【面接対策】NECフィールディングの面接の対策法を徹底解説
2024/7/23更新
はじめに
この記事では、NECフィールディング株式会社(以下、NECフィールディング)の、面接に対して不安を感じている方へ向けて、NECフィールディングがどんな人材を求めているのかや、面接に臨む際のポイントなどについて詳しく解説しています。
とくにNECフィールディングならではの面接方法や、アピール方法、実際の面接で聞かれた内容まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。
NECフィールディングの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。
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NECフィールディングの概要
初めにNECフィールディングとは、どんな企業なのかを簡単に紹介します。
NECフィールディングとは
NECフィールディングは、1957年に日電不動産株式会社として、損害保険の代理店業務を開始しました。
その後、吸収合併などを経てNECフィールディングが誕生します。
現在では、ICTシステムのコンサルティング、設計、構築、保守、運用など幅広く展開中です。
導入先には、地域の教育委員会や、病院、市町村など多岐にわたります。
ほかにも、医療・介護機器の設置、オフィス用品の販売・インターネット販売に携わっています。
近年では、非ICT領域にも進出し、ICTとトータルでサポートする体制が整備されました。
ICT領域にあるソリューション事業、保守・運用事業と非ICT事業であるマルチメンテナンス事業を連携させることで、事業拡大が目標です。
従業員数4,603名、拠点数336箇所(2024年3月時点)まで拡大し、お客様とともに成長できる企業を目指しています。
NECフィールディングが求める人材とは?
NECフィールディングが求める人材は、以下の5つを満たしている人材です。
- 自ら行動する
- チャレンジ精神
- 成長し続ける
- 相手の立場になれる
- チームプレイができる
NECフィールディングは、お客様と一緒に成長し続けられる人材を目指しています。
常にお客様のそばでICTの変化を感じられる環境にあるためです。
現状に満足するのではなく、お客様目線で考え、行動することが重要です。
上記の5つは「誇りと自信と使命感」として採用ページにも記載されています。
現時点で全てを身につけておく必要はありません。
入社後に行われる研修や、仕事を通して学べる機会が用意されているからです。
指示された内容のみを淡々とこなすのではなく、お客様の立場で考え、より良いサービスが提供できるように行動していきましょう。
NECグループ各社の採用方向性の違いは?
NECフィールディングは、NECグループに所属しています。
グループ会社は近い業界のビジネスを展開していますが、各社で異なる採用の方向性です。
それぞれの違いを理解することで、なぜNECフィールディングに入社したいのか、グループ会社全体の把握に役立ててください。
日本電気株式会社
日本電気株式会社は、NECグループを束ねる企業です。
安全・安心・公平・効率という4つの言葉を軸に、誰もが活躍できる持続可能社会の実現に努めています。
また、最大の経営資源は「人」と考え、以下の環境を用意しています。
- 多様な挑戦機会
- 限りない成長機会
- フェアな評価
- ベストを尽くせる環境
上記を達成するために設けたのが、ジョブマッチング制度です。
エントリー時点から、所属したい部署や職種を選択可能になりました。
マッチング面談を通して自分のキャリアについて深く考え、内定時に配属先が確定する仕組みです。
選考を通してじっくり自己分析しておくことで、入社後のミスマッチをなくし、強みを活かした業務ができるでしょう。
NECソリューションイノベータ
NECソリューションイノベータは、高いシステム実装力を持つ企業です。
コンサルティングから運用・保守まで総合的に対応できます。
官公庁、自治体、航空業、自動車業など、さまざまなお客様に対応できるノウハウも持ち合わせています。
NECソリューションイノベータにおいて求められる人材は、以下の2つです。
- 積極的かつ自発的に行動できる人
- 責任を持って粘り強くやり抜くことができる人
同社は、上記の2つを組み合わせることで新しい技術や価値の創造ができると考えています。
就活生の意欲を重視しており、文系・理系に縛られることなく採用を実施中です。
NECフィールディングの採用フロー
NECフィールディングの採用フローは、下記のとおりの流れです。
- エントリー
企業ホームページ、リクナビ、マイナビよりエントリー可能です。 - マイページにログイン
エントリー後は、マイページにログインします。 - 会社説明会
LIVE配信もしくは、動画視聴を選択し、会社説明会に参加します。 - Web選考
履歴書と成績証明書を登録し、適性検査を受検します。
履歴書や、適性検査について詳しく知りたい方は、以下のサイトを参考にしてください。 - 1次面接
オンラインで30分程度
面接官2名、就活生1名の構成です。 - 最終面接
