【企業分析】沖縄ワタベウエディングの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2024/3/21更新
はじめに
沖縄ワタベウエディング株式会社は、沖縄県那覇市に本社を置くブライダル業界に属する企業です。
創業は2003年で、従業員数は240名在籍しています。
リゾートウエディング事業を展開しているほか、地元婚礼事業、映像事業、ノンリゾートウエディング事業といった幅広い事業を展開している企業です。
今回はそんな沖縄ワタベウエディングの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。
沖縄ワタベウエディングへの就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っています。
ぜひ最後までご覧ください。
- 沖縄ワタベウェディングの仕事内容が気になる
- 沖縄ワタベウェディングの就職難易度を知りたい
- 沖縄ワタベウエディングの選考対策として何をすれば良いかわからない
また、ブライダル以外の業界については以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
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この記事の結論
先にこの記事の結論からお伝えすると、沖縄ワタベウエディングの就職難易度は、平均的な難易度と考えられます。
以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参考にすると、標準難易度といえるでしょう。
採用大学は日本だけでなく、国外まで様々な種類の大学、偏差値帯で採用実績があるため、選考対策をしっかり行えば内定を獲得できる可能性は十分にあるでしょう。
選考には「面接3回(グループ面接含む)」と「グループワーク」が含まれます。
特にグループワークでは、リーダーと一緒になって考え、協力できるフォローワーシップを備えているか、根拠のあるダメ出しができるかなどを評価対象としています。
評価ポイントを意識したうえで選考に臨みましょう。
職種としては、ウエディングプランナー、ドレスコーディネーター、チャペルコーディネーターをはじめ、フォトグラファー、調理スタッフなど多岐にわたる職種があります。
そのため配属希望の部門を明確化し、キャリアパスを組み立てておきましょう。
次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。
沖縄ワタベウェディング株式会社について
会社概要
沖縄ワタベウエディング株式会社は、リゾートウエディング事業、地元婚礼事業、映像事業を主な事業内容としている企業です。
日本屈指のロケーションを活かした沖縄リゾートウエディングを武器とした挙式サービスを提供しています。
ブライダル事業を手がける中で、「沖縄のことをもっと好きになっていただきたい」という思いで、県内外のお客様を歓迎しています。
沖縄ワタベウエディングのビジネスモデルは、「地元・沖縄に根差したサービス」を展開することに加え、世の中のニーズに合わせた各種宴会や、パーティーの企画提案に力を入れています。
これらは多様化するニーズに応えるための多角化戦略の一環として展開されており、日本だけでなく海外からの利用者も獲得しています。
参照ページ
各事業別の売上規模
沖縄ワタベウエディング株式会社の2022年度の総資産は14億3400万円で、純利益は8200万円、利益剰余金は2億4300万円でした。
この売上はリゾートウエディング事業、地元婚礼事業、映像事業、ノンウエディング事業からの収益によって構成されています。
参照ページ
各事業セグメントの解説
沖縄ワタベウエディング株式会社の主な事業セグメントは以下の通りです。
事業部門 | 活動内容 |
リゾートウエディング事業 | ウエディングサービス、ロケーションを活かした挙式サービスを提供。 |
地元婚礼事業 | 衣装事業、ドレスコーディネート、ドレスデザイン、生地選び、買い付けなどお客様のニーズに合った衣装を提案。 |
映像事業 | 撮影、編集、エディターの一貫作業、ムービーの提供。 |
ノンウエディング事業 | 高級クルーズ事業、成長段階のノンウエディング事業を通じて新たな価値創造に力を入れている。 |
普段イメージするブライダルサービスを提供している沖縄ワタベウエディングとは違い、ブライダルを手がける企業による映像作成やウエディング事業を手がける中で真逆となるノンウエディング事業を立ち上げるなど、新たな価値創造に向けて奔走しています。
地元と密着した取り組みにも力を入れており、地元の婚礼事業を手がけるなど、お客様からの要望を形にするために必要な知識と技術を、専門のドレスコーディネーターがデザイン、生地選び、買い付けまで一貫して手がけています。
お客様のニーズに合うたった1つのドレスを提案し、そのホスピタリティーの精神から多くの支持を集めています。
沖縄ワタベウエディングで働いている社員は?
