【例文あり】800字の志望動機を書くには?ポイントや注意点を解説

【例文あり】800字の志望動機を書くには?ポイントや注意点を解説

2024年10月17日更新

はじめに

新卒の選考時に必ず尋ねられる質問のひとつが「志望動機」です。

しかし、企業から800字で書くように指定されていたら、困るという方も多いかもしれません。

志望動機は応募者の働く意欲や人となり、仕事に対する考え方など、さまざまなことを引き出すきっかけになる部分です。

では、何を理由に企業は800字という長い志望動機を課すのでしょうか。

この記事でわかること
  • 800字を書かせる理由
  • 志望動機を書くポイント
  • 志望動機の例文

そこで今回は、上記のポイントに従って志望動機について書く際の注意点やコツ、志望業界別の例文などを網羅的に紹介します。

ぜひこの記事を参考に、800字の志望動機に臆することなくチャレンジしてみてください。

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なぜ志望動機で800文字を書かせるのか?

企業は志望動機からなぜ自社を選んだのか、自社の社風とマッチしているかを確認しようとしています。

それだけならば、100字程度でも問題ないのですが、800文字とすることで学生の情報をさらに深掘りしたいという考えがあるためです。

まずは、企業が800文字の志望動機を書かせる理由について紹介します。

就活生の志望度を知るため

800字の志望動機を書かせる理由の一つとして、就活生がどれほど自社を志望しているかを把握するためです。

文字数が短いと必要最低限のことしか分からず、就活生の熱意を把握しきれません。

800字と長い文字数を指定すれば、それだけ作成にも時間がかかります。

また、しっかりと内容が整理できていなければ、意図が伝わらず、中途半端になってしまいます。

企業は、その面倒臭さを乗り越えてきちんとした志望動機を書ける人なのかを見ているわけです。

また、800字の志望動機を満足に書けない学生もでてくるでしょう。

志望度の低さや企業理解の浅さが目立つ志望動機を書く学生を足切りしたいといった狙いもあるでしょう。

自社とのマッチ具合を把握するため

企業は志望動機を見ることで、就活生と自社がどれほどマッチしているか把握したいと考えていることも理由の一つです。

就活生が自社のビジョン、価値観、事業といった内容に理解度があるかを見ています。

ここに齟齬が発生していると、仮に入社しても上手くいきません。

企業は、将来的に職場で活躍し、長期的に企業に貢献してくれる学生を求めています。

例えば、協力して仕事にあたる必要性がある企業に一人で黙々と仕事をしたいと思っている学生はマッチしていません。

これからのような理由から、あえて800文字という長い志望動機を課していると考えられます。

志望動機を書くための4STEP

志望動機を書くための4STEPを紹介していきます。

4STEP
  • 結論ファーストにする
  • 具体的なエピソードを絡める
  • 自分が大切にしている価値観を述べる
  • 入社後のビジョンを伝える

4つのポイントを押さえて、採用担当者に好印象を与える志望動機を作成してみましょう。

結論ファーストにする

志望動機を書く際は、冒頭で結論を述べるようにしましょう。

採用担当者も、日々の業務をこなしながら、限られた時間の中で、一人でも多くの応募者の情報に目を通していきます。

最初の段階で結論が述べられていないと、何を伝えたい文章なのか不明確のまま、流し読みされてしまったり、途中で読み終えてしまうおそれがあります。

せっかく書き上げた志望動機も無駄になってしまうため、まずは結論から述べて、その後に理由付けを書くように意識してみましょう。

また、以下の記事では自己PRに効果的なPREP法の使い方や注意点を解説しています。

志望動機を書く際の参考になりますので、チェックしてみてください。

具体的なエピソードを絡める

自分らしい志望動機を書くコツは、具体的なエピソードを絡めることです。

