地方学生が東京で就活する際のお金の問題
はじめに
「就活始まるからお金貯めなきゃ、、、」
って考える時期ではないでしょうか?
特に東京で就活しようと考えている地方学生。
「1回東京出るだけで片道1万円以上かかんじゃん。」
みたいな地域に住む学生さんも多いと思います。筆者もそうでした。
そこで本記事では、
地方学生が東京で就活した場合にかかるお金はいくらで東京の学生とどの程度差があるのかを解説した後、出費を抑える方法や地方学生特有のお金以外で困ることについてまで説明します。
地方学生が東京で就活しようと思うとお金がどの程度かかるのか知りたい人、東京で就活をしようと考えている人は必見の記事です。
1.地方学生が東京で就活した時にかかるお金
さて本題です。地方学生が東京で就活した時にかかるお金はどの程度なのでしょうか?
結論、地方就活生は就活を通して約19万円かかると言われています。
ちなみに関東の学生は平均13万円ほどかかるそうです。
もちろん、東京に来る回数や頻度、あるいは東京からの距離によってこの金額は大きく変化してくるので一概には言えません。
例えば、四国などの学生が東京で就活を行うとなると倍額以上の約40万円以上かかることもあるそうです。
このように地方学生にとって、就活にかかるお金は交通費や宿泊費といった費用が大きな割合を占めています。
一方、東京の学生であれば地方学生にように長距離移動の必要がありません。
宿泊費もかかりませんし、飲食代も普段通りです。
逆にいうと、東京の学生ですらスーツや小物類など就活アイテムや都内交通費に平均13万円以上使っているということができます。
東京の学生の負担に加えて、地方学生には長距離移動の負担がかかります。
そして、就活中にお金のことを気にし始めると、就活に向けた心の余裕もなくなってきます。
なので、就活が本格化する前にきちんと予算を組んで、東京での就活のためにお金を確保しておきましょう。
2.東京で就活する際に使うお金を抑える方法
東京の学生も就活のためにお金を貯める必要がるのですが、地方学生はそれ以上に負担が重いことを理解していただけたかと思います。
とはいえ、お金を貯めるのに夢中になりすぎて就活の準備が疎かになったり、
単位を取りこぼしたりするのもよくありません。
そこで本章では、地方学生向けに東京で就活する際に使うお金を抑える方法を解説します。
収入を増やすことも大事ですが、支出を減らすことも重要なポイントです。
2-1.東京の就活する際に使うお金を抑える方法① 交通費編
まずは交通費からです。
主なモノも動画でまとめました。
さらに抑える方法として以下のような手段があります。
・夜行バスを使う
・学割を使う
・LCCを使う
・交通費支給の企業を受ける
・交通費支給のイベントに参加する
それぞれ解説します。
・夜行バスを使う
「節約=夜行バス!!」と考える学生もいるかもしれません。
実際、新幹線の半額程度で利用できる場合もあり非常に安いです。
また、夜中に移動できるという意味では、昼間の時間を長距離移動に当てなくて良いので効率良く活動できます。
しかし、夜行バスはなんといっても疲れます。確かに金銭的には学生の味方ですが、自分の体力と相談しながら使うようにしましょう。
なお、以下の記事では夜行バスについて詳しく解説しているので参考していただけると幸いです。
参考記事:https://jo-katsu.com/campus/1400/
・学割を使う
JRを使う際には学割を使うのも基本的な節約術の1つです。片道101km以上の移動時に適用され、乗車券が2割引となります。
ただ、注意したいのは乗車券のみに適用される点です。つまり、新幹線などの特急券は割引されないので、特急券と乗車券を購入した場合は値段からそのまま2割引される訳ではないことを理解しておく必要があります。
また、学割を使うためには学校で取得した学割証明書が必要です。
学生証では学割してくれません。
なので、就活の時期には学割証明書を余分に発行しておいて、何枚か持ち歩くことをお勧めします。
・LCCを使う
LCCを使いましょう。
九州だとか北海道だとか沖縄だとかにお住いの人はお世話になることが多いかもしれませんね。
最近は日本国内でもLCCが多く就航しており、非常に便利となってきました。
ジェットスター、ピーチ、バニラエア、春秋航空など自分の住まいの近くの空港にLCCが就航していないか確認してみましょう。
ただ、LCCの多くが成田空港発着であることには注意すべきです。成田空港から都内へバスで移動すると1時間半以上かかります。
また、普通のANAやJALと比べて飛行機のやりくりで欠航が多いことも頭に入れておきましょう。
もちろん、安全性は問題ありません。
・交通費支給の企業を受ける
交通費支給の企業の選考に参加しましょう。
ごく稀にですが一次選考から交通費の支給を行ってくれる場合があります。この辺りは先輩に聞くなり、東京で情報交換するなりしてどこが気前のいい企業なのかを探ってください。
・交通費支給のイベントに参加する
交通費支給のイベントに参加するのも1つの手段です。
確かにイベントでは自分の希望する企業や業界の企業と出会う可能性は低いです。
しかし、だからこそ参加する意味があると思っています。興味のない企業や業界をみてみて自分の視野を広げていきましょう。
こんなに企業の話を聞けるのは就活ならではです。
以下に有名な交通費支給のイベント紹介します。
・ジョーカツ https://jo-katsu.com/
条件クリアで最大15000円の交通費支給
・Meets Company https://event.meetscompany.jp/session/18105/?affnmsid=114abad3b49a6b90ff566e7d07af75c5f54a38f4
都内イベント参加で7000円支給
・サポーターズ https://supporterz.jp/
条件によって1000~5000円を支給
2-2.東京の就活する際に使うお金を抑える方法②宿泊費編
次に宿泊費を抑える方法を記述していきます。
・友人・親戚の家を利用
・ゲストハウスに宿泊
・シェアハウスを利用
それぞれ解説します。
・友人・親戚の家を利用
友人・親戚の家を利用すれば多分タダで宿泊することができます。
宿泊に関してはお金がかかりません。
ただ、その家が都内からあまりにも離れていて、通勤ラッシュの巻き込まれたり、居候するわけですから気を使うとか、などを気にしておく必要があります。
もし、総合的にその家がいいと感じたのであれば
ありがたく利用させていただきましょう。
・ゲストハウスに宿泊
ゲストハウスを利用したことはありますか?
