ストレングスファインダーの日本語での無料診断とは!特徴や向き不向きは?選考に役立つ内容を徹底解説!
2024/8/28更新
はじめに
自己分析やキャリア開発に役立つツールとして、ストレングスファインダーは多くの就活生から注目を集めています。
しかし、有料であることから「無料で受けられる診断ツールはないのか」と考える就活生もいるのではないでしょうか。
そんな方々に向けて、この記事では、ストレングスファインダーの無料代替ツールを3つ紹介します。
それぞれのツールの特徴を解説し、自分に合ったツール選びの参考になる情報も説明しています。
無料診断ツールを使う際の注意点も詳しく解説していますので、診断結果を最大限に活用するためのポイントを押さえて、就職活動を成功に導きましょう。
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ストレングスファインダーとは何か
ストレングスファインダーは、アメリカのギャラップ社が開発したオンラインの才能診断ツールです。
Web上で177個の質問に答えることで、自分の強みとなる才能を34種類の中から5つ診断し、その順位を教えてくれます。
ストレングスファインダーは、個人が持って生まれた才能に焦点を当て、それを最大限に活かすことを目的としています。
弱点を克服するのではなく、強みを伸ばすことで、仕事やプライベートでのパフォーマンス向上、人間関係の改善、自己成長などを実現できるとされています。
診断結果は、自分の思考パターン、行動特性、感情の傾向などを理解するのに効果的です。
また、チームビルディングやキャリア開発など、さまざまな場面で活用できます。
特徴は以下の通りです。
- 強みに焦点を当てる
弱点を克服するのではなく、自分の強みを発見し、それを活かすことを重視しています。 - 34種類の才能
人間の才能を34種類に分類し、その中から自分の特徴的な才能を診断します。 - オンライン診断
Web上で手軽に診断を受けることができます。 - さまざまな場面での活用
自己理解、キャリア開発、チームビルディングなど、さまざまな場面で活用できます。
ストレングスファインダーは、自分の才能を理解し、それを活かしてより充実した人生を送るための第一歩となるツールと言えるでしょう。
ストレングスファインダーが就活生にとって重要な理由
ストレングスファインダーが就活生にとって重要な理由は、自己理解を深め、効果的な自己PRや企業選びに役立つからです。
ストレングスファインダーは、自己理解を深め、効果的な自己PRや企業選びに役立つため、就活生にとって非常に重要なツールと言えるでしょう。
自分の強みを活かして、納得のいく就職活動をおこない、入社後も活躍できる企業を見つけるために、有効的なツールです。
就活生がストレングスファインダーを活用するメリットは以下の通りです。
自己理解の促進
自分の強みとなる才能を客観的に把握し、強みを活かせる仕事や役割を見つけやすくなります。
自分の強みを裏付ける具体的なエピソードを掘り起こし、説得力のある自己PRを作成することが可能です。
また、自分の強みを認識することで、自信を持って面接に臨めます。
効果的な企業選び
自分の強みを活かせる企業文化や仕事内容を持つ企業を見つけやすくなります。
自分の強みと合わない企業への入社を防げるため、早期離職のリスクを減らせるでしょう。
さらに、自分の強みを活かせる環境で働くことで、入社後の活躍や成長につながります。
その他のメリット
ストレングスファインダーの結果を参考に、自己分析の時間を短縮できます。
面接においては、ストレングスファインダーの結果をもとに、面接官との会話のきっかけを作れます。
長期的なキャリアプランを考える際の指針にもなるはずです。
ストレングスファインダーの受け方
ストレングスファインダーはどうやって受けたらいいのでしょうか。
ここからは受け方について具体的に説明します。
書籍を購入
ストレングスファインダーの書籍を購入し、付属のアクセスコードを使って受ける方法を説明します。
1. 新品の書籍を購入する
ストレングスファインダーのアクセスコードが付属している書籍を新品で購入します。アクセスコードは一回しか使えないため、中古本では利用できません。
2. アクセスコードを見つける
書籍の巻末、表紙の裏にあるとじ込みを開くと、アクセスコードが記載されています。
3. オンラインで診断を受ける
ストレングスファインダーの公式サイトにアクセスし、入手したアクセスコードを入力して診断を開始します。診断は約30分ほどで完了し、強みとなる上位5つの才能を知ることができます。
書籍ではアクセスコードが1回しか使えない点に注意してください。
公式サイトからアクセスコードを購入
ストレングスファインダーの公式サイトからアクセスコードを購入して受ける方法を説明します。
1. 公式サイトへアクセス
米国ギャラップ社のクリフトンストレングス公式サイトにアクセスします。
2. 購入製品を選択
以下の3つの製品から、自分に合ったものを選びます。
- 新規でテストを受け、34資質すべての順位を知りたい(8,450円)
- TOP5のみを知りたい(3,495円)
