通信制の大学は就職に不利?志望企業の内定を勝ち取る方法
2024/8/19更新
はじめに
通信制大学に通っている学生なら誰しもこんな悩みを抱えているのではないでしょうか?
- 通信制大学からの就職は不利なの?
- 通信制に通っているけど、どうすれば就職活動がうまくいくのか知りたい
- 通信制大学に通っているからこそできるアピール方法が知りたい
本記事ではこのような悩みを抱えている就活生に向けて、志望企業への内定を勝ち取る方法を解説します。
最後まで読んでいただくことで、次のようなメリットがありますよ。
- 通信制大学から就職活動を成功させるための道筋が明確になる
- 就活に向けた具体的な行動が取れるようになり、学生生活が変わる
- 自信を持って就活対策ができるようになる
就活について悩んでいるのであれば、ぜひ最後まで読んでみてください。
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通信制大学からの就職は不利なの?
結論からいうと、通信制だから不利ということはありません。
ですが、通信制出身の学生が、就職に不利だというイメージを持っている方は多いと思います。
では、そもそもなぜ通信制大学からの就職は不利といわれることがあるのでしょうか。
よくある理由として、「面接官が通信制の卒業生に対して偏見がある」という理由が挙げられます。
実際のところ、偏見を持つ面接官はゼロではないかもしれません。
しかし、たとえ偏見を持った面接官を相手にしたとしても、以下の点をきちんと伝えることができれば問題ないでしょう。
- 通信制大学で何を学んだのか?
- 全日制や定時制ではなく、通信制だからこそ経験できたことは何か?
- 通信制に通ったことで、自分はどのように成長することができたのか?
- なぜ通信制大学で学ぶことを決めたのか
要するに、「通信制に通ったことで成長することができ、今の自分は採用されるにふさわしい人材である」ということを面接官に伝え、納得させられればよいのです。
これは、通信制の就活生に限った話ではありませんが、大事なのはきちんと事前に準備しておくことです。
しっかりと準備をしておけば、通信制大学からの就職はまったく不利にはなりません。
また、以下で通信制大学の就活生だからこそできる対策を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
志望企業への内定を勝ち取るためにすべき対策6️選!
就職活動を成功させるために通信制大学の就活生が今やるべきことを紹介します。
- 就職に有利な資格の取得を目指す
- 就職したい業界に関する勉強
- 他人との接点が多いアルバイトをする
- インターンシップへの参加
- 学校の就職サポートを活用する
- ほかの就活生との違いをアピールする
就職に有利な資格の取得を目指す
全日制の学生に比べて、通信制に通っている学生は自由に使える時間がたくさんあります。
この時間を有効活用し、就職に有利な資格を取得しておきましょう。
通信制大学に在学しているのであれば、日中の時間を活用し、実務経験を積みつつ、資格取得を目指すのがおすすめです。
- 介護福祉士
- ケアマネージャー
- 社会福祉士
- 不動産鑑定士
- 税理士
- 測量士
- 2級土木施工管理技士
- 2級管工事施工管理技士
- 2級建築施工管理技士
- 2級造園施工管理技士
実務経験が必要な資格は、高い専門性が求められるため、必然的に難易度が高くなります。
しかし、上位資格を取得すればするほど、就職先の待遇は良くなりますので、興味がある方はぜひ挑戦してみましょう。
以下の記事で企業が求めている資格を紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
就職したい業界について研究する
就職したい業界に関して知識を深めることは非常に重要です。
面接の際に業界に関する知識があることをアピールできれば、面接官からの印象が非常に良くなるでしょう。
実際に就業しながら大学に通っている場合は、アルバイトでいいので志望業界や志望企業、ライバル企業などで働いてみることをおすすめします。
実際に働くことができれば、インターネットや企業説明会で行う業界分析よりはるかに効率的な業界分析ができますよ。
また、業界研究については以下のページを参考にしてください。
さまざまな業界を網羅しているので、効率的に業界研究を行うことができます。
他人との接点が多いアルバイトをする
他人との接点が多いアルバイトは経験しておくべきです。
アルバイトで多くの人と関わることで、就職活動の面接に必要不可欠なコミュニケーション能力が向上するからです。
全日制の学生に比べて、通信制の学生は人との関わり合いが少ない傾向にあるため、コミュニケーション能力を高める機会も少なくなります。
アルバイトを経験することでそれをカバーしましょう。
また、先程も述べましたが、アルバイト先は志望している企業や業界に近いものを選ぶと、業界研究にもなるので一石二鳥です。
インターンシップへの参加
インターンシップとは、在学中に企業で簡易的な就労をさせてもらう制度です。
インターンシップに参加することで、現場でしか分からない空気感や、実践を通じて初めて理解できることなどが数多くあるのです。
また、インターンシップでの就労の様子から、仕事へのやる気やコミュニケーション能力など、さまざまなことが会社に伝わるでしょう。
やる気やポテンシャルの高さが評価されれば、そのまま内定を獲得できるケースもあるので、スケジュールが調整できるのであれば、
参加してみることをおすすめします。
以下のページでインターンシップに関する情報をまとめていますので、インターンに参加してみようと思う就活生はぜひ参考にしてください。
学校の就職サポートを活用する
自分の通っている通信制大学に就職サポートがある場合は、必ず活用しましょう。
就職活動を前にして、右も左も分からない状態ではどうにもなりません。
学校の就職サポートには、これまでの卒業生の実績を元にした、通信制の卒業生が就職活動を成功させるためのノウハウを持っています。
就職活動に関する疑問点などはその都度解消しておきましょう。
また、OB・OGを紹介してもらえることもあるので、積極的に相談してみてください。
この制度をうまく活用して就職活動を有利に進めましょう。
ほかの就活生との違いをアピールする
ほかの全日制の大学に通っている就活生との違いを積極的にアピールしましょう。
通信制の大学に通っているからといって負い目を感じている就活生はいませんか?
