【就活生必見】就活における業界選びとおすすめの紹介!

【就活生必見】就活における業界選びとおすすめの紹介!

2022年8月19日更新

はじめに

就活では業界の数もさまざまであるため、適切に絞りきれない方もいるかもしれませんが、軸を設定すれば絞り切るのは難しくありません。まずは、業界や企業に「どんなこと」を求めているのかを明確にするのが大切です。

 

併せて自己分析をおこない「何をやりたいのか」「どんな社会人生活を送りたいのか」などをイメージしておくといいかもしれません。

 

今回は、就活における業界の選び方とおすすめを紹介していきます。これから就活を始める方、自分の働く軸が定まっていない方にもピッタリの内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

1.就活における業界の選び方

業界を決めるにも「自分なりの軸」をもっていることが大切です。まだ自分の軸が定まっていない就活生の方は、下記5つの選び方を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

・福利厚生が充実している

・離職率が低い

・景気に左右されない

・社員への教育制度が充実している

・安全衛生優良企業認定を受けている

 

基本となる選び方をいくつか決めておくと、業界選びに悩まなくて済みますよ。

 

福利厚生が充実している

福利厚生とは、給与以外で支払われる報酬です。たとえば、住宅手当や育児休暇なども福利厚生にあたります。他には、24時間365日オープンしているカフェや仮眠スペースを設けている企業もあるそうです。福利厚生が充実していると、仕事もよりはかどりそうですよね。

 

特に最近では、仕事と生活をうまく両立できるように「ワークライフバランス」を重視する業界・企業も増えています。働きやすさがあることで適度にリラックス感が生まれるため、よりクリエイティブな仕事が実現可能です。

 

長く勤めるのを考えているなら、自分が働きやすい業界・企業を選べるといいかもしれません。働きやすさ以外であれば、保険や手当てがついているかどうかで選ぶのもアリです。安定志向の方は検討しておくといいでしょう。

 

離職率が低い

業界の離職率が低ければ、辞める人が少ないことを意味します。辞める人が少なければ、それだけ業界・企業に残る理由があるのを意味するのではないでしょうか。たとえば、「休暇がきちんととれる」「人間関係が良好」「待遇が良い」などです。

 

働く人の価値観が多様化されているため、長く勤める方の理由はさまざまですが、何かしらのポジティブな理由があると考えるのがいいかもしれません。自分がこれから費やす多くの時間が仕事になるので「長く勤めることができるか」は一つの目安になります。

 

また、2019年度の厚生労働省の調査によると、一般労働者の離職率は全国平均11.4%です。この数字自体が高いか低いかは一概には言えないものの、業界の離職率を参考にするときに照らしあわせてみてはいかがでしょうか。

 

たとえば、全国平均離職率と比べて極端に大きい業界はなんらかの理由で大きくなっているため、理由が不鮮明であれば避けておくのをおすすめします。

 

出典:2019 年(令和元年)雇用動向調査結果の概況

 

景気に左右されない

業界に安定感を求めるなら、景気に左右されない業界を選ぶのがよいです。景気に左右されなければ業績も安定しますし、社員にも今まで通り給与を支払うことができます。

 

たとえば、コロナ禍でも業績を保っていた業界の一つは「IT業界」です。テレワークが一気に普及したり、オンラインサービスが充実したり、今後も発展が見込めます。

 

他には生活を支えてくれる水道・ガス・電気などのインフラ業界。新規参入が少なく、価格競争が起きにくいため、高い利益をキープすることができます。安定的に働ける業界の一つです。

 

社員への教育制度が充実している

社員研修・資格制度・スキルアップ制度などが充実しているかどうかも、選び方の目安になります。よい待遇や安定感があるのも大切ですが、ステップアップしたいと考えている方も多いです。

 

企業としても優秀な人材に育てることができれば、一人の社員が生み出す利益はとても大きいものになります。周りにもいい影響を与えるでしょう。

 

教育制度が充実していなくても問題はないですが、成長志向が強い方は少々物足りなさを感じるかもしれません。高みを目指したい方は、教育制度が整っているのかも確認しておくとよいです。

 

安全衛生優良企業認定を受けている

「安全衛生優良企業認定」とは、労働安全衛生法に伴って労働者の安全や健康を確保する対策に取り組み、高い安全衛生水準を維持・改善している企業のこと。いわゆる「ホワイト企業」と考えておくといいかもしれません。

 

業界・企業を選ぶ際の一つの目安ですので「安全衛生優良企業認定」があるからといって、文句なしの企業であるとは限りません。

 

つまり、この認定を受けているのかを確認しつつ自分の働く軸にあっているかどうかもチェックして、業界選びをおこなうといいでしょう。

 