- 既にTOP5の結果を持っていて、6〜34の順位を知りたい(6,990円)
3. アクセスコードを購入
選択した製品のアクセスコードを購入します。まとめ買いも可能です。
4. 診断を受ける
購入したアクセスコードを使って、公式サイト上でストレングスファインダーの診断を受けます。
研修などで利用する場合は、34資質分のアクセスコードをディスカウント価格で購入できる場合があります。
また、すでに書籍付属のアクセスコードを持っている場合は、公式サイトで引き換えることも可能です。
スマートフォンアプリを利用
ストレングスファインダーのスマートフォンアプリを利用して受ける方法を説明します。
1. アプリをインストール
App Store(iPhone)もしくはGoogle Playストア(Android)から「Gallup Access」アプリを無料でインストールします。
2. アプリ内でアクセスコードを購入
アプリを開き、ストレングスファインダーのアクセスコードを購入します。料金決済はクレジットカード以外にも対応しています。
3. 診断を受ける
アプリ内で診断を開始します。診断は約30分ほどで完了し、強みとなる上位5つの才能を知ることができます。
4. 詳細レポートを入手(任意)
必要に応じて、PCサイトにログインして詳細なレポートを入手することも可能です。
スマートフォンアプリを利用すると、場所を選ばずに手軽にストレングスファインダーを受けられます。
無料で受けられる代替診断ツール
ストレングスファインダーは有料ですが、無料で受けられる代替となる診断ツールがあります。
その中で代表的なツールを3つ紹介します。
適性診断AnalyzeU+
適性診断AnalyzeU+は、100万人のデータに基づいて251問の質問から強みと弱みを正確に診断してくれる就活生向けのツールです。
SPI対策にもなり、診断結果をもとに自己PRを作成し、OfferBoxのプロフィールに入力すると、大手企業や隠れ優良企業からスカウトが届くことがあります。
おすすめできるポイントは以下の通りです。
- 信頼性の高さ
100万人のデータに基づいた診断により、信頼性の高い結果が得られます。 - 正確な診断
251問の質問に答えることで、性格を多角的に分析し、強みと弱みを正確に把握できます。 - SPI対策
SPIの性格検査の練習にも活用できます。 - スカウト機能
OfferBoxのプロフィールに自己PRなどを登録することで、企業からスカウトが届く可能性があります。
適性診断AnalyzeU+は以下のような就活生におすすめです。
- 自己分析のやり方がわからない
- 短時間で簡単に自己分析したい
- 自分の強みと弱みを明確にしたい
- 大手企業や隠れ優良企業からスカウトを受けたい
適性診断AnalyzeU+は、自己分析を効率的に行い、就活を有利に進めたいと考えている就活生にとって非常に役立つツールです。
LINE適職診断
LINE適職診断は、就活の教科書公式LINEで提供されている、自分に向いている職業を診断できるツールです。
12問の質問に答えるだけで、約5分で診断結果を知ることができます。
LINEで友達追加するだけで簡単に利用できるので、どんな職種が合うのかわからない就活生におすすめです。
16personalities
16Personalitiesは、MBTIに基づいてあなたの性格を16のタイプに分類してくれる診断ツールです。
約12分で60問の質問に答えることで、精神、エネルギー、気質、戦術、アイデンティティの4つの項目における自分の傾向を分析し、全体的な性格を診断します。
自己分析に役立つだけでなく、診断結果から新たな自己発見もできる、興味深いツールです。
VIA診断
無料でストレングスファインダーを受けたいと考える就活生は少なくないことでしょう。
まずは気軽に自分の強みを知ることができる「VIA診断」を試してみてはいかがでしょうか。
以下がVIA診断の概要と特徴、日本語でVIA診断を受けるための手順となります。
VIA診断の概要と特徴
VIA診断は、ポジティブ心理学に基づいて開発された無料の診断ツールで、個人の人格的な強みを24種類の中からランキング形式で提示します。
ストレングスファインダーと比較して学術的な研究に広く活用されており、無料で何度でも受けることが可能です。
VIA診断は、個人の価値観や幸福感に焦点を当てており、10歳から診断可能で、長期的な成長過程における変化を把握できます。
特徴は以下の通りです。
- ポジティブ心理学に基づく
ポジティブ心理学の研究に基づいて開発され、個人の強みや美徳に焦点を当てています。 - 無料
診断自体は無料で、何度でも受けることができます。 - 学術的な信頼性
ポジティブ心理学会で研究対象として話題になるなど、学術的な信頼性が高いです。 - 幅広い年齢層に対応
10歳から診断可能で、子どもの強みの育成や長期的な成長過程の把握にも役立ちます。 - 価値観の明確化
診断結果から、自身の価値観や幸福感につながる要素を理解できます。
VIA診断は、自己理解を深め、より充実した人生を送るための指針となるでしょう。
VIA診断の受け方と手順
VIA診断を日本語で受ける手順は以下の通りです。
