エントリーシートの頻出質問を紹介!回答のポイントも解説!
2024/04/17更新
はじめに
エントリーシートの質問内容は、企業によって異なります。
最大限に志望企業に自分をアピールするために、エントリーシートの頻出質問を理解しておくことが大切です。
質問内容を予測しながら、本番に向けてしっかり回答を準備しておきましょう。
この記事では、エントリーシートの頻出質問やその答え方が知りたい以下のような就活生を対象に、解説していきます。
- エントリーシートの頻出質問が知りたい
- エントリーシート頻出質問の答え方が知りたい
- エントリーシートでの回答する際のポイントを把握したい
ぜひ、最後までご覧いただき、エントリーシート記入時に役立ててください。
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企業がエントリーシートでチェックしていること
企業は数ある応募者の中から採用者を選ぶ必要があるため、エントリーシートを活用して企業に有益である人材かどうかを判断しています。
具体的に下記の項目でご紹介します。
①企業の価値観を理解しているか
企業に対して、どんな魅力を感じ理念やビジョンに共感しているかどうかや、企業の価値観を理解しているのかという部分もチェックされます。
それぞれ価値観や判断基準は違いますが、それらが企業とある程度マッチするかどうかも採用を決める重要なポイントです。
価値観とは信念や行動基準を指しますが、企業にとっては人材を見極める際に大切な指針となります。
どれほど能力や人格が優れていても、企業の価値観とマッチしなければ採用のハードルは高くなってしまいます。
企業とのミスマッチを防ぎ早期退職者をださないためにも、マストでチェックされるポイントです。
②企業への志望度や熱意を感じられるか
志望動機で主に確認されるのが企業への志望度や熱意、モチベーションです。
企業が応募者の志望度や熱意を知りたがる理由は、内定辞退者や入社後の退職者をださないためだといわれています。
仕事の成果は、高いモチベーションも大きく影響しているため地道に努力ができる人であるか、忍耐力はあるのか等、業務に取り組む際に必要な能力や素養があるかどうかをチェックしています。
企業の志望度を問われた際は第一希望だと伝えることがベストですが、中には第一希望でないケースも考えられます。
もし第一希望でない企業を志望する場合は、「第一志望群」と伝えましょう。
自分の本音と向き合って、素直な気持ちを伝えることが最も大切だといえます。
③企業とマッチするかどうか
エントリーシートは、応募者の人柄や性格などの素養をチェックする1つの手段です。
ありのままの自分らしさをアピールする場なので、記載内容はコピペ内容や嘘を書くと採用担当者に見破られてしまう可能性が高いため、注意が必要です。
企業の適性度は、主に自己PRの内容から判断されます。
さまざまな自分の能力や素養の中から、その企業が求めるものは何かを考えて必要とされる能力を記載するのがベストです。
例えば、高いコミュニケーション能力を求めている企業に対して、「内向的で人見知りをする」と伝えては「うちには合わない」と評価されてしまう可能性があります。
ですから、自分がアピールした能力や素養が、企業が求めている素養や能力とマッチしているかどうかを判断することが重要です。
④文章力やコミュニケーション能力があるかどうか
エントリーシートの記載内容を見て、文章構造やコミュニケーションスキルに問題がないかどうかを確認しています。
入社後は社内・社外問わず人と関わることが多いため、論理的に伝えられる能力があるのか、相手の立場に立って簡潔に文章を展開できているのかという部分がチェックされます。
エントリーシートでは、各設問の要求に沿ったものを回答するため、自身の考えや経験をその背景を含めて他者に鮮明に伝える能力が問われています。
したがって、「共感・理解・納得」をしやすいエントリーシートを作成しましょう。
エントリーシートの頻出質問・回答方法を紹介!
