【就活生必見】証券会社の人気就職ランキング!大手8社を厳選紹介

【就活生必見】証券会社の人気就職ランキング!大手8社を厳選紹介

2023年6月14日更新

はじめに

金融業界の中でも、人気が高い証券会社。

専門的な知識を獲得できる点から、新卒での入社を希望する人は少なくありません。

 

しかし、

 

「専門知識が必要なら、自分には向いていないかも…?」

 

「そもそも入社難易度が高いって聞いたけど本当?」

 

「どんな人が向いているの?」

 

など、不明点や不安点が多いのも、証券会社の特徴ではないでしょうか。

 

そこで本記事では、証券会社の仕事内容や種類、さらには人気の就職ランキングなどを詳しくご紹介します。

 

すでに証券会社を志望している人はもちろん、証券会社を視野に入れて就活を行いたい人は、ぜひ最後までお読みくださいね。

なお、証券業界を含む各業界の知識は、「【業界研究ガイド】業界一覧」こちらも参考にしてくださいね。

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証券会社とは?

証券会社とは、投資家が株式や投資信託を購入する際の取引仲介人です。

部門ごとで業務が分かれており、仲介手数料や株式の運用費で利益を獲得しています。

 

なお、証券会社の業務は金融の仕組み上「直接金融」に該当するため、銀行などを介さず、投資家と直接やり取りすることが可能です。

 

では実際のところ、どのような業務を行っているのでしょうか。

 

証券会社の仕事

証券会社の業務内容は、「営業職」「専門職」の2つに分けることができます。それぞれの業務を詳しく見ていきましょう。

営業職

証券会社の営業職は、大きく分けると3つあります。

 

法人営業(ホールセール)

名称通り、法人営業を担当します。

銀行業務の場合には法人に対して現金による融資を提案するのが一般的ですが、証券会社の営業は資金調達がメインです。

 

M&Aを用いた資金調達やIPO支援、さらには資産運用のアドバイスなどを行います。

 

個人営業(リテール)

リテールと呼ばれる個人営業は、個人の顧客に対して、株式や投資信託などを販売します。

顧客ごとに求めるニーズは異なることから、リテールが各顧客の要望を正しく把握し、資産運用の支援やアドバイスを行います。

 

今後株価が期待できる株の紹介はもちろん、保有株の売却タイミングなどのアドバイスも行うため、専門的な知識が重要となるでしょう。

 

IFA

独立系ファイナンシャルアドバイザー、通称IFAは、中立的な立場から顧客に資産運用の提案を行います。

資産運用の提案はもちろんですが、相続対策や事業継承などに関わる金融の相談にも広く応じる点が特徴です。

 

専門職

証券会社の専門職は、証券会社ならではの職種が多く、憧れを持つ人が多いのではないでしょうか?

 

ディーラー

その名の通り、ディーリング業務を専門的に行う職種です。

ディーリングとは、金融機関が自社の資金を元手に、為替や債券、株式などを売買することで、利益を出していくことを指します。

 

十分な情報収集がトレードの成否を握るため、常に最新情報を把握することが必要になるでしょう。

 

トレーダー

ディーラーは自社の資金を元手にするのに対し、トレーダーは顧客の依頼に応じて取引を行います。

もちろん取引を行うだけでなく、顧客に対して株や債権の情報提供を行うといった側面もあります。

セルサイド」と呼ばれる機関投資家を顧客とするトレーダーと、「バルサイド」と呼ばれるファンドマネージャーを顧客とするトレーダーがいます。

 

エコノミスト

経済を分析するスペシャリストです。

日本国内の金融市場の分析はもちろんですが、各国の景気や金利・為替の変動について情報収集を行うことで、今後の経済状況を予測していきます。

 

エコノミストによって収集された情報が、取引上の重要指標になることも多く、非常に重要な役割と言えます。

 

証券アナリスト

アナリストという名称通り、分析を行うことを主な業務としています。

ただしエコノミストと異なり、株式や債券などの投資に関する判断材料を収集するのが主な業務です。

 

財務状況から特定の個社の経営状況分析などを行うため、エコノミストとは異なるスキルが求められます。

 

 

証券会社の種類

では、ここからは証券会社の種類についてご紹介します。

大手独立系

独立系という名称通り、他者と資本関係を結んでいないという点が特徴となる、国内最大規模の証券会社を指します。

 

リテール業務はもちろん、海外を拠点とする業務など、業務幅が多岐に渡る点が特徴です。

銀行系

メガバンクのファイナンシャルグループに属する証券会社は、銀行系という括りで分類されます。

 

名称通り銀行との連携を強みとしているため、大手独立系に次いで大規模な事業展開を行っている点が特徴です。

準大手系

規模としては大手独立系、銀行系に次いで3番目となる準大手系には、地域密着型のリテール業務を強みとする証券会社が該当します。

 