例えば、「小さい頃から御社の商品を家族で使っていた」「お店の人に親切にされて自分もここで働いてみたいと思った」などです。

自分が志望するきっかけになったことを具体的に盛り込めば、志望動機のオリジナリティがグッと増し、面接官の印象にも残りやすくなるでしょう。

ただし、面接官にインパクトを与えたいからといってエピソードを創作するのは厳禁です。実際に経験していないエピソードは、深掘りされたときにバレてしまいます。

自分が大切にしている価値観を述べる

仕事をしていくうえで、自身が普段から重要に思っている方針を言語化してみましょう。

このときに注意するのは、企業の理念や、求める人材像などに沿って述べることがポイントです。

働きたい企業があっても、その理由は自分自身でもなんとなくぼんやりとしか見えていない場合もあります。

そこで始めに自己分析をし、自分が志望する理由や価値観を具体的につかみましょう。

志望するきっかけを明確にできたら、さらにその企業でなければならない理由を突き詰めていきます。

その求人に応募したいと考えるからには、その企業でなければならない理由が必ずあるはずです。

自分の大切にしている価値観と共に興味を持っている部分、仕事として関わりたいと考えている部分などを、とことん掘り下げましょう。

入社後のビジョンを伝える

志望動機の最後には、入社後のビジョンや貢献できることを書くようにしましょう。

自分の想いを志望動機にぶつけることも重要ですが、それだけでは不十分です。

自分の想いを伝えたうえで、入社した後にどんな貢献ができるのか、どんなことをしたいのかを伝えることで、採用担当者にも響く志望動機になります。

書き終えた志望動機に自信がない場合は、他人の評価を聞いてみたりするのもおすすめです。

志望動機を書く際の3つのポイント

ここでは、志望動機を書く際に押さえておきたい注意点とポイントを解説します。

志望動機は書き方次第で、企業に好印象とマイナスな印象どちらも与えられます。

ちょっとした工夫で完成度が高まり、自分らしさもプラスできて、印象に残りやすい志望動機になるでしょう。

ポイント
  • 自分の言葉で書く
  • 面接で尋ねられそうなことも予測しておく
  • 文章として整える

自分の言葉で書く

志望動機は、自分の言葉を使って書くことも大切です。

志望動機の書き方がわからず、就活向けの本などから例文をそのまま使う人も見られます。

しかし、面接官は面接のプロです。

自分の考えが入っていないテンプレートのような志望動機は高い確率で見抜かれます。

面接の中では志望動機から派生した質問が多くされることもあるので、自分のものでない志望動機は、その時点で対応しきれずちぐはぐになって失敗するでしょう。

きれいで当たり障りのない内容ではなく、自分なりの考えと言葉で書くことが大切です。

自分らしさが詰まった志望動機であれば説得力も増し、きっと面接官に伝わります。

面接で尋ねられそうなことも予測しておく

志望動機は面接での質問のベースになる場合も多々あります。

しっかり伝えたい要点が盛り込まれていれば、後は都度質問に対応していく形で良いでしょう。

ただし、どのような質問がされそうかあらかじめ想定しておくことも大切です。

面接で緊張してしまうと、なかなか咄嗟の対応ができないかもしれません。

予想質問をいくつか立てて、回答も用意しておくと安心です。

文章として整える

志望する理由やその企業でなければならない理由がはっきりしたら、後は志望動機を文章として整えます。

次のような流れがわかりやすく一般的です。

流れ
  • 志望する理由
  • 志望するきっかけとなったエピソード
  • その企業でなければならない理由
  • 入社後に行いたい仕事など

この流れで展開すると、志望動機がしっかりストーリーとしてまとまり、読む人・聴く人にも伝わりやすいでしょう。

志望動機を書く際の5つの注意点

800文字という長い志望動機を書く際は、様々な注意点が存在します。

注意点
  • どの会社にも当てはまるような内容はNG
  • 待遇面を動機にするのはNG
  • 曖昧な共感はNG
  • 受け身な表現はNG
  • 退職を前提とした内容はNG

