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【企業分析】ギフティの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024/4/18更新
はじめに
株式会社ギフティ(以下、ギフティ)は、東京都に本社を置き、メールやSNSを通じて、個人間でギフトを贈ることができる「gifteeサービス」を提供しているIT企業です。
おおげさな贈り物ではなく、送り手と受け手、双方の負担にならないよう、カジュアルな商品を多く取り扱うなど、現代社会におけるニーズを的確に捉えることにより、顧客満足度を向上させています。
このような取組みから2010年に創業後、わずか9年で東京証券取引所マザーズに株式上場するなど、注目を集めている企業です。
そんなギフティの企業分析を行うための基礎知識や社風、選考対策などを紹介していきます。
ギフティへの就職やIT企業・デジタルギフトサービスに興味を持っている以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。
- ギフティの業務内容が知りたい
- ギフティの就職難易度が知りたい
- ギフティの選考対策について、何をしたらいいかわからない
そのほかの業界については以下の記事でまとめているので、ぜひご覧ください。
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この記事の結論
ギフティの就職難易度は標準よりやや高めです。
理由としては、2点挙げられます。
1点目は、デジタルギフト分野のリーディングカンパニーとして業界を索引している点です。
仕事の規模が大きく、どんどん新しいことにチャレンジできるので成長志向のある多くの就活生からのエントリーが見込まれます。
2点目は、就業環境が整備されている点です。
募集要項によると新卒の初任給は33万円となっており、非常に高待遇といえるでしょう。
また、おしゃれなオフィスで勤務できるところもポイントです。
上記の2点から、多くの就活生からのエントリーが予想され、選考は高倍率になる可能性が高いでしょう。
ギフティは、人物重視の採用を行っています。
ギフティに入社したいという強い気持ちと、明確な志望動機をアピールして選考対策を充実させれば、学歴、文系・理系問わず、内定を獲得できるチャンスがあるでしょう。
自己分析や企業分析をしっかりと行い、対策しておくことをおすすめします。
ギフティの募集職種は以下のとおりです。
- エンジニア
- セキュリティエンジニア・プラットフォームエンジニア
- ビジネス職(事業開発)
- ビジネス職(経営企画)
選考のなかで職種を選択する必要があるので、企業説明会への参加やOB訪問を行い、希望する仕事を明確にしておきましょう。
また、ビジネス職は1Day個人インターンも募集していますので、本選考へのエントリーを検討している就活生は、インターンへの応募をおすすめします。
次の章からは、各事業内容やその他の就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
株式会社ギフティについて
出典元:会社概要 – 株式会社ギフティ
会社概要
株式会社ギフティは、東京に本社を置くITベンチャー企業として、メールやSNS上でギフトのやりとりができる「gifteeサービス」を提供しています。
「gifteeサービス」は代表取締役を務める太田氏の「たいそうなプレゼントを用意する必要はないけど、カフェラテ1杯くらいはお祝いの気持ちを込めて気軽に贈りたい」という思いを具現化させたサービスで、2011年にサービスリリース後、急速に成長を遂げ、2019年の株式上場の原動力となりました。
ギフティは「キモチの循環を促進することで、よりよい関係でつながった社会をつくる」を事業ビジョンに掲げ、eギフトを通じて、人や企業などの縁を育む活動を行っています。
また、個人間のカジュアルなやりとりはもちろん、法人向けのサービスも展開しており、キャンペーンの景品や企業から顧客へのギフトを送ることができるシステムを構築することにより、顧客満足度を高めています。
主な事業は以下のとおりです。
- giftee事業
- eGift System事業
- giftee for Business
上記の事業内容については、のちほど詳しく解説いたします。
