【必見】一次面接の選考突破方法5選|特徴や事前対策も解説
2024/10/12更新
はじめに
就活最初の関門となる一次面接となり、突破できるか不安な学生も多いのではないでしょうか。
一次面接は適切な対策なしに通過できるものではありませんが、実は一次面接は意外と通過率が高くないのです。
一次面接の特徴や選考通過のためのポイントさえつかんでおけば、ライバルと差別化して有利に選考を進められるでしょう。
一次面接の特徴や評価基準、選考通過のための対策や事前準備について解説します。
以下のようなお悩みのある学生は必見ですので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
- 一次面接を実施する目的が何なのか知りたい
- 一次面接の評価基準が分からない
- 一次面接を突破する効果的な方法があれば知りたい
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一次面接の特徴
面接の対策に入る前に、まずは一次面接ならではの特徴について理解する必要があります。
そこで、まずは一次面接の特徴と目的について解説します。
形式や選考通過率についても解説するので、あわせて参考にしてください。
目的
一次面接では「落とす人」を見極めることが目的となっています。
面接が進むにつれて学生の数を絞ることになりますが、第一関門で優秀な人材を落としてしまうのは避けたい事態ですよね。
だからこそ、最も多い人数を見ることになる一次面接では企業とミスマッチな学生は落とす必要があるのです。
多くの企業は「迷ったら落とす」という考えのもと一次面接を進めているようです。
形式
一次面接で個人面接をするのが一般的ですが、中には最初からグループ面接やWEB面接を実施する企業も増えてきました。
企業側は効率的に採用活動を進める必要があるため、一次面接で一気に多くの学生を見極められるグループワークや準備の手間が省けるWEB面接を実施するようになっています。
面接官
一般的には面接のフェーズが上がるにつれて面接官の役職や年齢が高くなっていきます。
そのため一次面接では主に若手社員や人事担当者が担当することが多いです。
特に若手社員は今後の新入社員に業務を教える立場にもなるため「この人と一緒に働きたい」と思える学生を選んでいるのかもしれませんね。
選考通過率
一次面接の通過率は30%と言われています。
また、選考通過率は二次面接や最終面接と比べると低い傾向にあるのもポイント。
とはいえ企業の規模感や応募職種によっても通過率は変わってくるので、あくまで参考程度にとらえるようにしましょう。
二次面接や最終面接との違い
二次面接以降は学生のスキルだけでなく、性格や価値観を引き出し、求める人物像とマッチしているかを見極めます。
二次・最終面接は「人材を見極める」ことに長けた管理職や社長などが担当することが多いです。
企業はミスマッチによる早期離職のリスクを減らすため、一次面接以降の面接では学生の価値観や個性を引き出し、自社とのマッチ度を確かめています。
一次面接で見ているポイント
では、一次面接ではどのような評価基準があるのでしょうか。
全てに共通する基準から、面接でのポイントをお伝えします。
身だしなみ・マナー
一次面接では、企業の採用担当者は、それほど多くの時間をかけることができません。
このため、就活生に対する「第一印象」が重要です。
「第一印象」の典型ともいえるのが服装を含む身だしなみ・マナーです。
まず、服装については、企業に合わせて臨機応変に対応することが大切です。
服装自由な企業が増えているものの、業種や業界によってはスーツを着用した方が印象が良い場合もあるでしょう。
もしくは、服装自由という記述がある場合には、記述通り自由な服装でも問題ありません。
ただし、カジュアルすぎるものは避ける方が良いでしょう。
なぜなら、就活生のあなたは友人と会うのではなく、企業の採用担当者との面接に対応するのです。
目上の人に会う意識を持った服装を心掛けることが大切です。
迷った場合には、保守的に考えることが無難であると言えるでしょう。
見た目
また、髪型やメイクなどは、不潔な印象を与えないように整えましょう。
こちらも業種・業界によっては、ある程度自由で問題ない企業も増えています。
ただし、不潔であったり、下品な印象を与えるようであれば印象は良くありません。
一次面接では、「もしもこの学生が自社で働いたとしたら」という視点で面接官は見ています。
そのため、客先に出したとしても恥ずかしくない見た目かどうか、という点は重視されるポイントです。
自分のこだわりを優先することも大切ですが、初対面の人にどのような印象を持たれるのか、客観的な目線で判断することが大切です。
マナー
マナーも、面接で見られているポイントです。
ただしここで言うマナーは、就職活動開始時に一度は聞いたことがある「ドアのノックの回数」や、「着席するタイミング」などではありません。
きちんと元気よく挨拶をして、丁寧な言葉で受け答えができるかということです。
もちろんビジネスマナーができることは良いことですが、それ以上に、もっと基礎的な部分を大切にする必要があります。
まず面接官へ挨拶をするといったことや、面接終了時にはお礼を言うなど、当たり前のことを当たり前に実行することが大切です。
自社への志望度
