地方学生は就活で不利に?よくある4つの悩みと解決策
2024/11/19更新
はじめに
地方学生の方でこれから就活という人もいるのではないでしょうか。
地方学生は、東京で就職する場合も、地元で就職する場合も首都圏の人よりは不利になる場合もあります。
しかし、なぜ不利と言われているのか分からない人も多いはず。
そこで本記事では、地方学生が就活で不利と言われる理由や解決法をご紹介します。
- 地方学生の就活について知りたい
- どんな点に悩んでいる地方学生が多い?
- 地方学生だけど就職を無事に成功させたい
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地方学生の就職の選択肢
地方学生の就職の選択肢を紹介します。
- 地元で企業を探して就職する
- 東京など地元以外の企業に就職する
- 東京で募集がある企業の地方の支店に入る
地元で企業を探して就職する
地元で企業を探して就職するという学生の方も多いでしょう。
地元にもさまざまな企業があります。
しかし、大企業が良いという地方学生の方もいるでしょうが、地方ですと選択肢が狭まってきます。
大企業の特に本社は、首都圏に集まっているからです。
しかし、地方にも地方ならではの規模の大きい会社や、安定して働ける会社は多くあります。
新卒ですと、条件の良いところも多いです。
地方ですと、中小企業が多いですが、自己分析を行って希望の職種を選び、満足行く就職も可能となってきます。
東京など地元以外の企業に就職する
東京に就職を希望する地方学生も多いです。
受けるときは、新幹線や飛行機、高速バスなどを使って面接に向かいます。
受かってから東京に引っ越す人も多いでしょう。
メリットは、選択肢が多く、名だたる有名企業への面接のチャンスがあるということです。
面接の際は、交通費がかかり大変ですが、うまく節約していきましょう。
格安航空や、新幹線より高速バスのほうが安いです。
東京で募集がある企業の地方の支店に入る
東京で募集がある企業の、地方の支店に入るという方法もあります。
しかしなかなか難しく、東京で受ける場合、転勤などで支店に行くという場合も多くなっています。
支店勤務の募集を行っている企業もありますから、よく確認しましょう。
ほかの記事もぜひご覧ください。
地方学生が就活に不利な点
地方学生が就活に不利な点を紹介します。
地方学生が就活に不利な点は次のとおりです。
- 地方によっては求人が少ない
- 大手企業は東京に集中している
- 就活イベントに参加しにくい
- 上京面接だと費用が高額になる
地方によっては求人が少ない
地方によっては求人が少ないところもあります。
少ない地域ですと、正社員の仕事を探すのも難しいという場合も。
これは都道府県によっても違います。
地方ですと、人口に比例して、企業が少ない場合もあります。
また、環境産業などが盛んな地域ですと、旅館などの接客業は多いですが、ほかの仕事が少ないという悩みもあるでしょう。
大手企業は東京に集中している
大手企業は東京に集中しているということが、地方学生のデメリットです。
名だたる大手企業の本社は東京にあることも多く、地方ですと支店や中小企業が多い場合があります。
大手企業のほうが、待遇が良いというところもありますから、地方学生にはデメリットになってしまうでしょう。
しかし地方の会社にも、待遇が良いところがあります。
近くで就職を希望する人は一度求人サイトや、ハローワークなどでも新卒向け求人を探してみると良いでしょう。
就活イベントに参加しにくい
就活イベントに参加しにくいという場合もあります。
東京では、多くのイベントが開催されています。
有名企業が出展するイベントもあるでしょう。
しかし、地方では就活イベント自体があまりなかったりする場合もあります。
そのため、就活に不利になってしまうこともあります。
上京面接だと費用が高額になる
東京の企業に面接に行く場合、費用が高額になってしまいます。
また、関東など近隣の地域は良いですが、北海道や沖縄など、東京から距離が遠い場合は交通費がかかります。
飛行機やフェリーなどを使う場合もあるでしょう。
面接にかかる交通費が高くなるため、1回の移動でまとめて企業を受けるなどして最低限の出費に済ませると良いでしょう。
面接のチャレンジ回数が限られる
遠いと、面接のチャレンジ回数も限られてしまいます。
交通費はかさみ、移動の時間を要するからです。
