公文教育研究会が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/6/22更新
はじめに
本記事では、公文教育研究会(以下公文)のインターンシップの詳細や、選考対策のポイントなどをわかりやすく解説しています。
就活が始まり、まだわからないことばかりで、インターンシップの重要性や必要性に疑問を感じている方も多いでしょう。
結論から言うと、公文のインターンシップにはメリットが多数あります。
内定に直結するわけではないですが、非常に勉強になり、得られるものが多いため、参加しておいた方がよいでしょう。
コースは3種類あり、選考を受けなければならないものもあります。
しかし中には先着順で参加できるものもあるのです。
確実にインターンに参加したいと考えているなら、早めに準備に取り掛かることが必須です。
本記事は、特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- 公文を志望している
- 公文のインターンシップに参加するには、何から始めたらいいか分からない
- 公文の就活必勝法を知りたい
このような学生の不安や悩みを解決するために執筆しています。
この記事を読んで自信を持ってインターンシップに参加し、内定に一歩近づきましょう!
上京を志す地方学生ならジョーカツ!
あなたのキャリアを加速させるチャンス!
無料で利用できる快適な個室シェアハウス、
東京までの交通費サポート付き
首都圏の注目企業への就活ならジョーカツ
首都圏の学生ならスタキャリ!
理想のキャリアを実現へと導く第一歩!
あなたにピッタリのキャリアアドバイザーを選び、
自分にマッチする優良企業をご紹介
首都圏企業のES添削から面接対策まで、就活ならスタキャリ
公文教育研究会の基本情報
出典元:ロゴに込められた想い | KUMONの原点 | 公文教育研究会
社名 | 公文教育研究会 |
本社所在地 | 【大阪本社】 大阪府大阪市淀川区西中島5丁目6番6号 公文教育会館 【東京本社】 東京都港区高輪4丁目10番18号 京急第1ビル 12階 |
主な事業内容 | 算数・数学、英語、国語(母国語)、仏語、独語、日本語、書写、学習療法などのフランチャイズ本部としての教材の研究開発、制作、指導法の研究、ならびに教室の設置・運営管理。 児童書、絵本などの出版および教具、知育玩具など教育関連商品の開発ならびに販売 |
グループ会社 | 【地域本社】 北米公文 南米公文 ヨーロッパ・アフリカ公文 アジア・オセアニア公文 中国公文 【国内グループ会社】 株式会社くもん出版 株式会社公文エルアイエル 株式会社公文教育研究所 【学校法人公文学園】 のびてゆく幼稚園 公文国際学園 スイス公文学園高等部 |
公文教育研究会は、大阪と東京の2拠点に本社を置く教育関連の企業です。
主な事業内容は、算数・数学、英語、国語(母国語)、フランス語、ドイツ語、日本語、書写、学習療法などの教材の研究開発、制作、指導法の研究、ならびに教室の設置・運営管理、児童書や絵本などの出版、教具、知育玩具など教育関連商品の開発および販売です。
公文公氏による学習指導法「公文式」をフランチャイズ展開し、幼児から高齢者にいたるまで幅広い世代の人に対して教育サービスを提供しています。
この方式が小学生を中心に広く受け入れられ、現在は日本だけでなく、南北アメリカ大陸、ヨーロッパ、東南アジア、韓国、台湾、香港、中国大陸、アフリカ、オーストラリアなど63カ国と地域で教室を開校しています。
【公文式教室】(2024年3月時点)
合計 | 日本 | 日本国外 | |
教室数 教室指導者数 | 23,300 21,500 | 15,100 13,400 | 8,200 8,000 |
公文式の強みは、国境や世代を超えた多くの人々に広がっている点です。
また、年齢や学年にとらわれず、それぞれの力に合わせた進度で学習できる点も、他の学習塾ではあまり見かけません。
難易度についても、易しい問題から高度な問題まで用意されており、細かく区分されたスモールステップの教材である点も、長きにわたって愛されている理由でしょう。
「くもん、いくもん!」という印象的なCMや、全都道府県で教室展開していることもあり、非常に知名度が高く、就活生からの人気も集めています。
