【徹底解説】大企業に就職するメリット・デメリット

【徹底解説】大企業に就職するメリット・デメリット

「誰もが知っている有名な企業で働きたい!」と考えたことがある就活生は多いのではないでしょうか?筆者もそう考えたことがあります。

 

実際に大企業には毎年多くの就活生がエントリーしており、その人気の高さがうかがえます。

大企業が就活生から人気があるのは、ただ単に知名度が高いからではありません。大企業に入社することにより、様々なメリットを享受することができるからです。

 

今回の記事では、大企業に就職することのメリット、一方のデメリットについて解説します。

1.大企業に就職するメリット

先ほど、大企業が人気な理由は「ただ単に知名度が高いからではない」と書きました。では具体的には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

5つのポイントについて詳しく解説していきます。

 

 

1-1.経営基盤が安定している

大企業は、経営破綻のリスクがかなり低いです。もちろんゼロではありませんが、中小企業やベンチャー企業と比較すると確率はかなり低くなります。

 

そうなる背景には、莫大な資本力があります。

そのため、少し業績が傾いたとしても、すぐさま全社的に経営破綻に陥るということはありません。市場における立場も強いため膨大な基本資金を持っていますし、いくつもの投資によって資産は確保されているからです。

 

経営破綻のリスクが低いということは、働いている社員の生活もある程度安定しているということになります。これは働いていく上で非常に重要な要素の1つです。

経営基盤の安定は、大企業に就職することの大きなメリットといえるでしょう。

 

 

 

1-2.年収が高い

大企業と中小企業・ベンチャー企業では、実は基本給にはあまり大きな差はありません。社員の年収に差が出るのは、賞与と残業代の支給金額に大きな差があるからです。

 

例えば賞与については、

 

・大企業:基本給の3ヶ月相当×年2回

・中小企業:基本給の1.5ヶ月相当×年1回+業績賞与

 

というようなイメージです。勿論会社ごとの差はありますので全てにこの条件が当てはまる訳ではありません。

更に言うと大企業だとキャリアを積むごとに、基本給が上がっていきますので賞与の額も大きくなっていきます。

 

また、大企業では労働組合が確立していて、企業側との労働条件や待遇についての話し合いが行われています。そのため、残業代はほぼ確実に支払われます。中小企業やベンチャー企業では支払われないケースがあるのも事実です。

 

賞与と残業代の違いによる年収の差は大企業の魅力といえるでしょう。

 

 

 

1-3.福利厚生が整っている

福利厚生には、「法定福利」と「法定外福利」の2種類があります。

法定福利は、企業が社員に必ず提供する制度のことで保険制度がこれに当てはまります。

法定外福利は、これ以外の福利厚生のことで、大企業の場合にはこれが充実しています。

 

例えば、寮や社宅の整備や家賃補助などの住居に関わるものが挙げられます。

これらがあることによって会社の近くに住むことができ、通勤次のストレスを緩和することができます。また、経済的な負担がかなり軽減されます

 

そのほかにも出産祝金を支給したり、健康診断の費用を補助したりなど、かなり福利厚生が充実しているのが大企業の特徴です。

 

 

1-4.教育・研修制度が整っている

日本の大企業は、即戦力よりも今後会社の発展に貢献してくれるかどうかという「ポテンシャル採用」で新卒を雇う傾向にあります。そのため、人材育成のための研修は非常に重要です。

 

大企業では、名刺交換や電話対応などのビジネスマナーに関する研修や、業界の動向や仕事で役立つ知識・スキルを身につける研修まで幅広い内容の研修制度が設けられています。

そのほかにもセミナーを主催したり、資格取得を支援したりなど個人のスキルアップのための仕組みが整っています。

 

中小企業やベンチャー企業ではこれらの研修制度が設けられていないことも多いですが、大企業に入社すればしっかりとした研修を受けることができるため、着実に成長することができます。

 

 

