大切にしている価値観の考え方は?価値観の見つけ方やコツを紹介
2024/10/17更新
はじめに
就活でのESや面接では、約半数の就活生が「大切にしている価値観」について質問されたと答えています。
多くの企業が就活生の大切にしている価値観について興味を示し、また重要視していることが推測されます。
大切にしている価値観を明確にしておくと、就活だけでなく、人生設計についても「軸」となり、いろいろな岐路に立たされたときに役立ちます。
大切にしている価値観についてハッキリと言語化できている就活生は少ないかもしれません。
- 価値観を見つける方法
- 面接でアピールするコツ
- アピールする例文
企業がなぜ大切にしている価値観を聞くのか。その理由を考えながら、自分自身の言葉で明確にし、就活準備を進めましょう。
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大切にしている価値観を聞かれる5つの理由
就活中によく質問されるのが「大切にしている価値観」です。ESや面接でも頻繁に出てきます。
この質問は、就活生に関して企業が知りたいと思う要素が多く含まれているからです。
大切にしている価値観についてハッキリとつかめていないという就活生は、企業が知りたいという理由を理解しながら価値観を考えてみましょう。
的外れな応答を避けることができます。
人柄や性格を知るため
大切にしている価値観はすなわち「人柄」や「性格」のバックボーンとなっています。
普段から大事にしている考え方やこれだけは譲れないという条件が価値観には反映されており、そこから人柄や性格がにじみ出るものです。
自分の大切にする価値観は「人とのつながり」と考える人は、協調性があり、チームワークを重視する仕事に向いているという評価になるでしょう。
「自分の成長」が大切な価値観だと考える人は、向上心が強く、チャレンジする仕事に向いているという評価につながります。
他の社員との相性を知るため
会社は、多くの人との共同作業で成り立っています。
チームを組んだり、プロジェクトを立ち上げたりする場面が多いため、他の社員との相性が良いかどうか、大切にしている価値観を通して知ろうとしています。
また、入社を前提として配属先の参考としていることもあります。
部署にはそれぞれ独特のカラーがあることも多く、大切にしている価値観がマッチするかを知ろうとしています。
さらに、各企業には社風というものがあります。
共通認識が強いため、違った考え方の人に対して拒否反応を示すケースも少なくありません。
価値観に共通点が多ければ、考え方も似ているということです。
組織の中での協調性が生まれやすくなるため、企業としても安心できます。
企業が目指す方向性と一致しているか知るため
大切にしている価値観が企業の目指す方向性と一致しているか確認するためです。
就活生が目指す将来像が企業の方向性と同じベクトルを向いていることが評価の基準となります。
もしお互いの方向性がかけ離れているとしたら、それは就活生にとっても企業にとっても何のメリットもないといえるからです。
職種に適性が合っているかを知るため
仕事での適材適所は、企業にとっても就活生にとっても非常に重要なことです。
職種に適性が合っていれば、企業の成長に貢献できることになります。
就活生にとっても、入社後にストレスなく能力を十分に発揮することができるでしょう。
ミスマッチによる退職も防ぐことができ、企業にも就活生にもメリットがあるということです。
入社後の役割や活躍をイメージするため
大切にしている価値観を知ることで、入社後の活躍をイメージしやすくなります。
企業が新卒を採用する目的のひとつは、組織のバランスをとることです。
たとえば、リーダー的な存在の人材ばかり集めても、組織はうまく機能しません。
しっかりとリーダーを支える裏方を得意とする人材、計画を立て、実行する人材など、入社後の役割を考えながら採用しています。
大切にしている価値観を答えるときには、企業にとって自分の価値観がどのように貢献できるのかを具体的にアピールするとよいでしょう。
大切にしている価値観を明確にしておく4つのメリット
今まで自分の価値観について真剣に考えていなかったという学生もいることでしょう。
就活は、改めて自分の大切にしている価値観を見直す絶好のチャンスです。
就活だけでなく今後の人生のよりどころとなるでしょう。
就活の選考対策の模範回答として考えるのではなく、自分自身で深堀することで、さまざまなメリットが生まれます。
自分に合った企業を絞りやすくなる