公文教育研究会に必要とされる人材像
エントリーシートや面接では、企業側が求める人材にマッチした内容でアピールすることが必須です。
それでは、公文で必要とされる人材像を見ていきましょう。
公文では、下記の内容を求める人材像として公表していました。
- 自ら考え、主体的に学び、自らのビジョンを描き、そのビジョン実現に向けて行動し、成長し続けることを楽しめる人
- 自らの活動がどのような価値の実現に貢献しているかを問い続け、自らを高めることを惜しまない人
- 公文の理念やビジョンのもと、多様な人々とチームで一体となって活動し、他者の成長を自らの喜びとする人
上記のことをまとめると、以下のような要素があると高評価に繋がるでしょう。
- 主体的行動力
- 自己研鑽意欲の高さ
- 利他主義
- コミュニケーションスキル
- リーダーシップ
- 向上心の高さ
公文の理念に共感していることも求められているため、必ず確認しておいてください。
公文は、それぞれに合った教育を通じて、地球社会に貢献するという明確な理念に基づいて事業展開しており、社員さんも全員この理念に強く共感しています。
その他にもビジョンやバリュー、公文の誕生ストーリーなどは、公式サイトに掲載されています。
企業理解の深さは志望度の高さを示すため、把握しておくようにしましょう。
公文教育研究会のインターンに参加するメリット
公文のインターンには、参加するメリットがいくつかあります。
ここで細かくチェックしていきましょう。
本選考で役立つ
公文の本選考とインターンシップ選考におけるグループディスカッションの内容は、ほとんど同様です。
公文の新卒採用試験を受けるのであれば、いずれは経験することとなるでしょう。
インターンシップで事前に経験しておけば本選考に向けた予行演習となり、確実に有利に進められます。
社風を理解できる
公文のインターンシップは内定に直結しませんが、そもそもインターンシップの実施目的は、自社や業務内容の理解を深めることです。
ですから、参加すること自体に意味があります。
インターネット上でさまざまな情報を調べることはできますが、それらは全部客観的な情報であり、信憑性に欠けます。
自分が経験して社風を体感しておけば、入社後のミスマッチも減らせるでしょう。
自己成長できる
公文のインターンシップは、どれも自己成長できると評価が高いです。
実際に業務を体験でき、グループワークやケーススタディなどを通してスキルアップができるでしょう。
社員からのフィードバックや実践的なアドバイスが得られるのもメリットです。
自分を見つめ直すチャンスとなり、就活だけでなく、その後の人生においても役立つでしょう。
公文教育研究会が行っているインターン内容
公文教育研究会で実施しているインターンについて、概要を紹介します。
コースは以下の3種類です。
- 5Days対面型業務体験インターンシップ
- Summer1dayワークショップ(オンライン・対面)
- コンテンツ別1dayワークショップ
それでは1つずつ詳しく確認していきましょう。
5Days対面型業務体験インターンシップ
開催時期 | ≪大阪・東京2カ所で開催≫
※大阪・東京の両タームの参加不可 |
開催時間 | 9〜18時 |
応募締切 | 6月30日 |
開催場所 | 大阪ターム:大阪オフィス ※新大阪駅より徒歩5分 東京ターム:丸の内オフィス ※東京駅より徒歩5分 |
人数 | 各ターム18名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 交通費:支給あり 宿泊費:支給なし |
- 事前面談
- 教室コンサルティングの現場業務の体験
- 教室訪問
- 指導者インタビュー
- 最終プレゼン
- 社員目線の”本気”のフィードバック
- フォローアップセミナー
6月30日が応募締切となっているため、自己分析や企業・業界研究については大学2年生の春休みごろから始めておくと良いです。
エントリーシートの作成や面接対策については、遅くとも大学3年生の4月には取り掛かりましょう。
Summer1dayワークショップ(オンライン)
開催時期 | 8月26日 9月26日 |