ゲストハウスはドミトリールームであれば、1泊1500~2000円程度で利用できます。
確かに防犯やプライバシーの面では他のホテルに劣りますが、立地や料金という点では非常にコストパフォーマンスに優れています。
是非、ゲストハウスを宿泊先の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
以下の記事ではゲストハウスについて詳しく解説しております。
参考記事:https://jo-katsu.com/campus/1325/
・就活シェアハウスを利用
就活シェアハウスを利用するのも良い手段でしょう。
1泊1500円から宿泊できたり、条件をクリアすると宿泊費が無料になったりします。
比較的長期間東京に滞在する人も多くいるので、
そこで就活仲間ができたりするケースもあります。
そこでの仲間は案外モチベーションのコントロールの助けになったりします。
以下に有名なシェアハウスのサービスを紹介します。
・ジョーカツ https://jo-katsu.com/
条件クリアで最大3週間シェアハウスが無料(個室)
・地方のミカタ https://chihounomikata.com/
立地抜群の格安シェアハウス
2-3.東京の就活する際に使うお金を抑える方法③ 飲食代編
東京で就活するということは、東京で生活するということでもあります。
そのため食費がかかってきます。自炊をする余裕ない場合やそもそもキッチンがない場合など、どうしても食費が高くなりがちです。
また、暇つぶしのカフェ代などもバカにすることができません。
その中でもなんとか食費を抑える方法について解説します。
・朝飯はすき家
・安いカフェを使う
それぞれ解説します。
・朝食はすき家
選考の前にきちんと腹ごしらえしていきましょう。
都内のどこにでもあって安い朝食を提供してくれるのはすき家です。
朝ごはん定食も300円以下で食べることができるので、コストパフォーマンスは抜群です。
もちろん、すき家でもなくても構わないので、その日のエネルギーになる朝食はきちんと食べるようにしましょう。
・安いカフェを使う
就活では予定と予定の間が頻繁に空きます。
その結果、カフェを頻繁に利用することになるでしょう。
以下では安いカフェを紹介していきます。もちろん、カフェなんてどこでも良いのですが。タリーズやスタバは案外価格が高いです。
・ドトール
・サンマルクカフェ
・エクセシオールカフェ
3.上京の際にお金以外で困ること
ここまで地方学生がいかにして東京の就活で使うお金を抑えるのかについて記述してきました。
しかし現実問題、地方学生と首都圏の学生の差は金銭的な面だけではありません。
そこで本章では、地方学生が東京で就活する時にお金以外で困ることについて解説していきます。
3-1. 時間的な不利
まずは時間的な不利が挙げられます。
就活の期間中ずっと東京に滞在できれば問題ないのですが、研究室やゼミなどでなかなかそうは行かない場合が多いのではないでしょうか?
首都圏に住んでいればなんとか時間のやりくりもできるかもしれませんが、地方で学業と就活の両立をするとなると物理的な時間の制約を受けてしまいます。
そのことを念頭に置いて、地方の学生は就活をしなくてはなりません。
3-2.情報不足
情報不足な点も不利なでしょう。
まず、企業の数も学生も数も東京に集中してしまっているので、説明会や就活のイベントなども多くは東京で行われます。
その結果、地方の学生と首都圏の学生では情報格差が生まれます。
そのため、イベントなどでの情報収集はもちろん、就活仲間なども首都圏の学生の方が作りやすく、地方の学生は情報が不足すると言わざるを得ないでしょう。
なので地方の学生は、首都圏の学生よりも「積極的に情報を取りに行く姿勢」が求められます。
まとめ お金の問題はシビア
本記事では、
地方学生が東京で就活した場合にかかるお金はいくらで東京の学生とどの程度差があるのかを解説した後、出費を抑える方法や地方学生特有のお金以外で困ることまで説明しました。
確かに使うお金を抑える方法はありますが、就活においてお金は非常にシビアな問題です。特に地方学生はそうでしょう。
「東京で就職しようと思ったけど、就活にお金がかかるからやめた」
なんて普通にありますが非常にもったいないことです。
たかがお金で夢を諦めないために、きちんとお金は準備しておきましょう。
そして親の援助や地方学生向けのサービスなど使えるものは使いましょう。
現在は交通費支給のイベントであったり、無料のシェアハウスなど地方学生に優しいサービスも出てきています。
そのあたりも含めて考えながら、お金で夢を諦めることないように準備していきましょう。
本記事が、
地方学生が東京で就活しようと思うとお金がどの程度かかるのか知りたい人、地方学生だけど東京で就活をしようと考えている人の参考になれば幸いです。