キャッチコピーを考えよう!就活でキャッチコピーが必要な理由と考え方を徹底解説!

キャッチコピーを考えよう!就活でキャッチコピーが必要な理由と考え方を徹底解説!

2022年1月28日更新

はじめに

「就活でキャッチコピーは必要なの」

「どうやってキャッチコピーを作ればいいの」

 

このような悩みを抱えている方がいるのではないでしょうか。

 

就活において企業研究をしているときによく企業のキャッチコピーを見かけませんか。

 

ホームページなどには必ず企業のキャッチコピーが見やすいところに書かれており、それを見ることでどのような企業か把握することもあると思います。

 

このようにキャッチコピーとは、上手く扱うことで人の印象に残りやすいよう後押しをしてくれる優秀な存在となります。

 

それは就活も例外ではなく、キャッチコピーは自分を効果的にアピールするための強力な武器となるのです。

 

 

当記事ではそんなキャッチコピーについて解説していきます。

なぜキャッチコピーが就活に必要なのか、どうやって考えればよいのかについて深掘りしていきますので、気になる方はぜひご覧ください。

 

当記事を読めば、キャッチコピーの作り方や使い方がわかり、就活をより有利に進めることができるようになるでしょう。

 

 

<目次>
1 キャッチコピーは就活で必須!
  1-1 就活でキャッチコピーが必要な理由とは?
    1-1-1 面接で聞かれることがあるから
    1-1-2 自己分析の役に立つから
  1-2 就活でキャッチコピーが有利な理由とは?
    1-2-1 人間性を的確に伝えられるから
    1-2-2 インパクトがあり印象に残りやすいから

2 キャッチコピーを作る手順を解説
  2-1 自己分析をする
  2-2 アピールポイントを絞り込む
  2-3 インパクトのあるフレーズを思索する
    2-3-1 比喩表現を使う
    2-3-2 反対の意味を組み合わせた表現を使う

3 キャッチコピーを作るうえでの注意点とは?
  3-1 奇をてらいすぎない
  3-2 簡潔明瞭な表現にする
  3-3 そのキャッチコピーにした理由も言えるようにする

4 【まとめ】キャッチコピーは就活に有利!事前の対策を怠らないこと

1.キャッチコピーは就活で有利!

キャッチコピーは就活において自分のアピールを手助けしてくれる大切な存在であり、上手く使うことによって就活を有利に進めることができます。

 

そう聞くとキャッチコピーがなぜ就活で必要なのか、なぜ有利になるのかが気になると思います。

 

そこで本章では以下の順でキャッチコピーについて解説していきます。

 

・就活でキャッチコピーが必要な理由とは

・就活でキャッチコピーが有利な理由とは

 

それでは1つずつ見ていきましょう。

 

 

1-1.就活でキャッチコピーが必要な理由とは?

キャッチコピーとは、自分の性格や強みを端的に表わすことのできるフレーズのことを指します。

就活ではキャッチコピーを事前に準備しておくと、面接においてメリットとなることが多くなります。

 

以下では就活でキャッチコピーが必要な理由として

 

・面接で聞かれることがあるから

・上手く使えば就活に有利に働くから

 

の2点を解説していきます。

 

1-1-1.面接で聞かれることがあるから

就活のためにキャッチコピーを用意しておいた方がよい理由の1つ目は、面接で聞かれる可能性があるからです。

 

実際に就活の面接では「自分のキャッチコピーはなんですか」「自分を端的に表現してください」といった質問がされることがあります。

 

この手の質問は、その場で相手を納得させるだけのフレーズが思い浮かぶことはそうないため、対策なしでいると、いざというときに言葉に詰まってしまうこともあるでしょう。

 

そのため、万一聞かれた時のことを想定してあらかじめキャッチコピーを考えておくのは、損をすることもなく、就活対策としては非常におすすめできます。

 

1-1-2.自己分析の役に立つから

キャッチコピーを用意しておくべき2つ目の理由は、自己分析の役に立つからです。

 

キャッチコピーは自分の性格や強みを端的に表わしたフレーズであるため、自分のことについて知らなければ作成できません。

 

そのため、キャッチコピーを作るためには自己分析が必要不可欠なわけですが、就活において自己分析ができていない就活生は案外多くいます。

 

就活が本格化するまでに必要な準備をしてこなかったために、企業研究に手一杯で自己分析まで手が回らないといったのが主な理由でしょう。

 

そんな就活生にとってキャッチコピーを考える機会は改めて自己分析をする良い機会です。

自己分析がしっかりできていれば誤ったキャリア選択をしてしまう可能性が低くなります。

 

また、面接では「自己アピールをしてください」のようなざっくりとした質問がされるときもありますが、自分の特性を分かっていればそのようなときに迷うことなく強みを伝えられるでしょう。

 

その際にキャッチコピーも考えておき、能動的に使うことができれば効果的なアピールができるため、自己分析と自己アピールの一石二鳥となるのです。

 

 