広いエリアではなく、狭いエリアを対象として、狭く深く業務を展開している点が特徴です。

外資系

外国法人が一定以上の割合で出資を行っている証券会社を指します。

 

日本国内に留まらず、海外にも視野を拡げた業務ができるだけでなく、大企業や機関投資家の中でも収益性を重視して顧客選定を行っている点が特徴です。

ネット証券系

近年急速に発達を遂げているのが、インターネット上で金融商品を扱うネット証券系です。

対面式の営業を設置していない分、ITの力を活用して顧客の支援を送っているのが特徴です。

 

現在急速に市場を拡大しており、今後最も伸びしろがある種類だと言えるでしょう。

 

証券会社で求められるスキル

では、証券会社ではどのようなスキルが求められるのでしょうか。

代表的なスキルをご紹介します。

 

分析力

まず求められるのは分析力です。

証券会社の業務は職種を問わず、分析力が鍵になると言っても過言ではありません。

 

もちろん入社後に業務を通じて分析力を養うことはできますが、日頃の学校生活を通じて、授業や研究で分析を行っておくと、勘所が養われ業務にも活かしやすいと言えます。

 

業務特性上、感覚で物事を判断するのはNGのため、情報を収集するだけでなく、分析する能力は必須スキルです。

判断力

分析した情報をどのように活用するのか、その際の判断力も非常に重要になるでしょう。

 

証券会社の業務はスピード勝負です。

そのため、どれだけ適切な情報を収集することができても、きちんと活用できるように判断するスキルが問われることを理解しておきましょう。

計画力

証券会社の業務に単発性が高いものは多くなく、基本的には継続性が求められる業務がほとんどです。したがって、実現可能な計画を立てる能力も重要なスキルです。

目先の内容であればある程度イメージが湧くだけでなく、感覚的に乗り越えることができるかもしれませんが、証券会社の業務はそのようにはうまくいかないことを理解しておく必要があります。

 

 

証券会社の特徴

では、日系・外資系それぞれの証券会社にはどのような特徴があるのでしょうか。

代表的な特徴を見ていきましょう。

日系企業

日系の証券会社は、個人の顧客などをターゲットにしていることから、案件の大きさにばらつきがある点が特徴です。

 

一方で抱える従業員数は多いため、小型案件であっても丁寧に対応できるという点が特徴的です。

 

激務なイメージがあるかもしれませんが、外資系の証券会社と比較すると、決して残業時間が多すぎるわけではありません。

自分で業務をコントロールできるため、自由な時間を捻出しやすいという特徴があります。

外資企業

外資系の証券会社は、海外企業の買収や、合併するクロスボーダーM&Aの案件を行っている点が特徴です。

 

日系の証券会社と比較すると、少数精鋭といった特徴があり、人数規模は日本よりかなり小さくなっています。

 

外資系の企業は日本支店は「支社」の認識のため、実は海外転勤になることは多くありません。この点、イメージとの乖離がある場合が多いため、注意が必要です。

 

証券会社の就職人気ランキング

では、証券会社の就職人気ランキングを見ていきましょう。各企業の平均年収や就職偏差値・難易度を紹介していきます。

 

就職偏差値・難易度について、詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

【24卒・25卒最新版】文系・理系・公務員別就職偏差値・難易度ランキング

 

日系企業

では、まずは日系企業の就職人気ランキングを見ていきましょう。

(参考:外資就活ドットコム

  • 第1位:三菱UFJモルガン・スタンレー証券

人気第1位は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券です。

日系企業である三菱UFJフィナンシャルグループと、外資系金融であるモルガン・スタンレーの共同出資により誕生した銀行系の証券会社です。

 

日系企業でありながら、国外の外資系証券のネットワークを持っていることが強みとなっており、近年就活生の間で人気が高まっています。

 

売上規模は4,500億円程度と、他の日系企業と比較すると大きくはないものの、高い独自性が強みです。

 

平均年収:1,006万円

新卒給与:月給267,000 円

就職偏差値:56

 

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の企業分析記事はこちらです。

【企業研究】三菱UFJモルガンスタンレー証券の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

 

  • 第2位:大和証券

人気第2位は、大和証券です。

110年にも及ぶ企業としての歴史だけではなく、47都道府県に支社を展開していることから、知らない人は少ないのではないでしょうか。

 

現在は独立系証券会社であるものの、過去には10年ほど三井住友フィナンシャルグループと合併していたという過去があります。

ゆえに、他の証券会社と異なる幅広い顧客層が強みです。

 

売上規模は約7,000億円規模と、他の日系企業の中でも規模感は小さいものの、長く存続しているが故のビジネスノウハウを強みとしています。

 

平均年収:1,220万円

新卒給与:月給280,000円

就職偏差値:61

 