どの会社にも当てはまるような内容はNG

志望動機を考える際にまず注意したいのが、どの会社でも使えるような内容にしないことです。

志望動機を1つ考えて、就活するすべての企業の選考に同じ志望動機を使い回す人も見られますが、どの企業からも良いイメージは持たれません。

志望動機で重要なのは「なぜその企業でなければいけないのか」です。

「自社でなくても良いのでは?」と面接官に思われるような志望動機では不十分です。

どの企業にも当てはまる汎用性の高い志望動機は、「この企業でなければ」という部分が薄いため、面接官の印象に残らない可能性が高いでしょう。

また、深掘りされたときにも回答に困りやすく、面接官に「意欲が少ない」とマイナスイメージをもたれてしまいます。

待遇面を動機にするのはNG

志望動機として、待遇面を取り上げるのは避けた方が無難です。

待遇面自体は快適に働くため非常に大切なポイントなので、重視することがNGというわけではありません。

なぜその企業を選んだのかという動機として、待遇面を書かないが良いということです。

多くの企業は自社の理念・事業・業務内容等に、強く興味を持つ人材に入社して欲しいと考えています。

仕事に対しての興味や意欲が高ければ、働いている中で課題にぶつかっても辞めずに立ち向かってくれる可能性があります。

しかし、待遇面を第一の動機に掲げ志望している人は、「より待遇の良い職場を見つけた場合そちらに転職してしまうのではないか」と思われるでしょう。

そのようなつもりはなくても、意欲に疑義を持たれる可能性が高いので、待遇面は志望動機においては避けるようにしましょう。

曖昧な共感はNG

志望動機の中で、企業に曖昧な共感を示すのは良くありません。

例えば、企業理念に対する共感などです。

「御社の企業理念に深く共感しました」というフレーズが志望動機でよく見られますが、このような抽象的な表現では不十分です。

具体的に企業理念のどのような部分に、どのような気持ちで共感を覚えたのか、ここまで具体的でなければ説得力はないでしょう。

面接時に、さらに詳しい内容を突っ込まれる可能性もあります。

受け身な表現はNG

志望動機では、受け身な表現を使うのもおすすめできません。

例えば、「御社でさまざまな仕事を指導いただきたい」などです。

応募者としては、業務を通して仕事を幅広く学びたい、吸収したいという意欲を表しているのかもしれません。

しかし、企業側からは「自分で主体的に学ぼうという姿勢はあるのか」「すべて受け身で言われなければ動かないタイプなのではないか」などと、あまり良くないイメージを持たれる可能性がありますので注意しましょう。

退職を前提とした内容はNG

将来的に企業を退職することを見据えた志望動機は避けましょう。

例えば「将来自分で起業するためその勉強がしたい」などの動機は控えた方が無難です。

先に述べている通り、企業はできる限り長く勤めてくれる人材を求めています。

今すぐでなくても、いずれ離職することを前提に入社を希望する応募者には、企業は良い印象を持ちません。

もしキャリアの先に他の企業への転職や独立などを視野に入れているとしても、それを志望動機の段階で言及するのはやめておきましょう。

志望動機の5つの例文

それでは、志望動機の具体的な例文を紹介していきます。

業界や職種など、さまざまなパターンを想定しています。

  • 金融業界への応募時の志望動機
  • IT業界への応募時の志望動機
  • 不動産業界への応募時の志望動機
  • 食品業界への応募時の志望動機
  • 医療業界への応募時の志望動機
  • インフラ業界への応募時の志望動機

自分が気になっている企業や職種と類似するものがあったら、例文を参考にしながら自分の考えやエピソードを盛り込みつつ、志望動機を作成してみてください。

【例文】金融業界への応募時の志望動機

私が貴行を志望した理由は、顧客としっかり信頼関係を結びながら、人や暮らしに寄り添ったサービスを提供できると考えたからです。
私は元々金融商品を通して多くの人の生活を支える金融業界に興味がありました。
貴行の会社説明会に参加させていただいたとき、社員の方が「顔見知りになったお客様と何気ない会話を一言二言かわすのが楽しみ」と仰っていたのがとても印象的です。
単に銀行と顧客という関係性だけでなく、何でも話せる知り合いのような、温かく力強い結びつきをお客様と築きながら働いていきたいと思い、貴社に応募しました。

