【適性診断】コンサルタントに向いているのは右脳派・左脳派どっち?
2024年8月26日更新
はじめに
コンサルタントに興味がある就活生にとって、コンサルタントに向いているのは右脳派・左脳派どっち?と気になる人は多いでしょう。
結論を言うと、コンサルタントには右脳・左脳の両方の能力が必要です。
ただし、自身が右脳派・左脳派のどちらに分類されるか診断すると、能力を活用したコンサルタントとしての働き方が理解できます。
- コンサルタントに右脳・左脳が必要な理由
- 右脳・左脳診断で自分のタイプを簡単に調べる方法
- 右脳派・左脳派の特徴とコンサルタントとしての適性
- コンサル会社の選考に挑むならジョーカツ・スタキャリに相談
また、以下の記事では、コンサル業界やコンサル会社ランキングを解説しているのでご覧ください。
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結論:コンサルタントには右脳も左脳も必要
結論から言えば、コンサルタントには右脳・左脳のどちらも必要です。
そのため、右脳・左脳のどちらが向いているというよりも、両方うまく使いこなせる人はコンサルタントの適性が高くなります。
以下の章からは、コンサルタントが右脳派に向いている理由と、左脳派に向いている理由をそれぞれ解説します。
右脳派がコンサルタントに向いている理由とポイント
右脳波がコンサルタントに向いている理由は「想像力と感情」を管理する脳だからです。
コンサルタントは、クライアントから話を聞き、クライアントの立場になって物事を考える仕事です。
そのため、右脳波は人の気持ちを読み取りながらサポートできるためコンサルタントに「向いている」といえます。
また、右脳派のコンサルタントに相談すると、クライアントは自分の悩みに共感してもらえ、気持ちよく相談できます。
ただし、コンサルタントはクライアントの課題をヒアリングし、その解決策を導き出すのが仕事です。
以下でコンサルタントに必要なスキルを見ていきましょう。
- 経営状況や財務状況などを丁寧に調査・問題を分析
- 物事を全体的に捉えて論理的に矛盾がないよう筋道を立てて整理
- 問題に対する答えを分かりやすく伝える
コンサルタントにとって解決すべき問題がどこにあるのか、内面的に分析する力は必須です。
これらの能力は「論理的思考力」といい、左脳が管理するところです。
左脳が管理する「論理的思考力」が欠けていると、コンサルタントの本題が疎かになってしまいます。
左脳派がコンサルタントに向いている理由とポイント
左脳派がコンサルタントに向いている理由は、コンサルタントが論理的思考力の権化ともいわれているからです。
コンサルタントはクライアントの課題に対して納得のいく解決策を提示しなければならず、「論理的思考力」が必要です。
それでは、論理的思考力がコンサルタントに求められる理由を、例題で解説します。
以下は、天気予報を例に右脳と左脳の考え方の違いを表した文章です。
【右脳】
空が曇っているからこの後は雨が降ると思います。
【左脳】
5つの天気予報を分析した結果、13時から17時までの降水確率が70%であるため、雨が降ります。
雨が降るか調査依頼を出したとき「左脳の方が信憑性が高い」とほとんどの人が判断するでしょう。
この考え方はコンサルタントでも同じであり、左脳派の方が筋道を立てて課題に対する解決策を提示できます。
そのため、コンサルタントは左脳派の方が向いているといわれやすいです。
ただし、コンサルタントに右脳の考え方が必要ないわけではありません。コンサルタントは相手の立場になって接することが大切です。
顧客の悩みに耳を傾け、クライアントが気づいていない潜在的なニーズにまで発見することが理想です。
右脳が管理する「感情面」を疎かにしてしまうと、クライアントと満足のいくコミュニケーションが取れないため注意が必要です。
【右脳・左脳診断】自分のタイプを調べる方法
