その結果、

市場価値が非常に高くなり

新卒のフリーランスエンジニアとして十分活躍できる可能性はあります。

 

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3-2.webライター

 

こちらはパソコンとネット環境さえあれば誰でも始めることができます。

 

企業のメディアであったり、

ニュースサイトなどのweb媒体で記事を書くことになるでしょう。

 

もちろん、

文章を書くことが好きな人・得意な人に向いている仕事ではあるのですが、

記事によっては専門性やオリジナリティが求められるため、

一概に簡単な仕事だということはできません。

 

また、ライターとして働く始めた初期の頃は、

収入も低いことが多いです。

 

そのため、

エンジニアと同様にきちんと経験を積み上げて、

記事の品質をあげる努力をしなければなりません。

 

 

3-3.デザイナー

 

デザイナーもエンジニアと同様に、

学生の間からインターンなどで自分の経験を積んでおき、

スキルをつけておけば、

新卒フリーランスであっても活躍することができるでしょう。

 

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このように、

webに関する職種では

属人性の高い職種であるほど、若い人が活躍しやすい環境にあるといえます。

 

自分の技術やスキルで勝負できる世界を、

見出す必要があると言えるでしょう。

4.【改めて抑えておきたい】新卒でフリーランスになるリスク

ここまで、新卒フリーランスに必要なことや向いている職種について解説してきましたが、

誰でも可能なわけではありません。

 

社会からの圧倒的な風当たりに耐え、

一人でやっていく覚悟がなければ、とても勤まりません。

 

リスクについてもしっかりと把握し、

安易にフリーランスを選択することのないようにしましょう。

 

 

4-1.社会からの強い風当たりによる精神的ダメージ

 

まず一番に考えられるのが、

社会からの風当たりの強さです。

 

8割の人は、まず反対するとみて良いでしょう。

 

「社会に出た事もないクセに」

「新卒カードを捨てるのは、勿体なさすぎる」

「一度企業で働いてみてからでも良いのでは」

 

など、様々な批評にさらされます。

特に、親や親しい知人などからは、あなたの身を案じるあまり、

大反対されてしまうかもしれません。

 

自分の大切な人を押し切ってまで、フリーランスを決断するということは、

相当勇気のいることです。

 

精神的にも大きな苦痛を伴いますし、

「なぜ、新卒でやらなければいけないのか」

について、自分の中で明確な解を持っている必要があります。

 

 

 

4-2.結果的にフリーターになる可能性がある

 

これは新卒フリーランスに限らず

フリーランスであれば誰でもそうなのですが、

収入がゼロになる危険性と常に隣り合わせとなることは

覚悟しておく必要があります。

 

ある程度、社会人経験を経てからの独立であれば、

少なくともある程度、収入がなくとも暮らしていけるほどの貯金はあると思いますが、

学生からいきなりフリーランスとなる場合、

貯金があまりない人がほとんどかと思います。

 

実績がないうちは、アルバイトでなんとか食いつなぐことになりますが、

それでも、生活費文を稼ごうとすると(職種にもよりますが)週5以上での8時間労働は余儀なくされてしまいます。

 

生計を立てるのがやっとのアルバイトでは、貯金もほとんど貯まらず、

新卒フリーランスどころか、

ただのフリーターになってしまいかねません。

 

 

4-3.仕事がもらえない

 

フリーターのメリットとして

「実力に合った収入が得られる」

がありますが、逆に捉えると、

「実力がなければ収入は無い」

ということでもあります。

 

社会人経験が無い中でフリーランスとなるのは、

これまで社会人として働いてきた人と同じ土俵に立つ、ということ。

 

もちろん、

学生時代にある程度の実績を積み、

クラウドソーシングでも案件をもらえるようになっていたのであれば

そこまで心配はいらないかもしれませんが、

 

やはり

“社会人経験がない”

“企業で働いた経験がない”

という点をネックに感じる発注者は、意外と多いもの。

 

「まだ、企業から有償で案件を受注したことがない」

という人が、新卒フリーランスを目指すことは、無謀に近いです。

 

なれても、最初の数ヶ月間は「収入ゼロ」であることを覚悟し、

その分の貯金をしっかりとしておく必要があります。

 

まだ卒業まで時間がある方は、

今のうちに、後述するスキルを磨き、

フリーランスとして独立後、報酬をもらいやすい状況を作り出しておくようにしましょう。

 

 

4-4.人から学ぶことが困難

 

例えばビジネスマナー。

 

もちろん、自分で学習することもできますが、

フリーランスという社会人として働く以上、

ビジネスマナーを求められるケースも非常に多いです。

 

また、仲間がいないので

コミュニケーション能力やそのほかのスキルにおいても、

切磋琢磨できる環境ではなかったり、

尊敬できる上司がいない、

というような人から学ぶことが非常に難しくなります。

 

社会人基礎力? 社会人に必要とされる3つの能力とは?

 

 

このようにフリーランスは、

自由度が非常に高い側面を持っていますが、

言い換えると

 

「誰も自分を守ってくれない」

という環境にいることを理解する必要があります。

まとめ

新卒でフリーランスは就職するには勇気が必要

 

新卒でフリーランスになることについて検討してきました。

 

フリーランスは良くも悪くも自己責任です。

 

とはいえ、

最近はフリーランスという言葉が一人歩きしており、

安易にフリーランスになる学生が多くなっているような印象を受けます。

 

もちろん、新卒フリーランスが悪いというつもりは全くありません。

 

むしろ、

会社で経験できないよう課題や困難に対峙することで、

大きく成長できる環境にあるともいえます。

 

ですが、

一度新卒フリーランスになってしまえば、代わりが効きません。

 

新卒カードを蹴ってまで、なぜフリーランスになりたいのか。

なって、何をしたいのか。

 

フリーランス特有の課題や困難をきちんと理解した上で、

改めて考えるようにしましょう。

 

もし、想定されるデメリットが不安に感じるのならば、

「最初は会社に就職し、後でフリーランスになる」

という方法だってあるかもしれませんし、

もしかしたらその方が良い場合だってあります。

 

 

自由度が高く、魅力的な働き方であるフリーランス。

今後は、国内でもますます増えていきそうですね。

 

その結果、フリーランスのレベルもどんどん上がり、

どんどん仕事を取るのが厳しくなることも考えられますので、

よくよく検討するようにしましょう。

 

本記事が、

新卒フリーランスに興味のある人の参考になれば幸いです。

 

 

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