エントリーシートの頻出質問では企業が学生に対して最も知りたいことを中心に問われます。
「自分自身をしっかり理解しているか」をチェックされるため、エントリーシート記入前に必ず徹底した自己分析を行いましょう。
1.志望動機
エントリーシートでは必須項目といえる志望動機。
記載されている志望動機を通して、企業への志望度の高さや熱意を測っています。
志望動機は企業と業界、両方の意見をそれぞれ考えておきましょう。
エントリーシートでの質問内容は企業により異なりますが、志望動機に関してはほとんどの企業のエントリーシートで記載が必要です。
回答でのポイントは、志望動機を書く際はまず始めに、自己分析を行い業界に興味を持ったきっかけや理由を明らかにすることが大切です。
次に、その業界に向けてどのように貢献でき、努力できるかを考えます。
最後に、企業が求めている人材と自身の将来のビジョンを合わせた未来像を提示することで説得力が増すでしょう。
そして文章は結論から始めると内容が簡潔にまとまり、読み手に伝わりやすい文章が作成できます。
また、具体的なエピソードやその経験を通して、入社後にどのように貢献できるかも提示しましょう。
志望動機の例文や書き方のポイントは下記の記事でもご紹介しています。
志望動機はどのように書けばいい?文字数の注意点・書き方のコツ・例文など詳しく解説
【26卒】志望動機の書き方はラブレターと同じ!業界ごとの例文も徹底解説
2.自己PR・ガクチカ
自己PRやガクチカでは、学生の能力などのポテンシャルをチェックされています。
チャレンジ精神や忍耐力、リーダーシップなどの業務に活きる能力がどれほどあるのかも判断される項目です。
主に精神的な部分を重視されるため、学生時代に培った責任感や向上心などを伝えましょう。
自己PRやガクチカでは、下記のような質問が頻繁にされる傾向があります。
- 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
- とくに苦労したこと
- 達成感を得た出来事
- 学生時代に熱心に打ち込んだこと
- 部活動の内容
- サークル活動
- ゼミの内容
- 一番印象的だった授業
- 研究内容
- インターン経験の有無
- アルバイト経験の有無
- 課外活動の内容
- 今の大学を選んだ理由
- 留学した理由
- 卒論のテーマ
回答でのポイントは、自己PRは「自身の強みである部分」に焦点を当て、「ガクチカ」では学生時代における活動の動機も含めた内容を長所に関するエピソードを端的に踏まえ、具体的な活動と結果を伝えるようにします。
加えて、簡潔で論理的な文章を心がけましょう。
時系列を順序立てながら聞き手に伝わりやすいかどうかを意識しながら考えましょう。
自己PRやガクチカの例文や書き方は下記の記事でも解説しています。
併せてチェックしてみてください。
【例文付き】ガクチカでアルバイトを題材とする際の注意点と書き方を解説!
【例文付き】就活に必須のPREP法!ESの自己PRの書き方!
3.価値観・人柄・性格
価値観・人柄・性格では、個々のパーソナルな部分を知り、応募者が持っている価値観が企業とマッチするのかをチェックされます。
趣味や趣向、価値観を測るために多岐にわたるジャンルの質問がされ、学生の人柄や性格をチェックします。
応募者の特徴を把握して、企業でどういう業務が向いているのかを判断しています。
価値観・人柄・性格では、下記のような質問が頻繁にされる傾向があります。
- 最近のニュースで気になったこと
- あなたを物に例えるなら?
- あなたを漢字一字で表現するなら?