大切にしている価値観を軸として企業選びをすることができます。
企業理念、企業風土、ビジネス形態などが大切にしている価値観と合致していれば、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
自分の大切にしている価値観が「チャレンジすること」だった場合、社員の提案を積極的に取り上げ、バックアップし、成功に導くチャンスを与える企業に注目するべきでしょう。
将来の転職やキャリアチェンジする場合にも、しっかりとした価値観を確立しておくと、自分に合った企業選びができるようになります。
入社後のキャリアパスを考える上で役立つ
大切な価値観を知ることで、入社後にどのような仕事に取り組みたいのか、キャリアの方向性が明確になります。
たとえば「ひとつのことを極めたい」という大切な価値観がある場合には、総合職ではなく専門職という決断もあるでしょう。
大切にしている価値観が明確になっていると、会社でのキャリア形成で迷ったとき、力強い指針になります。
自信をもって面接を受けることができる
大切にしている価値観が言語化できていれば、面接官の質問にも自信をもって答えることができます。
予想していなかった質問に対しても、大切にしている価値観が明確になっていれば、軸がぶれずに答えることができるからです。
自信をもって受け答えできるので、面接官から好印象を得られるでしょう。
入社後の活躍が望める
大切にしている価値観に沿った企業を選ぶと、入社後の活躍が期待できるでしょう。
就活では、給料などの待遇面や企業規模、ネームバリューなどを優先しがちです。
しかし、大切にしたい価値観を優先した場合、入社後も長期的な活躍ができる可能性が高くなります。
大切にしている価値観があやふやのまま就活を進めるのはおすすめできません。
たとえ選考に通過して無事に入社できたとしても、働いている間に会社との価値観の違いに悩まされることになります。
途中退社というのは、企業にとっても本人にとってもデメリットです。
大切にしている価値観を見つける4つの方法
大切にしている価値観といわれても、すぐに思いつかない、言語化することが難しいという人もいるでしょう。
そのような場合は以下のような方法で価値観を考えてみましょう。
周りとの関係性を振り返ってみる
自分の周りにいる尊敬する人や親しい友人との関係性を振り返ってみましょう。
なぜ尊敬できるのか、なぜ気が合うのかなど、その人との関わりの中で大切にしている価値観を見つけることができるかもしれません。
価値観に共鳴するから尊敬している。
あるいは価値観が一緒だから友人として付き合えるなどの発見があるかもしれません。
価値観を一覧にして優先順位をつける
大切にしている価値観を言語化することはなかなか難しい作業かもしれません。
自分に当てはまりそうな価値観をいくつかピックアップして、より価値観を強く感じるものをランク付けしてみます。
優先順位をつけることで、どの価値観がより自分にとって重要なのか可視化することができます。
第三者に聞いてみる
大切にしている価値観は、意外と自分では気づきにくいことかもしれません。
一覧にして優先順位をつけても、何となくしっくりこないという場合もあるでしょう。
このような場合には、第三者に聞いてみるのもひとつの方法です。
身近な親や友人、専門的なキャリアアドバイザー、OB・OG、ゼミの教授などです。
自分では当然だと思っていたことが「魅力」や「強味」であることも多いものです。
第三者の意見からの気づきも大切にしている価値観探しには役立つのではないでしょうか。
自己分析ツールを活用してみる
第三者に自分のことを聞くのは少々気が引ける。
そのような場合には、自己分析ツールを活用してみるのもひとつの方法です。
例えば、価値観を知ることができるツールとしては下記のようなものがあります。
- 自己分析ツール
- マイジョブ・カード
- 適職診断NAVI
- COLOR INSIDE YOURSELF
- 16Personalities
求人エージェントなどから無料自己分析ツールが提供されています。
手軽な自己分析ツールですが、いくつもの分析ツールを使うと結果がバラバラとなり、かえって混乱してしまう可能性もあります。
あくまでも自己分析ツールは「参考」にとどめておき、自分の感性に基づいた価値観を見つけることが大切です。
以下の記事では、16Personalitiesに関する解説をしています。
実際にやってみる前にチェックしておくと良いでしょう。
価値観を見つける際の3つの注意点
