
就活メールの返信はどこまで??
2021年6月9日更新
はじめに
就活では、メールのやりとりが必須です。SNSとは異なり、「既読」がつかないメールは、どこまで返信すればよいのか悩むという学生は多いようです。どういった場合には返信するべきか、返信不要な場合はどんなときかをご紹介します。
目次
1.基本は全てのメールに返信する
2.返信不要の旨が記載されている場合は返信しない
3.キリがいい場合は返信しない
4.返信の際に気をつけること
4.1 24時間以内に返信する
4.2 やりとりをしているメールを引用する
4.3 言葉遣い
4.4 メールは消さずに残しておく
5.基本的なメールの書き方
5.1 件名
5.2 宛先
5.3 宛名
5.4 あいさつ
5.5 内容
5.6 締め
5.7 署名
6.まとめ
1.基本的に全てのメールに返信する
企業からのメールには全て返信しましょう。やりとりの最後が学生からのメールになるのが望ましいです。受け取ったメールに返信するのは社会人としての基本でもあります。こまめにメールをチェックすることを習慣にし、返信漏れがないようにしましょう。
2.返信不要の旨が記載されている場合は返信しない
基本的には全てのメールに返信しますが、「このメールは返信不要です」「返信不要」など、「返信しなくていい」という旨が記載されている場合は、返信する必要はありません。
3.キリがいい場合は返信しない
やりとりをしていて、キリがいい場合も返信は不要です。
例えば、面接の日程調整をしている場合、
企業:〇月〇日10:00~11:00ではいかがでしょうか。
↓
学生:〇月〇日10:00~11:00で確認いたしました。よろしくお願いいたします。
↓
企業:こちらこそ、よろしくお願いいたします。
このような場合は、キリがいいので、返信は不要となります。必要以上のやり取りはしない方が望ましいです。
4.返信の際に気をつけること
返信が必要な場合には、以下のポイントを押さえて送りましょう。
1.24時間以内に返信する
まず、メールにはなるべく早く返信しましょう。レスポンスが早いと仕事ができる印象も与えられます。どうしても返信ができない場合も、24時間以内には返信するのが好ましいです。
2.やりとりをしているメールを引用する
どのメールに対する返信なのかを相手がすぐに把握できるように、前のメールを引用しましょう。社会人は一日に何通ものメールを受け取ります。これまでのメールを遡る必要がないよう、配慮しましょう。
3.言葉遣い、誤字脱字
丁寧な言葉遣いを心がけましょう。「すみません」は「申し訳ございません」、「了解しました」は「かしこまりました/承知いたしました」のように言い換えます。また、誤字脱字は良い印象を与えないので、送信する前に読み返すことも必須です。
4.メールは消さずに残しておく
やりとりしていたメールは、消去せずに残しておきましょう。特に、オンライン面接の場合、何かトラブルがあった際の連絡先を記載している企業もあります。もしものために、メールは残しておきましょう。
5.基本的なメールの書き方
返信の前に、基本的なメールの書き方も押さえておきましょう。
1.件名
件名を見ただけで、相手が大まかな内容を把握できるようにしましょう。また、大学名や名前も記載すると親切です。
例)【〇〇大/山田太郎】面接の日程について
【山田太郎】説明会の御礼
2.宛先
メールアドレスが間違っていた場合、メールそのものが相手に届かない場合があるので、注意しましょう。CCに企業の他のメールアドレスを入れている場合もあります。企業から特に指定がない限りは、「全員返信」にして、CCに記載されているアドレスにも返信しましょう。
3.宛名
本文のはじめには、宛名を書きます。会社名は略さずに、正式な社名で書きましょう。企業のHPで正式な社名を確認するのもいいでしょう。相手が個人名の場合は「様」、部署の場合は「御中」とします。また、CCにも返信する場合は、カッコ書きで記載します。宛名の誤字も失礼にあたるので、よく確認しましょう。
例)株式会社〇〇 採用担当 〇〇様
株式会社〇〇 採用担当 御中
株式会社〇〇 採用担当 〇〇様 (CC:△△様)
4.あいさつ
宛名を書いたら、挨拶と自分の所属、氏名を述べます。
例)お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部3年の山田太郎と申します。
5.内容
最も伝えるべき内容は簡潔に、分かりやすく書きましょう。
特に、日程調整の場合は、日程を複数挙げると良いです。
例)次回選考の希望は以下の通りです。
〇月〇日(月)10:00~11:00
〇月〇日(火)14:00~15:00
〇月〇日(水)13:00~14:00
6.締め
本題を書いた後は、簡単な挨拶を入れて、締めます
例)ご確認のほどよろしくお願いいたします。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
7.署名
最後に書く署名は、氏名、大学名、学部学科、学年、電話番号、メールアドレスを記載します。「*」や「=」、「ー」などを使って、本文と区別できるようにしましょう。また、氏名にはふりがなを付けると読み間違いを防ぐことができます。毎回メールに署名を書くのは手間がかかるので、署名の設定をしておきましょう。
例)****************
山田太郎(Taro YAMADA)
〇〇大学
〇〇学部〇〇学科 4年
TEL:123-567-890
e-mail:yamada.taro@abc.jp
****************
6.まとめ
企業からきたメールは、基本的に全て返信し、返信不要の記載がある場合とやりとりのキリがいい場合は、返信しないようにしましょう。また、こまめにメールをチェックすること、送信前に誤字脱字のチェックをすること、どうすれば相手が読みやすいか配慮することも心がけましょう。
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