出典:イマジナブログ
ここでは、自分が右脳派と左脳派のどちらに分類されるのか、診断方法を紹介します。
自分の脳派を知るには、手の組み方と腕の組み方で調査が可能です。
上記の画像をもとに手や腕を組んだ際、どちらに当てはまるのかを確認しましょう。
手の組み方からは「脳のインプット」、腕の組み方からは「脳のアウトプット」を測定します。
また、自分がどちらの脳派なのかを知ることで、どのような仕事に向いているのか適性がわかります。タイプごとの特徴から、コンサルタントにおいてどのような役割を果たせるのかの判断も可能です。
次の章からは、各タイプの特徴を解説します。
右脳派と左脳派を4タイプに分けたときの特徴
手の組み方と腕の組み方によって、4つのタイプに分類できます。
- 右右脳派
- 右左脳派
- 左左脳派
- 左右脳派
右右脳派の特徴と適性
1つ目は「右親指が下×右腕が下→右右脳」の特徴と適性を解説します。
右右脳派は、物事を直感的に捉えて感覚的に判断する人です。
熱血タイプや猪突猛進タイプ、考えるよりも体が先に動くタイプといえます。
感覚的に判断するため、考えたことをイメージで話す傾向があります。
論理的思考力が欠けているため、分析結果をデータ化し、数値をもとに説明できるようにしましょう。
新たな発想を生み出すことが得意なので、企画やマーケティングにおすすめです
右左脳派の特徴
2つ目は「右親指が下×左腕が下→右左脳」の特徴と適性を解説します。
右左脳派は、物事を直感的に捉えて論理的に判断する人です。
好奇心旺盛でチャレンジ精神が強く、努力も惜しまないタイプです。
右左脳派は、人間関係を重視するタイプなので、クライアントの課題を親身になって聞き、直感的にアドバイスを提示することが得意です。
論理的思考力も兼ね備えているため、説得力のある答えを導き出すような相談役に向いています。
左左脳派の特徴
3つ目は「左親指が下×左腕が下→左左脳」の特徴と適性を解説します。
左左脳派は、物事を論理的に捉えて論理的に判断する人です。
真面目で几帳面、完璧主義、努力家といったタイプです。
【コンサルタント視点】
細かい数字の分析やスケジュール管理などが得意で、目標に対して冷静に判断しながら行動に移します。
説明力にも長けているので営業などに向いています。
ただし、感情面には少し疎いところがあるため、相手の意見に耳を傾ける時間をしっかり設けましょう。
左右脳派の特徴
4つ目は「左親指が下×右腕が下→左右脳」の特徴と適性を解説します。
左右脳派は、物事を論理的に捉えて直感的に判断する人です。
几帳面でありながら行動力には長けているタイプです。
【コンサルタント視点】
どんな仕事にも適応し、課題を解決するまでのスピードが早いです。
また、細かいところは気にせず進んでいきます。
コミュニケーション能力が高いため、クライアントとも良好な関係を築くことが可能です。
コンサルタントに向いている人の特徴
ここでは、コンサルタントに向いている人の特徴を4つ解説します。
- 相手に寄り添える人
- 体力に自信がある人
- ストレス耐性がある人
- 成長意欲がある人
コンサルタントに興味がある人は、ぜひこちらもチェックしてください。
相手に寄り添える人
コンサルタントは、相手の立場に立って寄り添いながら話を聞ける人が向いています。
コンサルタントはクライアントの相談に親身になって聞き、コミュニケーションを取らなければいけません。そのため、傾聴力が必要です。
体力に自信がある人
コンサルタントに向いているのは体力に自信がある人です。
コンサルタントのイメージとして、快適なオフィスでデスクワークを行っている印象を持つ人は多いです。しかし、実際はクライアントとの協議やフィールドワークによる調査など、活発的に行動しています。
担当している案件にもよりますが、プレゼン資料や分析などを徹夜で行っている人も少なくありません。精神的にも肉体的にもハードな仕事であるため、健康的な身体と体力がある人に向いています。
