GAB対策におすすめのアプリや本は?隙間時間を活用して対策をしよう

GAB対策におすすめのアプリや本は?隙間時間を活用して対策をしよう

2023年7月28日更新

はじめに

「自分の志望する企業はGABを導入しているみたいだけど、対策はどうすればいいんだろう」

このように考えている人も多いのではないでしょうか。

 

この記事では

  • GABとは何か
  • GABの対策法
  • おすすめのGAB対策アプリ、サイト、本

について解説します。

 

GABの対策に役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

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GABとは

GAB(Graduate Aptitude Battery)は、日本エス・エイチ・エルが提供している総合適性診断テストの略称です。

GABは、就活選考の際に多くの企業で使用される適性検査の一つとして知られています。

 

受験者の知的能力だけでなく、パーソナリティ、チームワーク、バイタリティなど、さまざまな要素を測定することができるため、企業は受検者がどのような職務に向いているかを判断するのに役立てられます。

 

例えば、知的能力が高い人は、複雑な問題解決や分析が求められる職務に向いている可能性が高いでしょう。

一方、人間関係の構築やコミュニケーション能力が優れている人は、チームワークが求められる職務に適しているかもしれません。

また、積極的でエネルギッシュな人は、未知の領域で活躍できる可能性があります。

 

GABを受けることで、受検者自身も自分の適性を客観的に把握することができます。

自分の強みや改善点を知ることで、適職の選択やキャリアの方向性を見つける手助けとなるでしょう。

 

GABの実施経験のある企業をピックアップし、下記の表にまとめました。

 

  • 三井物産
  • 住友商事
  • 東京海上日動火災保険
  • 住友不動産
  • 日本マイクロソフト
  • NTT都市開発
  • 愛知製鋼
  • 日本ドライケミカル
  • サントリーホールディングス
  • ブルボン
  • 東邦チタノニウム
  • 長瀬産業
  • 三菱倉庫

GABのテスト方式とその特徴

C-GAB

C-GABとは、全国に300ヶ所以上あるテストセンターに設置されているパソコンを使って受検する方式となっています。

玉手箱と同じような出題内容で、総合商社や金融業界などで実施されています。

3種類あるGABのテスト方式のうち、英語テストが内容に含まれるのはC-GABだけです。

 

検査内容は、

  • 言語理解(32問/制限時間15分)
  • 英語理解(24問/制限時間10分)
  • 計数理解(29問/制限時間15分)
  • 性格適性検査テスト(制限時間なし)

の4つに分かれ電卓は使えません。

 

C-GABは難易度の高い試験だといわれており、合理的かつ論理的な思考力をつけるためのトレーニングが必要であるため、それを踏まえた上で対策をしておきましょう。

WebGAB

WebGABとは、自宅のパソコンなどを利用してWeb上で受験する方式のGABです。

検査内容は、「言語理解(52問/制限時間25分)」「計数理解(40問/制限時間35分)」「パーソナリティ(68問/制限時間なし)」に分かれ電卓使用が可能となっています。

GAB(筆記)

GAB(筆記)とは、企業が指定する場所で受験するマークシート方式の筆記テストです。検査内容は「言語理解テスト(制限時間25分)」「計数理解テスト(制限時間35分)」「性格適性検査テスト(制限時間30分)」の3つがあります。

問題数は非公表ですが、電卓の使用が可能です。

【言語/非言語/英語完全網羅】
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SPIなどの適性検査に自信がない学生は多いでしょう。

「何を勉強したらいいのか…」「どんな問題が出るか知りたい」そんな学生のためにまとめたものがSPI頻出問題集です。

SPIの出題範囲である言語/非言語/英語といった問題を完全網羅しています。

この問題集を解けば、一気に自信がつき内定へと近づくこと間違いなしです。

この機会にぜひ、問題集を解いて対策しておきましょう。

SPI頻出問題集

GABの出題内容

言語理解

GABの言語理解テストでは、数百文字の文章を読んだあとに、その文章に関する問題が出題されます。

この検査は、文章をどれだけ理解できたかを試すものです。

 

回答方法は、用意された選択肢が「合っている」「合っていない」「どちらでもない」から合致するものを選んで回答します。

このように、GABの言語理解テストでは、文章を理解し、その内容を正確に把握する能力が試されます。

計数理解

GABの計数理解テストでは、四則逆算や表の計算、欠落した表の計算など、数学の問題が出題されます。

この検査は、制限時間内に図表を読み取る能力を試すものです。

 