大切にしている価値観を伝えるための選び方を紹介してきましたが、ここでは選ぶ際の注意点について解説していきます。
- 働く条件と混同しない
- 嘘をつかない
- 抽象的な表現は使わない
働く条件と混同しない
価値観を選ぶ際によく混同されがちなのが、「働く際の条件」です。
例えば、「残業が少ない職場で働きたい」と考えている就活生は多いかもしれませんが、これは価値観ではなく条件になります。
価値観とは「なぜ残業が少ない職場で働きたいのか」の一歩進んだ本質的な理由のことを指します。
「プライベートの時間を確保したい」「何事も時間内に終わらせたい」など、その背景となる理由を考えてみることで価値観を知る手がかりとなるでしょう。
嘘をつかない
基本的なことですが、価値観を見つめる際に嘘はつかないようにしましょう。
エントリーシートでも面接でも自分を良く見せようとする気持ちは理解できますが、何人も就活生を見て来た採用担当者はその嘘を見抜きます。
仮にエントリーシートを経験もしていない嘘のエピソードで通過したとします。
しかし、面接で突っ込まれた質問され、返答に迷ってしまうと、その時点で懐疑的に捉えられてしまいます。
このような疑念が残ったままでは次の選考に進むことは難しく、嘘をつくことでその場を乗り切ったとしても内定を獲得するのは難しいといえるでしょう。
抽象的な表現は使わない
注意点の3つ目は、「抽象的な表現」を避けることです。
大切にしている価値観を具体的に示し、明確に伝えるためには
一貫した説明が重要になります。
例えば、「協調性」という価値観を選んだ場合、「協調性が大切だと思う」とだけ述べるのでは不十分です。
「協調性を大切にする理由は、円滑に仕事を進められ、結果として会社に貢献できるです」といった具体的な理由を示すと効果的です。
抽象的な表現は避けて、具体的な説明ができるように意識しましょう。
大切にしている価値観を面接でアピールする5つのコツ
大切にしている価値観を言語化できたら、面接官にわかりやすく伝える必要があります。
ここではいくつかのコツを紹介しましょう。
結論から伝える
面接では、まず結論から伝えることが重要です。
例えば「私はチャレンジ精神を大切にしています」というように最初に結論を伝えることで面接官の印象に残りやすくなります。
また、結論を先に伝えることで面接官に「この人は、チャレンジ精神を大切にしているんだな」と理解してもらいやすくなり、その後の具体的なエピソードや経験に説得力が生まれます。
以下の記事では、自己PRの作成に役立つPREP法を解説しています。
大切にしている価値観をアピールする際にも参考になりますので、チェックしてみてください。
具体的なエピソードや経験を交える
価値観をアピールする際には具体的なエピソードや経験を交えると説得力が増します。
例えば「チャレンジ精神を大切にしている」という価値観をアピールする際には、学生時代やアルバイトで挑戦したことのエピソードを紹介するとよいでしょう。
その際はエピソードの背景や状況、自分の行動や考え方、結果などを具体的に伝えることが大切です。
また、エピソードから得られた学びや気づきなども伝えるとさらに説得力が増します。
エピソードや経験を考えることに躓いてしまった方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。
具体的な例文や思いつかない場合の対処法も紹介しています。
企業のビジョンや仕事内容と関連付ける
自分の価値観をアピールする際には、企業のビジョンや仕事内容と関連付けるとより効果的です。
例えば企業のビジョンが「社会貢献」であれば「社会貢献を大切にしている」という価値観をアピールするとよいでしょう。
企業のビジョンや仕事内容と自分の価値観が一致していることをアピールすると、自分がその企業にどのように貢献できるかをアピールすることができます。
ただし、あまりにも企業のビジョンに合わせて自分の価値観でなくなると面接でばれる可能性が高くなります。
あくまでも自分の価値観と近いものである場合に意識をしておきましょう。
大切にしている価値観を会社でどう活かすかを伝える
大切にしている価値観を伝えた締めくくりに、自分の価値観が会社にとってどれだけ貢献できるのかをアピールします。
自己PRや志望動機などと同じで、自分を採用することによって、会社にどれだけのメリットがあるのかを面接官に伝えるためです。
自分の言葉で伝える
自分の価値観をアピールする際には自分の言葉で伝えることが大切です。
模範解答やネット上の情報をそのまま伝えてしまうと説得力が弱まってしまいます。