1. VIA診断のサイト(英語)にアクセス
VIA診断の公式トップページにアクセスし、[TAKE THE FREE SURVEY]をクリックします。
2. VIA診断にアカウント登録
アカウント登録ページで、言語を「日本語」に変更します。ページ自体は英語のままですが、各項目を以下の通りに入力します。
- 名(First name)
名前を入力(ローマ字推奨) - 姓(Last name)
名字を入力(ローマ字推奨) - メールアドレス(Enter Your Email)
メールアドレスを入力 - パスワード(Create a password)
英数字を含んだ6文字以上のパスワードを入力 - ニュースレター受信(Receive the VIA newsletter,〜)
希望する場合チェックを入れる - 利用規約への同意(I am over 18 years of age and〜)
チェックを入れる - 登録(REGISTER TO TAKE THE FREE SURVEY)
ボタンをクリック
3. VIA診断の診断画面
設問が表示されます。診断画面は日本語になっているので、120の設問に「YES」か「NO」で回答していきます。
4. 診断結果を確認
上位5つの強み(シグネチャーストレングス)が表示されます。[SHOW ALL YOUR STRENGTHS]をクリックすると、6位以下も確認できます。結果はすべて日本語で表示されます。
5. 診断は何度でもできる
登録したメールアドレスとパスワードでログインすれば、過去の診断結果を確認できます。
24の強みの詳細なレポートは有料で購入できます。
無料で強みの一覧を確認することも可能です。
言語選択を日本語にしても、ページ自体は英語のままの部分がある点は注意してください。
また、設問の一部はセンシティブな内容を含む場合があります。
上記の手順で、VIA診断を日本語で受けることができます。
無料診断ツールを使う際の注意点
無料診断ツールは非常に魅力的ですが、注意すべき点があります。
ここからは実際に使用する場合の注意点を解説します。
正直に回答することの重要性
無料診断ツールを使う際の注意点として、最も重要なのは「診断の際は嘘をつかず、素直に答えること」です。
これらのツールは、自分の本当の強みや適性を知るためのものです。
正直に回答することで、自分に合った業界や職種を見つける可能性が高まります。
内定を得るのがゴールではなく、入社してからの活躍がスタートです。
診断結果に無理に合わせようとするのではなく、ありのままの自分を受け入れてくれる企業を選ぶことが、長期的なキャリアの成功につながります。
診断結果は参考程度に使う
無料診断ツールを使う際のもう一つの重要な注意点は、診断結果はあくまで参考程度に留めるということです。
診断ツールは自分の強みや適性を知るための有効な手段ですが、万能ではありません。
診断結果がすべてを完璧に表しているわけではなく、適職として提示されたものが必ずしも自分に合うとは限りません。
診断結果は、自己分析を深めるための材料の一つとして捉えましょう。
まずは自分自身でじっくりと自己分析をおこない、その結果と診断結果を比較することで、より客観的に自分自身を理解できます。
自己分析を並行しておこなうことの大切さ
無料診断ツールを使う際の最後の注意点は、診断ツールだけに頼らず、自分自身でも自己分析を行うことです。
診断ツールは自己分析を助ける便利な道具ですが、あくまで補助的な役割です。
診断結果を鵜呑みにするのではなく、自分自身で深く考え、自分の言葉で表現する経験が重要となります。
企業は、就活生が過去に何をしたかだけでなく、その経験から何を学び、どう考えたのかを知りたいと思っています。
自己分析を通じて、自分の思考プロセスを言語化する練習を積み重ねることで、面接での受け答えや自己PRの質を高められるでしょう。
まとめ
本記事では、ストレングスファインダーの概要と、その受け方、そして無料で受けられる代替診断ツールについて解説しました。
ストレングスファインダーは、個人の強みとなる才能を診断し、自己理解を深め、自己PRや企業選びに役立てることができる非常に有用なツールです。
しかし、有料であるため、気軽に試すことが難しいと感じる方もいるかもしれません。
そんな方々に向けて、無料で利用できる代替診断ツールも紹介しました。
それぞれ特徴が異なるため、自分の目的に合ったツールを選ぶことが重要です。
無料診断ツールを活用する際には、以下の3つの注意点があります。
- 診断の際は嘘をつかず、素直に答える
- 診断結果はあくまで参考程度に留める
- 診断ツールだけに頼らず、自分自身でも自己分析をおこなう
これらの注意点を踏まえ、診断ツールを有効活用すれば、自己理解を深め、納得のいく就職活動につなげられるでしょう。
自己分析は、自分自身と向き合い、自分の強みや価値観を深く理解するための重要なプロセスです。
診断ツールはそのプロセスをサポートする一つの手段に過ぎません。
自分自身と真摯に向き合い、自己分析を深めていくことで、きっと自分にぴったりの企業と出会えるはずです。
本記事が、就職活動の一助となれば幸いです。