コンサル業界ホワイト企業ランキング!企業の探し方と代表10社を解説
2024/7/23更新
はじめに
本記事では、コンサル業界ホワイト企業ランキングを、「総合評価」「残業時間」「年収」などの項目にわけて紹介します。
また、その中でも日系・外資系の代表各5社について詳しく紹介しているため、企業研究に役立ててください。
本記事を読めば、コンサル業界のホワイト企業についての理解が深まります。
コンサル業界のホワイト企業について知りたい人は、ぜひ最後までお読みください。
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コンサル業界のホワイト企業ランキング
コンサル業界のホワイト企業ランキングを、4つの項目に分けて紹介します。
ホワイト企業編
順位 | 企業名 |
1位 | 有限責任監査法人トーマツ |
2位 | EY新日本有限責任監査法人 |
3位 | アクセンチュア株式会社 |
4位 | アビームコンサルティング株式会社 |
5位 | デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 |
6位 | 日本アイ・ビー・エム株式会社 |
7位 | ソニーグループ株式会社 |
8位 | 株式会社Regrit Partners |
9位 | 株式会社タナベコンサルティンググループ |
10位 | 株式会社ベイカレント・コンサルティング |
60万以上の登録企業から1位に輝いたのは、有限責任監査法人トーマツです。
総合評価編
順位 | 企業名 | 総合評価 |
1位 | ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド | 4.84 |
2位 | マッキンゼー・アンド・カンパニー | 4.80 |
3位 | ボストン・コンサルティング・グループ合同会社 | 4.76 |
4位 | ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社 | 4.67 |
5位 | スカイライト・コンサルティング | 4.61 |
6位 | 株式会社ライズ・コンサルティング・グループ | 4.56 |
7位 | A.T. カーニー株式会社 | 4.54 |
8位 | 株式会社リンクアンドモチベーション | 4.52 |
9位 | インクグロウ株式会社 | 4.50 |
10位 | 株式会社Regrit Partners | 4.50 |
1位に輝いたのは、ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッドです。
仕事のやりがい編
順位 | 企業名 |
1位 | デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 |
2位 | アクセンチュア株式会社 |
3位 | 日本アイ・ビー・エム株式会社 |
4位 | 有限責任監査法人トーマツ |
5位 | アビームコンサルティング株式会社 |
6位 | 株式会社Regrit Partners |
7位 | 株式会社タナベコンサルティンググループ |
8位 | EY新日本有限責任監査法人 |
9位 | 有限責任あずさ監査法人 |
10位 | 株式会社船井総合研究所 |
1位に輝いたのは、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社です。
年収・ボーナス編
順位 | 企業名 |
1位 | アクセンチュア株式会社 |
2位 | デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 |
3位 | 日本アイ・ビー・エム株式会社 |
4位 | 有限責任監査法人トーマツ |
5位 | EY新日本有限責任監査法人 |
6位 | 有限責任あずさ監査法人 |
7位 | アビームコンサルティング株式会社 |
8位 | 株式会社クニエ |
9位 | PwCあらた有限責任監査法人 |
10位 | PwCコンサルティング合同会社 |
1位に輝いたのは、アクセンチュア株式会社です。
日系コンサル代表5社を解説
まずは日系コンサル代表5社を紹介します。
①野村総合研究所
出典元:野村総合研究所
会社名 | 株式会社野村総合研究所 |
設立日 | 1965年4月1日 |
売上高 | 7,365億円(2024年3月期 |
従業員数 | 7,206人(NRIグループ 16,708人)※ 2024年3月31日現在 |
業務内容 | コンサルティング、金融ITソリューション、産業ITソリューション、IT基盤サービス |
ホームページ | NRI 野村総合研究所 |
野村総合研究所は、「未来創発」を経営理念とし、時代を先読みしたビジネスモデルを目指しています。
コンサルティング業務を中心に金融ITソリューション、産業ITソリューションといったサービスを展開している会社です。
就職偏差値が高く、高学歴大学の採用率が高いため、選考難易度は高いです。
しっかりと対策をしてから選考に挑みましょう。
野村総合研究所について詳しく知りたい人は、こちらを参考にしてください。
②三菱総合研究所
出典元:三菱総合研究所
会社名 | 株式会社三菱総合研究所 |
設立日 | 1970年5月8日 |
売上高 | 1,221億円(2023年9月期) |
従業員数 | 4,428名(2023年9月30日現在、単体1,150名) |
業務内容 | シンクタンク・コンサルティングサービス ITサービス |
ホームページ | 三菱総合研究所(MRI) |