大和証券の企業分析記事はこちらです。

【企業研究】大和証券の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

 

  • 第3位:SMBC日興証券

人気第3位は、SMBC日興証券です。

SMBS日興証券は三井住友フィナンシャルグループの企業であることから、銀行系の中ではトップの知名度と規模感を誇る企業として知られています。

 

銀行という強みを存分に活かし、手数料自体を安価に抑えながら、多くの投資家を獲得している点が特徴です。

 

5兆を超える売上規模は、日系企業の中ではトップクラスと言えるでしょう。

 

平均年収:1,095万円

新卒給与:月給302,000円

就職偏差値:61

 

SMBC日興証券の企業分析記事はこちらです。

【業界研究】SMBC日興証券の採用大学・就職難易度を徹底解説

  • 第4位野村證券

人気ランキングは逃しているものの、日系証券会社を語る上で野村証券は外せません。

業界最大手の独立系証券会社として知られ、常に日系証券会社のトップに君臨しています。

 

日本国内に留まらず、近年ではアジア各国で存在感を発揮している点も大きな特徴です。

 

売上規模は約2兆円と、SMBC日興証券と比較するとやや小さく感じますが、独立系ということを考慮すると、安定性が高い収益であることが分かるでしょう。

 

平均年収:1,440万円

新卒給与:月給245,000円

就職偏差値:70

 

  • 第5位みずほ証券

銀行系の証券会社の中で忘れてはならないのがみずほ証券です。

銀行と信託、いずれも提携している証券会社であることを強みとしており、幅広い取引ニーズに対応可能です。

 

売上規模は約4兆円に上り、日本国内でもトップクラスだということができます。

 

平均年収:1,044万円

新卒給与:月給260,000円

就職偏差値:67

 

出典

新卒給与

三菱URJモルガン・スタンレー証券

大和証券

SMBC日興証券

野村証券

みずほ証券

外資系企業

続いて、外資系企業の就職人気ランキングを見ていきましょう。

(参考:外資就活ドットコム https://gaishishukatsu.com/archives/176150

 

第1位:ゴールドマンサックス

世界最大級の規模を誇るアメリカ系の投資銀行です。

何より大きな強みとなっているのは資本力で、多岐に渡る顧客へのサービス展開が強みです。

1兆円規模のM&Aも積極的に行っている点は、ゴールドマンサックスならではの強みということでしょう。

 

平均年収:非公開

新卒給与:非公開

就職偏差値:高い

 

第2位:モルガン・スタンレー

ゴールドマンサックスと並んでよく紹介されるのが、モルガン・スタンレーです。

投資銀行業務だけではなく、証券業務などにも強みを持っていることから、就活生にも人気が高い企業となっています。

最近では8,000億円規模のM&Aなどを行っており、ゴールドマンサックス同様資金力の高さが伺えます。

 

平均年収:非公開

新卒給与:非公開

就職偏差値:高い

 

第3位:J.P.モルガン

日本ではJPモルガン証券、JPモルガン・チェース銀行東京支店、JPモルガン・アセット・マネジメントの3社がビジネス展開をしているJ.P.モルガン。特にアセットマネジメント業務に強みを持っている点が他の2社とは異なる点です。

 

M&Aの規模としては上位2社には及ばないものの、6,000億円を超えるM&Aは積極的に行っており、やはり資金力が強みとなっていることが分かります。

 

平均年収:2,853万円

新卒給与:年収750万円

就職偏差値:高い

 

出典:MY OPINION

 

 

証券会社が人気の理由3選

では最後に、証券会社が人気な理由を3つご紹介しましょう。

①若くして好待遇

最も大きな理由は、若くして好待遇な点です。

比較的給料が高い会社が多いため、勤務時間や拘束時間が長くても、見返りとして報酬を求める人にはぴったりです。

ただし、外資系などは特に不規則な勤務形態が求められるため、注意が必要です。

②実力が身に着く

活躍するためには専門的な知識が必須であることから、自分自身の実力が身に着きます。

「この能力は何に使うんだろう?」ということがなく、身に着けた実力は全て実践で活用できる点は、証券会社ならではの強みと言えるでしょう。

③グローバルな視点を持って働ける

金融動向を探るためには、日本国内だけの状況を見ていてはいけません。

そのため、必然的にグローバルな視点が養われることになります。

将来的に海外勤務を視野に入れている方は、ぜひ証券会社を検討してみてはいかがでしょうか?

 

競争率が高い人気企業の内定を掴みとろう!

本記事では、証券会社の仕事内容や種類、さらには人気の就職ランキングなどを詳しくご紹介してきました。

 

「証券会社」というキーワードは知っていても、具体的にどのような業務を行っているのか、詳しく知らなかった人も多いはず。

ぜひこの記事を活用して、証券会社の知識を獲得し、競争率が高い人気企業の内定を掴みとってみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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