【企業研究】タカラレーベンの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業研究】タカラレーベンの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2023年11月25日更新

はじめに

株式会社タカラレーベンは東京都千代田区に本社を置く不動産業界に属する企業です。

 

主に新築分譲マンションの企画・開発並びに販売、不動産流動化事業、賃貸事業、流通事業を行っています。

 

タカラレーベンは、新興不動産企業として注目されている企業の一つです。その強みは、他の新興企業と比較して群を抜いた成長率を維持していることです。この成長を支えているのは、インフラリートなどのプロジェクトに積極的に取り組み、躍進的な成長を遂げるビジョンを持っていることです。インフラリートは、インフラストラクチャーに関連するプロジェクトに投資し、収益を上げる戦略の一つで、タカラレーベンがこれに取り組むことで、新たなビジネスチャンスを開拓しています。

 

今回はタカラレーベンの企業研究を行うための対策や社風、求める人物像をご紹介していきます。

 

就活を行う際にぜひこの記事を参考にしてください。

 

不動産業界については、以下の記事に詳しく解説があります。ぜひ参考にしてください。【5分で分かる業界研究】不動産業界の実態|メリット・デメリット

また、不動産以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください!

【業界研究ガイド】業界一覧

事業内容

タカラレーベンは、新築分譲マンション事業を中心に様々な事業を展開しています。それぞれについて見ていきましょう。

新築分譲マンション事業

タカラレーベンは、マンションブランドである「LEBEN(レーベン)」および都市型コンパクトマンション「NEBEL(ネベル)」シリーズの開発、企画、販売を全国で積極的に展開しています。この展開には、用地の取得から商品のプランニング、販売までの一貫体制が採用されており、顧客からの声やニーズを忠実に受け入れ、商品開発に反映させることが可能です。

 

タカラレーベンは顧客の多様なライフサイクルやライフステージに対応するため、日本全国で新しい商品を生み出し続けています。これは、お客様にとってより快適で満足度の高い住宅環境を提供するためのコミットメントであり、タカラレーベンの強みの一つです。

 

今後もタカラレーベンは、市場の変化やお客様の期待に応えつつ、高品質かつ快適な住宅を提供し続けることで、不動産業界での存在感を高めていくでしょう。お客様の暮らしを豊かにするための新たなプロジェクトやイノベーションを期待しています。

建替・再開発事業

タカラレーベンは、老朽化が進んだり、築年数が相当経過したりした集合住宅などに対する「建替事業」や、都市の機能性や居住性を向上させ、安全で魅力的なまちづくりを実現する「再開発事業」を積極的に展開しています。

 

この建替事業では、古い建物を新しい建物に置き換えることで、住環境の向上や快適な住宅環境の提供を目指しています。一方、再開発事業では、都市全体の魅力を高め、住民にとって安心で魅力的な場所を創り出すために、土地や建物の所有者と連携し、建築規制の緩和や補助制度の活用、行政との協力など、多くの要素を組み合わせて実行しています。

流動化事業

タカラレーベンは、市場のエリア特性や顧客のニーズに合わせて、多岐にわたる収益不動産プロジェクトを展開しています。その中には、住宅のレジデンスからオフィスビル、ホテル、商業施設、物流施設など、多様な用途を持つ物件が含まれています。この多様性を活かして、市場全体のトレンドや需要に合致したプロジェクトを計画・開発し、地域社会に貢献してきました。

 

また、長期的な保有だけでなく、収益不動産をREIT(不動産投資信託)や私募ファンドなどへ売却することで、適切な投資と回収のサイクルを構築しています。これにより、資産の最適な運用を行いながら、リスクの分散を図り、持続的な成長を実現しています。

戸建て事業

長年にわたり積み上げてきたマンション事業でのノウハウを生かし、一戸建ての分譲住宅「LEBEN PLATZ(レーベンプラッツ)」を開発、企画、販売してきました。この住宅ブランドは、「光、水、空気」に焦点を当て、住む方の視点から設計されており、品質とデザインの向上に注力しています。住宅が単なる建物ではなく、街全体の魅力を高める一部と考え、その方針を具現化することを目指しています。

 

さらに、土地の有効活用に関しても提案から設計、施工(工事請負)まで一貫して担当し、建物が完成した後も運営管理やメンテナンスに至るまでの全ての工程を包括的に手掛ける「土地有効活用事業」も展開しています。このように、事業の幅を広げることで、お客様により多くの付加価値を提供できるよう努力しています。

新卒選考フロー

タカラレーベンの選考は、下記の通りオーソドックスな選考フローとなっています。

面接では自己PRや志望動機などの基本を深堀されることが多くなっています。

 

選考対策として、入社意欲や将来のプランが明確であるかどうかが重視されます。

今後のキャリアを形成していく上で必須事項なので、明確にしておきましょう。

    新卒エントリー

タカラレーベン公式サイトの新卒エントリーボタンより必要事項を入力し登録を行います。

エントリーシートでは志望動機や自己PR、長所と短所などの一般的な質問について回答し、Web上で入力し送信して終了です。

 

    会社説明会 

つづいて、会社説明会が行われます。企業研究が進む重要なイベントであるため、必ず出席するようにしてください。

 

    Web適性検査

適性検査の科目は、言語、非言語です。問題量は一般的で、時間は1時間程度となっています。基本のSPI対策がきっちりできていれば問題ないでしょう。

 

    複数回面接

タカラレーベンでは、終始和やかなムードで面接が進みます。問われる内容は、ESの基本的なことです。加えて、それぞれのエピソードを深堀されることが多いでしょう。よくある質問は、次の通りです。タカラレーベンの魅力や弱みについて、受けている会社の強みや弱み、入社してから何をやりたいのか、不動産業界に興味を持った理由、仕事で求めること、入社して不安に思うこと、マンション販売の難しさなどが挙げられます。中には、企業研究を深くしていないと回答が難しい質問も含まれます。志望度の確認として聞かれることが多いので、対策をしておいてください。

