【MARCH学生必見!】MARCHの学生が就活を成功させるためには?

【MARCH学生必見!】MARCHの学生が就活を成功させるためには?

2022年2月22日更新

はじめに

高学歴で知名度の高いMARCH。就活に臨むうえでMARCHの学生がどの程度有利なのかを知っておきたい人もいるでしょう。

 

当記事では、MARCHの学生が就活で成功するためには何をするべきかについて解説します。

 

「MARCHの学生が就活でやるべきことって何?」

「超高学歴層と戦うには何をしたらいいの?」

といった悩みがある人はぜひご覧ください。

 

 

<目次>

1 就活に臨むMARCHの学生が認識しておくべきこと

  1-1 学生フィルターの影響はほとんど受けない

  1-2 慢心はNG

  1-3 就活でやることは変わらない

 

2 人気企業に入るためにやっておきたいこと

  2-1 アピール材料を増やす

    2-1-1 資格を取得する

    2-1-2 留学をする

  2-2 多くの企業に応募する

  2-3 面接の場数を踏む

  2-4 長期インターンシップに参加する

    2-4-1 社会人としての実務経験を積める

    2-4-2 主体性をアピールできる

  2-5 社員に積極的にアプローチする

 

3 【まとめ】人気企業に入るためにはプラスαを意識しよう

1.就活に臨むMARCHの学生が認識しておくべきこと

MARCHは全国の高学歴であることで知名度の高い大学ですが、就活にはどの程度それが影響してくるのでしょうか。

結論から言うと、MARCHだからという理由だけで就活において有利になることは基本的にありません

 

本章ではMARCHの学生が就活に臨むうえで認識しておきたいことについて解説します。

 

 

1-1.学歴フィルターの影響はほとんど受けない

MARCH出身の就活生の中には、MARCHは学歴フィルターの影響を受けてしまうのかどうか不安な人もいるでしょう。

 

でもMARCHのレベルであれば、学歴フィルターで足切りにあうことはほとんどありません

人気企業でも、MARCHレベルを学歴フィルターの基準としているところもあるので、学歴が理由で落とされることは基本的にないと考えても良いでしょう。

 

ただし、もちろん学歴フィルターで弾かれる企業もあります。

例えば志望者の大半を東大や京大、早慶の学生が占めている、五大商社のような超難関企業です。応募してもESの段階で断られることが往々にしてあるので、そこは割り切るようにしましょう。

 

 

1-2.慢心はNG

MARCH出身であれば、学歴フィルターを気にせずに企業を選ぶことができますが、慢心して就活に臨めるほど有利なわけではありません。

 

就活市場における各大学の立ち位置を上から順番に並べてみると以下の通りになります。

 

・東京大学、京都大学、一橋大学など

・早稲田大学、慶應義塾大学など

・上智大学、地方国立大学など

MARCH

・日東駒専など

 

このようにMARCHより高いレベルの大学はたくさんあり、受ける企業と競合によっては厳しい戦いになることはザラにあるでしょう。

MARCHというブランドネームだけで戦っていけるほど就活は甘くないので、特に人気企業に入りたい場合などは相当な努力が必要になります。

 

 

1-3.MARCHでもやることは変わらない

就活でやることはMARCH出身であれ、他の大学出身であれ、大した差はありません。

MARCHの出でも適性試験で点数が取れなければ学力が低いと見なされ、面接で的を射た受け答えができなければ能力値が低いと思われます。

学歴フィルターで弾かれてしまう企業はどうしようもありませんが、そこさえクリアできれば、あとはどれだけ就活に取り組んだかが問われます。

 

学歴だけで合否を判断するのであれば、就活はもっと単純です。

しかし現実はそうではなく、企業はあらゆる側面から、より自社に貢献してくれる人材を見出そうとしています。

 

つまり、難関企業だろうがどこだろうが、他の学生よりも良いパフォーマンスができ、自分の有用性をアピールできれば選考は通るということです。

MARCHだからといって就活でやることは変わらないので、どの企業にも全力で当たることを意識しましょう。

2.人気企業に入るためにやっておきたいこと

人気企業を志望する場合は、競合との熾烈な争いに打ち勝たなければなりません。

 

しかし、周りが取り組んでいる内容と同じことをしていたのでは、多くの志望者の中に埋もれてしまいます。

 

本章では人気企業を志望するうえでやっておきたい、周囲との差別化を図るための取り組みについて解説していきます。

 

 