三菱総研は、多種多様な事業を展開しており、経営コンサルティングやデジタルトランスフォーメーションを含め、14の事業に分かれます。
すべてを把握することが難しいため、要点を抑えて覚えておきましょう。
社員一人ひとりのキャリア形成やワークスタイルを尊重している会社なので、働きやすい環境が整っています。
三菱総合研究所について詳しく知りたい人は、こちらを参考にしてください。
③ベイカレントコンサルティング
出典元:ベイカレントコンサルティング
会社名 | 株式会社ベイカレント・コンサルティング |
設立日 | 1998年3月25日 |
売上高 | 939億円(2024年2月期) |
従業員数 | 4,761名(2024年4月時点) |
業務内容 | 総合コンサルティング業務 |
ホームページ | ベイカレント | BayCurrent |
ベイカレント・コンサルティングは、デジタルやテクノロジーなどをカバーする総合コンサルティング企業です。
あらゆる業界の企業経営者を支援し、戦略立案から実行までワンストップで提供します。
選考フローに特徴があり、面接が最大5回あります。
野村総合研究所や三菱総合研究所よりも、就職偏差値が低いものの、面接回数が多いため、十分な対策が必要です。
ベイカレントコンサルティングについて詳しく知りたい人は、こちらを参考にしてください。
④ドリームインキュベータ―
出典元:ドリームインキュベータ
会社名 | 株式会社ドリームインキュベータ |
設立日 | 2000年6月1日 |
売上高 | 301億円(2023年3月期) |
従業員数 | 227名(連結職員数) ※2024年3月末現在 |
業務内容 | 産業プロデュース 事業創造支援 戦略コンサルティング インストレーション/実行伴走 Technology & Amplify グローバルSX M&A/FA/財務ソリューション SIB(Social Impact Bond) インキュベーション/投資事業 |
ホームページ | ドリームインキュベータ |
ドリームインキュベータは、産業・法制度・慣習・常識などの枠を超え、産業プロデュースをしている会社です。
「社会を変える 事業を創る」を企業理念とし、ビジネスプロデュースの価値を提供しています。
野村総合研究所に引けを取らないほど就職偏差値が高く、採用員数も数名なので、就職難易度が高いです。
初年度の年収が600万円と平均年収の高さが魅力的です。
ドリームインキュベータについて詳しく知りたい人は、こちらを参考にしてください。
⑤経営共創基盤
出典元:経営共創基盤
会社名 | 株式会社経営共創基盤 |
設立日 | 2007年4月3日 |
売上高 | 53億4,302万円(2023年09月30日) |
従業員数 | プロフェッショナル 約220名、 グループ合計 約7,500名 |
業務内容 | 長期的・持続的な企業価値向上を目的とした経営支援を実施 |
ホームページ | 株式会社経営共創基盤 |
経営共創基盤は、コンサルティング領域、インキュベーション領域、マジョリティ投資・事業経営領域を主な事業としています。
経営共創基盤の特徴は、ハンズオン型のコンサルティングを実施していることです。
財務面と事業面の戦略立案だけでなく、戦略を遂行するためにクライアントの現場に常駐し、協業する「ハンズオン」スタイルをとっています。
インターンシップも実施しているので、ぜひ参加して企業研究に活かしてください。
経営共創基盤について詳しく知りたい人は、こちらを参考にしてください。
外資系コンサル代表5社を解説
次に、外資系コンサル代表5社を紹介します。
①デロイトトーマツコンサルティング(DTC)
出典元:デロイトトーマツコンサルティング(DTC)
会社名 | デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 |
設立日 | 1993年4月 |
売上高 | 1,655億円(2023年度) |
従業員数 | 5,263名 (2023年5月末) |
業務内容 | 監査・保証業務 コンサルティング ファイナンシャルアドバイザリー リスクアドバイザリー 税務 |
ホームページ | デロイト トーマツ グループ |
デロイトトーマツコンサルティングは、世界最大規模の会計事務所であるデロイト・トウシュ・トーマツのグループ企業で、コンサルBIG4の1つです。
世界150カ国、25万人以上のエキスパートが連携し、コンサルティング、ストラテジー、アナリティクス、M&Aなど多岐にわたるサービスを提供しています。
東洋経済が2024年2月に発表した「入社が難しい有名企業ランキング」の15位に選ばれるほど、入社困難な企業です。
デロイトトーマツコンサルティング(DTC)について詳しく知りたい人は、こちらを参考にしてください。
②PwCコンサルティング
出典元:PwCコンサルティング
会社名 | PwCコンサルティング合同会社 |
設立日 | 2016年2月29日 |
売上高 | 2,506億円(2023年) |
従業員数 | 約11,500人 |
業務内容 | ストラテジーコンサルティング、ビジネスコンサルティング、テクノロジー&デジタルコンサルティング、ITソリューションコンサルティング |
ホームページ | PwCコンサルティング合同会社法人案内 |
PwCコンサルティングの強みは、「事業変革」と「事業創造」の両方をバランスよく進め、一貫して最後までサポートできることです。
PwCコンサルティングもコンサルBIG4の1つです。