対策としては参考書を繰り返し解いて、図表の読み取り方を習得することが重要です。

また、解き方を覚え、タイマーで時間を図りながら解く練習をしましょう。

英語

英語の長文を読み、問題に解答する形式の適性検査でC-GABで出題されます。

時間に余裕を持たせるため、先に問題文を読んでから文章を読んだ方がいいとされています。

読解力や短時間で素早く読み解く力があるかどうかが試されます。

性格適性検査テスト

GABの性格適性検査テストは、受検者の性格を予測し、企業が求めている人材と合致しているかを判断するためのものです。

 

このテストには200問以上の質問が用意されており、「あてはまる」「どちらといえばあてはまる」「どちらかといえばあてはまらない」「あてはまらない」の4つの選択肢から回答する形式となっています。

制限時間はなく、じっくりと考えながら回答することができます。

 

以下の記事にも、GABについて詳しく説明されているので、ぜひご覧ください。

【24・25卒】就活に向けたGAB(ギャブ)テストの例題付き対策を紹介。「言語・計数」「パーソナリティ検査」を徹底解説

 

GABのボーダーライン

ボーダーラインは、企業によって異なりますが、一般的には6割程度がボーダーラインとされていることが多いようです。

大手企業や外資系企業など、採用の難易度が高い企業でも、7割程度のスコアで選考に突破できるといわれています。

 

自分が志望する業界や企業で働いている先輩などに、GABを受検した際のスコアを教えてもらうことで、目指すスコアの参考にすることができるでしょう。



GABと他の適性検査との違い

SPIとの違い

SPIは株式会社リクルートキャリアが開発した適性検査です。

 

SPIのテストでは、1科目の中に多様な分野の問題が出題され、難易度が低いものや高いものまで様々です。

一方で、GABは処理スピードが求められる分、SPIより難易度が高いといわれています。

 

このように、GABとSPIは異なる会社が開発した性格適性検査テストであり、それぞれに独自の特徴があります。

 

SPIについては、以下の記事でもご確認いただけます。

SPIとは?検査の内容と例題を用いて対策方法を徹底解説!

 

 

玉手箱との違い

GABと玉手箱は、どちらも日本エス・エイチ・エルが提供している適性検査です。

玉手箱は電卓が使用できないなどの違いはありますが、ほとんどGABと同じ内容となっています。

 

玉手箱については、以下の記事でもご確認いただけます。

【対策すれば簡単!!】玉手箱・計数問題の解法テクニックを一挙公開

【玉手箱 完全攻略】例題から対策法までこれを読めば解決!!

 

CABとの違い

GABとCABは、どちらも日本エス・エイチ・エルが提供している適性検査です。

CABはSEやプログラマーなどIT系職種向けの適性検査で、GABは幅広い職種向けの適性検査です。

 

CABでは、バイタリティやストレス耐性、論理的思考力を測る問題が出され、プログラマーやSEといったIT系の職種への適性が評価されます。

知的能力が試される4種類のテストと性格テストで構成されています。



GAB対策に必要な期間

GAB対策を始める時期は、就職活動のスケジュールによって異なります。

企業によってはインターンシップの選考でGABが実施されることがあるため、夏インターンシップを目指す場合は大学3年4月には対策を始める必要があるでしょう。

インターンシップの選考はインターンシップ開始の数か月前に始まるため、大学3年4月ごろから対策をすることで余裕を持つことができます。

 

また新卒採用の本選考を狙う場合、大学3年生の12月~1月ごろに対策を始めるといいでしょう。

GABの対策は継続的に行わなければ効果が出づらいため、早めに対策を開始することが重要です。



GABの対策法

GABの対策法として、まず重要なのは解答スピードを上げることです。

GABは解答時間が短いため、一問あたり約30秒で解く必要があり、解き方と出題形式をしっかり覚えなければいけません。

 

解き方と出題形式を覚えるには、参考書や問題集での勉強が重要です。

問題集を繰り返し解き、問題形式に慣れてきたら時間を意識しながら解く練習をしましょう。

 

また、GAB対策アプリも効果的に学習を進める上で有効です。

電車の中など、外出先の隙間時間で本番に近い形式の問題や苦手分野をピンポイントに学習することができます。

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SPIなどの適性検査に自信がない学生は多いでしょう。

「何を勉強したらいいのか…」「どんな問題が出るか知りたい」そんな学生のためにまとめたものがSPI頻出問題集です。

SPIの出題範囲である言語/非言語/英語といった問題を完全網羅しています。

この問題集を解けば、一気に自信がつき内定へと近づくこと間違いなしです。

この機会にぜひ、問題集を解いて対策しておきましょう。

SPI頻出問題集

GAB対策アプリ

GAB対策アプリとして有効なものをレビューと合わせて紹介します。

GAB対策 非言語

iPhone用

Android用

GAB対策 非言語は全127問(図表読み取り問題)を収録した本格的なGAB非言語対策アプリです。

まんべんなく学習したい人、ピンポイントで学習したい人どちらにも対応しており、出題傾向を分析して実際に出題される問題に近いものを用意しています。

学習・テスト・ノート・分析・設定の5つのモードがあり、効率的にGABの対策を行うことができます。

 