平均勤続年数は?
沖縄ワタベウェディングの平均勤続年数は8年です。
ブライダル業の平均勤続年数は6年であることから、業界平均よりも社員の出入りが少ない職場といえるでしょう。
平均年収は?
2022年度の沖縄ワタベウエディングの平均年収は、285万円でした。
日本全国のブライダル事業における平均の年収が432万円であることを考えると、 全国平均よりも低い水準です。
平均残業時間は?
沖縄ワタベウエディングの従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり10.0時間でした。
ブライダル業で働く従業員の平均残業時間は30時間のため、業界内では平均よりも少ない残業時間といえるでしょう。
平均ボーナス額は?
インターネット上の情報だけでは分かりませんでした。
しかし、沖縄ワタベウエディングの平均年収から、沖縄ワタベウエディングの平均ボーナス額は50万円程度と推測できます。
理由は、国税庁の民間給与実態統計調査によると、平均給与に占める賞与額の割合は約16%だからです。
あくまで参考程度にしておきましょう。
また、沖縄ワタベウエディングは年に6月と12月の合計2回ボーナスが支給されます。
どんな文化なの?
沖縄ワタベウエディングはアットホームで若くて元気な会社です。
ここには様々な部門が揃っており、ブライダル業界で就きたい職種だけでなく、専門的な知識とスキルを習得できる研修プランも充実しているなど、成長できるフィールドが整備されています。
沖縄ワタベウエディングは個人の成長を会社の発展と捉え、自発的に必要なノウハウを習得することを奨励しており、成長の機会を後押しする風土です。
自分自身が主役となり、限界なく成長を遂げられる環境が整っているので、主体的に仕事を進めたい人には向いているでしょう。
参照ページ
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
競争が激しいブライダル業界の中で、ワタベウエディングの子会社である沖縄ワタベウエディングの立ち位置をご紹介します。
売上高を参照し、他社と比較してみても、沖縄ワタベウエディングは業界トップ5位以内の企業だとわかります。
理由として以下の要因があると考えています。
- 多角的な事業戦略:ワタベウエディングの子会社である沖縄ワタベウエディングでは主であるブライダル事業において、日本有するロケーションを有する沖縄ならではの優位性を存分に発揮し、他者との差別化を図った取り組みに力を入れています。これにより、国内のブライダル市場において顧客の囲い込みに対応し、売上の安定増を実現しています。
- ノンウエディング事業の設立:まだまだ誕生して歴史の浅い事業であるノンウエディング事業では、豪華客船を用いた非日常的な体験と空間の提供に注力しています。式や宴会のセッティングを通じて利用者様のニーズに応えるサービスの提供に取り組むなど、会社にとって新たな稼ぎ頭となりうる事業となっています。
- 全国に事業拡大:沖縄ワタベウエディングの親会社であるワタベウエディングは日本全国でリゾートウエディング事業を手がけている企業です。日本を代表するブライダル事業者として、新しい市場への進出や既存事業の拡大を図り、売上の増加に寄与しています。
以上の要素により、沖縄ワタベウエディングはブライダル業界の中でもトップクラスの売上高を生み出していると考えられます。
参考までに競合4社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。
会社名 | 売上高(2022年) | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
(沖縄)ワタベウエディング | 196億円 | 484万円 | 52 | 人間関係良好で年齢や立場に関係なく話しやすい社風 |
ツカダ・グローバルHD | 516億円 | 547万円 | 58 | 若いうちからチャレンジできる社風 |
テイクアンドギヴ・ニーズ | 455億円 | 444万円 | 56 | 縦社会による考えが残る社風 |
エスクリ | 241億円 | 384万円 | 52 | 助け合いの社風 |
沖縄ワタベウェディングの新卒募集要項について
以下に沖縄ワタベウエディングの新卒募集要項についてまとめました。
各種諸手当や福利厚生がかなり整っている点は、非常に嬉しい点です。
賞与に関しても年に2回で、会社の業績によって支給が変わるのが特徴です。
業績がよければその分、社員に還元されるという部分では珍しいでしょう。
研修制度も新人だけでなくキャリア教育支援活動を行っています。
