【企業研究】Googleの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説
2023年7月31日更新
はじめに
Googleは、IT業界でもトップクラスの就職難易度です。
実際はどのくらい難しいのでしょうか?
学歴フィルターはあるのでしょうか?
ここでは、Googleに就職したい学生に向けて、業界概要、事業内容、新卒選考フロー、就職難易度、採用大学などを紹介しています。
この記事を読めば、Googleの選考対策をどうすれば良いか把握できるでしょう。また、業界の様子も把握できるため、ぜひ参考にしてみてください。
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Google が属するIT業界とは?
Information Technologyの頭文字をとったIT業界は、コンピュータに関わるあらゆるサービスや商品を提供する企業が属する業界です。
たとえば、インターネット、ソフトウェア、ハードウェア、情報処理サービスなどが挙げられます。
IT業界については、こちらの記事に詳しく解説があります。ぜひ参考にしてみてください。「IT業界とは?分類5つと業界動向、職種、向いている人」
IT以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひ読んでください!「【業界研究ガイド】業界一覧」
Googleの事業内容とは?
Googleは多種多様な事業を展開しています。
その中でも主力と言われる7項目について、以下に解説していきます。(引用:プロダクト)
なおGoogleは、以下に述べる事業の他にも、インターネット関連のサービスを拡充しています。
たとえば、自動運転車開発、生命科学研究、先端技術研究、AI研究、ベンチャー投資などが挙げられます。
検索
Google検索が有名です。
より確実な情報が含まれたwebページから順番に表示させることができると共に、webスパムなどの有害な情報をシャットダウンするように設計されています。
また、プライバシーに配慮した安心安全な検索も実現しています。多言語に対応していて、世界中の人々がGoogleの検索エンジンを利用しています。
Google検索が持つ便利な機能には、検索候補、検索履歴、急上昇検索ワードなどが挙げられます。
これにより、人々がほしい情報や知りたいことのみならず、知らなかったことに気づくことや興味を広げることに成功しています。
Googleのwebページは、広告などの余計な情報を一切省いたシンプルなデザインとなっています。
広告
インターネット上に広告を流すことにより収益を得ています。
たとえば、Googleの検索結果やGoogle AdSenseを用いたサイト、その他提携ポータルサイトなどが挙げられます。
それぞれのサイトの内容に沿った広告を自動で選定して流すことが可能です。Googleにおいては広告による収入が多く、これがビジネスの柱と言えるでしょう。
クラウド
クラウドとは、ネットワーク上のサーバーを経由してデータを保存できる仕組みのことです。
従来は個々のデバイスに保存していたものを、インターネット上で保存できるため、近年では人気のサービスとなっています。
Googleにおいては、Google Cloud Platformと呼ばれる、クラウドコンピューティングサービスを提供しています。
支払いは、利用分のみにかかる従量制のため、便利です。
Android
Androidは、Googleが開発したオペレーションシステム(OS)です。
最大の特徴は、OSのアップグレードが無料であることです。
これにより、様々なスマートフォン製造企業が、こぞって自社のスマートフォンにandroidを搭載しています。
そのため、様々なデザイン、形、機能のスマートフォンが自由に選べるでしょう。
このように製造者にとっても利用者にとっても便利なため、android端末は人気があります。
YouTube
YouTubeは、Googleが展開する動画視聴サービスです。
モバイル端末でも視聴ができるよう、アプリも用意されています。
動画投稿者向けのYouTube Creator Studioなども完備しています。
その他ソフトウェア
Googleでは上に挙げたサービス以外にも、多種多様なサービスを展開しています。
たとえば、Gmail、chrome、Googleplay、スプレッドシート、ドキュメント、GoogleMapsなどが挙げられます。
Googleのwebサイトからそれぞれのサービスへ簡単に移動できるため、便利と言えるでしょう。
ハードウェア
Googleは、ソフトウェアだけでなくハードウェアも手掛けています。
たとえば、スマートフォンのPixelシリーズ、タブレット端末のGoogle Pixel Tablet、スマートスピーカーのGoogleHomeなどが挙げられます。
ソフトウェアサービスには見劣りしますが、ハードウェアの面においても積極的にビジネスを展開しています。
Googleの新卒選考フロー
Googleの新卒選考フローは、エントリーと面接です。内容を事前に確認しておくことで、事前に行うべき準備ついて理解できるでしょう。以下に、詳しく内容を説明していきます。
エントリー
まずは、選考に応募しましょう。
Googleには、新卒採用向けのwebページが用意されています。
エントリーは、サイトのオンライン応募フォームを送信することで完了します。
提出書類が複数あるので注意してください。
たとえば、最新の履歴書、大学が発行する成績証明書(非公式のものでも可)、職種によってはカバーレターや小論文、追加情報が必要です。
応募する職種によって提出書類が変わることも同時に確認しておいてください。(引用:学生向け)
多くの学生が応募するため、Googleの書類選考は厳しいと言われています。
提出書類の質を高くするように心がけてください。
書類選考を通過した人のみが、次のステップである面接へとコマを進められます。
面接
面接は、電話やビデオ通話で行う場合と、直接会って行う場合があります。
その時々によって変わるため、どちらの形式の面接にも対応できるように練習しておいてください。
では、面接の内容はどのようなものなのでしょうか?