全米の売上上位400位までをランキングした「Fortune500」にランクインしている企業の約90%は、PwCコンサルティングのパートナーとなっています。
PwCコンサルティングについて詳しく知りたい人は、こちらを参考にしてください。
③EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)
出典:EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)
会社名 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 |
設立日 | 2020年10月 |
売上高 | 1,948億円(2023年度) |
従業員数 | 4,507名(2024年5月1日時点) |
業務内容 | アナリティクス・コンサルティング・サービス サイバーセキュリティ カスタマー・エクスペリエンス デジタル戦略と変革 リスク・コンサルティング・サービス サプライチェーン&オペレーションズなど |
ホームページ | EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、コンサルBIG4の1つで、グローバルに活躍している会社です。
PwCやKPMGと比べると、就職難易度は少し劣ります。
EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)について詳しく知りたい人は、こちらを参考にしてください。
④KPMGコンサルティング
出典:KPMGコンサルティング
会社名 | KPMGコンサルティング株式会社 |
設立日 | 2014年7月 |
売上高 | 非公開 |
従業員数 | 2,053名(2024年7月1日現在) |
業務内容 | コンサルテーション・アドバイザリーサービス |
ホームページ | KPMGコンサルティング |
KPMGコンサルティングは、143の国と地域に約273,000名を擁する独立したプロフェッショナルファームのグローバルネットワークです。
KPMGは、「世界で最も魅力的な企業ランキング2023」において、ビジネス部門ランキング第10位を獲得しています。
KPMGコンサルティングについて詳しく知りたい人は、こちらを参考にしてください。
⑤アクセンチュア
出典:アクセンチュア
会社名 | アクセンチュア株式会社 |
設立日 | 1995年12月 |
売上高 | 非公開 |
従業員数 | 約23,500人(2024年3月1日時点) |
業務内容 | ストラテジー & コンサルティング テクノロジー オペレーションズ インダストリーX ソング |
ホームページ | アクセンチュア |
アクセンチュアは、戦略、業務、ITの3点からクライアントの事業成長を支援する、コンサルティング会社です。
アクセンチュアについて詳しく知りたい人は、こちらを参考にしてください。
コンサルホワイト企業の5つの特徴
コンサルホワイト企業の5つの特徴を見ていきましょう。
①残業時間が短い
ホワイト企業といえば、残業時間が短いというイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
doda(デューダ)の調査によると、平均残業時間は21.9時間です。
しかし、ITコンサルタントは、平均残業時間30.2時間、不動産専門職(コンサルタント)は29.4時間など、平均よりも高くなっています。
「コンサル激務」といわれることが多いですが、実際に残業時間も多いです。
残業時間が長いコンサル業界ですが、平均残業時間の21.9時間を目安にホワイト企業を探しましょう。
②福利厚生が充実している
福利厚生は、給与の底上げや働きやすさに関わってきます。
例えば、家賃補助や社宅制度があれば家賃代を抑えられます。
育休や産休制度があれば女性も働きやすいです。
従業員の働きやすい環境が整っていることが、ホワイト企業の証ともいえます。
給与の高さも大切ですが、福利厚生など細かい制度・サービスも見ておきましょう。
③社員教育に力を入れている
社員教育に力を入れている企業は、ホワイト企業です。
業界・業種に関係なく、多くの企業で「会社を成長させるのは人材だ」といわれています。
経営が安定し、従業員に還元できる力を持っている企業は、人を育てる力・時間を持っています。
例えば、世界を代表するコンサル企業であるマッキンゼーやボストン・コンサルティングも、人材育成に力を入れている企業です。
④社員の離職率が低い
一般的にコンサル業界の離職率は20%前後だといわれています。
日本の平均離職率が14%前後であるため、コンサル業界は離職率の高い企業です。
離職率を下げるためには、人材育成に力を入れることです。
従業員が成長すれば、満足度の向上にもつながります。
⑤給与が高い
給与の高さもホワイト企業である指標の1つです。
給与が高いということは、従業員に還元できるほど経営が安定している証拠です。
また、給与の高さは働くモチベーションにもつながります。
「お金のために働いている」という人もいるくらい、給与は大切です。
コンサル業界は、比較的給与が高いですが、給与と合わせて福利厚生や残業時間なども考慮しましょう。
まとめ
コンサル業界のホワイト企業ランキングを紹介しました。
またその中でも日系・外資系の代表各5社についてより詳しく解説しています。
コンサル業界は比較的残業の多い業界です。
しかし、企業によっては福利厚生や人材育成に力を入れ、ホワイトな企業もあります。
本記事で紹介したホワイト企業の特徴やランキングを参考に、自分に合った会社を見つけましょう。