カゴメの倍率は?就職難易度や選考フローを徹底解説

カゴメの倍率は?就職難易度や選考フローを徹底解説

2024/8/28更新

はじめに

カゴメの倍率は?就職難易度や選考フローを徹底解説のはじめに

この記事ではカゴメ株式会社の倍率や就職難易度を紹介しており、カゴメに就職を検討している就活生に向けたアドバイスをしています。

カゴメは国内でも有数の食品メーカーであり、毎年多くの就活生が選考に応募する企業です。

カゴメに入社するのがどのくらいの難易度なのかを知っておき、選考に臨むにあたっての心構えを身に付けておきましょう。

また、カゴメの選考フローや選考対策についてもこの記事で解説していますので、カゴメの選考を突破して内定を得たいと考えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

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カゴメとは?

カゴメ株式会社は1899年に創業を開始し、1949年に設立された日本の大手食品総合メーカーです。

食品や飲料、調味料の開発・製造を手掛け、これまでいくつものヒット商品を生み出してきました。

代表商品にはケチャップやトマトジュースがあり、国内加工食品事業では国内トップクラスのシェアを誇っています。

トマトの遺伝資源は約7,500種を数え、土づくりや栽培、収穫、製造、商品開発に至るまでの全てのプロセスを事業として取り組んでおり、トマトにおいては右に出る者はいないほど専門性に長けていると言えるでしょう。

国内だけでなく海外にも拠点を作っており、販売や栽培など最適な拠点探しにも余念がありません。

カゴメの倍率

カゴメの採用倍率ですが、公式からは公表がされていないため推測で紹介します。

結論から申しますと、カゴメの採用倍率は約40倍だと考えられます。

就活サイトの採用倍率でも38.8倍との情報があるのと、カゴメの採用人数枠が30人前後なことを考えても倍率が高めなことは間違いないでしょう。

2024年度の採用予定人数は研究系で6人、工場研究系で7人、事務系で14人の合計27人であり、これは2017年度以来の少なさです。

そのため例年よりも採用倍率は更に上がることが予想されるため、選考難易度も上昇していくと考えられます。

男女別割合では2024年採用枠が男性で11人、女性で16人となっており、女性の方が採用割合が高いです。

これは事務系で女性を多めに採用していることが原因だと言えるでしょう。

下記に過去3年分の採用人数を掲載しておきましたので参考にしてください。

年度採用人数(男性)採用人数(女性)
2024年11人16人
2023年15人18人
2022年9人21人

 

カゴメの採用大学

カゴメの採用大学は下記の通りですが、全国の大学から採用をしているのが分かります。

国内だけでなく、海外からも採用をしているのが大きな特徴と言えるでしょう。

〈国内〉
北海道大学、東京大学、一橋大学、神戸大学、上智大学、慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、法政大学、南山大学、國學院大學、東京家政大学、琉球大学

〈海外〉
北京大学、清華大学、上海交通大学、エディンバラ大学、ジェームスクック大学

 

大学のレベルを見ると、最難関クラスの大学から標準クラスの大学まで見受けられるため、学歴フィルターが設定されている可能性は低いです。

しかし、難関クラスの大学からの採用率が高めとなっており、海外からの採用も積極的に行っているため、競合相手のレベルは上がりがちになります。

学歴フィルターがなくても選考に進むのは難関クラスの大学の学生に集中することも珍しくないので、自然に選考は厳しいものとなっていくでしょう。

カゴメの就職難易度

カゴメの就職難易度は高いと言えます。

採用倍率が40倍近いことも理由の1つですが、就活サイトの選考難易度では5段階中4.5と高い評価がつけられていることもカゴメの就職難易度の高さを表しています。

東洋経済ONLINEが2024年に発表した「入社が難しい有名企業ランキングトップ200社」でも167位にランクインしており、国内では入社の難しい企業と言えるでしょう。

カゴメは採用人数も多い方ではないため、少ない枠を多数の就活生で争わなければならないのも難易度を上げている要因と言えます。

補足として、女性の方が採用人数が多いので男性より女性の方が採用はされやすい可能性はあります。

それでも選考対策なしで内定を得るのは、まず不可能でしょう。

 