オンラインで30分程度
面接官3〜4名、就活生1名の構成です。
部長、役員クラスの方が同席されます。 - 内々定
NECフィールディングの面接のポイント
NECフィールディングの面接は、人物重視です。
そのため、面接フローは人によって異なります。
ここでは、1次面接と最終面接の2回実施された場合を仮定し、解説していきます。
事前にどういった点を意識して準備しておけば良いか、参考にしてください。
1次面接
面接官2名と就活生1名での個別面接です。
提出したエントリーシートをもとに、自己PRや、志望動機、入社後にやりたいことはどんなことかなどが質問されます。
就活生との対話を重視しており、コミュニケーション力、向上心、行動力、問題・課題解決力を見極めています。
上記について言及できるように、内容を整理しておきましょう。
最終面接
面接官3〜4名と、就活生1名での個別面接です。
部長や役員クラスの方も同席します。
最終になるにつれて質問が深堀されたり、実務に適性があるのかを確かめるような質問が多くなるでしょう。
口コミで確認できたものは、NECフィールディングの1番の魅力はどこか、将来どういった人材になりたいかなど、企業分析や自己分析が問われる内容でした。
面接で聞かれるよくある質問
面接で良く聞かれる質問について、シーン別に紹介していきます。
エントリーシートをもとに聞かれる質問
ここでは、エントリーシートをもとにして聞かれるような質問とその回答例について解説していきます。
志望動機について
学生時代に頑張ったことを聞く意図は、その就活生の人間性や、自社との相性を検討するためです。
その中でも、アルバイトや、部活経験は頻繁に聞かれます。
答えるときは頑張った結果だけを伝えるのではなく「取り組んだ理由や目標」「具体的な行動」「結果から学んだこと」も併せて伝えましょう。
・当社を志望した理由は何ですか?
【回答例】
私が御社を志望する理由は、ICTをトータルにサポートできる企業だからです。
ICT領域と非ICT領域を総合的に担当されています。
お客様の課題解決のためには、コンサルティングから設計、運用、保守と幅広い分野を理解している必要があると考えました。
1つの領域に特化することも大切ですが、総合的な知識やノウハウがないと根本的な解決は難しいです。
御社では、ICT領域のソリューション事業と、非ICT領域のマルチメンテナンス事業の両方を担当されているため、お客様の課題解決により貢献できます。
お客様により良いサービスを提供できると自信を持って勤務できる点に魅力を感じました。
以上の理由から、御社を第一志望として受けています。
ポイント:最初に志望動機を回答していくので、面接官が理解しやすい志望動機になっています。
「トータルにサポートできる」という点に魅力を感じた具体例がないため、補足しましょう。
学生時代について
・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を教えてください
【回答例】
私は、学生時代にアルバイトの業務効率の改善に取り組みました。
大学時代の友人とともに、カフェで勤務しています。
カフェのオーナーは、70歳を超える夫婦のため、手書きでの作業がほとんどでした。
業務効率の改善には、システム化することが重要です。
そこで、パソコンでデータ管理を提案しました。
最初は、パソコンに苦手意識があるため、遠慮されていましたが、数字を入力するだけの状態にしました。
その結果、計算ミスが減少し、売上が一目瞭然でわかるようになりました。
手作業の時間が減少したことで、新メニューの開発や、翌日の準備が可能です。
オーナーにしかできない時間が増えたことで、オーナーのモチベーションがアップし、とても喜んでくださりました。
貴社に入社した際は、現状の仕組みに満足することなく、より良い環境で勤務できるように努めたいです。
ポイント:「システム化したことで業務効率がよくなった」は、多くの方が言える内容です。
しかし、業務効率が良くなった結果、ほかにどういう影響を与えたのかまで述べている点が評価できます。
面接では、今回の経験を入社後にはどう活かしていくのか伝えましょう。
面接の終盤で聞かれる質問
ここでは、面接の終盤に聞かれるような質問と、その回答例について解説していきます。
逆質問
面接では、最後に就活生側から質問できる時間があることが一般的です。
逆質問を考えるポイントは、ネットなどで事前に調べて誰でもわかるようなことを聞かないことと、給与や福利厚生などの条件面ばかり確認しないことです。
面接官からしか聞けないようなことや、事業戦略について気になった点を質問すると好印象を与えられるでしょう。
- 入社後に早くから活躍している人の特徴はありますか
- 入社を決断した、1番の要因はどんな点ですか
- 1番やりがいを感じることと、1番大変なことを教えていただきたいです
- 〇〇の業務に興味がありますが、入社前に必ずやるべき勉強はありますか
・最後に言っておきたいことはありますか
【回答例】
本日は、貴重なお時間ありがとうございます。
事業内容や、職場の雰囲気を伺い、入社したいという気持ちが強くなりました。
また、部活動を通じて学んだ、チームで取り組む大切さを活かして、業務に励みたいと考えています。