開催時間 | 10:00~16:00 |
開催場所 | オンライン |
応募締切 | 9月26日 |
募集人数 | 各回50〜100名(先着順・事前課題あり) |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
- 公文式学習の本質を学ぶワーク
- フィードバック
- 教育×コンサルティングの仕事体験
- 社員講話
- 質疑応答
こちらのインターンシップには選考はなく、先着順で参加可能です。
興味のある方は早めにエントリーしておきましょう。
Summer1dayワークショップ(対面)
開催時期 | 大阪ターム:8月20日 東京ターム:8月8日、8月30日 |
開催時間 | 10〜16時 |
開催場所 | 大阪ターム:新大阪オフィス 東京ターム:丸の内オフィス |
応募締切 | 6月30日 |
募集人数 | 各回18名程度 |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
- 公文式学習の本質を学ぶワーク
- フィードバック
- 教育×コンサルティングの仕事体験
- 社員講話
- 質疑応答
プログラム内容については、オンライン開催と同様でした。
しかし、対面の場合は選考を受けなければなりません。
エントリーシートの応募締切は6月30日となっているため、自己分析や業界・企業研究は大学2年生の1~3月にしておき、3年生の4月からは作成に取り掛かりましょう。
また、エントリーシート通過後には適性検査も実施されるので、そちらの対策もしておく必要があります。
コンテンツ別1dayワークショップ
開催時期 | 10月以降順次開催 |
開催時間 | 未定 |
場所 | オンライン |
募集人数 | 未定 |
開催コース | リクルート 教材 コンサルティング |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | なし |
≪リクルート≫
- 公文の概要説明
- 公文式学習法の本質に迫るワーク
≪教材≫
- 公文の概要説明
- 教育×コンサルティングのケーススタディ
≪コンサルティング≫
- 公文の概要説明
- 教室ネットワークを地域に広げるケーススタディ
こちらのインターンシップは選考がなく、先着順で参加できます。
興味のある方は早めにエントリーしましょう。
公文教育研究会のインターン選考対策
概要
公文のインターンシップは内定に直結しませんが、参加することで得られるメリットは多いです。
いくつかのコースが実施されており、中には選考を受けることなく誰でも先着順で参加できるものもあります。
しかし、5Days対面型業務体験インターンシップは選考を受ける必要があり、人数が限られていることから、本選考で有利になる可能性もあります。
そのため、業界や企業について理解を深めた上で、インターンシップ当日には十分にアピールすることが重要です。
就活の準備に要する時間は個人によって異なりますが、大学2年の冬に始めることをおすすめします。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析は、就活のどの選考フローにおいても欠かせません。
エントリーシートや面接では、自分の長所や短所、得意なことや苦手なことを客観的に把握し、自分の特徴を理解した上で、企業が求める人物像に合った内容でアピールする必要があります。
その際には、公文だからこそ活かせる自分の強みは何かを意識しましょう。
業界研究・企業分析
業界・企業研究をすることにより、業界内での公文立ち位置がわかり、競合他社との違いが見えてきます。
また、その他興味のある業界について分析することで、教育業界について客観視でき、より理解を深められるため、あらゆる業界の研究もしておきましょう。
そうすれば、志望動機や自己PRといったエントリーシート・面接の受け答えがより一段とレベルアップします。
エントリーシート作成
自己分析や業界・企業研究がある程度できたところで、エントリーシート作成に取り掛かりましょう。
過去に実際出題されたことのある項目には、以下のようなものがありました。
- これまでチームで活動したことの中で一番成長した事とそこから学んだ事