1-2.キャッチコピーが就活で有利な理由とは

ではキャッチコピーが就活の役に立つのは、どういった理由からなのでしょうか。

 

言われたからわけもわからずにキャッチコピーを考えていても、役に立つものは思いつかないので、キャッチコピーが就活に有利となる理由をしっかり理解した後に作成するようにしましょう。

 

キャッチコピーが就活で有利になる理由は以下の2点です。

 

・人間性を的確に伝えられる

・インパクトがあり印象に残りやすい

 

1つずつ見ていきましょう。

 

1-2-1.人間性を的確に伝えられるから

キャッチコピーが就活において有利である理由は、人間性を的確に伝えられるからです。

 

面接では面接官の質問に対して答えていく作業がほとんどですが、受け身になっていては、わずかな時間しかない面接内で自分の人間性やスキルなどをすべて伝えることは難しいでしょう。

 

かといって自分からアピールをし始めても、面接官の話の腰を折ってしまう形となり、印象は悪くなります。

 

しかしキャッチコピーがあれば自己PRや長所を伝える際に、簡潔明瞭に自分の人間性を表現することができます。

簡潔であることから話があちこちに行きづらく、はっきりしているため分かりづらいこともないでしょう。

 

1-2-2.インパクトがあり印象に残りやすいから

キャッチコピーはインパクトのあるフレーズが用いられることが多く、短いフレーズであることから頭にも残りやすく、よく分からないものを表現するときにぴったりのツールになります。

 

就活における皆さんは面接官にとって正体の分からない未知の存在であり、その正体を突きとめるために行われるのが面接です。

 

しかし面接官は、多くの就活生を相手にすることから1人1人の特徴を覚えることはほぼ不可能でしょう。

 

そこで役に立つのがキャッチコピーです。

キャッチコピーはその性質上、長々と説明されるよりもすっきりしていて覚えやすいのが特徴となります。

 

そのため、定番のフレーズに自分の強みを入れてアレンジしたものを伝えるだけでも、面接官の記憶には残りやすくなります。

キャッチコピーは皆さんの印象を定着させるのに一役買っているのです。

2.キャッチコピーを作る手順を解説

前章ではキャッチコピーの必要性について述べましたが、キャッチコピーの作り方についても気になるところだと思います。

 

キャッチコピーは上手くいけば就活で有利に立つことができますが、作り方を誤るとあまり効果がなく、むしろ面接官に「キャッチコピーに失敗した就活生」の印象を植えつけてしまうおそれもあります。

 

そのため、キャッチコピーは以下の順番を参考にしつつ、慎重に作るようにしましょう。

 

キャッチコピーの作成手順は以下の通りです。

 

①自己分析をする

②アピールポイントを絞り込む

③インパクトのあるフレーズを思索する

 

それでは順に見ていきましょう。

 

 

2-1.自己分析をする

キャッチコピー作成の第一段階は、自己分析です。

 

いきなりキャッチコピーを考えたくなる気持ちもわかりますが、まず自己分析ができていなければ何も始まりません。

 

すでに自己分析が済んでいる方はいきなり作り始めても構いませんが、自己分析は何度やっても損にはならないので改めて取り組んでみるのがおすすめです。

 

自己分析ですが、まずは過去の体験・経験を振り返り、自分の長所や強みと言える特性を探っていきましょう。

 

頭で考えていてもまとまらないことが多いので、思いついたことから紙に書いていくと良いでしょう。

 

 

2-2.アピールポイントを絞り込む

次に行うのは、アピールポイントの絞り込みです。

選別をせずに思いついたことをひたすらワンフレーズに詰めていくと必ず失敗をします。

 

というのも、結局一番伝えたいことが自分でも分からなくなるからです。

 

したがって紙に書いたアピールポイントの絞り込みは必ず行いましょう。

 

そしてその際に気をつけるべき点は、絞り込んだアピールポイントとそれによるキャッチコピーが志望先の企業にマッチしているかどうかを確認することです。

自分の中で一番のキャッチフレーズでもそれが志望先とマッチしていなければ意味がありません。

 

例えば、作業の速さを重視している企業に対して、ゆっくりと丁寧に作業できることをアピールしても、面接官からすればズレたアピールにしか思われないでしょう。

 

企業理念や社風から外れたキャッチコピーを提示しても逆効果になってしまうことの方が多いため、的外れにならないよう細心の注意を払う必要があるのです。

 

 

2-3.インパクトのあるフレーズを思索する

自分のアピールポイントを絞り込めたら、いよいよフレーズの作成段階に入ります。

 

しかし、フレーズをゼロから考えるとなると、なかなか先に進みません。

 

そのため、ある程度は既存の表現を頼りにキャッチコピーを構成していき、最終的には自分なりの色が出るようにしましょう。

 

 

ここでキャッチコピーにインパクトを与えるのに効果的な表現方法として

 

・比喩表現

・反対の意味を組み合わせた表現

 

の2つを紹介します。

 

