【就活生必見】説明会に必要な持ち物やマナーについて解説!

【就活生必見】説明会に必要な持ち物やマナーについて解説!

2022年7月28日更新

はじめに

就活の第一歩である「企業説明会」は、初めて企業に訪問するタイミングでもあり、緊張する就活生も多いのではないでしょうか。

 

「説明会は話を聞くだけだろう」とあなどってはいけません。エントリーの条件に企業説明会への参加を挙げているケースや、説明会でエントリーシートを配られるケースも多くみられるほど、重要なステップなのです。

 

この記事では、最初の第一歩を失敗しないために必要な持ち物やマナーを説明していきます。これから説明会に参加する就活生や、就活マナーがよくわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.就活の会社説明会に必要な持ち物

会社説明会に必要といわれる持ち物は下記の通りです。

 

 ・A4サイズの書類が収まるカバン

 ・筆記用具(黒ボールペンとシャープペンシル)

 ・メモ帳

 ・クリアファイル

 ・予備の履歴書・写真

 ・印鑑

 ・学生証

 ・携帯電話・充電器

 ・ハンカチ

 ・ティッシュ

 

前日までに用意し、説明会にそなえるのが基本です。

また、合同説明会や大規模な会社説明会の場合、予約票が発行されることがあります。前もって印刷するなどして、忘れずに持参しましょう。

2.就活の会社説明会までに準備・確認しておくこと

会社説明会で企業を初めて訪問する就活生も多いかと思います。面接や選考ではありませんが、すでに「見られている」ことを意識して、説明会に参加する必要があるのです。

そのため、必ず次の内容を確認しておきましょう。

 

・開催場所と日時を確認する

・企業や業界研究をしておく

・質問内容を考えておく

 

事前に準備をして、不安要素を少しでも減らしておくことが大切です。

開催場所と日時を確認する

基本的なことですが、必ず「いつ・どこで開催されるのか」を確認することが重要です。

大手企業の場合、一つのビルに複数の企業が入っていることもあります。当日になって「違う場所だった」とならないためにも、入念に確認することをおすすめします。

 

そして、遠方から参加をする就活生は、遅れる場合も見越しての早め行動が吉です。

筆者が就活生だった頃、地方から都心へ移動した際に電車の事故に巻き込まれ、大幅に遅れてしまった経験があります。

 

突然の事故や体調不良などにより、どうしても遅れそうな場合は、早めに企業担当者に連絡を入れておくと良いです。無断で遅刻すると印象が悪くなるので、丁寧に対応しましょう。

企業・業界研究をしておく

ただ「説明を聞きに行くだけ」の気持ちで参加するのでは、失敗するかもしれません

説明会ではじめて企業を知るのではなく、あらかじめ予備知識を入れておくことが大切です。自己PRや志望動機に繋がるポイントを見つけるつもりで、説明会に参加しましょう。

 

少なくとも、企業のWebサイトに載っている情報はすべて確認しておくべきです。

企業説明会は、社内での1日のスケジュールや人材育成制度など、今後のキャリアプランに関わる情報が聞ける貴重なチャンスです。

 

「ここに入社するとどんな自分になれるだろう」と一歩先を想像しながら話を聞くと、より企業を知ることができます。

質問内容を考えておく

「その場で思いつかない」「なにを聞いたら良いかわからない」などと悩む就活生も多いはずです。質問の時間は、企業で働く具体的な内容を聞き出せるチャンスなので、必ず質問するようにしましょう。不安であれば、質問リストを考えておくのも方法の1つです。

 

例えば、「御社の商品は、競合他社と比べて優位な点は何ですか」などの商品やサービスに関する質問だと考えやすいかもしれません。

サービスや商品への知識が深まるだけでなく、企業努力についても聞き出せるでしょう

 

その時に「自分はこう思うのですが…」と話してみるのもおすすめです

自分の意見との相違も確認しながら、企業側の意見を聞くことができるので、より理解が深まります。

3.就活の会社説明会におけるマナー

会社説明会は選考ではありませんが、社員から「見られている意識」を持たないといけません。ここでは参加するときのマナーについて説明していきます。

 

・服装は基本的にスーツ

・コートやマフラーは取っておく

・説明会開始の10分前には着席する

・携帯電話の電源は切る

・私語は控える

・お礼を告げて退出する

 

マナーを知らずに参加し、悪い印象を社員が覚えてしまっては、就活で不利になる可能性があります。説明会だからといって油断せず、気を引き締めて参加しましょう。

①服装は基本的にスーツ

企業によっては「服装自由」としている場合もありますが、悩むようであればスーツを着ていくのが無難です。筆者は何度か服装自由の説明会に参加しましたが、大半がリクルートスーツを着ており、私服の学生は浮いているように思いました。

 

中には「私服でお越しください」と事前に伝える企業もあるようです。その場合は、もちろん私服で大丈夫ですが、華美な服装は避けるようにしましょう。「私服=オフィスカジュアル」と考え、清潔感のある服装を目指すと好印象です。

 

例えばこのような服装をおすすめします。

 

・男性:シャツ、チノパンやスラックス、ローファーなどの革靴

・女性:ブラウス、膝丈スカートまたはパンツ、パンプス

 

清潔感がとても重要となるので、靴下・ストッキングは忘れずに着用するようにしましょう。

②コートやマフラーは取っておく

寒い季節の就活では「コートやマフラーをどのタイミングで脱げばいいのだろう…」と悩む方もいるのではないでしょうか。

 