ポイント:冒頭では、面接の機会を頂戴したことに感謝を述べつつ、自己PRを補強している点が評価できます。
最後の一言は、面接官にアピールできる最後のチャンスです。
後悔がないように、言いたかったことは伝えておくようにしましょう。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
NECフィールディングの選考において、エントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
面接でもエントリーシートをもとに質問されることも多いので、把握しておきましょう。
自己PR
・あなたの特徴(300字)
【記載例】
私の強みは、困難な課題に対しても粘り強く取り組み、最後までやり遂げる力です。
その強みを発揮した経験として、大学時代に簿記1級を取得したことが挙げられます。
学生時代のうちに、一生使える資格を取得したいと考えました。
そこで、どの仕事でも活用できる簿記の資格を選択しました。
最初は、簿記3級の参考書を購入し、勉強を開始しました。
しかし、これまで学習した数学とは大きく異なる分野であることに気がつき苦戦しました。
このままでは、合格できないと考え、SNSで簿記1級に合格した方にメッセージを送り、勉強方法を教えてもらったり、YouTubeでイラストを用いて解説している動画を見たりしました。
1発での合格はできませんでしたが、2度目の挑戦で合格できました。
この強みを活かして、お客様の課題が解決できるように根気強く取り組みたいです。
ポイント:なぜ、資格を取得しようと考えたのか理由が明確である点が評価できます。
しかし、簿記で学んだ知識が配属先で具体的にどのように活かせるかは、就活生の時点では想像しにくいでしょう。
面接の最後や、逆質問の時間があれば、質問してみるのもおすすめです。
NECフィールディングの新卒採用や選考に関するQ&A
ここでは、NECフィールディングの採用に関するQ&A形式で紹介していきます。
面接などにも役立つ情報もありますので、ぜひ参考にしてください。
選考・配属
・選考で一番重視していることは?
人物を重視しています。
そのため、面接ではコミュニケーション力、向上心、行動力、問題・課題解決力を見ています。
・配属先はどのようにして決まりますか?
配属先は、会社の事業計画、個人のスキル・適性、本人の希望等を総合的に検討して決定します。
なお、決定前には個別に配属面談を行い、希望を確認します。
・職種は途中で変わることはありますか?
あります。
ジョブローテーションや、キャリアチェンジの際に職種が変わります。
変更される前には、上司との面談があります。
・取得した方がいい資格はありますか?
とくにありません。
業務に必要な資格は、研修を通して学習していただきます。
ただし、ICT系の資格があればアピールしていただければと思います。
研修・教育
・教育にはどのような研修がありますか?
NECフィールディングが所有する教室などの研修施設で行います。
新入社員教育は、東京都府中市の中河原技術センターで実施予定です。
また、現在エンジニアの方は、1年のうち、合計1か月程度が研修時間になります。
ICTに関する知識がなくても活躍できる研修が整っています。
・文系でも問題ありませんか?
もちろん、問題ありません。
文系出身の従業員でも、ハイクラスなエンジニアになれる環境が整っています。
スキルがなくても、やる気があれば活躍できます。
その他
・社風はどのような感じですか?
パソコンに張り付いているイメージがありますが、真逆の存在です。
NECフィールディングは、人の動きが活発で、オフィス内の雰囲気は明るく、活気があります。
また、同じ研修を受けた同期の仲の良さは自慢です。
配属先が違っても連絡を取り合い、励まし合える関係性が生まれています。
・NECグループの中での位置づけはどうなっていますか
NECフィールディングは、ICTシステムの企画、導入、運用、保守サービスを専門的に担当しています。
お客様により良いサービスを提供するために、グループ内で業務連携をする機会が多いです。
まとめ
本記事では、NECフィールディングの会社概要や面接のポイントについて解説しました。
NECフィールディングは、ICTシステムのコンサルティング、設計、構築、保守、運用など幅広く展開中です。
現在は、非ICT領域にも力を入れており、ICT領域と非ICT領域の両方からトータルにサポートできる環境を用意しています。
NECフィールディングでは、お客様の目線に立ち、お客様とともに成長できる人材を求めています。
そのため、与えられた仕事のみをこなすのではなく、自分の頭で考えて主体的に行動していきましょう。
面接に臨む際は、上記の価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。
面接官は、就活生と自社との相性が合うか、見定めています。
何をアピールしたらいいか、迷った方は参考にしてください。
この記事が、NECフィールディングの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。