
コートの持ち方,鞄の置き場所は?スマートな立ち振舞いの仕方を解説!
はじめに
これから就活を進めていく大学生や、現在就活真っ盛りの就活生は、こんな悩みを抱えているのではないでしょうか?
「面接の時の荷物の扱い方でルールやマナーはあるのか?」
「どのような荷物なら面接官にいい印象を与えられる?」
「面接に行くのに必要なものやあったらいいものは何?」
大学生が今まで持ってきた持ち物と、就活中の面接で必要なものは全く違いますので、
このような悩みや不安を抱えるのは当然のこと。
実際に持っている荷物、荷物の扱い方で面接官の印象も180度変わってきてしまいます。
なので本記事では、
・就活の面接の際にどうやって荷物を扱えば良いのか
・面接の際に持っておくべきもの
・あったらいいもの
まで、余すところなくお伝えしていきます。
就活生の方やこれから就活を控えている大学生は、ぜひ参考にしてみてください。
1.なぜ面接では荷物の扱い方が見られるのか?
筆者もはじめはそうでしたが、就活生の中には
「荷物の扱い方なんて見られていないでしょ」
「就活に必要なのは能力や実績であって本質的ではない!」
という考えの方もいらっしゃるでしょう。
言いたいことはすごくわかるのですが、そうはいっても基本は抑えていないといけません。
面接官にいい印象を与えることはできず、扱い方や持っている荷物によっては悪い印象を与えてしまうこともあります。
というのも大手企業、中小、ベンチャー企業関係なく、全ては人が就活生と接してみて「採用するか、しないか」を判断します。
その判断材料として大きいのが「見た目の印象」です。
その中の一つに、荷物の扱い方があると思っていただければ、持っている荷物やその扱い方が大切なことを理解していただけるのではないでしょうか。
例えば、、、
極端な例をあげますが、持ち物が汚れていたり、カバンがものでパンパンだったりしたらあなたはどんな印象を受けますか?
少なくともいい印象にはならないはずです。
すると面接官は、就活生と話す前から
「この人は整理整頓が苦手な人なんだな」
という印象を持たれてしまい、その後の会話でもそれを挽回するのが難しくなってしまいます。
そういう意味で、基本的な荷物の扱い方を抑えておくことは大切なのです。
ではここから、具体的な荷物の扱い方を紹介していきますね。
2.面接の際のスマートな荷物の扱い方
就活の面接の際には基本的なマナーがあります。
就活を行っている時期や状況によっては、持ち物や服装などが変わってきますのでその都度扱い方を抑えておきましょう。
2-1.バッグとコートの持ち方は?
冬の時期などになると、会場の中に入った際にコートを脱ぐことになるでしょう。
その際にはどのようにコートを扱ったらいいのでしょうか?
基本的にはコートは手で掴むようには持たずに、畳んで片方の腕にかけるようにして扱いましょう。
片手でコートを下げている際の手提げのビジネスバックの扱い方ですが、コートを持っていない方の手で持ちましょう。
これが、基本的な社会人の荷物の扱い方です。
大学生のうちからしっかりとできていると面接官への印象もすごくいいですし、それは社会でも通用するスキルですのでしっかりと確認をしておきましょう。
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2-2.面接会場に入室した際の荷物の扱い方
就活の面接の際はすごく緊張していて、荷物の扱い方がおざなりになってしまいがち。
ですが、しっかりと練習をしておくと、緊張している場合であっても良い印象を与えることができます。
コートとバックの持ち方は先ほど説明したように、片方にバックを下げて、片方の腕でコートを持つような形です。
入室した際に挨拶を済ませ、椅子の横に立ちます。
すると面接官から
「おかけください」
と声をかけられますので、その際に荷物を椅子の横に立てておくようにしてから着席をしましょう。
またその際に、コートはバッグの上に畳んで置いておくのがいいでしょう。
2-3.集団面接の際の荷物の扱い方
個人面接の場合には、上記で説明したような形が望ましいですが、
集団面接の際にはその都度、企業や運営している会社によって荷物の扱い方が異なってきます。
例えば、企業が一括して荷物を管理している場合もあれば、荷物置き場が設けられていて「そこに置いてください」と面接の前に言われることもあります。
集団面接の場合はその場の状況を見ながら、合わせていくといいでしょう。
3.荷物の量とバッグに関して
荷物の量は、面接官にどのような印象を与えるかに関わってきます。
基本的には荷物が少なく(適量)の方がスマートな印象を与えることができ、荷物が多すぎるとガサツで、整理できないなという印象を与えてしまいかねません。
特に筆者もそうでしたが、地方大学生で東京に上京して就活を行なっている場合には大変です。
夜行バスで到着してそのまま面接ということもありますからね。
ではそのような時にはどうしたらいいのでしょうか?
