学生時代だからこそできる人脈づくりのコツ・注意点【人脈は宝】
2024年9月7日更新
はじめに
新しい場所に出向いたり初対面の人と話すのが得意ではなく「どうやって学生時代に人脈づくりをすればいいのかわからない」と不安に感じている学生は多いのではないでしょうか。
この記事では、人脈をもっと広げたいと考えている学生に向けて、人脈づくりについて詳しく解説していきます。
- 学生の人脈づくりは自己の成長・頼れる人が増える・就活に役立つメリットがある
- 学生の人脈づくりの場所はインカレ・アルバイト・イベント・SNS・教授
- 学生の人脈づくりではどのような人とつながりたいか明確化して行動する
- 企業や他の就活生と人脈をつくるならジョーカツ・スタキャリに相談
「人脈づくり」は「友達づくり」ではなく、その違いを理解することが重要です。
学生時代に有意義な人脈づくりをしたいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
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学生にとって人脈づくりが大切な5つの理由
人脈づくりとは、人を動かせる「他の人」とのつながりを作ることです。人脈づくりはネットワーキングという言葉で表すこともあります。
ここでは、学生にとって「友達」ではなく「人脈」をつくることがなぜ大切なのかについて解説します。
いろんな価値観が自分を成長させてくれる
人脈をつくると、さまざまな価値観に触れられ、自己成長につながります。
大学に入るまでは家族・近所の幼馴染み・同じ学校の友達が中心で、自分の狭い交友関係の中で生活していた人も多いでしょう。
しかし、大学生になって行動範囲が広がり、行ったことのない場所に足を運ぶことで「会ったことがない人」に出会えます。
- 新しい価値観・考え方・発想に触れられる
- これまでの自分の考え方に気づきが生まれる
- 新しい考え方が認識できる
- 自分の価値観や考え方の幅が広がる
- 自分が成長するとさらに新しい出会いが訪れる
自己成長すると出会う人も変化していき、さらに新しい価値観に触れられます。また、自分が成長することで出会う人に対しても影響力を持つようになり、お互いの成長にもつながります。
良い出会いのスパイラルは自分をどんどん成長させていき、社会に出たときの人脈づくりでも大いに役立つのです。
頼れる人が増える
人脈づくりは自分のアドバイザーを増やすことでもあります。
自分が何か新しいことに挑戦したいと思った時や困難なことに陥った時に、アドバイスをもらえたり助けてくれたりする人が必要です。
例えば、将来グローバルに活躍できる人材になるため、学生時代から英語力を習得しようとすると、ネットで情報収集を試みる人も多いです。しかし、溢れかえる情報からどういう方法で英語を習得すべきなのか、判断がつかないことが多々あるのではないでしょうか。
その中で、人脈づくりによって頼れる人がいると、さまざまなメリットが得られます。
- 周囲に英語に興味があると話せる
- 英会話を習って着実に実力を伸ばしている人と出会える
- 実際の勉強方法やスクールの情報を聞ける
- 格安でレッスンしてくれるバイリンガルの学生とつながれる
- 志望業界のOB・OG訪問のアポイントを取るアドバイスがもらえる
- 会いたいOB・OGとコネクションを持っている人と出会える
人脈がなかったら、自分一人で悪戦苦闘しながら進む必要があります。
上記のように、英語習得に詳しい人や志望業界のOB・OGに会うことすらできない可能性もあります。
そのため、人脈を持っているのといないとでは差がはっきり出るといえるでしょう。
学生時代の人脈づくりが大切な理由は、自分が会いたい人・ほしい情報を持っている人を直接知らなくても、その人たちとつながっている誰かと出会える可能性があるためです。
何かを成し遂げようとするときや困難なことを解決しようとするときに自分一人の力では限界があります。
そんな時、人脈が自分を助けてくれるのです。
就活の時に役立つ
学生時代に広い人脈を持つと、就活に非常に役立ちます。
- 自分が志望する業界に精通した経験豊富な人と出会える
- 自分が希望する企業で実際に働いている人とつながれる
- 話を聞くことで業界や職種に対する理解が深まる
- 就職に必要なスキルが判明する
- 志望業界が自分のキャリアイメージと合うか確認できる