また、コンサルタントはクライアントと連携を取りながら働いています。
クライアントの要望によってはすぐに打ち合わせに向かうなど、フットワークの軽さも大切です。
ストレス耐性がある人
コンサルタントは、ストレス耐性がある人に向いています。
コンサルタントが扱う仕事は、プロフェッショナルな仕事であったり、難易度が高かったりするため、精神的に負荷のかかる仕事が多いです。
また、案件によっては、なかなか解決策が見いだせないこともあります。一度引き受けた仕事は最後までやり遂げる必要があるため、頭を悩ませる日々が続きます。
さらに、引き受ける仕事は1つだけではなく複数の場合もあるため、毎日ストレスと戦いながら業務をこなせる人におすすめです。
成長意欲がある人
コンサルタントに向いているのは、成長意欲がある人です。
繰り返しになりますが、コンサルタントは肉体的にも精神的にもダメージの大きい仕事です。
日々の厳しい業務と肉体的・精神的疲労が重なると、逃げ出したくなったり、休みたくなったりしてしまいます。
そんな環境下で働き続けるには、業務の中で自身の課題の解決や新しいスキルの習得など、成長意欲をもって働くことが大切です。成長意欲がなく、目の前の仕事をこなすだけの作業になってしまうと、いずれ疲労に負けてしまいます。
コンサルタントとして成長していく上では、厳しい環境下に負けないほどの「成長意欲」が必要といえるでしょう。
コンサルタントに向いていない人の特徴
ここでは、コンサルタントに向いていない人の特徴を3つ解説します。
- 数字(計算)が苦手な人
- コミュニケーション能力がない人
- 勉強しない人
数字(計算)が苦手な人
コンサルタントに向いていないのは数字(計算)が苦手な人です。
コンサルタントは、クライアントの悩みが課題を解決するために分析し、解決策を提案します。
提案時には客観的な説得力が必要です。そこで必要になるのが、グラフなど数字を用いて解説することです。
とくに経営状況や財務状況について解説するときは数字が必ずついてきます。そのため、数字を用いた分析は避けて通れません。
説得力のある解決策を提示してこそ、コンサルタントといえるため、コンサルタントになるには数字に強くなければなりません。
コミュニケーション能力がない人
コンサルタントは、コミュニケーション能力がない人には向いていません。
コンサルタントはデータの分析や調査など、パソコンを使った業務が多いです。
しかし、それ以上に重要なことはクライアントとの信頼関係です。
クライアントは担当するコンサルタントを信用して、依頼を提供します。この信頼関係が成り立たないようであれば、依頼を受けられません。
信頼関係を構築していくには、コミュニケーション能力が必要です。もちろん、メールなどでのやりとりも多いですが、対面で話し合いお互いの理解を深めていくことが重要です。
「人と話すのが苦手」「傾聴力がない」といった方は、コミュニケーションを取る上での障害となります。
勉強しない人
コンサルタントに向いていないのは勉強しない人です。
コンサルタントの業務は、案件ごとに新しい情報と触れ合うことが多いです。そのため、クライアントの相談に応じて、知らない情報を調べ、勉強しなければいけません。
新しいことを学ぶのが嫌な人は、コンサルタントに向いていません。
そもそも、仕事をするうえでは、学んでいくことが多いため、新しい知識を取り入れようとしない人は、他の仕事でもうまくいくことはないでしょう。
右脳派・左脳派に向いている仕事
ここでは、右脳派・左脳派に分けて向いている仕事を紹介します。
コンサルタントを目指す人も、自分に向いている適職を知り、コンサルタントとしてのキャリアアップを目指しましょう。
右脳派に向いている仕事
右脳派が向いている仕事は以下の通りです。
俳優 | 広報 | 発明家 | 美容師 |
