
【就活コート】色・丈・デザイン・ブランド|着こなしのマナーとは?
2022年3月29日更新
はじめに
昼間は暖かいとはいえ、
夜はコートが手放せない季節がやってきましたね。
就活生にとっては、
まさに就活本番が近づいてきました。
そんな中、
このような疑問を抱いた方もいるのではないでしょうか?
「コートの色は、やはり気にした方が良いのだろうか?」
「コートのデザインは、どんなものが良いのだろう?」
「面接時はいつコートを脱ぐ(着る)のだろうか?」
そこで本記事は
就活のコートの種類や面接時のマナー、おすすめのブランドまで、
丁寧に解説していきます。
就活で使うコートについて知りたい方は、必見です!
1.就活でのコートの色やデザインは?
就活では、どんな色やデザインのコートが良いのでしょうか?
・コートの色
・コートの素材
・コートのデザイン
・コートの丈
・コートの機能
この4つの観点から見ていきましょう。
1-1.就活のコートの色
コートの色は、スーツに合わせるのが基本。
派手な色は、就活ではやめておきましょう。
色でいうと、あまり華美でない落ち着いた色、
・ブラック
・グレー
・ブラウン
・ベージュ
などのを選択するのがベターです。
カジュアルすぎないフォーマルな印象の色を選ぶようにしましょう。
1-2.就活のコートの素材
正直、コートの素材に関してあまり決まりはありません。
そのため、素材が持つ特性で判断する方がいいです。
例えば、
ナイロンやポリエステルであれば軽くて、防水性が高いですし、
コットンやウールであれば防寒性が高いです。
時期やその日の天気に合わせて、
コートを選ぶことができると良いですね。
1-3.就活のコートのデザイン
基本的には「トレンチコート」もしくは「ステンカラーコート」を選んでおくと就活では無難です。
◯トレンチコート
肩当てやベルトがついているコートのこと。
特に、就活中の女性には鉄板。色はベージュが基本ですが、ネイビーなどもあります。
比較的薄手なので冬は寒いかもしれませんが、マフラーを巻くなど工夫すると良いでしょう。
トレンチコート(出典:TOMORROWLAND)
◯ステンカラーコート
後ろ襟が高く、前が低く折り返しているビジネス用途のコート。
特に、男性のビジネスマンがよく着ています。
首元までカバーしてくれるので防寒性は高いですし、
社会人になっても長く着られますので、
男性であれば一着は持っておいて損はないでしょう。
ステンカラーコート (出典:FARFETCH)
1-4. 就活のコートの丈
さて、悩みがちなコートの丈についてですが、
男女ともに、スーツのジャケットよりも長ければ問題がないとされています。
あまりに長すぎるのも問題ですが(アパレルなど、個人のセンスが問われる業界であれば別ですが)、
上記を目安として押さえておけば大丈夫です。
女性の場合は膝丈ぐらい、
またはスカートよりも少し短めのショート丈などでも良いでしょう。
1-5.就活のコートの機能
本社が入ってるビル内に入った時。
面接室に入り、椅子に腰掛ける時。
就活ではコートをたたむシーンがたくさんあります。
そのため、
シワがついてしまうとシャツなどと同様、
人事に与える印象はあまり良くありません。
コートの中には、
あらかじめシワ防止機能があるもの、もしくはシワがつきにくいものなどがありますので、
コート選びの際の参考にすると良いでしょう。
2.就活にはNGなコート
ダウンコートやダッフルコート、
モッズコートなどはカジュアルな印象を与えてしまうので、
ビジネスシーンでは適切とはいえません。
基本的には、フードがついているものは避けた方が無難でしょう。
ダウンコート(出典:UNIQLO)
ダッフルコート(出典:amazon)
モッズコート(出典:WEAR)
就活は、服装など
基本的な社会人マナーも全て見られています。
「ちょっとカジュアルかな?」
と感じたら、やめておいた方が良いかもしれませんね。
3.就活でのコートに関するマナー
それでは、
実際にコートを着用する際の、気をつけるべきマナーについて解説します。
・コートを脱ぐタイミング
・コートを着るタイミング
・コートのたたみ方
について、見ていきましょう。
3-1.コートを脱ぐタイミング
コートは、建物に入る前に脱ぎましょう。
そもそも、コートなどのアウターは、室内で着用するものではありませんね。
大きなホールなどがある複合ビルなどであれば別ですが、
エスカレーターやエレベーターの近くであったり、人の往来が結構あったりすると、ビル内での着脱は迷惑になってしまいます。
やはり、ちょっと寒いかもしれませんが、
コートはビルの外で脱いだ方がスマートであると言えます。
3-2.コートを着るタイミング
コートを着るタイミングは、脱ぐタイミングと一緒。
「ビルの外」が基本です。
たとえビルの1階であっても、面接関係者がいないとも限りませんので、
やはり建物の外での着脱は徹底しておきましょう。
3-3.コートのたたみ方
コートを脱いだら、片腕にかけて移動しますよね。
その際に、コートのたたみ方が非常に重要です。
実は勘違いしている方も多いのですが、
コートの裏面が外側になるように畳むのがマナーなのです。
難しく聞こえるかもしれませんが