一般的に、大学生が関われるのは、OB・OGやゼミ、研究室の先輩などです。そのため、就活の際に広い人脈を持っていると、情報を得るだけではなく、社会人としての考え方・仕事への向き合い方・その人の生き方に触れられます。
学生時代の人脈は、就活の軸や今後のキャリアを明確化するうえでも重要です。
生きた情報が手に入る
人脈が広がると、ネットでは知り得ない「生」の情報・裏事情・トレンドや業界の将来的な動向など有益な情報をキャッチできます。その理由は、人脈作りによって特定の業界や業種に関わる人やその業界で仕事をしている人と出会えるためです。
ネット社会とはいえ、人から聞く情報は何よりも信憑性が高く貴重なものです。
また、人脈が広がると自分が情報を得るという能動的な行動をしなくても、自分に情報が自然と集まってくるようになります。
生きた情報を蓄積し、自分から外への情報発信量を多くすればするほど、情報が集まりやすくなります。
自分を知るきっかけになる
人脈づくりは、自分を知るきっかけになるとても貴重な行動だといえます。
人脈を広げてたくさんの人に出会うことは、個々が持つ多種多様な価値観に出会えるということです。
自分と違う価値観には物事を捉える新しい視点があり、新しい観点から客観的に自分を見つめ直す貴重な機会を与えてくれることもあります。
- 自分の価値観が絶対正しいという認識が薄れる
- 視野が狭くなっていたことに気づく
- 自分の可能性を狭めていたことに気づく
- 活躍の場を失う前に気づける
人脈を広げ新しい価値観に触れると、自分を否定されることもあるでしょう。
また、価値観が違う人をうっとうしく思ってしまうこともあります。
しかし、あとで一人になってその人の考えを冷静に思い出してみると、自分の考えを修正したほうが良いと気づくことも多いです。
それまでの自分の常識を打ち破ることは相当な勇気が必要です。
ただし、それが出来る人とできない人との間には、社会に出た時に大きな差が生まれます。
学生が人脈をつくる場所
ここでは、学生が人脈をつくる場所を紹介します。全てを網羅するのではなく自分に合った人脈づくりの場所を選んでみましょう。
学内での人脈づくりも大切ですが、学内では関われない人とつながりを持つことはとても魅力的です。
他大学と交流できるサークル
複数の大学の学生で構成されている「インカレ」に参加することで、より広い人脈づくりができます。
インカレサークルは、学内のサークルより規模が大きく、たくさんの学生と知り合うことが可能です。
また、インカレサークルでは年次や学科を問わずさまざまな学生が参加しています。その内容もスポーツ・音楽・ビジネス・ボランティアなど多岐にわたります。
自分の趣味嗜好に合うサークルに参加し、企画運営に携わることで、仲間と協力してさまざまなことを学べます。
他大学と交流できるサークルは、お互いに切磋琢磨しながらも深い友情を育み、将来につながる大切な人脈づくりの原点を作る貴重な場所だといえるでしょう。
アルバイトやインターンシップ
アルバイトやインターンシップも、学生の脈づくりの方法です。
勤務先で一緒に働く同世代の学生のみならず、社員の人や取引先の顧客など、さまざまな人との関わりが生まれます。
大学内では関われない人たちとの交流はとても貴重です。
多くの学生が学外での人脈づくりの方法としてアルバイトやインターンシップを選んでいるので、ぜひ積極的に取り組んでみてください。
イベントやセミナーへの参加
自分が興味のあるイベントやセミナーへの参加は、学生の人脈づくりとして比較的簡単にできる方法です。
自分が勉強している分野でもいいですし、就活の事前準備として気になる業界や職種に関するセミナーなどに参加するのもおすすめです。自分の知りたい情報を集めることに加え、自分と同じ志向性の人と出会えるメリットがあります。
出会った人と情報交換すると新しい情報が得られます。また、実際にその業界で仕事をしている人と関わり、仕事や業界のメリットデメリットなどの「生の声」を聞くことは、就活にとって最も重要な情報となるでしょう。
SNS
人脈を広げるためには身近な存在であるSNSの活用もおすすめです。
SNSのメリットは、空いている時間などに世界中の人とつながれることです。
そのため、より多様な価値観や人との出会いが可能となるでしょう。
X(旧Twitter)やInstagram、などを使い、自分の考えを発信し積極的にアピールし、相手にも「この人とつながりたい」と思ってもらうように工夫してください。