荷物が多くなってしまった際にどうしたらいいのかを下記にまとめましたので参考にしてみてください。
3-1.基本はバックとコートで就活
基本的に、面接に行く日の服装は、バックとコートのみが良いでしょう。
もし、上京後にそのまま直接面接に行かなければならない場合や、学校の授業帰りなどで荷物が多いときは、荷物の預かりサービスを使用したり、駅のコインロッカーに預けるなどしましょう。
下記で具体的な便利なサービスを紹介しますので、よければ使ってみてください。
スマホでかんたんに安い料金で荷物預かり先を見つけられるのが「ecbo cloak」というサービスです。
近くのカフェなどで預かってくれる場所を探すことができ、300円から預けられるので、お金のない就活生でも大丈夫。
詳しくは、こちらの記事内で紹介されています。
また「地方のミカタ就活カフェ」という就活生向けにサービスを展開している就活カフェでも、荷物の預かりサービスを行なっているのでチェックしてみてください。
3-2.キャリーケースはなるべく持ち込まないほうがいい
またキャリーケースに関しては、出来るだけ持ち込まない方がいいでしょう。企業の中には、キャリーケースを持ってくることを想定しておらず、置き場所がなかったりすることもよくあります。
ほとんどの就活生は荷物としてキャリーケースを持ってきていないため、そこで気持ち的にも疎外感があったりします。
筆者も、就活をしている際にキャリーバッグを面接会場に仕方なく持ち込んだ経験がりますが、一人だけで恥ずかしかったですし、何より企業の方も事前に確認なく持ってこられて置く場所に困りました。
もし、どうしても持っていかなければ行けない場合などは、先に電話やメールなどでキャリーケースの持ち込みの確認をしておくといいでしょう。
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4.面接に必要な荷物(持ち物)は?
就活の際には何を持って行ったらいいのでしょうか?
ここでは、基本的に持っていくべき荷物とあったらいいものを紹介してきます。
4-1.基本的に持ち歩きたいもの
1.履歴書+予備
2.証明写真の予備
3.スマートフォン
4.筆記用具(ボールペン、鉛筆、消しゴム、のり)
5.メモ帳
6.印鑑
7.ファイル
8.ハンカチ
上記の8種類は、面接の際には必ず荷物の中にいれておいたほうがいいでしょう。
履歴書や証明写真は基本的には予備も持っていると、いざというときや、雨で少し濡れてしまった時などに便利です。
また面接が終わった際に、次の面接の際に必要なものを言われることがあります。
その際にスマートフォンでメモをするのが失礼な状況があるので、そのような場合を想定してメモ帳と筆記用具は常に持ち歩いておくといいでしょう。
4-2.持っているといいもの
1.学生証
2.折り畳み傘
3.薬(頭痛、腹痛用)
4.名刺
上記の4種類は持っているといいものなので、マストではないですがあったほうがいざという時に便利です。
時期によっては急な雨が降ってくる場合があったりするので、面接に行った際に濡れた状態で行かないためにも、折りたたみ傘は携帯しているといいでしょう。
また面接やイベントの後に、企業によっては食事に行くこともあったりするので、自分を覚えてもらう意味で名刺を用意しておくといいかもしれませんね。
まとめ
就活の荷物はとにかく小さく、コンパクトに
いかがだったでしょうか?
就活をこれからしていく人はどのように荷物を扱えばいいのか、何を持っていけばいいのか具体的なイメージが湧いたのではないでしょうか。
確かに就活で本当に見られているのは
「その就活生はどんな人物で何ができて、、というところ」
かもしれませんが、その前に一人の社会人として荷物のマナーや持ち物はわきまえておくべきです。
荷物が大きすぎたり、場違いなものを持ってきていたり、逆に持っているべきものがなかったりすると、そもそも話を聞いてもらう前にいい印象を持ってもらえません。
その意味で、しっかりと就活の面接には何が求められているのかを理解しておくべきであると言えるでしょう。