コートの襟首についているタグが表面になるよう、裏返せばOK 。
背中側から二つ折りにしてしまうのは間違いですので、
下の図を見て、正しいたたみ方をマスターしておきましょう。
(出典:JOBSHIL)
また、コートは畳んでカバンの上に置くことが基本です。
そのため、
カバンは自力で立つものを選択する必要があるでしょう。
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4.就活でのコート着こなし術
さあ、コートを選んだ後は着こなしに関してです。
・コートの丈の長さ
・ボタンの留め方
・マフラーの合わせ方
について、見ていきましょう。
当然、メンズとレディースで変わってくるので
それぞれに分けて解説していきます。
3-1.就活でのコート着こなし術 メンズ編
・ボタンの留め方
ボタンを留めるのは大丈夫ですが、
1番下のボタンは留めないことが一般的です。
・マフラーに関して
マフラーは、コートの色に合わせて選びましょう。
あまりに明るい色だったり、
派手に柄が入っていたりするような目立つデザインのものは、
ビジネスシーンにマッチしているとはいえませんね。
また、基本的にマフラーはオフィスに入る前に取り外しカバンの中に入れるので、薄手のマフラーの方が便利です。
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3-2.就活でのコート着こなし術 レディース編
・ボタンとベルトに関して
レディースの場合は、
ボタンだけではなくベルトもついている場合が多くあります。
基本的に、
ボタンを閉める際はベルトも閉めるようにしましょう。
ボタンはしまっているのに、だらしなくベルトが垂れ下がっていると
だらしない印象になってしまいますし、
ボタンは空いているのに、ベルトだけ閉まっていると
コーディネートとしてはありなのかもしれませんが
ビジネスシーンとしては不適切です。
ですので、ボタン・ベルトは締めるのであれば、
両方ともきっちりと締めるようにしましょう。
ただし、一番下のボタンは開けるようにします。
また、ボタンを閉じない場合は
ベルトを背中側で蝶々結びにし、清潔感あるスタイルを心がけましょう。
後ろ姿もマナーの1つです。
・マフラーに関して
メンズの場合とは違って、
女性はある程度の明るさと華やかさも必要になってきます。
ですので、コートかマフラーのどちらかに、
顔周りが明るくなる色を持ってくるようにしましょう。
具体的には、
・明るい色のコート+暗い色のマフラー
・暗い色のコート+明るい色のマフラー
を意識すると、良いコーディネートになるでしょう。
4.就活のコートのおすすめ3大ブランド
ここまでどのようなコートが良いかについての解説してきましたが、
「そんな条件に合うコートは持ってない!」
という方もいるのではないでしょうか。
そんな皆さんのために、
就活にオススメのコートのブランドとして、
・スーツカンパニー
・スーツセレクト
・AOKI
・ユニクロ
この4つ紹介します。
4-1.スーツカンパニー
就活では定番のスーツブランド。
就活向けのシンプルなデザインのコートを、多く取り扱っています。
また、防水加工、防寒性など機能的な側面でも
非常に心強いブランドといえます。
メンズ・レディース問わずオススメのブランドです。
4-2.スーツセレクト
就活生にはお馴染みのスーツブランドかもしれませんね。
スーツと一緒にコートも合わせて購入してしまう、
というのも1つの手段です。
また、細身のデザインが多いので、
そのようなデザインを求めている方には良いでしょう。
4-3.AOKI
非常に有名な、紳士服ブランドですね。
少々お値段が張るのがネックですが、
「花粉症対策」や「スリム仕立て」など高い機能性は担保されています。
4-4.ユニクロ
こちらは、就活スーツなどは扱っていませんが、
ベーシックでスタンダードなデザイン、かつお値段も1万5,000円以内と比較的安価であるため、
就活生にのお財布事情でも手が届きやすいといえます。

▲ユニクロ トレンチコート(¥12,900)
(出典:ユニクロ)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
冬の就活で、必須アイテムであるコート。
色や素材、デザイン、着る際のマナー、着こなし方、オススメのブランドについてご紹介してきました。
【本記事のまとめ】
・色はブラックやグレー、ブラウン、ベージュが基本。デザインはトレンチコートまたはステンカラーコートが無難
・コートの着脱は、建物の外が基本。移動するときは、コートの裏地を表側にし、片腕にかける
・ボタンとベルトは、片方だけ留めるのではなく全て留め、清潔感あるコーディネートを心がけること
・オススメブランドはスーツカンパニー、スーツセレクト、AOKI
これらのポイントについて、
「知らなかった」
という方がほとんどなのではないでしょうか?
就活を機に、今のうちにビジネスマナーを身につけてしまうと社会人になってから非常に楽ですので、
これらのポイントは押さえておきましょう。
本記事が、就活のコートに関する疑問を解決できていれば幸いです。