
【新卒就活】未経験でも大丈夫?Webマーケティングをやってみたい!
1. 「Webマーケティング」ってなんだ?!
恐らく色々な情報誌やWebサイトを見ていると「マーケティング」という言葉を目にする機会が多いかと思います。
その意味合いは多種多様で画一された定義というものはありませんが、おおよそは同じです。
ざっくりとしたイメージを持って読んでいただけるように、
この記事における「マーケティング」は、「モノが売れる仕組みを作り続けること」と一旦定義づけさせていただきます。(各方面からツッコみが飛んできそう)
つまるところ、この定義を用いれば「マーケティングをWeb上でやろう!」というのがWebマーケティングになります。
例えば、
サイトの脇にあなたに合わせて最適化されたバナー広告が出ていたり、
Googleの検索欄の下に表示されるサイトの順序をなるべく上の方にしようとしたり、
ネットで買い物をしてくれるお客さんが購入してくれやすいようなサイト設計・デザインを作ったり、
SNSで商品の情報を発信するよう有名人に依頼をしたり。
こういったものはWebマーケティングの具体的な業務のごく一部分です。
「え?!もっとあるの?!」
と驚かれる方もいるかもしれませんが、ごく当然のことだと思います。
先ほど定義づけたように「マーケティング」とは「モノが売れる仕組みを作り続けること」ですから、
カバーする領域(業務内容)も多いのです。
それに加えて、世の中の移り変わりが早いこの時代、Webマーケティングの手法も次々と生まれ変わり、進化していっています。
3年前の手法がもう古い、なんてことはざらにありますから、
「新しいことをどんどんやっていきたい!」といった気持ちの強い方にはうってつけの仕事ではないでしょうか…?
近年ニーズが高まっているtwitterやtiktokマーケについて、知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
さて、そんなWebマーケティングですが、果たして未経験でもできるのでしょうか?
次の項目では必要になってくる資格やスキル、素養について見ていきましょう!
2. 未経験でもWebマーケティングができるようになるためには
Web上でモノを売る仕組みを作り続けるために、必要なことって何でしょうか?
ここでは新卒就活をする方向けに最低限やっておけばいいものをお伝えしていきます。
2-1. 必要な資格・スキル
新卒の皆さんがおそらく最初に気にしてしまうであろう部分。資格やスキルの面。
そもそも論ですが、新卒採用でWebマーケティングに精通している即戦力人材を求めている企業なんて日本にはあまりないと考えてよいでしょう。
人柄や来歴から考えて活躍できそうかどうかを見られるポテンシャル採用がメインですから、
日々刻々と新しいことが舞い込んでくるWebマーケティング分野でとびぬけたスキルや目を引くような資格は持っていなくても大丈夫です。
ただ、興味のある方のために強いてあげるとするならば、
・マーケティング・ビジネス実務検定(A級~C級)
・Google Analytics Individual Qualification
・Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル
・Google AdWords 認定資格
…などのような大手広告代理店や団体の認証するものが多く存在します。
在学中にもし時間の余裕があるのであれば、取得してみるのもいいかもしれませんね。
2-1. 求められる素養
新卒に求められるものとしては資格・スキルよりもこちらでしょう。
Webマーケティングおよびマーケティング業務をするにあたっては主に3つの力が必要になります。
①ものごとの構造を捉える力
モノとお金が人を媒介にしてどのようにやり取りされるのか。
これについて俯瞰した目線で考えることができることを指します。
自分が普段商品を購入するとき、どのような流れで買っているかを図化し、イメージしてみるのが一番手近でやりやすいかもしれません。
例えば、AIDMA(アイドマ)(消費者がモノを買う過程を説明したモデル)を使って、
Attention→Interest→Desire→Memory→Actionの流れに自分の購入プロセスを当てはめてみる。
これは消費者目線(買い手サイド)ですが、逆に生産者目線(売り手サイド)の例で言えば、
一つの商品を売るまでにどのような手順を踏むかを考えてみるといいでしょう。
どういったニーズがあって商品を作るのか、売り出し方はどうするのか、営業やデザイナーとの連携をどうやっていくか…。
このように全体的な流れを見て動くことは、マーケティングを志望する人に必要な力と言えます。
②対話する力
往々にして何か商品を売ろう!とする場合、様々なチームとの連携が必要不可欠になってきます。
Webマーケティングに関して言えば、
・データを取り扱い分析するアナリスト
・サイトの設計・構築・運用をするエンジニア
・ユーザーに優しい見た目やレイアウトを作成するデザイナー
・取引先との商談や流通経路の確保を行う営業…
などが挙げられるでしょう。
たくさんの人との調整ができるよう相手の要望を聞く力や
相手に意図が100%伝わるようにわかりやすい言葉で話す力がWebマーケティングを行うには大切です。
③論理的に考える力
例えば化粧水を売りたい場合、Webマーケティング部門のひとはどんな立ち回りをするか。
まずその化粧水がどんな人に向けたもので、いくら程度の価格帯で、どのくらい売りたいかなどをハッキリとさせます。
その上で、特設サイトの制作やモデルを起用した動画作成、SNS上でのPR、検索欄への広告出稿などを行います。
こういったロジカルな販売戦略を立てていくには論理的な思考が必須です。
また、Web上で行われる取引ではデータが蓄積されますから、こうしたデータを根拠として援用することもよくあります。
3. 未経験の学生のうちだからこそできること
ここまでご覧になって薄々勘付いている方もいるかもしれませんが、
新卒でWebマーケティング業務に携わることは可能です。(もちろん企業の内情によって配属や担当は変わってくるでしょうが)
ですから、もしWebマーケティングがやりたいこととして決まっているのであれば、自分で勉強を始めてみることをおすすめします。
何故なら途中でも触れたように、移り変わりが激しい分野だからです。
過去に使われていた手法や現在主流になっている方法の学習、専門用語の予習などは今すぐにでもできること。
例えば、ferret(https://ferret-plus.com/)を使ったマーケティングの基礎学習はどうでしょう。
このサイトは学生でもわかりやすいような説明もされており、何よりWebマーケティングをはじめたばかりの人向けのコンテンツまで用意されています。
なんとこれ、無料です。使わない手はないですね!
他にもWebマーケティングの職種でインターンをするという手もあります。
より実践に近い形でマーケティングの知識・スキルを身につけることができるでしょう。
4. 心配しすぎず、興味があるならやってみよう。
Webマーケティング、もしかすると横文字が多くてとっつきづらいような印象を持っていた方もいたかもしれませんが、変わったのではないでしょうか?
「モノを売る仕組みを作り続けること」はどんな業界でも必要で、
モノの売り買いがWeb上で完結することが多くなった昨今では必要不可欠だと言えます。
そう考えてみると、新卒就活でWebマーケティング関係の会社・職種を検討してみるのも一つのいい手段ですね。
もし会社の調べ方や就活の方針に迷ったら「ジョーカツ」を頼ってみてください。
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