【例文】IT業界への応募時の志望動機

私が貴社を志望した理由は、IT業界を担う一旦となり、世の中の人達がより快適に過ごせるITサービスを提供したいという考えからです。
私は小さい頃からパソコンに興味があり、高校ではプログラミング部、大学ではプログラミングサークルに所属しながら、独学でプログラミングスキルを学びました。
培ってきたスキルや経験を活かした仕事に就きたいと考えていたところ、貴社のユニークなITサービスを知りました。
ITサービスを通して多くのユーザーの暮らしを豊かに、かつ楽しくするという貴社の理念の元で、プログラミングを通し、多くのユーザーに喜ばれるシステム開発に取り組みたいと思っています。

【例文】不動産業界への応募時の志望動機

私はお客様が気持ち良く安全に暮らせる住まいと出会うための仕事に携わりたく、貴社を志望しました。
私は大学進学のため上京し、その際に貴社の支店で賃貸物件探しをしました。
店舗のスタッフさんが、初めての1人暮らしを前に不安を抱えている私の気持ちに寄り添い、快適な大学生活を送れるように親身になって相談にのってくれたことを覚えています。
あの時探してもらった部屋は私にとって大切な居場所になり、現在も居住中です。
私と素敵な物件を引き合わせてくれた貴社に入社し、当時の私のようなお客様に、長く住みたいと思えるような住まいを紹介したいと考えています。

【例文】食品業界への応募時の志望動機

商品の企画開発に携わりたく、貴社を志望します。
私の家では小さい頃から食卓に貴社のお菓子がよく並んでいました。
バラエティ豊かなお菓子の中から今日はどれを食べるか、おやつの時間のお菓子選びは私の毎日の楽しみでした。
特に〇〇(商品名)がずっと好きで、今でもいつもカバンの中に入れています。
疲れたときはこのお菓子を食べて一休みするのが私の定番です。
楽しいときもつらいときも、常に自分のそばにありパワーを与えてくれたお菓子を作っている貴社で、今後は誰かに寄り添う商品を自分の手で生み出し届けたいと考えています。

【例文】医療業界への応募時の志望動機

患者様と真摯に向き合った医療サービスを提供する現場で働きたく、貴院を志望します。
私は今でこそ健康ですが、子どもの頃は体が弱く病気がちで、たびたび入院をしていました。
自分の家とは異なる環境で過ごす心細さや、検査・治療を受ける際の不安などがありましたが、看護師さんのあたたかく優しい励ましで入院生活を乗り越えられました。
そのときから、医療に関わる仕事に就くことが私の目標です。
貴院は地域に密着し患者様1人1人に寄り添った対応を大切にしていると知りました。
私も貴院の患者として医療サービスを受けたことがあり、さまざまな角度から行われる丁寧なケアに大きな感銘を覚えました。
自分もこれから地域の医療を担う1人として、多くの患者様の支えとなりながら働きたいと思っています。

【例文】インフラ業界への応募時の志望動機

インフラの維持管理に携わる仕事がしたいと考え、貴社を志望しました。
私の地元は台風などの影響を受けやすい地域で、昔からたびたび停電や断水などのインフラ不通に見舞われています。
ライフラインが止まるたび、いつも当たり前のように使っているもののありがたさ、大切さを感じ、将来は皆が安心して生活を送れるようなインフラ整備の仕事がしたいと考えるようになりました。
貴社は私の住んでいる地域を管轄とするインフラ会社で、インフラ停止時の復旧の速さや、困っている住民への温かい対応など、高クオリティかつ丁寧な対応に憧れを抱いていました。
私も貴社の一員となり、地域のインフラを支える存在になりたいです。