ギフティの強みは、サービスの企画・立案、そしてeギフトシステムの構築、流通、販売までのすべてのサービスを一貫して行うことができる点です。
自社で全工程を完結できるので、各クライアントの要望を丁寧にヒアリングし、仕様を柔軟にアレンジすることが可能です。
次に、ギフティの業界内での立ち位置について紹介します。
競合他社としては、デジタルギフト「デジコ」のサービスを展開する「株式会社DIGITALIO」、「dgift」のサービスを展開する「株式会社デジマース」などです。
デジタルギフトサービスを提供している企業によって、取り扱っているサービスや得意とするサービスが異なります。
選考を受ける際はしっかりと企業分析、業界研究を行うようにしましょう。
また、似たビジネスモデルを採用している企業の特色や強みなどについて分析することで、面接での受け答えに具体性が増します。
他社の企業分析もしっかりと行っておきましょう。
各事業別の売上規模
ギフティの全体の売上高は72億2,600万円です(2023年実績)。
2021年は37億2,500万円、2022年は47億2,300万円と順調に売上を伸ばしています。
ギフティの展開する事業のなかで収益を挙げている事業は「giftee for Business」です。
また、地域通貨に関するサービスも堅調に伸びています。
【参照ページ】
各事業セグメントの解説
ギフティには事業の柱が4つあります。
それぞれの分野が非常に重要な役割を担っているので、事業内容について解説いたします。
事業名 | 事業内容 |
giftee事業 | オンラインで手軽にギフトを贈ることができるgifteeサービスを展開。 メールSNSを通して、直接会えない相手や住所を知らない人にもギフトを贈ることが可能。 |
eGift System事業 | 店頭で引き換えることのできるデジタルギフトチケットの生成・販売を行う。 |
giftee for Business | eGiftを活用した法人向けサービスを展開。 ギフトをメールやSNSで簡単に贈ることが可能。 |
e街プラットフォーム事業 | 地域通貨や旅行クーポン、チケットなどを電子化。 デジタルソリューション導入により、地域活性化をサポートしている。 |
上記のように、eGiftを活用したビジネスを複数展開していることが特徴です。
贈り主によってeギフトが購入されたときに、当該eギフトの発行元から販売手数料を得ることで収益をあげています。
メイン事業の「gifteeサービス」は個人間の利用や法人顧客の利用など、幅広く展開しています。
個人間のギフトのやりとりについては、潜在的な需要を含め、市場規模6兆円ともいわれており、今後もさらなる成長が見込まれるでしょう。
また、e街プラットフォーム事業では、自治体などをメイン顧客としています。
コロナ禍において、観光の需要喚起を促す施策として実行された「Go To トラベル」事業で活用されるなど、政府や自治体からも信頼を得ています。
ギフティで働いている社員は?
平均勤続年数は?
有価証券報告書によると、ギフティの平均勤続年数は2. 67年となっています。
ギフティは2000年に創業した比較的新しいベンチャー企業なので、平均勤続年数はデータ上短くなってしまうことを留意しておきましょう。
とはいえ、日本国内の民間企業の平均勤続年数が11. 8年であることから、職場定着率は非常に低い職場で人の入れ替わりが激しいと見てとれるでしょう。
平均年収は?
有価証券報告書によるとギフティの平均年収は、約648万円とされています。
全国平均の年収が433万円であることから、全国平均よりかなり高い水準です。
新卒採用の初任給が33万円となっていることから、平均を大きく引き上げています。
平均残業時間は?
ギフティの平均残業時間は、実際にギフティに勤務されている方のブログ記事によると15~30時間程度が目安となります。
厚生労働省が発表している「毎月勤労統計調査」では、一般労働者の平均残業時間は13.8時間とされているので、ギフティの残業時間は平均よりやや多いといえます。
勤務時間については、フレックスタイム制を導入しており、業務の繁閑に合わせて勤務時間を調整することが可能です。
平均ボーナス額は?
ギフティでは業績に応じて賞与を支給しているようです。
支給額や基準については公表されておらず、正確な情報を得られませんでした。
気になる方は企業説明会などで質問してみましょう。
どんな文化なの?