カゴメの選考フロー

カゴメの選考フロー

ここではカゴメの選考フローについて解説します。

カゴメは選考フローにエントリーシート、適性検査、グループワーク、面談(面接)があり、多くの選考内容の対策をしなければなりません。

この選考フローの多さも就職難易度を高めている原因の1つと言えるでしょう。

各選考フローを把握し、対策を練って臨んでいきましょう。

①エントリー

最初にカゴメの採用ホームページから選考にエントリーします。

エントリー後にエントリーシートの提出に移ります。

②エントリーシート

最初の選考はエントリーシートによる書類審査になります。

エントリーシートの内容はその後の面談でも擦り合わせなどで使われるため、非常に重要な選考フローです。

エントリーシートの質問内容を下記に一部掲載します。

どのような質問がされるのか予め把握し、選考を突破できるエントリーシートを作り上げていきましょう。

質問例
  • 大学での研究内容について
  • 特技、得意分野はなにか
  • カゴメで実現したい夢はなにか
  • 最近の興味関心のある出来事はなにか
  • これまでの大学生活で力を入れたことは(ガクチカ)
  • 周囲との衝突を恐れず、交渉や折衝した経験について

エントリーシートの段階では大学の研究内容や得意分野、ガクチカなど就職活動でよく聞かれる質問が多いです。

自己分析で自分の過去を振り返り、自分に関する質問に対する答えをまとめておきましょう。

以下に参考になる記事を紹介します。

自分史の書き方は下記に記載した関連ページを確認してください。

 

③適性検査

続いては適性検査による選考が行われます。

カゴメの適性検査はSPIとなっており、テストセンター形式で受検します。

SPIに関しては書店で販売されている問題集を繰り返し解くのが最も対策になるでしょう。

解き方を身に付ける他、問題文に慣れて解答スピードを上げていきましょう。

応募する学生のレベルも高いため、SPIで高得点を取ってくる学生も多いです。

適性検査で足切りにならないよう、早めに問題集を使って対策していきましょう。

以下のページもぜひ参考にしてください!

 

④個人面談・グループワーク

適性検査に通過すると個人面談とグループワークによる選考に移ります。

個人面談は人事社員が担当し、オンラインで実施します。

質問内容はエントリーシートに沿った内容を中心に進むようです。

エントリーシートの深掘りがされても答えられるように、面談前に再度自己分析をして掘り下げておきましょう。

面接時間は20分ほどとそこまで長い時間ではないため、自己PRや志望動機など頻出の質問がメインとなります。

グループワークは学生5〜11人で行うことが多いようです。

その時その時によって人数に変動がありますが、他の学生の陰に隠れないように適度に自分を主張していきましょう。

ただし、周囲の意見を遮ってまで自分の意見を主張すると協調性のない学生だと思われてしまいます。

グループワークでは意見や主張を述べる役、意見をまとめる役、意見をメモに残して記録する役、相手の意見の聞き手になる役など様々な役割がありますので、自分にできる役割を探してみてください。

グループワークで出されたことのある出題テーマを一部下記に掲載します。

出題テーマ例
  • これからの食品メーカーの若手社員に求められる資質と行動
  • 食品業界で活躍できるビジネスパーソンの特徴
  • 食品メーカーの営業職に必要なこと

⑤人事部長面談

人事部長面談は2次面接のような立ち位置であり、名前の通り人事部長が面談を担当します。

時間は20〜30分ほどでそこまで長くないため、1つ1つの質問を数分で答えていきます。

あまり長く考えているとアピール不足になる恐れがあるため、質問の予測もしてスムーズな回答を心掛けてください。

下記に面談で出題された質問一覧を紹介します。

質問例
  • 内定が出たら入社するか
  • グループワークで意識していたことはなにか
  • カゴメの商品で一番好きなものはなにか
  • 野菜を育てたことはあるか
  • なぜカゴメで働きたいのか