志望動機を書けないときの対処法

志望動機を800字書けない場合の対処法を2つ紹介していきます。

対処法
  • 企業の具体的な事業内容を書く
  • 自身の価値観を詳細に伝える

志望動機が上手くまとまらない方は、参考にしてみてください。

企業の具体的な事業内容を書く

800字で志望動機を書くとなると、何を書いたらいいか思いつかないという方もいるでしょう。

そんな時の対処法のひとつとして、企業の事業内容を深掘りしてみましょう。

単純に文字数を確保できるだけでなく、情報収集を通して

企業理解も深まるでしょう。

また、志望動機は入社する意思をしっかりと言語化することが重要です。

志望動機を書くためには、企業の事業内容を理解して、「入社して何がしたいのか」「なぜこの企業を選んだのか」を一度書き出して情報を整理してみましょう。

書き終えたら、第三者にチェックしてもらうのもおすすめです。

自身の価値観を詳細に伝える

対処法の二つ目は、自分の価値観を詳細に伝えることです。

採用担当者は、企業の価値観と就活生の価値観がどれほどマッチしているかを重要視しています。

自分の価値観をしっかりと伝えられないと、採用担当者も

判断材料として困ってしまいます。

また、双方の価値観にズレがあると思われてしまうと、次の選考に進めなくなる可能性もでてきます。

800字の志望動機が上手く書けない場合には、自己分析を見直し、価値観を伝えられるよう整理しましょう。

志望動機に困ったら、以下の記事もチェックしてみましょう。

志望動機の書き方から業界ごとの例文も分かりやすく紹介しています。

志望動機に関するQ&A

最後に、志望動機に関してよく見られる疑問をQ&Aの形で紹介します。

よくわからない点をそのままにしておくと、志望動機の精度が下がったり、面接で質問されたときうまく対応できなかったりするかもしれません。

志望動機を作成する段階で、疑問はしっかり解決しておきましょう。

Q.地域をベースにした志望動機はあり?

A.応募者の中には「この地域で働きたい」という希望を元に仕事探しをする人もいるかもしれません。

自分の地元だったり、思い入れの強い土地だったり、さまざまなパターンが考えられます。

結論としては、地域をベースにした志望動機は悪くはありません。

自分がその地域で働きたい理由をしっかり伝えられれば、悪い印象を持つ面接官はいないでしょう。

ただし、この地域で働きたいという理由だけで志望動機を終わらせてしまうのはNGです。

「この地域内の企業ならどこでもいいのでは?」と思われてしまう可能性があります。

さらに踏み込み、その企業を選んだ理由にも言及しましょう。

Q.第一志望でない企業に第一志望か聞かれたらどうする?

A.志望動機を確認した上で、企業側から自社が第一志望なのか尋ねられることがあります。

本当に第一志望であればそのまま答えられるので問題ありません。

しかし、もし第一希望以外の企業に尋ねられたとしたら、「どう答えたらいいのか」と悩む人もいるでしょう。

対応としては、嘘をつかずかつ前向きな回答が無難です。

例えば第2志望なのに「第1志望です」と答えた場合、もし内定をもらえた時に断ると、「うちが第1志望のはずなのになぜ」と企業側にマイナスイメージです。

しかし、志望の順位が低い場合、それをありのまま伝えてしまうと内定の可能性は限りなく低くなるでしょう。

「御社の他にいくつかの企業と迷っている」など、他の企業も視野に入れていることだけを含んだポジティブな表現をすれば、実際の状況をほど良く伝えられます。

Q.志望動機にはどんな質問がされる?

A.先述の通り、志望動機にはさらに深掘りをする意味で質問が投げかけられることもあります。

例えば、次のような質問がよく見られます。

あなたの長所と短所は?

もし入社後に課題にぶつかったときはどうしますか?

希望の部署に配属されなかったらどうしますか?

どのようなキャリアプランを描いていますか?

就活での企業選びの軸はどのようなことですか?

今後この業界はどうなっていくと思いますか?

志望動機と同じく、関連する質問にどのように答えるかも重要です。

実際に入社した後を想定した質問も多いので、働いている自分をイメージしながら、できる限り具体的な答えを考えておきましょう。

さいごに

エントリーシートに800文字の志望動機を書く指定があった場合は、面倒だと感じても入社したいという熱意を込めなければなりません。

特に文字数が半分ほどしか書けていないなど、余ってしまうと、「志望度が低い」と見なされ、その時点で足切りの対象になる可能性もあります。

そういった点からも志望動機は就活を成功させるための重要なポイントです。

企業がまず第一に確認することだからこそ、意欲や熱意をしっかりアピールできれば、好印象を残せます。

浅く曖昧な内容ではなく、選考を受ける企業にフォーカスした具体的な文章を意識してください。

また、自分なりの考えやエピソードを盛り込むことも忘れないようにしましょう。

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