2-3-1.比喩表現を使う

まず挙げられるのは、比喩表現です。

比喩はキャッチコピーを作る際の定番とも言える表現技法であり、上手く使えば自分の強みをより効果的にアピールすることができます。

 

比喩表現の例としては以下のようなものが挙げられます。

 

・人間接着剤

→チームをまとめる力に優れている

 

・吸収力はスポンジ並み

→適応力が優れている

 

・ストレス・ルンバ

→ストレス管理に優れている

 

比喩は他の就活生も使用している可能性が高いため、定番の言い回しばかり使っていると差別化になりません。

 

そのため、就活生の中でも一歩抜きんでたい場合は、上記の例はあくまで参考にしつつ、自分のオリジナルのフレーズを考えるようにしましょう。

 

2-3-2.反対の意味を組み合わせた表現を使う

面接官により強烈な印象を与えるために参考にしたい表現が、反対の意味を組み合わせた表現です。

作成の難易度が非常に高い表現ですが、ワンフレーズの中に相反する意味を持つ単語が入っていれば、意外性を感じるため、ありきたりな表現よりも印象に残りやすくなります

 

反対の意味を組み合わせた表現としては

 

・頑張れるナマケモノ

→オンオフがしっかりしている

 

・積極的な小心者

→進んで物事に取り組むものの慎重さは失わな

 

・舞台裏のリーダー

→裏方で支えることでチームを牽引する

 

などが挙げられます。

 

これらの表現を使えば面接官にインパクトを与えることができますが、この表現方法には直接的な表現よりは伝わりにくいというリスクがあります。

 

反対の意味を組み合わせるため、場合によってはどちらの意味を言いたいのか分かりにくいこともあり、そのような場合は丁寧な説明が必須となります。

 

そのため、この反対の意味を組み合わせる表現は、リスクを覚悟したうえで使用するようにしましょう。

3.キャッチコピーを作るうえでの注意点とは?

キャッチコピーを作る際には注意事項もあります。

面接で失敗する原因にならないよう、作成時には以下の注意点を必ず意識するようにしましょう。

 

・奇をてらいすぎない

・簡潔明瞭な表現にする

・そのキャッチコピーにした理由も言えるようにする

 

それでは1つずつ確認していきましょう。

 

 

3-1.奇をてらいすぎない

1つ目の注意点は、奇をてらいすぎないということです。

 

よくありがちなミスが、他の就活生との差別化を図りたいあまり、誰も言わなそうなフレーズを考えたが、いまいち面接官に伝わらなかったというもの。

 

もちろん他の就活生よりリードしたいという考えは間違っていませんが、意外性にこだわるあまり、本来言うべきことが伝えられなければ本末転倒と言えます。

 

そのため、差別化を図りたい場合は単に真新しいフレーズを追い求めるのではなく、いかに効果的に伝わるかに着目するようにしましょう。

 

 

3-2.簡潔明瞭な表現にする

2つ目の注意点は、簡潔明瞭な表現にすることです。

 

キャッチコピーはワンフレーズで自分の強みを表すため、言いたいことを詰め込みすぎて

 

「フレーズがとても長くなってしまった」

「難しい表現のせいで結局何を言いたいのかがわからなくなってしまった」

 

といったミスも頻繁に見受けられます。

 

キャッチコピーのメリットは、あくまで簡単な言葉でわかりやすく伝えられることにあります。

 

そのため、何でもかんでも伝えようとするとキャッチコピーの本質が崩れてしまい、面接官にマイナスの印象を与えてしまうこともあるのです。

 

キャッチコピーに盛り込む長所はあくまで志望先の業務に関連性のあるものに絞り、細かな説明はキャッチコピーの説明をするときに併せて述べるようにしましょう。

 

 

3-3.そのキャッチコピーにした理由も言えるようにする

3つ目の注意点が、そのキャッチコピーにした理由も言えるようにすることです。

 

中にはキャッチコピーを作るのに専念しすぎて、重要なキャッチコピーの説明部分があやふやになってしまう就活生もいます。

 

もちろんキャッチコピーの理想は、細かな説明をしなくとも面接官に人間性が伝わることです。

 

しかし面接ではほとんどの場合、キャッチコピーの説明が必要になります。

むしろ、キャッチコピーから察することができる特徴をいかに効果的に説明できるかが評価を底上げするポイントと言えます。

 

したがって、せっかく作ったキャッチコピーを台無しにしないためにも、そのキャッチコピーの裏付けとなるエピソードなどを使って論理的な説明ができるようにしておきましょう。

4.【まとめ】キャッチコピーは就活に有利!備えあれば憂いなし

当記事では就活におけるキャッチコピーの必要性や作り方について解説してきました。

 

キャッチコピーは、対策がない状態で聞かれるとなかなか答えられない厄介な質問ですが、準備をしておけばそれほど怖いものでもありません。

 

自分の特性をしっかり表せているキャッチコピーであれば、就活で役に立つことは間違いないので、当記事を参考に自分だけのキャッチコピーを作りましょう。

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就活ハンドブック編集部

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