⑥最終面談

最終面談では人事部長や役員の方が担当します。

学生1人に対し、複数人の面接官で臨むことになりますが、過度な緊張はせず自然体で臨もうことが大事です。

回答に詰まりそうになったら深呼吸をして1度落ち着きましょう。

エントリーシートの内容やこれまでの面談で話した内容の振り返りや深掘りがされることが多いため、これまでの内容を今一度振り返っておくと良いでしょう。

最終面談で出題された質問を一部紹介します。

質問例
  • 将来研究したいことはなにか
  • 他社の選考状況
  • 就職活動の軸はなにか

以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。

 

⑦内定

最終面談に合格すると内定が出ます。

カゴメの選考フローの対策方法

カゴメの選考フローの対策方法

カゴメの選考フローを確認したところで、もう少し詳しく選考対策の方法を解説します。

自己分析を徹底

エントリーシートや面談を通過するために自己分析は欠かせません。

自己分析では自分が経験した体験を掘り返し、行動の1つ1つまで細かく洗いだしてください。

例えばアルバイトなら何のアルバイトに取り組んだか、経験から何を学んだのか、学んだことを仕事でどのように活かすか、など深掘りしようと思えば細かく深掘りが可能です。

1つ1つの行動に理由付けをして企業側の質問を切り返せるようにしましょう。

エントリーシートや面談は出題内容を把握

選考フローでも紹介しましたが、エントリーシートや面談で出題された質問内容を予め把握しておき、どのように回答するのか準備をしておきましょう。

予想していない質問に回答するのは難しく、企業側に響く回答はしづらいです。

ある程度質問を予想しておけば、企業の印象に残る回答がしやすくなるでしょう。

過去に聞かれた質問と回答例を一部紹介します。

【グループワークで意識したことはなんですか?】

グループワークでは周囲の意見を尊重し、意見をまとめることを意識しました。
周りの方たちが積極的に意見を出していたのですが、意見の衝突が起きかけていたため双方の意見の中で共存できる部分を探し、1つの意見としてまとめることに努めました。意見のまとめ役をしたことで他の学生も意見が出しやすくなったと言ってくれたので周囲の意見に耳を傾けて良かったと思いました。

【就職活動の軸はなんですか?】

私の就職活動の軸は協調性を大切にして働くことです。
協調性を大切にしようと思った理由は学生時代に行ったインターンシップがきっかけでした。食品メーカーのインターンに参加した時に新種の商品を考案するテーマを5人グループで取り組んだのですが、商品のテーマ案が出ずに全員が他人任せでモチベーションも失われていました。そこでグループメンバーの好きな既存商品を聞き出し、そこから新商品のヒントを探すことにしました。商品の話題で盛り上がり、グループ間の距離も縮まったところでテーマ案を探す工程、テーマ案のネタを見つける工程、テーマ案を精査する工程というように段階を追ってインターンを進めることにしました。1つの作業工程を全員で協力しながら進めた結果、新しい商品の考案ができ、最優秀賞を獲ることができました。
この経験で周りと協力して1つの物事に取り組む重要性を学び、就職活動でも周囲との協調性を大事にして働ける企業を探しています。

適性検査は問題集を解く

SPIでは前述したように問題集を解くことが重要ですが、慣れてきたら時間も測って本番同様の模擬形式で練習していきましょう。

実戦形式で問題を解いていった方が本番でも力を発揮しやすいですし、どこの科目に時間がかかってしまうのかを見つけることが可能です。

苦手な箇所を集中して対策し、高得点に繋げていきましょう。

また、問題で躓いた箇所があった場合は思い切って問題を飛ばしてしまいましょう。

分からない問題に時間を費やすと他の問題を解答する時間がなくなるため、取捨選択も必要です。

問題に固執せず、全体を通して得点を稼ぐ練習も心掛けてみてください。

カゴメの求める人材像をもとにアピール

カゴメが求める人材像をアピール材料にして選考に臨むと、企業側に好印象を与えられるでしょう。

企業が求めている人材に当てはまる学生であれば、企業側もその学生を採用しようと考えます。

カゴメの場合、下記の2点を求める人材像に指定しています。

求める人材
  • 企業理念である「感謝」「自然」「開かれた企業」という私たちの原点に共感してくれる人
  • たくさんチャレンジして、たくさん失敗して、それでもまた踏ん張って立ち向かえる人