また、SNSで興味のある投稿をしている人を積極的にフォローすると、多数の人と関われるメリットを活かしながら人脈づくりができます。
先輩や教授と仲良くなる
大学のゼミの先輩や教授、キャリアセンターの教員に顔を覚えてもらって親しくなるのも有効な人脈づくりです。
人脈づくりというと学外に目を向けがちですが、学内にも貴重な人脈が存在します。
普段から、先輩や教授と積極的にコミュニケーションを取り、自分が関心を持っていることや将来の方向性などを相談したり質問したりしてみましょう。
就活の際に、業界に精通している人を紹介してもらえるかもしれません。
特に、学生起業を考えている人は、さまざまな方面に人脈を持っている教授と仲良くなることで、教授を通じてビジネスチャンスを得ることも可能です。
同年代の人脈も大切ですが、人生経験が豊富な先輩や教授からのアドバイスは、将来を考える際にとても重要なものとなります。
学生の人脈づくりで注意すべき3つのポイント
ここでは、人脈づくりの際に学生が注意すべきことを紹介します。
どのような人とつながりたいのかを明確にする
人脈づくりでは、どのような人とつながりたいのかということを明確にすることは非常に重要です。
いろいろな場所に出向き、多種多様な人と積極的に交流することは良いことですが、大切なのは知り合った人と長く交流を続けることです。
単なる「顔見知り」で終わってしまっては意味がありません。
また、さまざまな情報やアドバイスを得て視野を広げたり、助けてもらったりするには「どのような人と親しくなりたいのか」を明確にしておく必要があります。
学生の場合は以下のポイントを押さえてください。
- 自分のなりたい姿を実現している人物像
- 挑戦したい分野で活躍している人物像
- やりたいことをすでに実行している人物像
具体的な「人物像」を定めてその人たちが集まる場所を特定し、自ら足を運びその人たちとの関わりを持つようにすると、無駄な時間を費やすことなく会いたい人に出会えます。
楽して稼げるウマい話には近寄らない
学生の人脈づくりでは、楽して稼げるウマい話には近寄らないように気をつけましょう。
- SNSに現れる楽して高額アルバイト料を得られる求人
- 初心者でも気軽にはじめられるFX投資のセミナー勧誘
悪い大人は巧妙な話術で、楽をしてお金儲けが簡単だと学生を信用させてしまいます。そのため、好奇心旺盛な学生が悪質なアルバイトに巻き込まれたり、投資詐欺の被害に遭ったりする人が年々増え続けています。
SNSの普及にともない「うまい話の罠」に出くわしてしまう危険も身近に存在する世の中です。スマホ1台で遊びながらお金を儲けることは現実的にありえないと冷静になり、うまい話には乗らない・危険な大人には近寄らないという強い意志を持ってください。
この世にうまい話はないと日頃から心がけ、何事も冷静に判断しましょう。
危険を感じたらすぐに大人に相談する
危険を感じたらすぐに大人に相談する習慣をつけておきましょう。世の中にはいろんな人が存在しており、残念ながらすべて良い人とはかぎりません。
そのため、何か事が起こったときは、決して自分たちだけで解決しようとしないでください。
学生の人脈づくりは学内の枠を超えて、他校の学生・社会人・年代も違うさまざまなコミュニティーに属している人たちとの関わりを求めて行動することです。
いろいろな考え方や価値観を持った人と接することは非常に素晴らしいですが、人脈づくりに没頭するあまり自分を見失ったり、物事の良し悪しの判断を誤ったりすることがあるかもしれません。
行動範囲が広くなればなるほど慣れない場所に出向くことが多くなり、その分危険なことに遭遇する可能性も高くなります。
少しでも危険を感じたらすぐに周囲の人に助けを求めてください。
家族・大学の教授・教員に素直に相談することを常に頭に入れて、健全な人脈づくりを心がけましょう。
さいごに
本記事では、どのように人脈づくりをすればよいのかと悩んでいる学生に向けて、人脈づくりが大切な理由・人脈づくりの場所・人脈づくりの注意点を解説しました。
人脈づくりで重要なことは「人脈」とは「友達」ではなく、人を動かせる人とつながっていくことです。そういう人たちとどのようにしてつながっていくのかを考え、行動することが非常に大事です。
また、人脈は信頼関係があってはじめて成り立つものであり、相手にも自分に「また会いたい」と思ってもらわなけれなりません。
この記事が意義のある人脈づくりの一助となるよう願っています。