 

    内定

複数回の面接を突破して内定が決まります。

 

引用:リクナビ

社風

タカラレーベンの社風は、年齢に関係なく個人の努力や実績を重視する文化が根付いているところです。タカラレーベンでは、若手社員でも自分の頑張りによってしっかりと評価され、昇進や成長の機会が平等に与えられています。この平等な環境は、若手社員にとっては大きな魅力となり、自己実現やキャリアの発展に向けたチャンスを提供しています。

 

また、タカラレーベンはベンチャー気質を持つ企業としても知られており、新しいアイデアやプロジェクトへの挑戦を奨励しています。社内における挑戦的な風土が、新たな発展や成長の機会を生み出しています。こうした環境が、若手社員にとってはエネルギーと創造性を引き出す要因となっており、タカラレーベンでのキャリアを積極的に追求する社員にとっては魅力的な場所といえるでしょう。共に新たな挑戦に取り組むことで、自己成長と会社の成功を追求しましょう。

求める人材

タカラレーベンでは求める人材として下記のものを公表しています。

  1.     挑戦する姿勢: タカラレーベンは住宅のリフォーム事業から歩み始め、その変化を恐れず、挑戦を楽しむ姿勢が会社の成長につながっています。年々新しい事業展開やエリア拡大を果たすなど、拡大を続けています。2017年に掲げた50周年に向けたスローガン「ライフスタイルに、新常識を。」は、新しい価値を生み出す使命を背負っています。

 

タカラレーベンは若い社員にとってチャンスが豊富で、その点が多くの人を惹きつけているようです。自己成長への意欲が高く、新たな挑戦を楽しむ社員が多数在籍しています。彼らは大きなプロジェクトに挑戦し、自身の成長を実感し、会社の成長に貢献したいと考えています。この拡大期にある会社で、変化について身をもって感じながら働くことができる環境は、野心的な方々にとって最適です。

 

引用:リクナビ

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

タカラレーベンは激しい不動産業界において、独自の立ち位置を築いています。その強みとして、新興不動産企業の中でも目覚ましい成長率を維持し、インフラリートなど新たな分野への挑戦を積極的に展開していることが挙げられます。この意欲的な成長姿勢は、競争の中で差別化を図り、業界内で注目を浴びています。

 

一方、課題として、売上が一定の水準を超えた後に成長が鈍化してしまうことが挙げられます。この課題に対処するために、タカラレーベンは今後もさらなる成長を目指し、市場での競争力を高めていくことでしょう。競争が激化する業界でのポジショニングは、タカラレーベンの特徴的な要素と言えます。

 

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

 

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

 

 売上高平均年収就職偏差値・難易度社風
タカラレーベン1035億9900万円767万7000円49若くても挑戦できる
プレサンスコーポレーション1010億8360万円965万2503円51体育会系
住友不動産9399億400万円713万4667円62チャレンジできる
野村不動産4862億円946万円57のんびり

採用大学

タカラレーベンは、多様な大学から人材を採用することで、学歴フィルターを持たない姿勢を示しています。このアプローチにより、個人の実力や適性を重視した採用が行われており、学校名に左右されることなく、多彩なバックグラウンドを持つ人材が歓迎されています。

 

企業は、学歴だけでなく、個人の能力やポテンシャルに注目し、多様性を尊重しています。この方針により、タカラレーベンは幅広いバックグラウンドを持つ人材と協力し、さまざまな視点やアイデアを取り入れ、ビジネスの多様性を支えてきました。採用において学歴フィルターが存在しないため、志望者は自身の能力を存分に発揮できるチャンスが与えられ、タカラレーベンでのキャリアにおいて平等なスタートを切ることができるでしょう。

 

【採用実績(大学)】

青山学院大学、麻布大学、亜細亜大学、跡見学園女子大学、京都大学、杏林大学、近畿大学、釧路公立大学、慶應義塾大学、工学院大学、神戸大学、神戸大学大学院、国学院大学、国士舘大学、駒澤大学、中央大学、中央大学大学院、筑波大学、帝京大学、帝京平成大学、桐蔭横浜大学、東海大学、東京経済大学、東京理科大学、東京理科大学大学院など

 

引用:リクナビ

まとめ

タカラレーベンは新興不動産企業として注目され、若手から積極的な挑戦ができる環境が整っています。そのため、自身のアイデアや意欲を発揮しやすく、仕事に対するやりがいを感じやすい職場といえるでしょう。企業研究を通じて、タカラレーベンのビジョンや価値観を理解し、志望動機を具体的に示すことが求められます。

 

面接では、自らの意欲やビジョンについて深堀りされることがあります。なぜタカラレーベンで働きたいのか、どのような貢献ができるのかを具体的に考え、準備しておくと良いでしょう。また、企業の強みや特徴を把握しておくことで、面接での自身のアピールポイントを強化できます。

 

就活においては、自らのキャリアや成長に対する意欲をアピールすることが重要です。タカラレーベンの企業研究を通じて、自身の志望動機をしっかりと整理し、自信を持ってアピールできるように心掛けましょう。成功を祈っています。

監修者情報

岩本美帆

キャリアアドバイザー リーダー

株式会社ネオキャリアに新卒入社。
法人営業や採用コンサルティング業務を中心に、転職支援業務のプロジェクトにアサイン。 2年後に自己成長と新しい挑戦を求めてナイモノに転職。 現在は入社3年目のキャリアアドバイザーのリーダーとして、 「人の挑戦を言葉で支援することで成長し続ける」をモットーに活躍している。