2-1.アピール材料を増やす

周りとの差別化を図るうえで手っ取り早い方法は、他の人が真似できないようなアピールをすることです。

 

1つの人気企業に集まる就活生は数知れないため、似たような志望動機、同じような能力を持っている人はごまんといます。

自分もその中の一人になってしまえば当然採用担当者からの目には留まらないので、選考に落ちてしまう多くの学生同様スルーされてしまう可能性が非常に高くなります。

 

しかしアピール材料がたくさんあれば、ESでの内容が濃くなり、面接でも話のネタが増えることになります。

具体的なアピール材料としては資格の取得や海外留学が挙げられます。

 

2-1-1.資格を取得する

資格の取得と聞くと、TOEICを思い浮かべる人が多いと思いますが、TOEICで高得点を取っている人は少なくありません。もちろん自分が取っていない場合は取得する必要があるのですが、意識するべきなのはプラスαです。

 

例えば、TOEICにプラスして第二言語の資格も持っていれば多言語を操れるアピールになりますし、業界で役に立つ専門資格を取っていれば即戦力を期待させることもできます。

 

業界で役に立つおすすめの資格としては、

 

・IT業界:基本情報技術者試験、応用情報技術者試験

・金融業界:簿記検定、ファイナンシャルプランナー

・不動産業界:宅地建物取引士

・その他:日経TEST、秘書検定、ITパスポート、MOS、公認会計士

 

などが挙げられます。

 

資格を持っていると、即戦力としての評価がされやすいだけでなく、資格を取得した経緯なども話せてアピールの材料にできるので、ぜひ取得を検討しましょう。

 

2-1-2.留学をする

海外留学もおすすめできます。

特に、短期ではなく半年以上の長期留学だとアピール材料としての価値が断然高まるでしょう。

 

言語も環境も日本と異なる土地で長期間暮らした経験があるという事実だけでも、採用担当者の目を引くものがありますが、留学が有利に働くのは留学で得られた能力・スキルをアピールできるからです。

異なる言語圏に住むと、言語能力は当然のことながら、コミュニケーション能力や協調性、社交性が身につきます。

 

また、知らない土地で住む適応力や突発的な事態に対応できる柔軟性、多様な価値観に触れることで得られる発想力など、留学では様々な能力を培うことが可能であり、これらはすべて働いていくうえで必要になるものです。

 

多くの就活生はアルバイトや部活動などから自分の強みをアピールしますが、留学から得た強みはこれらのものよりインパクトがあり、説得力も加わります。

 

 

2-2.多くの企業に応募する

人気企業に入るためにやっておきたいこと2つ目は、多くの企業に応募することです。

人気企業を受ける際には倍率が何百倍、合格率が一桁で、落ちるのが普通と言えるようなことはよくあります。

 

また、企業によって当然採用基準は異なるので、自分に合わない企業は必ずあります。

 

それにも関わらず、人気企業数社だけに絞って就活に臨んでしまえばどうなるでしょうか。

合格するのが不可能なわけではありませんが、最悪の場合すべての企業に落ちて就活浪人になる可能性も十分にあります。

そのような事態に陥らないためには、人気企業に絞るとしてもたくさんの人気企業に応募する必要があります。

 

注意するべきなのは下手な鉄砲も数撃ちゃ当たると思い、見境なく応募することです。

就活においては、下手な鉄砲ではどの人気企業も雇ってはくれません。

 

そのため、何も考えずに応募するのは間違いだと意識しておく必要があります。

質の高い準備をして上手に鉄砲を扱えるようになればこそたくさん応募する価値があるのです。

 

 

2-3.面接の場数を踏む

3つ目は、面接の場数を踏むこと。

 

書類選考や適性検査がうまくいったとしても、最終的に待ち構えているのは面接です。

面接は就活の最終関門であり、人気企業の場合はよりハードルが上がることは間違いないでしょう。

 

面接に臨むうえで重要なことは、とにかく場数を踏むことです。

話すのが得意であれば面接がうまくいくというのは一概に間違いとは言えませんが、そう思っている大抵の学生はたかをくくって落ちることになります。

 

面接は面接官と話が盛り上がればいいわけではありません。

面接で必要なことは、短時間で自分が企業で活躍できることを効率的かつ効果的に伝えるということです。

 

日常的に話が上手い人でも、相手の質問に対して分かりやすく要点だけを明確に伝えることができるわけではありません。面接での会話と日常会話は別物として捉えておきましょう。

 