以下は「GAB対策 非言語」のレビューです。

 

2023年4月27日

以前同シリーズのSPI 対策にお世話になったので、急遽受験することになったGAB対策用に本アプリを購入しました。 実際の試験と比較すると、テスト形式が本番に近いイメージでとても参考になった。問題のレベル感は本番よりも少し易しいものが多く、多少の物足りなさは感じるが、どの問題も確実に解けるようにしないといけないものばかりである。より難しい問題も収録されたらさらに素晴らしいアプリになると感じた。 また転職活動で必要になるかもしれないので、アップデート期待してます。

(Google Play)

 

2020/08/15

練習ツールとしては素晴らしい

Web-GAB の対策のため購入致しました。

問題文の引用が昭和初期ごろの書籍に偏重しており、古めかしい文章ばかりで、実際の問題の傾向に添えているのかは疑問です。

また、解説が非常に簡素なこともあり、解答に納得できないことも多々あります。

しかしながら、一般的なGAB対策書と比べて非常に問題数が多く、実戦に近い形式で練習できるため、考え方の練習としては最適のツールではないでしょうか。

(App Store)

GAB対策 言語

iPhone用

Android用

GAB対策 言語は解答スピードを確認しながら質の高い問題で練習できます。

GABの長文読解問題について合計156問収録(39個の文章、一文章に4個の設問)しており、数多くの問題で練習できます。

 

また、本番形式の本格的なモードだけではなく、一文章のみで演習できるモードもあります。

間違えた問題を保存して、復習ができるため(最大30問保存可能)苦手を潰すことができるでしょう。

 

以下は「GAB対策 言語」のレビューです。

 

2020/04/19

貴重なアプリ

本番の試験と同様、時間を意識した学習をしたいと思い、本ではなくこのアプリをインストールしました。GAB対策のアプリは他にほとんどなく重宝しており、隙間時間に利用しています。

操作性はシンプルでデザインも無駄がなく使いやすいです。

ただ問題の解説文にて一部文字が小さく見にくかったため、問題文だけでなく解説文の文字サイズ変更もできればより良いと思います。

(App Store)

 

2020/04/16

本番環境に近いアプリ

本番に近い雰囲気で勉強ができる。問題数も多くてたくさん勉強できるのが嬉しい。

間違えた問題はノートに保存できてあとでしっかりと見直せるのも助かります!

電車での移動中でも使いやすいです。

(App Store)

 

GAB対策に役立つWebサイト

GAB模擬問題に挑戦」という大人塾が運営するWebサイトで無料で模擬問題を解けるサイトがあります。

テストの結果はあくまでも目安となり、問題は全部で10問、制限時間は5分となっています。



GAB対策に役立つ対策本

『これが本当のCAB・GABだ!【2025年度版】』

一冊目は『これが本当のCAB・GABだ!【2025年度版』です。

この本はGAB、CAB、IMAGESと三つの適性検査に対応しています。

 

GAB対策本売上一位と多くの就活生に支持されている定番の一冊です。

実際の出題範囲を網羅し、出題内容を忠実に再現されており、丁寧な問題解説で読みやすくなっています。

難易度が高い問題もたくさん載っているため、この本で対策をすれば本番でもスムーズに試験に望めるでしょう。

 

『CAB・GAB 完全対策 2025年度版 (就活ネットワークの就職試験完全対策)』

 

二冊目は『CAB・GAB 完全対策 2025年度版 (就活ネットワークの就職試験完全対策)』です。

 この本はCAB、GABの適性検査に対応しています。

 

実際の設問と同じ種類、同じ難易度を再現し、設問数も多く掲載されています。

問題のページに余白も多めにあり、書き込みながら学習できます。

 

そして設問テーマごとに「カンタン攻略法」も掲載されており、参考にして問題を解くことで理解が深まるでしょう。



まとめ: アプリや問題集を活用してGABを乗り切ろう

この記事では、GABとは何か、対策法、おススメのアプリなどについて解説しました。GABは難易度が高く、短期間の対策ではあまり効果は期待できないので、長期間継続して対策をする必要があります

 

GAB対策には、本記事で紹介したアプリや問題集が有効です。

これらのツールを使えば、自分のペースで学習することができ、実際の試験に近い形で学習することができるでしょう。

 

長期的な計画と努力でGABを乗り切ってください!

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