このような防寒着は、企業に入る前に脱いでおくのがマナーです。会場に入る前の段階でリクルートスーツのみを着用し、移動の際は腕にかけて持ち歩きます。

 

荷物が多く大変かとは思いますが、なるべくシワにならないよう簡単に折りたたんで、スマートに移動できると良いでしょう。

 

このようにビジネスの場では、会社の外で防寒着を着脱することがマナーとなっていますので、基本的にスーツのみでの行動となります。

寒さに気を取られないよう、防寒対策はしっかり行なってください。

③説明会開始の10分前には着席する

何分前に到着するかは多くの就活生が疑問に思う点です。説明会の場合は、開始の10分前には会場に入り、着席できるように行動すると良いでしょう。

 

大きなビルであれば受付から会場までの距離がある場合もあるので、逆算して行動しなければなりません。エレベーターが混雑し、時間に間に合わないこともあります。

とにかく遅れないよう、早めの行動をすることが重要です。

 

また、馴染みのない土地で迷ってしまい、会場になかなか到着できないケースもありえます。焦って開始時刻近くに受付をしているようでは、悪い印象を与えかねません。

可能であれば一度行ってみて、場所を把握しておくと安心です。

④携帯電話の電源は切る

話を聞く場では、携帯電話の電源を切っておくのが当然のマナーです。

途中で音がなってしまっては、話をさえぎり失礼にあたります。電源を切るか、音の鳴らないサイレントモードに設定しておいてください。

 

また、マナーモードも注意が必要です。多くの場合、バイブレーションの設定がされています。真剣に話している最中では、バイブレーションの音さえも気になってしまうものです。話を聞いている他の就活生にも迷惑がかからないよう、気をつけましょう。

⑤私語は控える

説明会の会場では、私語を控えた方が良いです。たまたま同じ大学に通う友達と説明会の会場で出会い、話してしまうこともあるでしょう。

 

しかし、説明会はビジネスの場です。話に夢中になっている様子を見られては、緊張感がないと思われてしまう可能性があります。悪い印象を与えないためにも、軽く挨拶を交わすくらいにして、落ち着いて過ごしましょう。

⑥お礼を告げて退出する

説明会が終わった後は、必ずお礼を告げてから会場を出るのがマナーです。また、会場から担当者がすでに退出している場合は、廊下を歩く際などにお礼を言って通り過ぎましょう。挨拶のできる学生は好印象に映ります。

 

説明会は面接ではありませんが、学生の行動をよく見ています。終わった直後に気が抜けてしまい、就活マナーを守れていないと判断されてしまっては、これまで気をつけてきたことが悪い印象へと書き換えられてしまいます。

 

会社の外に出るまでは気を抜かず、見られている意識を保つように心がけてください。

4.就活の説明会に関するよくある質問

これまで、企業説明会が就活の第一歩として、重要なステップであることを話してきました。大切な場面で失敗しないためにも、説明会に関するよくある質問をまとめました。

 

・説明会後にお礼もメールを送った方がいい?

・どんな質問だと好印象に映る?

 

志望度の高い企業の説明会へ参加する方や、初めて企業説明会に参加する方も、ぜひ参考にしてみてください。

説明会後にお礼のメールを送ったほうがいい?

結論から言うと、お礼のメールは必須ではありません。参加人数が多い大規模な説明会の場合は、学生からのメールをほとんどチェックしていない可能性すらあります。

 

しかし、志望度が高い場合は、お礼のメールを送っても問題ありません。「丁寧な学生だ」と好印象へと繋がる場合があります。

 

そのときは、早めにメールを送り、文章は簡潔にまとめるようにしましょう。

長文のメールは読みにくく、意図が伝わりません。説明会に参加してみて参考になった点や、良いと思った点を添えるとより良くなります。

どんな質問だと好印象に映る?

社員に直接話を聞けるチャンスなので、そこで働く人にしか聞けない内容を質問すると好印象に映ります。「この学生は会社のことをよく知ろうとしている」と思わせる質問をしましょう。例えばこのような質問タイプがあります。

 

例1:働き方、社風について

   ・新しいことにチャレンジできる環境ですか?

   ・御社で働いていて、良いなと思った社風はなんですか?

 

例2:キャリアプランについて

   ・仕事と育児を両立されている方のスケジュールを教えていただけますか?

   ・入社までに準備した方がよいスキルはありますか?

 

例3:求める人物像

   ・どんな社員が活躍されていますか?

   ・〇〇さんが入社を決めたポイントは何ですか?

 

自分が働くことを想定した質問をすると、より具体的な答えを得ることができます。

5.まとめ

会社説明会は、選考に進むためには必須といっても過言ではないくらい、重要な通過点です。最低限のマナーを守って、参加するようにしましょう。

 

初めて企業を訪問するタイミングでもあるので、緊張してしまうかもしれませんが、準備をしていれば問題ありません。明るい声での挨拶を忘れず、感謝の気持ちを持って臨めば、悪い印象を与えることはないでしょう。

 

そして質問は積極的に行いましょう。緊張してなかなか発言ができない就活生も少なからずいると思いますが、会社の中身を聞ける貴重なチャンスです。

 

企業に意見を合わせるのではなく、自分の考えとどれだけ合っているのかを見極めるつもりで、積極的に参加してみてください。

 

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就活ハンドブック編集部

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