編集者 | 建築士 | 商品企画 | 人事部門 |
似顔絵師 | 臨床心理士 | 介護福祉士 | 採用担当者 |
カウンセラー | スタイリスト | デザイナー全般 | 放送(構成)作家 |
コピーライター | フォトグラファー | アート ディレクター | 芸能 プロダクション |
右脳派は「感情表現が豊か」「暗記が得意」「相手の気持ちを理解できる」といった特徴があります。そのため、クリエイティブな仕事や、対人関係の仕事に向いています。
例えば、カウンセラーや臨床心理士、介護福祉士などの仕事は、人に寄り添った仕事です。
相手の気持ちを理解した上で対応することが大切です。
また、右脳派は直感的に物事を考えるため「こうすれば喜んでもらえる」「こういうのもいい」といったような感覚を持っています。
そのため、相手に共感されやすく、消費者の気持ちを読み取ったり、人から感謝されたりするような仕事が向いています。
さらに、右脳派は感情表現が豊かでセンスがいいタイプです。アイデアも浮かびやすいので、芸術家や発明家などクリエイティブな仕事にも向いています。
左脳派に向いている仕事
左脳派が向いている仕事は以下の通りです。
研究者 | 弁護士 | 経営者 | 銀行員 |
大学教授 | 公認会計士 | 経理・財務 | ITエンジニア |
プログラマー | Webライター | Webマーケター | Webデザイナー |
データアナリスト | コンサルティング | 製造系エンジニア | ゲーム クリエーター |
ファンド マネージャー | データ サイエンティスト | クリエイティブ ディレクター | プロジェクト マネージャー |
左脳派は「計算が得意」「論理的思考」「几帳面」といった特徴があります。
左脳派は論理的思考力があるため、ロジックを組み立てて課題の解決策を考えることが得意です。
また、計算が得意(数字に強い)なので、データサイエンティストやITエンジニアなどIT関係の仕事に向いています。
【コンサル】右脳派・左脳派に関する3つのよくある質問
ここでは、右脳派・左脳派に関するよくある質問を3つ見ていきましょう。
右脳派と左脳派はどちらの割合が多いですか?
ライフネット生命が「脳に関する意識調査」を行った結果、右脳派が43.8%、左脳派が56.2%という結果になりました。
基本的に人間は左脳が発達しているといわれています。
また、左脳を司る右半身を使うことが多くなるため、左利きより右利きのほうが多いです。
右脳を鍛えるにはどうすればいいですか?
右脳は想像力や記憶力を司るため、それらに関する作業を繰り返し行うことで鍛えられます。
具体的には、以下の項目です。
- 身体の左半身をよく使うようにする
- 絵を見たり描いたり触れる機会を増やす
- いろいろな音楽を聴く
- 軽度な運動をする
- パズルやブロックの脳トレをする
- 速読をしてみる
- 連想ゲームをする
- リラックスタイムを増やす
- 適度に目を休ませるなど
左脳を鍛えるにはどうすればいいですか?
左脳は言語能力や判断能力を司るため、それらに関する作業を繰り返し行うことで鍛えられます。
具体的には、以下の項目です。
- 脳トレ系のゲームをする
- 論理パズルを解く(クロスワードパズルや数独、ナンプレなど)
- 100マス計算をする
- そろばんを始める
- プログラミングを学ぶ
- クイズを解く
- 文章を音読する
まとめ
コンサルタントは一般的に左脳派といわれがちです。しかし、実際は左脳も右脳もどちらも必要であるため、状況に応じて左脳と右脳のどちらも上手に使いこなせる人に向いています。
もし、自分が左脳派であれば、右脳を鍛え上げ、力を発揮できるようにしましょう。
また、右脳や左脳の特徴を把握し、自分に足りないものは何か把握することも大切です。
コンサルタントになりたい人は、自分がコンサルタントに向いている性格をしているのか理解したうえで、企業研究や自己分析などを進めていきましょう。