ギフティには、フランクで風通しのよい文化があります。
また、社員それぞれが向上心をもって業務を行う風土があるようです。
わからない点については先輩社員が相談にのってくれるので、安心して働くことができるでしょう。
ギフティでは、性別や入社年次にとらわれず、平等にチャンスが与えられます。
積極的に成長したいと考えている就活生にはオススメの企業です。
また、オフィスの環境が充実しており、自由なスタイルでのびのびと働くことが可能です。
就活の際は自己分析をしっかりと行い、自身の求める働き方や労働環境を明確にし、選考に臨んでください。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
以下に、ギフティの新卒募集要項についてまとめました。
2024年度の募集要項では学部卒の初任給が33万円〜となっており、大卒の平均初任給約22万円を大きく上回っています。
各項目 | 詳細 |
応募資格 | 記載なし |
職種 |
|
基本給 | 33万円〜 |
昇給 | 年2回(4月) |
賞与 | 記載なし |
福利厚生 | macbookpro支給、書籍支給、通勤交通費全額支給、健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険完備、ストックオプション制度(成果に応じて随時付与)、ドリンク無料提供、自己研鑽費用負担(dev training制度)、リファラル制度 |
勤務時間 | フレックスタイム制適用(コアタイム11時〜16時) |
勤務地 | 東京本社(東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア11階) |
募集人数 | 記載なし |
ギフティの新卒募集要項について
以下に、ギフティの新卒募集要項についてまとめました。
2024年度の募集要項では学部卒の初任給が33万円〜となっており、大卒の平均初任給約22万円を大きく上回っています。
各項目 | 詳細 |
応募資格 | 記載なし |
職種 |
|
基本給 | 33万円〜 |
昇給 | 年2回(4月) |
賞与 | 記載なし |
福利厚生 | macbookpro支給、書籍支給、通勤交通費全額支給、健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険完備、ストックオプション制度(成果に応じて随時付与)、ドリンク無料提供、自己研鑽費用負担(dev training制度)、リファラル制度 |
勤務時間 | フレックスタイム制適用(コアタイム11時〜16時) |
勤務地 | 東京本社(東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア11階) |
募集人数 | 記載なし |
求める人材
ギフティが求める人材像は以下の通りです。
- ビジネスや事業に対する興味関心が高く、知的好奇心旺盛な人物
- 高い目標を掲げて、達成のための方法を自ら考え、試行錯誤しながら推進していくことが好きな人物
- 正解のない環境下でも、自分なりの考えを持って進めていくことに臆せず、その環境を楽しめる人物
- ギフティのミッション、カルチャーに共感できる人物
トレンドやニーズが日々変化するIT関連企業ですので、変化に対応する柔軟性や自発的に動く行動力が求められます。
また、新サービスを創造していく過程には正解はありません。
自分が新しい道を切り開いていくのだという信念を持った人物を求めています。
【参照ページ】
ギフティの新卒採用のフロー
ギフティの選考は、下記の通りの流れです。
※採用年度によって変更がある可能性があるので注意しましょう。
①エントリーシート提出
ギフティは就活生から人気のIT業界に属する企業です。
多くの就活生からのエントリーシートの提出が予想されますので、選考は高倍率となるでしょう。
高倍率ななかでエントリーシートを通過させるためにも、なぜ「ギフティ」を志望したかを明確にしておきましょう。
エントリーシートでは自己PRや学生時代に注力した経験などについて記載することが多いようです。
②個人面接(複数回)
エントリーシートをクリアすると、個人面接が実施されます。
質問内容として、志望理由などのオーソドックスな内容と、エントリーシートに記載してある内容の深掘りが中心となります。
企業分析と自己分析をしっかりと行い、面接に臨みましょう。
また、下記のような質問が多いようなので参考にしてください。
- 自己PR
- 学生時代に注力したこと
- 志望動機
- 企業分析で行ったこと
面接試験は、比較的和やかな雰囲気で実施されるようです。
自分がアピールしたいことを落ち着いて、論理的に話すようにしましょう。
また、OB訪問や企業説明会を活用し、実際の業務内容について理解を深めておくと面接での受け答えに具体性が増すのでオススメです。
③内定
複数回の選考を突破すると内定となります。
採用大学
ギフティは過去の採用実績を公開していませんので、情報を得ることはできませんでした。
参考までに採用大学のランクに関する記事を以下に記載しておりますのでご覧ください。
就職偏差値・難易度
ここまでの内容を踏まえて、ギフティの就職偏差値・難易度を見ていきましょう。
結論として、ギフティの就職偏差値・難易度はやや高めといえます。
その理由としては、以下の2点が挙げられます。
- デジタルギフト分野のリーディングカンパニーであること
- 就業環境への投資を充実させており、働きやすい環境が整っていること
上記の理由から、多くの就活生からのエントリーが予想されます。
しかし、複数回の個人面接を実施している人物重視の採用を行っている企業なので、全員に等しくチャンスがあるでしょう。
数多くの学生と差別化を図るためにも企業分析を充実させ、面接などの準備を整えてください。
まとめ
企業分析として、ギフティの就職難易度・採用大学・選考対策などについて説明しました。
ギフティはIT業界に属する企業で、デジタルギフトサービスを展開している企業です。
企画・立案・システムの構築・運用などを一気通貫して行うことにより、顧客満足度を高めています。
ギフティはIT企業として、また、デジタルギフトサービス分野のリーディングカンパニーとして高い人気を誇っているため、選考は高倍率になる可能性があります。
ただし、複数回の個人面接を実施している人物重視の採用を行っている企業なので、全員に等しくチャンスがあるでしょう。
選考を突破するためにも、自己分析と企業分析は入念に行ってください。
ぜひこの記事を参考にし、内定を獲得できるよう頑張ってください。