【徹底解説】長期インターンとは?探し方や選び方について

【徹底解説】長期インターンとは?探し方や選び方について

2022年8月9日更新

はじめに

業界や企業のことを深く知るためにも、インターンシップは欠かせない存在。

 

直接社員の方々と交流ができるため、ホームページだけではわかりづらい「温度感」を把握できます。これから長く勤めるのであれば、いろんな側面を知ったうえで就職したいですよね。

 

今回は、長期インターンの探し方・選び方を解説していきます。

 

「参加する前にやっておいたほうがいいことってある?」「参加しても意味あるの?」と思っている学生にもおすすめの内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

1.長期インターンとは

長期インターンとは、3〜6ヶ月間企業の実務を実際におこなうインターンです。

 

企業によっては1年以上任せるケースもありますが、平均すると6ヶ月がもっとも多いと考えられます。

 

その間は交通費や給与も出ますが時間を要するので、参加を検討している際はスケジュールに余白を設けておかなければいけません。

 

具体的には、1日3〜5時間、週3日以上などが多いようです。土日もおこなっているので、休日に入れる学生は、長期インターンに採用されやすい傾向にあります。

2.長期インターンへ参加する前に自己分析をおこなうのが大切

企業の実務を経験できるのはとても貴重な体験ですが、最大限に有効活用するのであれば自己分析を済ませておくとよいです。たとえば以下の項目をご覧ください。

 

・何をやりたいのか

・興味のある分野は何か

・どんな働き方を望んでいるのか

 

上記は一例ですが、就活をするうえで必要な価値観です。事前に把握しておくのとそうでないのとでは、インターンで得られる学びが異なるでしょう。

 

自己分析をおこない「自分は仕事でどんなことを求めているのか」「それをインターン先の企業で達成できるのか」などを照らしあわせるのが大切です。

 

ただなんとなく長期インターンに参加してしまうと、何を学んだらよいのかわからず、時間を消耗して終わる可能性があります。

 

参加するからには自己分析を済ませ「インターンで何を知りたいのか」を明確にしておくのがよいです。

3.長期インターンの探し方

「長期インターンはどうやって探すのがおすすめ?」と気になっている学生は、下記5つをご覧ください。

 

・求人サイトを活用する

・企業のホームページから直接応募する

・学校のキャリアセンターや就職課に問い合わせる

・長期インターン合同説明会に参加する

・先輩や知人などから紹介してもらう

 

真剣にインターンを探しているなら、情報量を多く扱っている大学や説明会に行くのがいいかもしれません。ピンポイントで受けたい企業があるなら、直接応募するのがいいでしょう。

①求人サイトを活用する

もっとも手っ取り早いのが求人サイトを活用する探し方です。「特徴」「職種」「エリア」などから自分が求めている長期インターンを絞ることができます。たとえば、以下のような項目です。

 

・特徴:週3日以下でもOK

・職種:マーケティング

・エリア:東京都全域

 

上記の条件をそれぞれ変えてみて、相性のよさそうなものに応募してみましょう。

 

指定する条件を絞れば絞るほど具体的になりますが、その分件数も少なくなります。一方、あまり範囲を決めなければ多くの募集が見つかるはずです。

②企業のホームページから直接応募する

応募する業界・企業が決まっているなら、直接応募するのもおすすめです。

 

求人サイトに同様の内容を掲載している企業もありますが、中には自社ホームページにしか掲載しない企業もあります。

 

求人サイトに掲載されていないからといって、企業が長期インターンをおこなっていないとは限りません。志望度の高い・興味がある企業なら、求人サイトとあわせてホームページもチェックしておきましょう。

③学校のキャリアセンター・就職課に問い合わせる

大学のキャリアセンターや就職課を利用するのもひとつの方法です。学校には企業からのインターンへの案内が届いているため、尋ねてみるとおすすめを教えてもらえます。

 

また、大学から応募をすれば選考を通過しやすくなるかもしれません。企業が大学へ長期インターンの案内を送るのは、その大学の生徒に期待をしているからです。

 

気になる長期インターンが大学に掲載されていたら、まずは大学を活用してみるといいでしょう。あわせて他のインターン情報を聞いてみると、思わぬ収穫があるかもしれませんよ。

④長期インターン合同説明会に参加する

自分が「どんな業界・企業に興味があるのかが定まっていない」といった場合は、合同説明会に参加してみるのがよいです。

 

開催頻度は多くないですが、一度に多くの企業が集まるため、一気に比較し検討できます。企業の方から直接意見ももらえることがあるため、より具体的なイメージがもてるのも特徴です。

 

ただし、自分から参加し質問をおこなわなければ情報を得るのは難しいため、黙々と自分で調べたい方には向いていないかもしれません。積極的に交流をもちたい学生にはピッタリと言えるでしょう。