沖縄の離島に住む子供達に職業体験や進路講和などの機会を提供し、地元との交流を通じて地域密着の取り組みを展開しています。
人と人との繋がりを大切にしながら仕事に取り組めるアットホームな環境の職場です。
転勤については、沖縄県内で10箇所の支店があるので可能性はあるでしょう。
年次が上がるほど転勤の可能性は上がるので、気になる方は面接や説明会などの際に確認しておきましょう。
各項目 | 詳細 |
---|---|
職種 | ウェディングプランナー、ドレスコーディネーター、チャペルコーディネーター、シューター/エディター(動画撮影&編集)、フォトグラファー、ヘアメイクアーティスト、調理スタッフ |
給与(2023年4月入社 初任給実績) | 専門・短大・高専・大学・大学院卒:177,800円 備考:一律国家資格手当、通勤手当、役職手当、資格手当、残業手当、住宅手当、離島手当、達成手当(インセンティブ) |
賞与 | 年2回(6月、12月)会社の業績に連動します |
研修制度 | 1.内定者研修 2.新入社員研修 3.エルダー研修 4.ジョブチャレンジ研修 5 …若手プロジェクト(3年目社員) 6.フォローアップ研修 |
福利厚生 | 各種保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、社宅(沖縄見学・海外・離島出身者の方/条件有)、マイカー通勤、産前産後休暇、育児休暇、育児短時間勤務精度有、その他 |
求める人材
沖縄ワタベウエディング株式会社では、求める人材として下記のものを公表しています。
グループ会社の1つであるため、他のグループ会社でも共通になっている可能性が高いです。
成長を考える
自分のキャリアパスをどのように考えているのか、どう成長するのかについてしっかり考えて行動することで、長期にわたる成長曲線を描いていきます。
リードする力
3年プロジェクトや1年ごとのプロジェクトなど、グループワークを採用しておりチームの一員としてチームに貢献する気持ちを持ち、リーダーと一緒に考えて協力し、チームの手助けをします。
挑戦
現状に満足せず、あらゆる業務における課題を提示し、解決策を考え、組織・個人の成長にリスクを恐れず挑戦します。
楽しく働く
私たちの仕事はお客様の幸せのステージ創りであり、まず自分自身が幸せであり楽しく働くことが大切です。そのためにも知識やスキルや経験を磨きます。
グローバル化
お客様のグローバル化に伴い、英語や中国語のスキルを有することで、担当業務に幅が広がるだけでなく、語学スキルを活かした自分だけの仕事を形作できます。
以上の5つは、沖縄ワタベウェディングが求める人物像です。
エントリーシートや面接中にこれらの意識を持っている人材かどうかが見られるので、ぜひ意識して選考に臨みましょう。
新卒採用のフロー
沖縄ワタベウェディングの選考は、下記の通りの選考フローです。
面接では志望動機などのスタンダードな質問の他、人柄をチェックする質問も多いのが特徴です。
選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。
今後のキャリアを形成していく上で必須となるため、明確にしておきましょう。
①新卒エントリー
沖縄ワタベウエディング公式サイトの新卒エントリーボタンより、必要事項を入力し登録します。
エントリーシートでは志望動機や自己PR、長所と短所などの一般的な質問について回答し、Web上で入力して送信したら終了です。
②グループワーク
一次選考としてグループワークに取り組みます。
チーム内での役割をしっかりと理解し、チームとして最終的にベストな回答を導き出せる振る舞いが評価されるでしょう。
チームの方針に同意する協調性だけではなく、思わしくない方向に進みそうな時に適切にダメ出しができる勇気と、論理的根拠を発信できるかも評価されます。
グループワークではそのようなリーダー性、協調性、反対意見など話の展開をしっかりと見極め、チームで貢献できる人材であることを意識して臨みましょう。
③面接+性格診断(SPI)
沖縄ワタベウエディングでは多くの学生と関わりを持つため、最初の面接ではグループ面接が実施されます。
面接では自己紹介や志望理由、ブライダル業界を選んだ理由などが聞かれるので、自分の答えを見つけておきましょう。
SPI受験では、基礎知識を問われる問題などがメインとなるので、参考書などで事前にしっかりと復習しておきましょう。
ただし、沖縄ワタベウエディングは人物像を重視した選考となっています。
SPIに自信がなくても、各面接でしっかりと自分の考えやチャレンジしたい事業とその理由を明確化した回答をすれば、より評価を高めることができるでしょう。
以下に口コミで確認できた質問事項を紹介します。
- どうして弊社を志望したのか?
