【企業研究】サイバーコミュニケーションズの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2023年11月18日更新
はじめに
就活において企業研究は必須ですが、企業の情報は1つにまとまっていないことがあります。そして、そのような場合は企業研究自体に時間と手間がかかってしまいますよね。
そこで、ここではサイバーコミュニケーションズの事業内容や就職難易度について本記事内で徹底解説いたします。サイバーコミュニケーションズが気になっている方、サイバーコミュニケーションズの選考を受けようとお考えの方は、ぜひご確認ください。
広告業界
広告業界とは商品やサービスの魅力を人々に発信する業界です。テレビや新聞、Webサイトなどさまざまな媒体を通じて広告主の商品やサービスを宣伝・販売促進しています。広告業界は最終的に商品が消費者に届くのかどうかを担っている非常に重要な業界です。
広告業界については下記の記事で詳しく紹介しているため、こちらもぜひご確認ください。
また、広告以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひ読んでください!
事業内容
サイバーコミュニケーションズの事業内容は大きく分けて5つあります。事業内容を確認することで入社後の働き方がわかるため、ここで事業内容についてしっかりと把握しておきましょう。
事業①Experience&Asset-知見と資産
Experience&Asset-知見と資産ではサイバーコミュニケーションズが1996年から蓄積してきた知見・アセットからクライアントに適したソリューションを提供しています。また、コミュニケーション知見、マーケティングデータ、リレーションシップだけでなく、最新のテクノロジーも駆使していることが特徴的です。包括的なソリューション提供は下記の3つから実現できていると考えています。
- Marketing Data & Knowledge
- Large Asset
- Partner Network
事業②EXtensive Network&Knowledge-圧倒的な情報量
EXtensive Network&Knowledge-圧倒的な情報量では500の広告会社、1,500媒体と膨大なネットワークを活かして新聞、放送局、ソーシャルメディアと多様なメディアを用いて最適な情報伝達をおこなっています。媒体が1,500社以上と非常に多いことからクライアントに提供できるソリューションの幅が広いことが特徴的です。
事業③Advanced Method-最先端メソッド
Advanced Method-最先端メソッドでは最先端の技術を用いて事業会社のマーケティングROIを最大化させるサービスを提供しています。サイバーコミュニケーションズが持っている膨大な情報量から実現しています。
事業④Data Technplogy&Solution-オリジナルツール開発
Data Technplogy&Solution-オリジナルツール開発ではオリジナルのツールを開発・提供しています。サイバーコミュニケーションズはエンジニアを内製化していることから急激に変化し続ける市場のニーズに合わせたツールの開発が可能です。実際の開発分野には下記のようなものがあります。
- Marketing/Planning
- ストラテジープランニング
- 総合プランニング
- クリエイティブ
- Web AD
- 予約型
- 運用型
- アフィリエイト
- リアル店舗集客
- Owned Site
- LPO
- SEO
- CRM
- マーケティング
- オートメーション
- サイト制作
- Data
- クッキーレス計測
- アクセス解析・アナリティクス
- 1st Party 構築
- 2st Party 導入
- SNS
- 企画運用
- キャスティング
- Z世代マーケティング
- EC
- モール導入・運用
- 自社EC支援
- ソーシャルコマース
- フルフィルメント
- 商品企画
- 越境EC
事業⑤Huge Capacity-膨大なリソース
Huge Capacity-膨大なリソースでは運用人数200名を超えており、月間1.3万件の広告案件を処理できる体制からさまざまなサービスを提供しています。リソースが膨大である事からスピーディーかつ高品質なソリューションが提供できています。具体的なサービス例は下記のとおりです。
- Planning
- KPI設定
- メディア分析・ユーザー分析
- プラットフォーム設定
- Buying
- メディア設定
- データ選定・入札戦略
- キャンペーン設計
- Data Analyze
- 効果分析戦略
- 第三者配信ツール選定
- アドベリ対策
- Creative
- クリエイティブ戦略
- クリエイティブ提案
新卒選考フロー
内定を獲得するためには新卒選考フローを確認しておき、事前に対策を取ることは非常に重要です。ここで選考フローについて確認し、どのような対策を取れば良いのか知っていきましょう。
募集職種
サイバー・コミュニケーションズは総合職採用となっています。業務内容の区分としては下記のようなものがあります。
- デジタルマーケティング
- インターネット関連サービス各事業における営業
- コンサルティング、プランニング
- 広告運用
- データ分析
- 商品開発
- 事業プロデュース
- ディレクション
- 経営管理等およびそれに付随する業務
選考フロー
選考フローは下記のとおりです。
- 個人課題・エントリーアンケート
- グループディスカッション
- 個人面接(複数回)
また、途中でSPIのテストセンター受験があります。エントリーアンケートには下記のようなものが設問として出されました。
- サイバーコミュニケーションズの総合職に興味を持ったきっかけ
- サイバーコミュニケーションズの総合職の志望動機(選んだ基準・他に受けた企業)
給与水準
給与水準は340,000円(年棒408万円)となっています。なお、こちらは固定残業代92,221円とライフプラン支援金55,000円を含んだ値です。賞与は無しとなっており、決算賞与やインセンティブ付与が支給される可能性があります。
諸手当と福利厚生は下記のとおりです。
諸手当
- 通勤手当
- 超過勤務手当
- 深夜残業手当
- 休日勤務手当
福利厚生
- 社会保険適用
- 電通契約施設利用可能
- 所得補償保険加入など
さらに、休日休暇や制度には下記のようなものがあり、福利厚生など制度は比較的充実しています。
休日休暇
- 土日祝日
- 年末年始休日
- 年次有給休暇
- 慶弔休暇
- ボーナス休暇
- 失効年次有給積立休暇
制度
- 選択制確定拠出年金制度
- キャリア開発プログラム
社風
口コミサイトを確認すると、サイバーコミュニケーションズには下記のようなものが多く見られました。
- 自由でフラットな社風
- チャレンジを奨励する
- 仕事とプライベートのバランスを重視
- チームワークを重視
- 向上心のある人が多い
- 多様性を尊重
社風が魅力的かそうでないかは人によって異なります。まずは自己分析などから自分に合っている社風を明確にし、それに合っているかどうかを確認するようにしましょう。また、そこで働いている社員の方と会うことも社風を知る大きなきっかけです。会社説明会やインターンなどに参加することで社風を直接感じていくことをお勧めいたします。
求める人材
サイバー・コミュニケーションズは採用メッセージとして下記のものホームページに掲載されています。
最先端のフィールドで、多彩な人材と共に大きな絵図を描け。
1996年の設立から、デジタルマーケティング市場を牽引してきたCCI。
そしてこれからも独自のサービスやソリューションで事業会社の課題を解決していきます。
多彩な人材と共に、業界トップランカー企業で成長を実感、成功を実体験しませんか?
