
スーツケースを持って就活ってアリ?ナシ?東京で就活時に知っておきたい荷物の預け先!
はじめに
地方から就活をしようとなると、日程を固めて、数日間東京に滞在する形にしたいとなることもありますよね。
そうなった時に困ってしまうのがスーツケースの持ち歩き。
手がふさがってしまうし、重たいし、出来るだけ預けてしまって軽い荷物で動きたいですよね。
そして何より困るのは、面接やイベントの当日。
大きな荷物を持って会場に入るのは恥ずかしいし、大丈夫なことなのか分からない…
今回は、そんな就活におけるスーツケースの持ち込み是非や、預け先について紹介します!
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1.そもそもマナーとして、スーツケースって会場に持ち込んでもOK?
基本的には、持ち込まない方が良いという意見の方が多くあります。
まず、キャリ―バックや大きな荷物を置いてくるような準備をせず、余裕が無いように見えることがありますし、持ち込んだ時に迷惑をかけてしまうかもしれないからです。
また、合同説明会などでは会場が狭くなるため、
歩く時に不便になるため持ち込まない方が良かったりしますし、
周辺のコインロッカーなどに預けようとしても空いていない、ということも良くありますので、
やはり事前に預けていった方が賢明かもしれませんね。
ただ、どうしても会場に持っていかないといけないような場合があれば、
事前に荷物を預けて良いかを必ず伺うようにすると良いでしょう。
丁寧にお願いして、実際預ける時にもしっかりとお礼の言葉を述べるようにするということが必要になります。
また、基本的にキャリーバックは派手すぎないような黒や紺などの控えめな色を選んでおくのが良いでしょう。
2.ところがこんな意見も?-スーツケース持ち込みアリ派-
先ほど、
「スーツケースは会場へ持ち込まない方が良い」
という意見をご紹介しましたが、
「持ち込んでも特に問題はないのではないか」
という意見も存在します。
その意見について、紐解いていきましょう!
まず、持って行った時に話のネタになることが多いようです。
「わざわざ遠いところから来てくれたんだね!いつ頃帰るの?」
といった形で、話が盛り上がるということが一つ目ですね。
そして、これは言うまでもありませんが、コインロッカー代がかからない分、お金を少し浮かせることが出来ます。
コインロッカーは平均600円ほどで済みますが、回数が増えるとそれなりの支出となってくるため、
費用を抑えることが出来るのは確かに大きなメリットであると言えるでしょう。
面接会場に持ち込んで置かせてもらう場合、
小さめの企業の方が融通は利きやすいと思いますし、柔軟な対応をしてくれる傾向にあります。
その際は、先ほどもお伝えしましたが、
基本的には事前に連絡をして確認をしておいた方が、相手に良い印象を与えられます。
ただし、合同説明会や、大型会場での説明会は人が多く通路が狭いこともあり、持ち込まないようにしましょう。
3.スーツケースを預けるならどこ?
これまで、
・基本的にはスーツケースは預けた方がスッキリする
・合同説明会などの大型会場かつ大人数が参加する機会、スーツケースはトラブルの元なので持ち込まない方が良い
ということについてご紹介してきました。
では、スーツケースはどんな場所に預けたら良いのでしょうか?
駅や会場から近いこと、費用、確実に預けることが出来るかなど様々な面を踏まえながら検討していきましょう。
・ホテルなどの宿泊施設
・コインロッカー
・荷物預かりサービス
・アプリ
の4つの特徴について触れていきます!
4.スーツケースの預け場所 ①宿泊施設
宿泊施設への連泊が決まっている場合は、そのまま部屋に置いておくのが最も良い方法です。
特別な手続きは必要ありませんし、
初日・最終日の場合は、チェックイン・アウトの際にフロントで預かってもらえば良いだけです。
(多くの宿泊施設では、チェックイン時刻前でも、スーツケースなどの大きな荷物はフロントにて無料で預かってもらえます。)
コインロッカーのように預ける費用もかからないため、最もお手軽な方法ですね。
コインロッカー代の代わりに、宿泊費がかかってきてしまうのはありますが、
ゲストハウスやAirbnbなどを利用することで宿泊費を抑えることは可能です。
また、就活生にとっては、「ジョーカツ」や「就活ブートキャンプ」をはじめとした、無料宿泊施設の「就活シェアハウス」という手段もあります。
ぜひ、自分にあった宿泊施設を選ぶようにしましょう!