先ほども述べたように、通信制の大学に通っているからといって就活が不利になることはありません。
逆に通信制でしかできない点を積極的にアピールすべきです。
それが前述した、「資格取得」や「アルバイト経験」だと思います。
日中に時間がつくれる通信制の学生だからできることを強みとして、アピールしてみてはいかがでしょうか。
就職に有利な通信制高校・通信制大学の選び方
これから通信制大学に通うことを考えている人に向けて、就職に有利な学校の選び方を紹介します。
就職サポートが充実しているというのは重要なポイントなので、しっかりとリサーチして進学先を決定してください。
就職サポートが充実している学校を選ぶ
就職サポートが充実している学校を優先的に選びましょう。
なぜなら、就職サポートを受けることで就職活動が成功する可能性が高まるからです。
履歴書の添削や面接の練習など、一人ではできない部分をサポートしてもらうことで、就活を有利に進めることができます。
また、就職実績などが公開されている場合は自分が目指す企業や業界に先輩が就職しているかをチェックしておきましょう。
先輩が就職しているということは自分にもチャンスがありますし、就職サポートからアドバイスをもらうことができるはずです。
就職に有利な資格を取得しやすい学校を選ぶ
将来就きたい仕事が決まっている人は、その仕事に関連する資格を取得しやすいコースや学部のある学校を選びましょう。
将来のビジョンが定まっていない人は、これからの時代で求められるスキルや資格を取得しやすいコースや学部のある学校を選んでください。
現代でいうと、IT・看護・介護などがあげられるでしょう。
このような学校選びをすることで、学校の勉強が資格取得につながり、専門的な知識を深めることができるため、効率的に就活対策を行うことができます。
また、エントリーシートや面接での回答内容が具体的になるのでおすすめです。
通信制大学からの就職に関するよくある質問
通信制大学からの就職に関するよくある質問として、以下のようなものがあります。
Q1.「通信制大学は人生終了、やめとけ」などと聞いたことがあるけど本当?
そのような心配は不要です。
きちんと対策を行えば就職活動もうまくいきます。
「簡単に入学・卒業できる」「昼間は何をしている」などといった通信制大学について偏見を持っている人も一定数いるのは事実です。
しかし、先述したとおり、「通信制大学で何を学んだのか」「通信制大学を選んだ理由」などを論理的に説明できれば問題ないでしょう。
Q2.通信制大学に通っていて将来が不安なんだけど、おすすめの就職先はあるの?
通信制・全日制・定時制など、どんな学校に通っているかは関係なく、きちんとした就活対策を行った就活生だけが就職活動を成功させることができます。就職先におすすめはありませんが、おすすめの就職先は人によって異なるので一概にはいえません。早くから準備を始めておくことで、希望する業界に就職できる可能性が高まるでしょう。
Q3.通信制大学は学歴にならないの?
そんなことはありません。
通信制大学もしっかりとした大学です。
卒業に必要な単位を取得すれば、学位が授与されますので心配しなくて大丈夫です。
就活での募集要項ももちろん満たしますので安心してください。
Q4.通信制大学を卒業したらどんなところが評価されるの?
通信制大学を卒業することにより、自己管理能力をアピールすることができるでしょう。
通信制大学の場合、友人と一緒に履修カリキュラムを組んだり、先輩からアドバイスをもらったりする機会がありません。
履修状況の管理や課題の提出など、自分に負けないように取り組む必要があります。
しっかりと卒業することができれば、自己管理の能力が高いといえるでしょう。
Q5.通信制大学から大手企業を目指すことはできるの?
もちろん可能です。
ただし、現状として、大手企業などでは学歴フィルターを採用している企業も一定数存在しています。
学歴フィルターを無条件で突破できるのは、「42の大学」であるとされています。
おそらく、書類選考では「大学名」を中心に見ているので、有名大学の通信制であればより有利に就活を進めることができるかもしれません。
ただし、重要なのは「大学名」ではなく「大学で何に注力したか」です。
論理的に説明できるように準備しておきましょう。
学歴フィルターの実態について詳しく知りたい就活生に向けて、以下の記事で徹底解説していますので、あわせてチェックしてくださいね。
おわりに
この記事では、通信制大学に通う学生の就活について紹介してきました。
通信制大学に通っているからといって、就活が不利になることはありませんので、自信を持って就活に臨んでください。
本記事で紹介したような、通信制の学生だからこそできる選考対策を充実させてくださいね。
ここまで読んでいただいたあなたには、通信制からの就活を成功させるための道筋がもう見えているはずです。
今この瞬間から具体的な行動を起こしてみましょう。
迷ったときはまたこの記事に戻ってきてくださいね。
あなたの就職活動がうまくいくことを強く願っています。