出典:安全衛生優良企業公表制度について

2.業界選びは自分が興味をもてる分野であることも大切

「福利厚生が充実している」「ステップアップができる」なども重要ですが「自分が興味をもてる分野かどうか」も、業界選びでは大切です。

 

「やってみなければわからない」といった意見もあるかもしれませんが、自分が興味をもてるからこそ時間と労力を費やせるのではないでしょうか。

 

また、興味がもてない業界で成果を出せるほど仕事は甘くありません。短期的に結果は出せても、気持ちがついていかず途中でバテてしまう方も実は多いのです。

 

一方、興味があれば他の人よりも深く探求できますし、専門性も磨かれて成果も出しやすくなります。100%興味がある分野ではなくていいですが、少しでも興味があるものを選んでみてください。

3.就活生におすすめの優良業界

本記事の選び方を軸にして、おすすめの優良業界を3つピックアップしてみました。

 

・インフラ業界|景気に左右されない

・複合サービス業界|離職率が低い

・IT業界|スキル・キャリアアップができる

 

では、それぞれ具体的に見ていきましょう。

 

①インフラ業界|景気に左右されない

インフラ業界の事業には、電気・ガス・水道、交通系などがあります。どれも私たちの生活を支えるのに欠かせない存在ですので、景気に左右されることがほとんどないです。

 

景気に左右されなければ安定して業績も見込めますし、利益を従業員に還元することができます。

 

ただし、業界が安定しているのは他の就活生も同様に知っているため、倍率が高いです。内定を獲得するのも容易ではないので、しっかり下準備をしなければいけません。

 

②複合サービス業界|離職率が低い

複合サービス業界とは、郵便局や農業協同組合などのこと。地域などにもよりますが、残業が少なく労働時間が短いことから、離職率が低いと言われています。

 

2019年度の厚生労働省の調査によると、複合サービス業界の離職率は7.9%ともっとも低いことがわかりました。

 

また、労働時間がきっちりしていれば趣味や生活にも時間を注げられるので、ワークライフバランスを充実させやすいです。働きながら自分の時間も確保したい方は、複合サービス業界を検討してみてはいかがでしょうか。

 

出典:2019 年(令和元年)雇用動向調査結果の概況

 

③IT業界|スキル・キャリアアップができる

2020〜2021年におけるIT業界の市場規模は約16兆円。新型のコロナウイルスによりテレワークが一気に普及しただけではなく、人工知能やメタバースなどの先進技術も注目されてきています。

 

目まぐるしい発展の裏側には当然スキルが求められますが、その分給与やキャリアアップの上昇も他の業界より大きいです。市場規模の大きさがスキル・キャリアアップの幅を決めるといっても過言ではありません。

 

世界のトップ産業はIT業界が占めているように、今後もますます発展が見込まれる業界です。web関連技術をいち早く学びたい方には適しています。

4.就活生が知っておきたい業界選びの注意点

最後に業界選びの注意点を次にまとめました。

 

・自分の働く軸とあっているかを確認する

・給与だけで業界・企業を絞らない

 

それぞれ具体的に見ていきましょう。

 

自分の働く軸とあっているかを確認する

自分が仕事をするうえで「どんなポイント」に重点を置き、志望する業界・企業でそれを叶えられるかが大切です。たとえば「ワークライフバランスを大切にしたい」のであれば「休みをとりやすい業界なのか」などが必要でしょう。

 

一方、子育てをしながら仕事も頑張りたいのであれば福利厚生がしっかりしている企業が望ましいです。

 

そのためにも自己分析をおこない「自分の働く軸」を明確にしておく必要があります。

 

給与だけで業界・企業を絞らない

給与を含めた待遇面がよいに越したことはありませんが、それだけで絞ってしまうと後悔するかもしれません。労働時間が長すぎたり人間関係がよくなかったり、給与を得られても人生の充実度が下がる可能性もあります。

 

給与はもちろん大切ですが、上を見たらキリがありません。待遇以外での報酬を感じられる環境があると、より人生の充実度が上がるはず。実現したい夢や目標をもっているなら、志望する業界で達成できるのかを考えておくといいかもしれませんよ。

 

夢を叶えるのが難しければ、一定期間はスキルアップと割り切って、のちに独立するのもプランの一つです。

5.おわりに

初めての就活だと何から決めたらいいのかわからないかもしれませんが、まずは自己分析をおこない「自分の軸」をざっくりと決めておきましょう。

 

「何を求めているのか」「何を大切にしているのか」「何をやりたいのか」によって、志望する業界・企業が変わってくるからです。何も決まっていない段階で、いろいろと目を通しても目移りしてしまいます。

 

また、仕事は人生の大半を占めるものです。なんとなくで決めると、人生の大半が「なんとなく」で色づけされてしまいます。素敵な社会人生活を送るためにも、自分なりの基準をもって真剣に選んでみてください。

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就活ハンドブック編集部

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