⑤先輩・知人などから紹介してもらう

周りの先輩や知人がすでに長期インターンに参加しているなら、紹介してもらえることがあります。顔が知れている同士であれば、人柄やスキルの意見交換が気軽におこなえますよね。

 

意見交換をおこなった結果、適切な人材であればそのまま企業に推薦できるため、採用コストがカットできます。企業としては手間が省けて嬉しいです。

 

これから長期インターンに参加する学生としても、顔見知りがいる環境で働けるのは気が楽なのではないでしょうか。

 

周りで活躍している先輩や知人がいるなら、ぜひ一度相談をしてみるのもいいかもしれません。

4.長期インターンに参加するなら早いうちがおすすめ

長期インターンは平均でも約6ヶ月かかるため、多くの時間を費やすことになります。時間に余裕のある大学1・2年生のうちに経験できると、就活の際は焦らずに済むでしょう。

 

学生の中には、アルバイトをあえてせずに長期インターンをおこなっている方もいます。給与をもらえるだけではなく実務経験も積めて効率がよいです。

 

入学してすでに就職のことを考えているのであれば、長期インターンへ早いうちから参加しておくのがいいかもしれません。

大学3年の秋に参加しても遅くはない

長期インターンは早ければ早いほうがいいですが、大学3年の秋に参加しても遅くはありません。学んだことをすぐに就活へ活用できるため、インプット・アウトプットの流れがとてもスムーズです。

 

しかし、学生によっては時間に余裕がなく、長期で時間が取れない方もいると思います。長期インターンは参加しなければいけないイベントではなく、参加しなくても内定を獲得している学生もいるため、余裕がなければパスしても構いません。

 

インターンの中には1日で終えられるものから1週間程度の実務型もあるので、そちらに参加してみるのもいいでしょう。

 

期間に捉われず「何を学ぶか」に重点を置いてみてください。

5.長期インターンの選び方

最後に長期インターンの選び方について解説していきます。具体的な軸が決まっていない学生は、次の3つを参考にしてみるといいでしょう。

 

・参加する目的にあう企業を選ぶ

・興味がある業界や企業で選ぶ

・学業と両立できるかで選ぶ

 

では、それぞれ見ていきます。

参加する目的にあう企業を選ぶ

たとえば「社風があう企業がいい」「成長できる環境がいい」「福利厚生が充実している企業を探している」など、自分の方針を設定すると思います。

 

具体化できていなくても構いませんが、ある程度の目安は決めておきましょう。そして、自分の目安と合致する企業のインターンに参加をするのがおすすめ。

 

目的と異なってしまうと、入社した際に「想像していた感じと違った」などのミスマッチが起きるかもしれないからです。

 

長期インターンの目的は、こういったお互いのミスマッチを防ぐためでもあります。

興味がある業界・企業で選ぶ

最終的な就職先はどうなるのかわからないにしても、インターンを受ける企業は自分が興味のある業界・企業で選ぶのがよいです。

 

興味があれば積極的に学ぼうと心がけますし、飲み込むスピードもきっと早いでしょう。企業への関心度の高さは、志望動機・自己PRを作る際に役立ちます。

 

また、熱量の高さをインターンの際にアピールできれば、企業の方々の目にとまるかもしれません。実際にアピールが通じて、一次選考を免除できた学生もいるそうです。

 

好奇心は「就活の武器」になるのを覚えておいてください。

学業と両立できるかで選ぶ

長期インターンは平均で6ヶ月以上の時間を費やします。実務の難易度は多少異なるかもしれませんが、ほぼ社会人と同じことをやる企業も多いです。

 

そのため、学業以外の負担が増えるのを念頭に入れて、長期インターンへの参加を考えなければいけません。

 

とはいっても、そこまで深刻に考えずスケジュール管理をおこなういい機会と考えるのがよいでしょう。社会人になれば、会議や資料作成などは日常茶飯事なので、スケジュール調整は必須です。

 

学生の間に「どの時間に何をやるのか」をきちんと考えておけば、社会に出た際に必ず役に立ちます。

 

すべてがよい経験となるはずなので、なるべく前向きに長期インターンへの参加を検討しておくのがおすすめです。

6.おわりに

インターンへの参加は学生の自由ですので、興味があれば参加するのがよいです。しかし、学生の間にさまざまな企業を見学できるのは、学生の特権とも言えます。

 

学生に残された貴重な機会ですので、参加を前提にして望むのがよいかもしれません。単純に就活へ有利になるだけではなく「社会ではどういったことが求められているのか」などが学べます。

 

インターンを受けてから就活をおこなうのと、受けないで就活をおこなうのとでは、業界・企業への見え方がまた違ってくるはずです。

 

就活をより納得した形で進めていきたいと考えているなら、ぜひこの機会に長期インターンへ参加をしてみてください。

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