そのため、東京出身の学生が何社も受けられるのに対して、地方学生は1日3件、東京に滞在する1週間の間のみ受けられる、などあるでしょう。
地元に用事がある場合、一度帰らないといけないため、さらに受けられる件数は限られます。
その限られた件数の中で、内定を目指さないといけません。
ほかにも地方学生の就活についての記事がありますので、ぜひご覧ください。
面接官はどう見る?企業の地方学生に対する評価
地方学生への企業の評価を紹介します。
素直で優秀な学生が多い
地方学生は、素直で優秀な学生が多いという評価があります。
地方学生は比較的、礼儀正しい人もいて、良い印象があります。
また、勤勉で信用できるという利点もあります。
企業は、地方学生を素直で優秀な学生が多いという印象を持っている場合があります。
運転免許証の取得率が高い
運転免許証の取得率が高いというのも、地方学生を評価している点です。
地方ですと、公共交通機関の本数が少なく、車があるほうが便利な地域もあるでしょう。
そのため、運転免許証の取得率は高い傾向にあります。
車を通勤に使う際や、営業職などで車を使う際は、運転免許証があると選考の際に良い評価につながります。
地方へ再配属がしやすい
地方に再配属がしやすいというのも、地方学生を評価している部分です。
地方出身でしたら、出身地の支店にも再配置がしやすいということがあります。
地方学生の中には、地方での就職を希望している人もいます。
東京出身の人は、あまりほかの地域に行きたくないという人もいます。
地方学生の就活不利を解決する方法
地方学生の就活の不利と思われる部分を解決する方法を紹介します。
お金
お金については節約すればするほど、肉体がきつくなってきます。
では、どの選択肢をどの状況で取るべきなのか。一緒に見ていきましょう。
交通費
新幹線
選択肢の第1候補ではないでしょうか?
新幹線は最も高価ではあり、最も楽な移動手段です。
大切な面接の前などに、利用を検討してみるのもありかもしれませんね。
飛行機
とにかく時間をかけず早く上京したい地方学生や、そもそも新幹線などでくるとかなり遠く時間がかかる学生にはおすすめです。
そして、早期に予約すると安くなるケースがありますし、到着する飛行場によって値段が違う場合もあります。
また、飛行機はマイルがたまる場合があります。
急に予定が入る就活では早期予約などは難しいですが、うまく使用するとかなりお得な交通手段です。
夜行バス
金欠の学生にはもってこいです。
安いと大阪から東京まで3,000円台からあります。
しかし、慣れていないとかなり疲れがたまり、休息ができないと最悪の場合体調を崩す場合もありますので、利用には注意が必要です。
最近の夜行バスは、さまざまなシートのタイプがあります。
夜行バスを利用するなら、座席の幅が広くリラックスできるタイプがおすすめです。
交通費を節約するなら夜行バスが最もおすすめですが、戦略的に交通手段は選択しましょう。
宿泊費
ビジネスホテル
選択肢の第1候補ではないでしょうか?
安ければ、4,000円台から泊まることができます。
ビジネスホテルは、何より安全で体力が回復します。
そして駅から近いケースが多いため、利便性も高いです。
要注意なのは、安くなれば安くなるほど都心から離れてしまうことです。
予約の際は、場所をしっかり確認しておきましょう。
ネットカフェ
とにかく安いです。
12時間で3,000円台から滞在が可能です。
そしてネット環境が充実しているため、Webテストの受験やエントリーシートの提出なども可能になります。
しかし、体力を回復するにはあまり向いていません。
充実したネットカフェがあるというものの、どうしても人を意識してしまう空間なので、大切な面談の前などはおすすめはできません。
友人宅
関係にもよりますが、なんといってもサービス料金はかかりません。
そして寝坊のリスクを軽減することができます。
しかしながら、友人とはいってもどうしても気を遣ってしまいます。
長期間滞在することはかなり迷惑になるので、1泊だけならおすすめです。
就活シェアハウス
地方の就活生限定のシェアハウスも検討してみましょう。
1泊~数カ月滞在でき、料金も1泊2,000円台からとリーズナブルです。
1カ月滞在するとしても5万円前後なので、ホテルに宿泊するよりは断然安いです。
なかには無料のシェアハウスもあるそうですよ。