1-5.社会的な信用が高くなる傾向にある

先ほど書いたように、大企業は経営基盤が安定しており、年収も高い水準にあります。

そのため、住宅ローンなどの高額ローンの審査が通りやすくなります。ローン審査時には信販会社がその人の与信を行います。

 

勤務先や勤続年数も重要な審査項目となりますので、大手企業に一定期間勤めていることは審査を通すうえで大きなアドバンテージとなります。

 

また、大企業に勤務していた経験は転職の際に有利に働くこともあります。

大企業にはブランド力があるため、転職の際に「あの企業に勤めていたから、優秀だろう」という印象を持たれやすいです。大企業への信頼の高さは大きなメリットの1つといえます。

 

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2.大企業に就職するデメリット

ここまで5つのメリットについて解説してきましたが、大企業に勤めることはメリットばかりではありません。

デメリットとなる部分もありますので、それについて4点解説します。

 

 

2-1.個人の希望が反映されにくい

大企業は個人の意向や希望が反映されにくいことが多いです。それは、社員数が多いため1人の意向や希望を全て聞いていると、組織として機能しなくなる可能性があるからです。

 

大企業は総合職での採用がほとんどです。

企業の中でどの部署に配属されるかは、自分の意思だけでは決められません。客観的にみた適正や各部署の人数等を考慮したうえで決定されます。そのため、企画の仕事がしたいと思っても営業に回るケースもあります。

 

規模が大きい分、自分の希望が通らないことが多いということを認識しておきましょう。

 

 

2-2.研修が整っている分、自立までに時間がかかる

先ほどメリットのところで書いたように大企業では、人材育成にお金と時間をかける余裕があるため、研修制度が整っています。

 

座学での知識のインプットを経て、OJT(オン・ザ・ジョブトレーニング)へと進んでいきます。

しっかりした研修期間が設けられている反面、このトレーニングは非常に時間がかかってしまいます。具体的には、3年での自立を目標としている企業が多いです。

トレーニング期間が長いため、先が見えにくく「このままで良いのか」などといった焦りが出てくることも少なくありません。

 

 

 

2-3.実力が評価されるとは限らない

中小企業やベンチャー企業では、年次に関係なく実力で勝負できる、いわゆる「成果主義」の評価制度を取り入れている企業が多いです

一方で大企業では、いまだに「年功序列型」となっているケースが多い傾向にあります。

このようなシステムの下では、ひとつのプロジェクトの中で成果をあげたとしても昇級に結びつく可能性が低いです。

 

また、大企業では年次に応じて年収の上限が設定されていることもあります。そのため、成果をあげていたとしても給与が上がらないという現実もあるのです。

 

大企業リストラ時代に就活生が知っておくべきこと

2-4. 専門性を磨きにくい

大企業ともなると社員数が多いことから、部署が細分化されており、役割が固定されることが多いです。

自分が担当している仕事は全体のわずか一部で、仕事の全体像がなかなか見えてこないことも珍しくありません。

 

また、ジョブローテーション制度を導入している企業も多く存在しています。そのような企業では一定期間を経たのちに、部署を移動する制度のことです。この制度はゼネラリストの育成には向いていますが、一方で個人の専門性は磨きにくくなります。

 

この点は転職の際のリスクとなりうることを認識しておきましょう。

 

つまり、転職の際に面接で「何ができますか?」と聞かれた時に胸を張って「〇〇の専門的な知識や技量があります。」と言える可能性が低くなってしまうということです。

 

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おわりに

 

いかがだったでしょうか?

大企業に就職するということについては、メリットにばかり目が行きがちですがデメリットとなる要素も多くあります。

 

就活生にありがちなのは就職先マウントの取り合いです。

 

学生のうちは企業のブランド力で同期にマウントを取れるかもしれませんが人生スパンで見た時に自分が思っていたメリットが就職先の大企業にはないかもしれません。

 

知名度やブランド力だけで企業を選ぶのではなく、「自分のやりたいこと」「その企業でできること」を十分に検討して企業を選ぶようにしましょう!

 

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上京就活ch編集部

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