本メッセージから「最先端」「課題解決」「成長・成功」が重要なメッセージであることが分かります。これらのスキル、意識を自分が持っているかどうかをしっかりと考えておきましょう。また、経営理念は下記のようになっており、この思いに共感できるかどうかも重要な項目の1つです。
メディアやプラットフォーマーと共に、新たなデジタルマーケティングを。
事業会社に、最適な解を。
そしてその先にいる生活者に、より豊かな体験を。
常にアップデートされる情報をマネージし、ソリューションを提案、実行することでデジタルの可能性と、その市場を拡張させる。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
業界内でどのような立ち位置になっているのかは、今後の戦略や経営安定性を図ることができます。ここで、サイバーコミュニケーションズは業界内でどのような立ち位置となっているのかを確認してみましょう。業界内での立ち位置は下記のとおりです。
会社名 | 売上高 (百万円) | 平均年収 (万円) | 就職偏差値・ 難易度 | 社風 |
サイバーコミュニケーションズ | 11,271 | 774 | – | 自由でフラットな社風 |
サイバーエージェント | 720,207 | 817 | 65 | スピード感のある社風 |
電通tempo | – | 600 | – | 協調性を重んじる社風 |
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム | 32,328 | 554 | 58 | データドリブンなマーケティングを重視する社風 |
サイバーコミュニケーションは他の会社と比べると自由でフラットな社風になっています。また、売上高が小さい一方で給与水準は高いです。ただし、採用人数が多くないことから就職偏差値や面接で聞かれることは情報があまりありません。そのため、選考を受ける際にはしっかりと準備しておくことが必要です。
また、他業界や他の会社の就職偏差値については、下記の記事でご紹介しています。こちらもぜひご確認ください。
採用大学
サイバーコミュニケーションズの採用大学は下記のとおりです。
立教大学
法政大学
関西学院大学
立命館大学
同志社女子大学
ここから、サイバー・コミュニケーションズは学歴フィルターがない可能性が高いです。学歴で諦めることなく積極的に選考を受けていきましょう。
ホットニュース
ホットニュースは企業の動向について知ることができます。ここでホットニュースについて確認しておき、自分にはどのような影響があるのかを考えておきましょう。
ホットニュース①「Meta Agency First Awards 2023」にて「Best Growth Partner Award Bronze」を受賞
Meta Agency First Awards 2023は、Meta が推奨している主要なビジネス領域において優れた業績を納めたパートナー企業を表彰することを目的に設立されているアワードです。そして、サイバーコミュニケーションズはBronze賞を受賞しました。
これまで力を入れていたブランディング領域だけでなく、ダイレクトレスポンス(DR) 領域においても評価を受けています。さらに、サイバーコミュニケーションズは本アワードで株式会社電通デジタル、アイプロスペクト・ジャパン株式会社と共に「Best Brand Partner Award」も受賞しています。サイバーコミュニケーションズ単独での「Best Growth Partner Award Bronze」の受賞と合わせ、初のダブル受賞となっています。
ホットニュース②Metaと協働企画した代理店支援サービス「CCI Agency Concierge」の提供を開始
Metaと協働企画した代理店支援サービス「CCI Agency Concierge(エージェンシー コンシェルジュ)」の提供を2023年9月に提供を開始しました。このようにサイバーコミュニケーションズは他社と連携して業務を進めることも多いです。これらのような働き方が好きであるかどうかは事前に考えておくことが重要になります。
まとめ
今回はサイバーコミュニケーションズの事業内容や就職偏差値についてご紹介しました。就職を成功させるためにはリサーチを徹底的におこない、入社後に後悔する可能性を低くすることが重要です。本記事や企業の説明会などで企業研究を徹底的におこなっていきましょう。