ではどうやって面接力を鍛えればいいのかというと、場数を多く踏むしかありません。自分でほんの少し練習をして数社受けた程度では、人気企業で勝ち抜くことはできません。

 

したがって場数を踏み面接の機会を増やす機会を自分から作りに行きましょう。具体的には就活エージェントに登録することで就活カウンセラーに面接の指導を仰ぐ、たくさんの企業に応募することで実践的な経験を積むなどが挙げられます。

 

「面接を受けて改善点を分析する」作業を繰り返せば繰り返すほど、面接力は向上していきます。無闇やたらに繰り返すのではなく、思考を伴った反復練習を心がけるようにしましょう。

 

企業の面接では応募者に講評することはないので、改善点がわからない場合は就活エージェントに指導をお願いするのがおすすめです。

 

 

2-4.長期インターンシップに参加する

周りに差をつける方法として4つ目に挙げられるのが、長期インターンシップへの参加です。

長期インターンシップとは、3ヶ月以上就業するプログラムのことを言います。

 

長期インターンでは、サマーインターンなどをはじめとした短期インターンとは異なり、社員と同じ業務に有給で取り組むことができます。参加学年も特に指定されていないので、何年生でも参加できます

 

長期インターンに参加することが周りとの差別化につながる理由は2つあります。

 

2-4-1.社会人としての実務経験を積める

長期インターンでは学生の立場でありながら、実際の社員と同じレベルの仕事をすることで社会人経験を積むことができます。

 

企業は自社で活躍してくれる、いち早く貢献してくれる人材を確保したいと考えており、それは人気企業も同じです。

 

例えば、

 

・アルバイトの経験を活かしたい

・長期インターンの経験を活かしたい

 

という2人の就活生がいた場合、どちらの経験の方が有益で、今後企業の役に立つ人材であると感じるでしょうか。

 

おそらく、後者を選ぶ企業が多いでしょう。

なぜなら、長期インターンでの経験はビジネススキルや社会人として働く気概を与えてくれるからです。

 

したがって、長期インターンでの経験は選考時に自分をアピールする大きな武器になると言えるでしょう。

 

2-4-2.主体性をアピールできる

企業の中には、就活時のスキルよりも成長のポテンシャルや意欲の高さを重視するところもあります。

そういった企業の選考でも長期インターンはアピールの材料となります。

 

なぜなら、学生の内から社会人としての経験を積もうという意欲が評価されるからです。

 

長期インターンに参加している学生は未だに少数です。だからこそ、参加していれば働くことへの意欲を周りよりもアピールしやすいので、人気企業を受ける際にも自分をアピールするための強みとなるでしょう。

 

社会人になれば仕事に責任が伴い、自ら主体的に活動していかなければなりません。長期インターンは社会人として主体的に生きていくための土壌づくりとしても一役買っているのです。

 

 

2-5.社員に積極的にアプローチする

最後に挙げられるのは、企業の社員への積極的アプローチです。

 

就活において企業と直接的に関わる機会はそこまで多くありません。面接になってお互いのことを初めて知り、イメージが全くない状態からのスタートとなることがほとんどでしょう。

 

しかし、選考前に企業と関わる機会は自分で作り出すことができます。

例えば、説明会には必ず企業の人事が参加しており、質問などを通して自分からアプローチすることが可能です。

 

他にもインターンシップやOB訪問など、人事に顔や名前を覚えてもらえるチャンスはあるので、参加することがあれば有効に活用していきましょう。

 

人気企業であれば志望者数は多くなり、人事が学生一人一人を覚えていることはまずありません。そのため何もアクションを起こさなければ、大勢の中の一人として埋もれてしまいます。

人気企業を本気で目指しており、周りから一歩でも抜け出したいのであれば、自分を売り込むことで人事の社員にやる気や熱意を印象付けるようにしましょう。

3.【まとめ】人気企業に入るためにはプラスαを意識しよう

当記事では、MARCHの学生が就活に臨むうえで認識しておきたいこと、人気企業に入るためにやっておきたいことについて解説してきました。

 

MARCHの学生は、他大学と比べて学歴が高いわけではありませんが、悲観的になる必要は全くありません。努力を積み重ねれば大企業に入る可能性だって十分にあるのです。

 

しかし、競合相手が東大や早慶のような高学歴である場合は、並の努力をしていてはほぼ確実に負けてしまいます。

 

そのため、特に人気企業の内定獲得を目指しているのであれば、当記事で説明したようなプラスαの努力を意識することで、周りの学生との差別化を図るよう心がけるようにしましょう。

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