企業各社は、自社の将来を担う人財を確保すべく、本当に自社に入社したいと考えている学生を採用しようとしています。
就活生の中には、一次面接に関して、「とりあえず受ける」「滑り止め」といった意味合いで受ける人もいることは事実です。
そうした就活生の場合、一次面接での質問が進むにつれて、志望動機の内容が薄さが露呈してしまうことが少なくありません。
また、「あなたのやりたいことは、他の業界・企業でも実現できるのではないですか?」「どうして当社なのですか?」などの質問をされた際、答えに詰まってしまうようでは、本気で志望していないと判断されかねません。
あらかじめ自己分析を行うとともに、業界研究や企業分析をしっかりと行い、その会社を志望する理由を明確にしておく必要があるのです。
その際、インターネットや関連書籍等から得た模範解答例を頼りにするのではなく、そうした解答例は「参考」程度にとどめ、「自分ならでは」の志望理由を導くことを意識してください。
最初のうちは難しく感じてしまうかもしれませんが、自己分析等を深めていくにつれて「自分ならでは」の志望理由が生まれてくるはずです。
コミュニケーション
続いて評価の基準となるのが、コミュニケーション能力です。
スムーズにコミュニケーションが取れないという不安を抱える人は少なくありませんが、大切なのはスムーズさだけではありません。
最も重要なポイントは、「質問の意図を汲み取って、適切な回答ができているか」という点です。
一次面接の面接時間は二次面接などと比べて短いことが一般的です。
その短い時間で自分のことを面接官に印象付けなければなりません。
- 「結論」から話す
- 要点を絞って回答する
上記2点に特に注意しましょう。
緊張のあまり、面接官の質問の意図を読み取るのが難しいかもしれませんが、落ち着いて質問に返答することが大切です。
また、回答が分からない場合や、回答に時間を要する場合に、「申し訳ございません、分かりません」「少しお時間をいただけますか」というようなコミュニケーションができるかという点もポイントです。
すぐに適切な回答ができることはもちろん望ましいですが、そうでない場合にも、嘘偽りなく回答する姿勢を魅せることが大切です。
一次面接で落ちる人の特徴
一次面接で落ちる人の主な特徴はこちらです。
- 最低限の身だしなみ・マナーがない
- 雰囲気が暗くやる気が感じられない
- 会話のキャッチボールがうまくできていない
第一印象となるマナーや身だしなみ、そして表情や仕草などがマイナス印象だと落ちやすい傾向にあります。
また一次面接で重視されるコミュニケーションスキルがうまく取れていないと判断されれば、すぐに落とされてしまうでしょう。
たとえしっかり面接対策をしていてもこれらの基本的なポイントができていないと一次面接で落とされてしまうので、注意してください。
一次面接を通過するための対策5選
では、一次面接を突破するためにどのようなことを意識すると良いのでしょうか。幾つかポイントをご紹介します。
なお、現在は一次面接はオンラインで実施している企業も多いため、オフライン・オンライン、それぞれのポイントもご紹介します。
志望動機を作り込む
採用担当者は、応募者がその企業に対してどれだけの熱意と理解を持っているかを見ています。
具体的には、企業のミッションやビジョン、業界の課題に対する自身の考えを反映させ、自分がどのように貢献できるかを示すことが重要です。
表面的な動機ではなく企業研究を十分に行い、他の候補者と差別化できる説得力のある動機を伝えるようにしましょう。
PREP法で回答する
PREP法(Point, Reason, Example, Point)は、分かりやすく論理的な構造で回答を組み立てる手法です。
まず最初に結論(Point)を述べ、それに対する理由(Reason)を簡潔に説明します。
次に具体例(Example)を挙げ、最後にもう一度結論(Point)を強調します。
この方法を使うことで面接官に対して自信を持って説得力のある回答ができ、簡潔かつ論理的な印象を与えられるでしょう。
明るい雰囲気を作る
面接では、明るく前向きな雰囲気を作ることが重要です。
自信を持って話すことや笑顔を心がけることで、面接官に好印象を与えられます。
緊張していると暗い印象を与えてしまうことがあるため、練習や深呼吸で落ち着く準備をしましょう。
ポジティブで新卒らしいフレッシュな雰囲気は面接官にも好印象を与えられるので、声の大きさや身振り手振り、笑顔には特に意識してみてください。
自分の言葉で発言する
一次面接でよく聞かれる質問は、インターネットで検索すればいくらでも出てくる時代です。
また、質問に対する模範回答も検索すればいつでも確認することができます。
そのため、面接対策として模範解答を暗記する就活生は少なくありません。
しかし、それでは面接の意味がないことに加え、面接官に「自分の言葉で話していない」と思われてしまう可能性が高くなります。
そのため、つたない言葉であっても自分の言葉で伝えることが大切です。
面接では、一般論ではなく自身のことについて伝えます。
このような回答内容に正解はありません。もちろん論理的かつ相手に分かりやすく伝えることは大切です。しかしそれ以上に、自分自身の言葉で自分の経験を魅力的に伝える姿勢が大切です。
面接官は1年に何百、何千もの学生の面接を行っています。