5.スーツケースの預け場所 ②コインロッカー
最もポピュラーな選択肢である、コインロッカー。
就活の際は、丸一日以上預けることも少なくありませんので、妥当な選択肢であると言えますね。
コインロッカーの費用としては、スーツケースが入るサイズですと600円、あるいは特大サイズの1000円程度。
コインロッカーを探すなら、「 コインロッカーなび 」が便利です。
主要都市を中心にコインロッカーの場所や荷物預かりサービスを検索することが出来ますので、
現在地周辺でコインロッカーを探したい時に非常に重宝します。
ただし、
最新の空き状況などは、サイトに反映されていなかったり、実際に行ってみないと分からないこともあります。
また、コインロッカーの番号を忘れてしまったり、レシートの紙などを無くしてしまうというケースもありますので、
ロッカーの場所を写真に残しておいたり、
レシートは無くさない場所にしっかりと保管するなど、
荷物管理はきっちりしておくようにしましょう。
6.スーツケースの預け場所 ③荷物預かりサービス
コインロッカーのその他のデメリットとしては、
スーツケース用の大きなロッカーがあまり無いことです。
そもそも数が少なかったり、
あったとしても既に使用されていたり。
せっかくその場所に行っても、利用できないというケースは結構あります。
このような場合に役立つのが、「荷物預かりサービス」です。
例えば東京駅周辺ですと、
・グランスタ内クロークサービス
・TOKYO SERVICE CENTER
・JR東日本トラベルサービスセンター手荷物関連サービス所
このような手荷物預かり所があります。(詳細は下記参照)
こういった荷物預かりサービスは最近知名度が高まっており、
予約していないと長蛇の列に並ばなければならなかったり、当日だと受け付けてもらえないこともあるそうです。
なので、
「どうしてもこの日に利用したい」
「最終日はどこかに荷物をどうしても預けなければいけない」
といった場合は、事前に予約してしまうのもアリかもしれませんね。
・グランスタ内クロークサービス (東京駅改札内の手荷物預かり所)
営業時間:8:30 ~ 21:00
TEL:03-5288-5911
荷物一時預かり 料金:600円/個
・TOKYO SERVICE CENTER (佐川急便の手荷物預かりサービス)
営業時間 : 7:00~23:00
電話番号 : 03-5224-6885
荷物一時預かり 料金:800円/個
・JR 東日本トラベルサービスセンター手荷物関連サービス所(海外訪日旅行者向けサービスのため外国人優先)
営業時間:7:30 ~ 20:30
TEL:03-5221-8123
荷物一時預かり 料金:600円/個
7.スーツケースの預け場所 ④アプリ
先ほど、荷物預かりサービスを紹介しましたが、
その荷物預かりサービス自体を予約することが出来るアプリがあるのです。
そのアプリというのが、「ecbo cloak」。
荷物を預けられる場所は
専用の荷物預かり所はもちろん、
スペースを持て余しているカフェなど、一般のお店にも預けることが出来るのです。
当日でも予約可能ですが、それよりも前から予約が可能。
スーツケースのサイズなら600円/日で荷物を預けることが出来ます。
このアプリを使えば、
「どのコインロッカーが空いているのか、行ってみないと分からない」
ということも無いでしょうし、
事前にどこで預けるかを決められるので、場所探しに明け暮れたりすることがなく、とても安心ですね。
面接や訪問する会社が決まった時点など、早めにこのサービスへ予約を入れておくことをオススメします!
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8.ちょっと待って、スーツケースの中身は?
今回、スーツケースの預け先について多く触れましたが、
もしスーツケースの中に日中必要なものをうっかり入れっ放しにしてしまったら、、
あるいは、東京での就活に必要だったものを、持ってき忘れてしまったら。
余計に費用がかさんでしまい、非常にもったいないですよね。
なので、参考として、スーツケースの中に入れておくと良いものや、当日は取り出しておく方が良いものをまとめてご紹介しておきます。
ぜひ荷物の最終チェックとしても活用してみてください!
【スーツケースの中にあると良いもの】
・履歴書
最低限、訪問する社数分の履歴書があれば大丈夫なのですが、
何泊もして数社回る場合は、念のため多めに履歴書用紙を持って行った方が良いでしょう。
・身だしなみ用グッズ
シワ取りスプレーやソーイングセットなど、スーツを整えるためのグッズがあると良いでしょう。
【手荷物として、いつでも取り出せるようにしておくもの】
・口臭ケア用品、歯ブラシなど
当日にニオイの強い食事を取らないとも限らないので、生活用品ではあるものの、手荷物の方に入れ直すと良いでしょう。
・ウェットシート
こちらも上記と同じ理由で、生活用品ですが使う場面が来ることもあると思います。
・ストッキングの替え
女性だと、万が一にも破れてしまうこともあるかもしれないので、備えあれば憂いなし。
面接直前、身だしなみを整えることが出来るようなグッズは、
スーツケースの中から移した方が良いかもしれませんね。
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まとめ
地方就活生にとって、スーツケースは多少悩みごとの原因かもしれません。
ですが、
しっかり準備をすれば、ストレスなく東京での就活が出来るはずです。
うまく様々なサービスなどを活用し、余裕を持って就活に臨みましょう!