- 自分の自慢できるポイントはどこか?
- 自分が楽しいと感じる時はどういう時か?
- 10年後何になりたいか?
以下のページもぜひ参考にしてください!
【徹底解説】就活のSPI試験対策マニュアル~おすすめの参考書も紹介~
④複数回面接
沖縄ワタベウエディングでは、新卒社員にとって「成長できる場になり得るのか」を最も重視し、個人面接をトータルで2回行います。
最終面接は、学生1人と人事部長の面接官1人で30分程度行われます。
自己PRなどの一般的な質問の他に、入社に対する理由や熱意について深く確認されるでしょう。
以下に口コミのあった質問事項を紹介します。
- 志望動機
- 他社の選考状況
- 志望度はどのくらいか
- 入社後にどんな業務に挑戦したいか
- 配属希望の部署はあるか
- なぜブライダル業界を志望したのか
最後になるにつれて質問が深堀され、人間性を確かめるような質問が多くなされます。
ご自身が実際に現場で働いている姿を想定したり、先輩社員のインタビューをチェックしたりして入社後のイメージを付けておきましょう。
以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。
⑤内定
面接を突破したら内定が決まります。
採用大学
沖縄ワタベウェディングの採用大学の実績を以下に掲載します。
難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、いわゆる学歴フィルターはないと考えられます。
<国外大学> 台湾国立師範大学、天津外国語大学、福建師範大学、マカオ大学 <大学> 青山学院大学、京都情報大学、上智大学、創価大学、大東文化大学、帝京大学、東京国際大学、フェリス女学院大学、文教大学、武蔵野大学、立命館アジア太平洋大学、千葉大学、沖縄キリスト教学院大学、沖縄国際大学、名桜大学、沖縄大学、琉球大学 <専門学校> 麻生専門学校、沖縄インターナショナルリゾートカレッジ、沖縄インターナショナルデザインアカデミー、沖縄国際電子ビジネス専門学校、大阪ブライダル専門学校、沖縄ブライダルモード学園、札幌観光ブライダル・製菓専門学校、尚学院国際ビジネスアカデミー、SOLA沖縄学園、スターウッドBeB美容専門学校 |
上記には偏差値が高い大学も採用大学にありますが、沖縄ワタベウエディングは国内外問わず多様な学生層からの就活生を積極的に採用しています。
よって、学歴が原因で不採用になることは考えにくいでしょう。
しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得してください。
就職偏差値・難易度
ここまでの内容を踏まえて、沖縄ワタベウエディングの就職偏差値・難易度を見てみましょう。
結論としては、偏差値・難易度は標準的といえます。
その理由としては以下の3点が挙げられます。
- 採用フローとして特別なステップがない
- 採用大学を見る範囲では学歴フィルターがあまりない
- 給与や福利厚生が特筆して良いという訳ではない
頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など、基本的な事項をしっかりと対策をしていれば難しすぎることはないでしょう。
しっかりと対策を行い、内定を獲得してください!
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
参照ページ
まとめ
沖縄ワタベウエディングは、ブライダル業界に属する企業で、ブライダル事業や映像事業など様々な事業分野を手がけ、お客様のニーズに合わせたサービスの提供を目指しています。
ブライダル業界の中でもトップクラスの売上実績を誇りながらも、就活生の出身大学は多様であり、大学レベルで判断するのではなく、個人の適正を重視した採用方法をとっています。
チームワークを活かした取り組みが業績を上昇させる要因です。
学歴重視をする企業ではないので、全員に等しくチャンスがあるでしょう。
対策をしっかり行って選考に臨んでください。
ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。