また、宿泊者全員が地方から上京しているので、情報交換や悩みの共有もでき、一生の友達ができるケースがあります。
安全面が不安な女性も、女性限定のシェアハウスもあるので、チェックしてみてくださいね。
飲食代
土地勘のない東京では、とにかくあらかじめ事前に、東京での飲食代について調べておくことが大切です。
飲食代は地方より東京のほうが高いでしょう。
面接で行く地域の近くの飲食店を地図アプリで調べましょう。
値段を検索しておくと、使うお金の値段(予算)を把握できます。
地方では900円くらいで食べられるものが東京では1,900円と、倍以上かかる場合があります。
しかし、ファミレスや牛丼屋などのチェーン店は都内でも同じ料金の場合が多いので、うまく利用しましょう。
また、無料で使える学生カフェなどもありますから、調べてみましょう。
時間
次に、時間についてです。
確かにこれは全国の就活生が悩むものですが、地方学生は特に日にちを何日かまとめなければなりません。
どうしていけば良いのか見ていきましょう。
講義・ゼミ
いくら就活中とはいえ単位を取らなければ、卒業できません。
そこで重要なのが、就活が始まる前に、ある程度単位を取得した状態にしておくことです。
単位を事前に取っておくことで、出席しなければならない授業がなくなります。
もし、就活前に、まだたくさんの単位が残っていればどうでしょうか。
講義を受けるために、東京での就活中何度も地元へ戻ってしまえば、時間もお金もかかります。
単位は計画的に取得しておきましょう。
試験
試験やレポート、あるいは小テストなども成績や卒業に関わってきます。
事前に就職活動が被りそうといった理由を伝えておけば、考慮してもらえる場合があります。
選考の日程とテストの日程は把握しておきましょう。
評価
では東京の学生と地方学生の格差を埋めるためには、どうしたらよいのでしょうか?
一緒に考えていきましょう。
〇地元で開催される説明会や就職セミナーに積極的に参加
わざわざ地方まで採用にきているということは、「それでも熱意を持って地方から就活をしにくる地方学生」を積極的に採用したいと考える企業もあります。
地方で開催される企業が開催するセミナーなどには、積極的に参加しましょう!
そうすることで相場観が養われますし、情報を得ることは地方学生にとって非常に大切です。
〇1dayインターンシップに参加する
早い段階から東京での就活を視野に入れているなら、1dayインターンシップへの参加を考えてみましょう!
1dayインターンシップは1日だけですが、Webでは得ることのできないリアルな経験を積める場です。
また、どんな学生が参加しているのかもわかります。
社風や社員の質などを確認することは非常に重要ですので、申し込んでみましょう。
地方学生が有利に就活を進めるためには
地方学生が有利に就活を進める方法について紹介します。
- オンラインで求人を探す
- Web面接の活用
オンラインで求人を探す
オンラインで求人を探すということがおすすめです。
地方学生は、オンラインを有効活用して求人を見るようにしましょう。
オンラインでは、東京にある求人も見ることが可能です。
企業の公式サイト、求人募集サイトからエントリーをすることも可能。
また、求人サイトに複数登録しておけば、求めていた職種や大手企業の募集も見つかるかもしれません。
地方学生が有利に就活を進めるには、オンラインを活用しましょう。
Web面接の活用
Web面接を活用しましょう。
昨今では、Web面接を取り入れている企業も多いので、積極的に受けると良いでしょう。
Web面接ですと、企業に行かなくても面接を受けることが可能で、交通費の節約にもなってきます。
地方学生のWeb面接については、下記の記事もぜひぜひご覧ください。
さいごに
地方学生は就活において、確かに関東学生よりも不利なのは残念ながら事実です。
しかし、歓迎してくれる企業はたくさんありますし、情報で不利な面をカバーすることが可能です!
また近年、地方学生の評価は実は高まっているのです。
なぜなら東京の就活生と比べて、素直だからです。
何もスキルのない新卒は吸収が早く、成長スピードも非常に早いと言われています。
そのため、なんでも吸収できる素直な学生が近年求められているのです。
地方就活生に追い風が吹いている今、情報格差に負けず、都内の友達を作るなどして積極的に情報を取りに行きましょう!
悔いのない就活を目指して、内定を勝ち取ってくださいね。