- 今までで忘れられない出来事とは
- リーダーになるために必要なもの
- あなたの地元をPRしてください
- 本日の面接で学んだこと
- 本日の面接は何点だったか
- 印象に残っているニュース
- 今後、日本が解決すべき問題とは
- ひとつ夢が叶うとしたら何を願うか
- 1年の期限付きでやってみたい仕事
- 1,000万円あるとしたら何に使うか
- 最近読んだ本
- 逆質問はあるか
回答でのポイントは、自分の価値観や素養をアピールすると同時に話題を広げる発想力や日々何に関心を抱いているか、好奇心も強調できるといいでしょう。
下記では自身の長所や短所の見つけ方や記載法もご紹介しています。
自己分析をする際にぜひ役立ててください。
【例文あり】エントリーシート(ES)長所・短所の見つけ方一覧とポイント4選
4.将来のキャリア
将来のキャリアでは、入社後にどのようなキャリアプランを描き、企業に貢献できるのか、将来的な活躍は見込めるのかをチェックされます。
企業の理念やビジョンに共感できるのかや、抱いているキャリアプランが現実的で実現が可能かどうかも判断されます。
将来のキャリアでは、下記のような質問が頻繁にされる傾向があります。
- 当社で具体的に挑戦したいこと
- 当社で実現したい夢や目標
- 3年後のキャリアプラン
- 5年後のキャリアプラン
- 10年後のキャリアプラン
- 理想の人物像
- 理想の社員
回答でのポイントは、入社後の自分を想像し貢献できることや在り方も具体的に回答できるといいでしょう。
加えて入社後の目標やキュリアプラン達成のための道筋まで説明できるといい印象が残せます。
キャリアプランの例文や書き方は下記の記事でも解説しています。
併せてチェックしてみてください。
5.就活関連
就活関連の質問では主に就活の軸やインターン、仕事に対しての価値観をチェックされます。
特に回答内容に一貫性があるかどうかや、主張が明確で矛盾が生じていないかが大切です。
芯がなくブレた回答を行なうと、悪い印象を与えてしまいます。
就活関連では、下記のような質問が頻繁にされる傾向があります。
- あなたにとって仕事とは?
- 一生のうちに成し遂げたい夢
- 仕事で大切だと思うこと
- 仕事のやりがいは
- 仕事とプライベートはどちらが大切か
- 残業や土日出勤はできるか
- あなたを採用したら当社にどんなメリットがあるか
- あなたが入社したら企業にどう貢献できるか
回答でのポイントは、就活の軸に一貫性があるかどうかや矛盾点がないかをチェックされます。
入社後のキャリアとも直接つながる部分なので、関連性を持たせることも大切です。
内容が曖昧になったり、印象が薄くならないように気をつけましょう。
就活の軸の決め方やアピール方法は下記の記事で解説していますので、併せてご覧ください。
【就活軸50個列挙!!】就活の軸を簡単に発見し、強烈にアピールする方法
参照・引用ページ
エントリーシートの頻出質問を回答するときのポイント
エントリーシートでは、応募者の目に見えない経験や素養をあらゆる角度からアプローチする目的があります。
どんな些細な質問にも何かしらの意図が含まれているので、下記の項目を意識しながら丁寧に回答することが大切です。
①結論から論理的に書く
エントリーシートを記載する際はまず始めに結論から書くと文章が簡潔にまとまり、読み手に伝わりやすい文章構成になります。
加えて、1文が長すぎると何を伝えたいのかが分かりづらくなるため、文章を長くしすぎないように気をつけましょう。
結論を簡潔に記入した後は、その根拠や理由となる具体的なエピソードを付け加えると、よりリアルで鮮明に伝わりやすくなり、理解が深まります。
下記のフレームワークに沿って文章を構成すれば、簡潔で伝わりやすい文章になるので、ぜひ参考にしてみてください
- 結論:設問の問いの答え=最もアピールしたい事柄を端的に述べる。
- エピソード:結論の理由や根拠となる経験やエピソードを紹介する。
- 方法論:方法論や経験から学んだことを述べて、自分の能力や人柄がどんな場面で発揮でき、再現性があることを説明する。
- 企業での貢献:自分の能力や人柄を企業での業務と結び付けて、入社後に活躍できることを伝える。
②伝えたいポイントは1つに絞る