そのため、テンプレートのような回答はすぐにばれてしまうでしょう。無理せず、自分自身の言葉で自分の経験を伝える練習を重ねることが大切です。
身なりには特に気を遣う
オンラインでももちろん身なりに気を遣うことは大切ですが、オフラインの場合は特に意識をすることが大切です。
服装やメイク、髪型はもちろん、夏場は匂いや汗にも配慮できるとなお良いでしょう。
匂いや汗まで気にすることが難しいと思うかもしれませんが、面接時間より少し早く会場に到着することで、涼むことができます。
また、トイレなどで匂いケアをすることもできるでしょう。
もちろん汗や匂いのせいで面接に落ちることは考えにくいですが、対面だからこそ考慮しなくてはならないポイントに、しっかり配慮する姿勢が大切です。
【形式別】一次面接の対策ポイント
ここまでは、対面の一次面接を通過するための方法について解説しました。
ここからは、WEB面接と集団面接における一次面接の対策ポイントを解説します。
対面とは違う対策となるので、しっかり確認しておきましょう。
WEB面接
いつでも画面オンにできる状態をつくる
驚かれるかもしれませんが、一次面接で画面をオフにする就活生は少なくありません。
通信上の問題などがある場合を除き、可能な限り画面オフ、画面オフが推奨されている場合でも、いつでも画面オンにできる状況にしておくことが大切です。
画面がオフになっていることで、やる気がないと思われてしまう可能性があります。
また、他の学生からの心象も良くありません。
自宅で面接を受ける際、画面オンには抵抗があるかもしれませんが、背景処理を上手く活用しながら積極的な画面オンを心掛けましょう。
発言しにくい場合はチャットを有効活用する
チャット利用がOKの場合には、チャットを有効活用するのがおすすめです。
特に参加人数が多い場合には、発言のタイミングを掴むことが難しいかもしれません。そのため、チャットで質問などを行うのも良いでしょう。
ただし、企業によってはチャット利用不可としている場合もあります。
もし活用できそうだったら挑戦してみてはいかがでしょうか。
集団面接
聞く意識をもつ
集団面接で気をつけるべきなのは、他の学生の話を聞く意識をもつことです。
学生の中には自分自身の回答を考えるあまり他の学生の意見が頭に入ってこない人もいます。
しかし企業で働く際には上司や同僚などとのコミュニケーションが必須のため、集団面接でも協調性が求められます。
他の学生の話をきちんと聞いておかないと協調性がないと判断されてしまうので、他の学生が話しているときはしっかり聞いている仕草をして内容もある程度理解しておきましょう。
一次面接の前にやっておきたい事前準備
一次面接で聞かれる質問に対して完璧に回答するためには、自己理解を深めつつも企業が求める人物像を理解しておく必要があります。
そこで、ここからは一次面接の前にやっておきたい事前準備について解説します。
自己分析
自己分析は自分の強みや弱み、価値観、キャリアビジョンを明確にする手法です。
これを通じて自分がどんなスキルを持ち、どのような環境で活躍できるかを理解できるため、面接でも一貫したアピールができるようになります。
過去の経験や成功体験を振り返り、それらがどのように企業や職種にマッチするかを整理しておきましょう。
自己分析のメリットややり方について知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
企業研究
企業研究は、応募先企業のビジョンや事業内容、業界内でのポジションを理解するためには欠かせない作業です。
まずはコーポレートサイトやニュース、業界情報などを活用して、企業の強みや課題をチェックしてみてください。
これにより企業が求めている人物像に自分がどうマッチするかを具体的にアピールできるでしょう。
企業研究の方法のひとつである企業研究ノートの作り方が知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
模擬面接
面接の練習は実際の場面で落ち着いて答えるための重要な準備のひとつ。
模擬面接や家族や知人との練習を通じて、質問への回答をスムーズに行えるようにすることで、本番でも緊張せずに実力を発揮できるでしょう。
また質問への対応力や声のトーン、話し方も意識することで、より自然体で自信を持ってアピールできるようになります。
一次面接で聞かれる頻出質問まとめ
以下では一次面接の頻出質問を紹介します。
- 自己紹介
- 志望動機
- ガクチカ
- 自己PR
- 長所・短所
- 逆質問
ほかにも頻出質問が知りたい方は、以下の記事を参考に対策しましょう。
さいごに
一次面接は、決して難しい基準で合否を判断しているわけではありません。
一見すると当たり前に思えるかもしれないことを、どれだけ徹底して実行できているのかということを見られているのです。
一次面接を楽々と突破できる人は、「当たり前のことを当たり前のようにしっかりと実行している」のです。
もしも一次面接を突破できない場合には、客観的に自分の振る舞いや発言を振り返ってみてはいかがでしょうか。
この記事で解説したことを一つひとつ実行してみてください。
いつの間にか楽々と一次面接を突破している自分に気づくことでしょう。
ぜひこの記事を参考に、1次面接突破を目指してくださいね。