自分の考えや経験を整理し、自分の言葉で伝えるようにしましょう。
また、感情や熱意を込めて伝えることで面接官に伝わりやすくなります。
練習を重ねる
大切にしている価値観を面接でアピールする際には練習を重ねることが大切です。
練習を重ねることで自分の伝えたいことを整理することができ、自信を持って伝えることができるようになります。
面接官を想定した相手に大切にしている価値観をアピールする練習をしましょう。
また、録音や動画で自分の伝え方を客観的に確認するのも効果的です。
とくに、近年では録画面接をおこなっている企業が増えてきているため、そちらで練習を繰り返すとよいでしょう。
大切にしている価値観を見つけるキーワード一覧
就活では下記のようなものをESなどで用いることができるでしょう。
今回は、種類別に価値観に関するキーワードを紹介していきます。
【人柄や性格に関係するキーワード】
正直さ | 誠実さ | 礼儀正しさ |
協調性 | チームワーク | コミュニケーション能力 |
リーダーシップ | チャレンジ精神 | 向上心 |
主体性 | 責任感 | 勤勉さ |
【仕事に関係するキーワード】
熱心さ | 責任感 | やりがい |
貢献度 | 成果 | スキルアップ |
成長 | 安定性 | ワークライフバランス |
【社会や人々に対する関係するキーワード】
社会貢献 | 人助け | 困っている人を助ける |
弱者を守る | 平和 | 環境 |
教育 | 福祉 | 健康 |
大切にしている価値観は、1つに絞る必要はありません。
選考を受ける企業や状況に合わせて変えてもよいので、複数考えておくことをおすすめします。
以下の記事では、価値観の伝え方や思いやりは価値観としていいのかなどを解説しています。
例文も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
価値観の構成を考える4つのSTEP
先ほどは、価値観一覧を紹介してきましたが、少しはイメージできたのではないでしょうか。
ここからは、「大切にしている価値観の構成」の仕方を解説していきます。
STEP1:大切にしている価値観を述べる
まず結論となる「大切にしている価値観」は何かについて述べる必要があります。
最初に結論を伝えることで、採用担当者に一番伝えたいことがはっきりと伝わります。
それに加え、結論から述べることでそれを補足するためのエピソードを想像させることができ、より興味を持ってもらいやすくなるでしょう。
また、結論から述べることによって、論理的な思考力があるという印象を与えることもできます。
例文1:私はいつでも感謝の気持ちを忘れないようにしています。
例文2:私は何事においても挑戦だと思い、納得のいくまで取り組むようにしています。
STEP2:大切にしている理由を述べる
次に伝えるべきなのは、なぜその価値観を大切にしているかという理由です。
価値観を大切にしている理由や、そうなったきっかけを長くならないように分かりやすく、まとめましょう。
さらに、印象付けられるようなきっかけやエピソードがあれば、その内容も加えましょう。
この部分で、引き付けられるような内容を述べられるかが重要になってきます。
例文1:感謝を大切にしている理由は、感謝することで人とのつながりが深まると考えているからです。
例文2:挑戦することをなぜ大切にしているかというと、挑戦して初めて、道が開けると考えているからです。
STEP3:価値観を大切にして取り組んだ経験を述べる
大切にしている価値観の結論と理由が考えられたら、次は実際に取り組んで経験したことを考えてみましょう。
ここでは、自分が経験してきた出来事をベースにするため、
一度自己分析を行って、情報を整理しておくことが重要です。
取り組んだ経験は具体的であるほど、説得力のある文章にすることができます。
おすすめなのは、信ぴょう性を持たせるために、数値化できる箇所はするということです。
採用担当者にもイメージしてもらいやすくなり、印象に残りやすい文章に仕上げることができます。
例文1:感謝の言葉を伝え続けることで、相手も自然と「ありがとう」を返してくれるようになり、一層仲が深まりました。
受け身にならず、自分から積極的に発信することで感謝の気持ちはどんどん広がり、周囲にも良い影響を与えると感じました。
例文2:挑戦する気持ちで本番に臨んだ結果、最後の大会で優勝することができ、チーム全員で喜びを分かち合いました。
諦めずに挑戦し続けることで可能性の扉を開くことができると学びました。
STEP4:価値観から学んだことを述べる