カゴメの企業理念に共感できる人やチャレンジ精神のある学生が好まれるようです。

また、カゴメには求めない人材像というものもあり、下記の項目に当てはまる人材は求めていません。

求めていない人物像
  • 食への興味・関心が薄い人
  • 自分で考えて行動するよりも、指示を受けて行動する方が好きな人
  • チームで成し遂げる、よりも、個人で物事を完結する人が好きな人

主体性がなく指示待ちな学生や個人で仕事をしたい人はカゴメには向かないことが分かります。

自分がカゴメの求める人材像と求めない人材像のどちらに当てはまるのか確認しておきましょう。

求める人材像に当てはまる場合は、自分が経験したエピソードの中でチャレンジ精神やチームで協力したことがないか探し、アピールポイントにして選考に臨むと良いでしょう。

 

カゴメのエントリーシートの記載例

ここではカゴメのエントリーシートの記載例を紹介します。

実際に出題された質問内容とその回答例を参考に、自分なりにエントリーシートを完成させていきましょう。

周囲との協調性に関する質問

・周囲との衝突を恐れず、交渉や折衝した経験を具体的に教えてください。(200文字以下)

大学時代の料理サークルで他大学のサークルメンバーと一緒に新料理を作ったことです。
料理サークルでは私たちが和食をテーマに希望し、他大学側が洋食をテーマを希望したため意見が対立してしまいました。そこで私は和食と洋食からそれぞれ特徴を提案し、お互いに納得する新料理の製作を促しました。和食では胃に優しい点を取り入れ、洋食では見た目の華やかさを取り入れることで、全員に喜ばれる新料理を作れました。

カゴメのエントリーシートの質問は文字制限が200文字以下のものが多いです。

そのためあれもこれもと欲張って書こうとすると、かえって見づらい文章になってしまいます。

限られた文字数の中で伝えたいことを簡潔に伝えられるよう、エピソードは必要最低限の内容でまとめていきましょう。

上記の質問は別途、成功理由を問われる質問も出題されることがあり、そちらで自分の能力をアピールすることが可能です。

質問内容自体はガクチカに近い内容になるため、他の企業の選考にも活用できるでしょう。

また、ここで記載したエントリーシートの内容は面談で深掘りされる可能性が高いため、質問の予想もあわせてエントリーシートを完成させてください。

特技・得意分野

・特技・得意分野を教えてください。(80文字以下)

分析することです。塾講師のアルバイトで過去問から次のテストの出題範囲を予測し、担当生徒に教えたところ、教えた範囲が全て的中し満点を記録しました。

こちらも80文字と少ない文字数なので伝えるべきことを端的に記載しましょう。

冒頭で自分の特技・得意分野を記載し、あとは理由付けや発揮されたエピソードを書くと伝わりやすくなります。

自分の強みや能力を少ない文字数で伝える練習をしておくとスムーズにエントリーシートも書けるでしょう。

まとめ

カゴメの倍率は?就職難易度や選考フローを徹底解説のまとめ

カゴメ株式会社は食品・飲料・調味料の開発・製造・販売を行う食品メーカーであり、トマトを扱った商品では国内トップシェアを誇ります。

専門性が高く、プロフェッショナルとして事業に携わることが可能です。

国内だけでなく海外にも拠点を置き、グローバル化も推進しているため今後も更なる成長が期待できるでしょう。

そんなカゴメは採用倍率が40倍近くあり、国内でも人気企業であることから就職難易度が高い企業として知られています。

学歴フィルターはないと考えられますが、応募する就活生のレベルも高く、厳しい競争が予想されます。

選考フローもエントリーシートに始まり、適性検査、グループワーク、面談と様々な選考が用意されており、それぞれで対策が必要です。

カゴメの内定を得るにはカゴメの選考内容を把握し、選考フローに合わせた対策をしていくことが重要と言えます。

エントリーシートや面談で聞かれる質問を調査して質問に対する解答を準備しておきましょう。

ここで解説した対策方法や記載例も参考にしてみてください。

カゴメは大手企業であるが故にインターネット上にも質問内容や対策に関する情報が投稿されています。

自分なりに調べて対策を進めていきましょう。

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