内容について詳しく見ていきましょう。
たとえば、技術職に応募した場合は、ホワイトボードや Google ドキュメントでコーディングを行ったり、コーディングについて電話で話したりすることがあるようです。
全ての面接での質問には、論理的に答える必要があります。
どのようにして解決策を導き出したのかを示すことが、重要とされているので注意してください。
以下に、面接に備えて考えておくとよい質問を、いくつか紹介していきます。
「個人で、またチームの一員として、どうすれば仕事をうまく進められますか?」
「学校または職場ではどのような課題に直面しましたか、またその難関をどのように切り抜けましたか?」
「あなたのスキルや経験の中で、この職務に活かせそうなのはどのようなものですか?その理由も教えてください。」
以上のように、Googleの面接では、ユニークな質問だけでなく基本的な質問もされます。
自己分析を実施し、基本をしっかりと押さえた上で、ユニークな質問にも対処できるように練習しましょう。
面接の内容については、公式サイトにヒントが多く載っているため、よく見ておくようにしてください。
Googleの社風
Googleの社風について見ていきましょう。
グローバルで優秀な人材が集まり、働きがいがある職場のようです。
社内外の様々なプロジェクトに関わることで、継続的にやりがいを感じられるでしょう。
Googleの求める人材
Googleでは、スキルだけでなく、情熱や独自の経験・視点を持つ人材を求めています。
以下は、採用ページから引用した文章です。ぜひ参考にしてください。
「皆様が現在持っているスキル、興味・関心、目標は、これまでの人生、経験、成功や失敗から得られたものです。スキル重視で採用を行えば、有能な人材を確保できるでしょう。しかし未来の Google 社員という観点で採用するとなると、スキルだけでなく、各人の仕事に対する情熱、独自の経験や視点も重要になります。これらを兼ね備えた人材を、Google は求めています。」(引用:採用プロセス)
以上のように、スキルはもちろんのこと、独自の視点や経験をアピールする必要があります。
自己分析を行い、オリジナルの自己PRや志望動機を作りあげましょう。
Googleの就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
Googleは、IT業界でもトップクラスに位置しています。
業界の立ち位置をより詳しく把握するために、競合他社についてのリサーチも怠らないようにしましょう。
ここでは、国内大手である、ヤフーと楽天について見ていきます。
ヤフーは、ポータルサイトの運営や広告事業を手掛ける大手企業です。
楽天は、Eコマースを中心としたインターネット関連事業を展開する大手企業です。
会社名 | GoogleLCC |
売上高 | 69787ドル |
平均年収 | 1646万円 |
就職偏差値・難易度 | 70とも言われる、最難関 |
社風 | 働き甲斐がある、グローバル |
会社名 | ヤフー株式会社 |
売上高 | 1兆6723億7700万円 |
平均年収 | 912万9538円 |
就職偏差値・難易度 | 61 |
社風 | 自由で風通しが良い、チャレンジできる環境 |
(引用:会社情報、2023年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結) 、有価証券報告書)
会社名 | 楽天グループ株式会社 |
売上高 | 4756億3500万円 |
平均年収 | 797万0761円 |
就職偏差値・難易度 | 60.4 |
社風 | 英語が使われるグローバルな社風、 ややトップダウン型 |
(引用:会社概要、決算短信、有価証券報告書、最新版「入社が難しい有名企業」ランキング200社)
なお、就職偏差値については、以下の記事も参考にしてください。「【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング」
Googleの採用大学
つづいて、気になるGoogleの採用大学や学歴フィルターについて見ていきましょう。
Googleの採用大学について調べたところ、以下の大学が挙がりました。
東京大学、京都大学、東京工業大学、一橋大学、大阪大学、神戸大学、名古屋大学、東北大学、九州大学、北海道大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、東京理科大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、筑波大学、横浜国立大学、千葉大学、東京外国語大学、電気通信大学、お茶の水女子大学、信州大学、日本大学、駒澤大学
こちらの記事でも、Googleの採用選考に関する情報を載せています。ぜひ参考にしてみてください。「【新卒入社は不可能?】Googleの狭き門をこじ開ける3つの対策法」
上記の大学一覧を見て分かる通り、Googleは多種多様な大学から人材を確保しています。そのため、学歴フィルターは存在しません。
また、公式サイトにもその旨が記載されています。(引用:履歴書を審査する)
Googleのホットニュース
Googleは、IT業界でもトップクラスの規模を誇っています。
その規模や豊富な資金を活かして、先進技術を利用した新たなビジネス展開も模索しています。
IT業界は変化の激しい場所なので、常に新しい情報を確保しておくようにしましょう。
以下に、3つの記事を抜粋して紹介します。
グロックチェーンやAIなどの新分野についても、Googleは覇権争いに参加しています。
自社で研究開発することはもちろんのこと、ベンチャー企業を買収することによって知見を得る方法も採られています。
AI分野について見ていきましょう。
AI分野においてGoogleは、マイクロソフトと比較してやや出遅れ感があると言われています。
そのため、AI分野のスキルや知識の蓄積とシェアの拡大をどうすべきかが焦点となっています。
現在Googleでは、上記の記事にある通り、医療分野のAI では大きな地位を築きつつあると言えるでしょう。
今後の動きに着目する必要があります。
Googleの就活はトップクラスに難しい!入念な対策を
ここまで、Googleに就職したい学生に向けて、業界概要、事業内容、新卒選考フロー、就職難易度、採用大学などを紹介してきました。
Googleは確かに就職難易度が高いですが、学歴フィルターはありません。
自らの特異な経験や視点、情熱を武器に、スキルの高さをアピールできれば希望は見えてきます。
そのためには、事前の業界研究、企業研究、自己分析が欠かせません。
この記事を読めば、自分に何が足りないのか、どのような対策を取ればいいのかが見えてくるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、Googleについて業界研究や企業研究を進めていってください。