それぞれの設問でアピールしたいポイントがいくつかあっても、伝えたいポイントは1つに絞るよう心がけてください。
なぜなら、たくさんの項目を盛り込みすぎてしまうと、何を伝えたいのかわからなくなるからです。
エントリーシートではたくさんの内容を伝えるのではなく、限られた内容を端的にわかりやすく他者に伝えることです。
文字制限を設けている設問もあるため、その場合は文字数を超えないように文章をまとめる必要があります。
ですから、アピールポイントやエピソードを1つに絞り込み、その事柄について深く論じる方が企業側に伝わりやすい文章が作れます。
③質問されても回答できるように準備をする
エントリーシートの記載内容は、論理的に具体性をもって作成することがベストです。
しかし、具体例やエピソードが思いつかないケースも考えられるでしょう。
その場合は、抽象的な表現になってしまっても問題ありません。
なぜなら、抽象的な結露や話から具体例を導きだせることで、脈絡に納得感が出るからです。
ただし、エントリーシート通過後の面接では記載された内容の深掘りをされる可能性が高いため、具体的な体験談や定量的な表現を用意して、納得感を出すようにするといいでしょう。
④企業の価値観への共感力をアピールする
ガクチカや自己PR、志望動機では、設問を通して企業の価値観への共感力をアピールすることが大切です。
もし、記載された内容が志望企業の求める人物像や企業理念とミスマッチだといい印象を与えることができません。
企業の求める人物像や理念・ビジョンなどは、エントリーシート記入前に必ず企業の採用ホームページの採用概要や、OB・OG訪問や中期経営計画などのIR情報から読み取るようにしましょう。
しかし、いい印象を持たれるために嘘や誇張しすぎた表現は書いてはいけません。
それらは採用担当者が見抜く可能性が高いため、自分の素直な気持ちを記載することを心がけてください。
エントリーシートの回答を記載する際の注意点
読み手に伝わりやすいエントリーシートを作成する際は、注意すべきポイントもあります。
自身の魅力を最大限に発揮するエントリーシートを完成させるためにも、以下の点を注意してください。
①言葉遣いや誤字脱字に気をつける
言葉遣いや誤字脱字に気をつけて文章を作成することは、社会人としての当たり前のマナーなため、誤りがないよう気をつけましょう。
学生ではなく、社会人としての意識を持って企業にアピールすることが求められます。
近年は、オンライン上でエントリーシートを記入するケースが増えているため、変換間違いや、「、」や「。」などの句読点の打ち忘れなどにも注意を払ってください。
エントリーシートで言葉遣いに誤りがあったり誤字脱字が見受けられると、「注意力がない」「取り組みが雑」といった悪印象を与えることになってしまう場合もあります。
マナーやミスがないよう、きちんと見直しをしてから提出しましょう。
②余白をつくらない
エントリーシートにはあらゆる設問が設けられていますが、自己PRや志望動機には比較的広いスペースが用意されています。
記入欄は8〜9割ほど埋めるのが理想なため、なるべく余白は作らないよう心がけましょう。
余白が目立つエントリーシートは、「志望度が低い」「熱意に欠ける」と悪い印象を与えてしまう可能性があります。
ただし、余白を埋めるために文章が冗長になってしまうなど必要以上の文章を記載するのはよくありません。
読みやすい文章を心がけ、適切な文字数で記入欄を埋めるようにしましょう。
まとめ
この記事では、エントリーシートの頻出質問や回答の際のポイントなどをご紹介しました。
エントリーシートに記載する前に、必ず自己分析や業界・企業分析を繰り返して行いましょう。
その段階を踏むと、文章構成の全体像が見えて自ずと良い文章が完成していきます。
この記事で解説した回答ポイントや注意点、エントリーシートでは何をチェックされ企業は何を知りたがっているのかを把握するとより的確で読み手に伝わりやすい文章が書けるでしょう。
ありのままの自分をアピールして、自分らしいエントリーシートを完成させましょう。
まずは具体的なエピソードや経験から学んだことを洗い出してみて、自身が思うことを素直に答えることに重きを置いてみてください。
この記事で解説した内容を参考に、エントリーシートの回答を心がけてください!