最後に伝えるべきなのは、「今後にどう活かすか」です。
採用担当者も今後の仕事にどう活かせるのか、その考えを知りたいと思っています。
ここで、中途半端な内容になってしまうと、これまで考えてきた内容も徒労に終わってしまいかねません。
最後だからと手を抜かずに大切にしている価値観や得た学びを元に、入社後どのようにして活躍していきたいかをしっかりとアピールしていきましょう。
例文1:入社後も社内外多くの人と関わることになるので、感謝の気持ちを伝えることを忘れずに、円滑にコミュニケーションを取りながら仕事を進めていけるよう努力していきたいです。
例文2:入社後も仕事に挑戦する気持ちを持ち、誰よりも早く一人前に成長し貴社に貢献できる存在になりたいと考えています。
就活で自分を大切にしている価値観をアピールする例文
大切にしている価値観を面接でアピールするコツを踏まえた例文をご紹介します。
- チャレンジ精神
- 協調性
- 社会貢献
- 誠実さ
- 向上心
実際の自分の経験などを織り込みながらオリジナリティのある文章にしましょう。
チャレンジ精神に関する例文
私が大切にしている価値観は「チャレンジ精神」です。何かに挑戦することや新しいことに挑戦することが好きであり、困難に直面しても諦めずに努力を続けます。
大学時代にはゼミで新しい研究に挑戦しました。
当初は研究が思うように進まず挫けそうになったこともありましたが、諦めずに努力を続けた結果、最終的に成果を出すことができました。
この経験からどんな困難も乗り越えられるという自信とチャレンジ精神の大切さを学びました。
貴社に入社した際には新しいことに積極的に挑戦し、自分の可能性を広げていきたいです。
協調性に関する例文
私が大切にしている価値観は「協調性」です。人と協力して何かを成し遂げることにやりがいを感じ、チームワークを大切にします。
高校時代にはサッカー部に所属していました。
チームで試合に勝つためには一人ひとりが役割を果たして協力することが大切です。
私はチームの目標達成のために自分のプレーだけでなく、周囲の選手とコミュニケーションを取ってチームワークを高めるように努めました。
貴社に入社した際にはチームの一員として周囲の人と協力し、目標達成に貢献していきたいです。
社会貢献に関する例文
私が大切にしている価値観は「社会貢献」です。
社会に貢献し、人々の役に立ちたいという思いが強く、困っている人を助けることに喜びを感じます。
大学時代にはボランティア活動に力を入れていました。
児童養護施設の子どもたちと関わるボランティアに参加した際には子どもたちの笑顔を見るたびに自分の存在が誰かの役に立っているんだと実感し、やりがいを感じました。
貴社に入社した際には社会貢献を理念に掲げている貴社で自分の力を活かし、社会に貢献していきたいです。
誠実さに関する例文
私が大切にしている価値観は「誠実さ」です。嘘をつくことは絶対に許せないし、約束は必ず守ります。
アルバイト先でお客様から預かった荷物を紛失してしまったことがありました。
すぐにお客様に謝罪し、探し回った結果、無事に荷物を見つけ出すことができました。
お客様から「誠実な対応に感謝します」と言っていただいたとき、誠実であることの大切さを改めて実感しました。
貴社に入社した際には誠実さをモットーに仕事に取り組んでいきたいです。
向上心に関する例文
私が大切にしている価値観は「向上心」です。常に成長し続け、自分の可能性を広げていきたいと思っています。
大学時代には英語の勉強に力を入れていました。
毎日欠かさず英語の勉強をすることでTOEICのスコアを1年で200点以上アップさせることができました。
この経験から努力すればどんなことでも成し遂げることができるという自信と向上心の大切さを学びました。
貴社に入社した際には常に新しいことに挑戦し、自身の成長を続けていきたいです。
さいごに
今回は大切にしている価値観について解説してきました。
エピソードから自分の価値観がどのようにあらわれているのかを明確にすることで、面接官に自分の大切にしている価値観をより伝わりやすくすることができるでしょう。
大切にしている価値観を考えることは、選考対策のためだけではなく、キャリアプランを考えるための軸にもなります。
就活が終わっても人生は続いていきます。
この就活をきっかけに、大切にしている価値観を明確にして、企業選びや人間関係について、一度整理してみると良いでしょう。
また、以下の記事では自己PRの作成に困った際に役立つ情報が満載です。
ぜひ、本記事と併せてチェックしてみてください。