- これまでの経験や価値観を踏まえて、あなたはどのように社会に貢献していきたいか
- ご自身の魅力を表現するのに最も適している写真について簡単に説明
- 今回のインターンシップでご自身をどのように成長させたいかを教えてください
- 最も影響を与えた出来事と学んだことについて教えてください。
「チームでの活動経験」「どのような社会貢献をしたいか」「インターンでどのように自己成長をさせたいか」など、オーソドックスな質問が問われるでしょう。
公文の企業理念である「個々の人間の可能性を発見し、最大限に伸ばす」ことを通じて、「地球社会に貢献する」というビジョンを掲げることで、自らの社会貢献や自己成長に関する視点をエントリーシートに盛り込んでください。
実際に書いた内容はOB・OGや身近な社会人に見てもらい、フィードバックを受けることで、改善の余地や見落としていたポイントを発見できるでしょう。
以下に、エントリーシート作成に役立つ情報をまとめた記事をご紹介しますので、ぜひご活用ください。
Webテスト
エントリーシート通過後には、Webテストを受けます。
一般的なSPI形式のテストは、言語+非言語(35分)と性格(30分)の科目から成り、合計で約1時間の試験時間が設定されています。
このテストは多くの企業で採用されており、公文でも同様に実施されているのです。
公文のSPIでは、合格ラインは通常7割程度と見込まれます。
高学歴の層であっても、SPIの結果で不合格になることがあるため、対策をしっかりと行う必要があります。
優れたエントリーシートを作成しても、Webテストで不合格になるのは非常にもったいないです。
後悔しないように参考書やアプリなどを利用し、SPI対策をしっかりと行いましょう。
以下に参考になる記事を紹介しますので、ぜひ見てみてください。
グループディスカッション対策
Webテストを突破したらグループディスカッションがあるため、その対策も入念にしておきましょう。
学生4人に対し面接官が1人で、選考時間は事前説明から発表後のフィードバックまであわせて1時間程度です。
過去に実施されていたグループディスカッションのテーマは、以下の通りです。
- 「教育をより良くするために必要な要素とは」
- 「人が成長するために必要な普遍的な要素を3つ、その理由と共に挙げよ」
- 「公文式指導者の課題に対してどのような提案をするか」
公文のインターンシップ選考には面接がないため、グループディスカッションが唯一のアピールの場となります。
積極的に発言してアピールしなければなりません。
リーダーシップをとることが苦手な方は、傾聴を意識してチーム全員の意見を要約し、時間内にまとめると評価されるでしょう。
公文のグループディスカッション突破の鍵は発言量ではなく、チームへの貢献度です。
発表の場が苦手な方でも必ずできる役割はあるので、積極的に参加しましょう。
公文教育研究会のインターン選考の流れ
公文教育研究会のインターン選考の流れは、以下の通りです。
コースによって内容が異なるため、必ず参加を希望するコースの選考フローを確認しておきましょう。
【5days対面型業務体験インターンシップ】
- エントリー
- エントリーシート提出
- 適性検査受検
- グループディスカッション
- 参加確定
- 採用担当者との事前面談
【1daySummer1dayワークショップ(対面)】
- エントリー
- エントリーシート提出
- 適性検査受験
- 参加確定
【Summer1dayワークショップ(オンライン)/コンテンツ別1dayワークショップ】
- エントリー
- 参加確定
※先着順
さいごに
この記事では、公文教育研究会のインターンシップについて概要やメリット、さらに選考に役立つ情報を解説しました。
公文のインターンシップでは、本選考への優遇措置はありません。
しかし、参加するとさまざまなメリットが得られます。
知名度や人気の高い企業ですから、本選考の応募は殺到するでしょう。
インターンシップでアピールしておけば、選考が有利に進むことが期待できます。
ですから、「本選考はまだ先だ」という軽い気持ちで参加するのではなく、本番同様の対策をして参加することが重要です。
ぜひこの記事を役立てて、今後の就活に励んでください。