【企業分析】freeeの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

【企業分析】freeeの就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024/7/23更新

はじめに

この記事では、フィンテック業界において人気急上昇中のfreeeについて、その会社概要や就活事情を就活生向けに解説していきます。

対象
  • freeeの内定が欲しい!」
  • freeeって学歴フィルターがあるの?
  • freeeの効果的な選考対策を知りたい!

そんな多様な就活生に対して、幅広く役立つ情報をまとめていますので、是非最後まで読んでください。

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フィンテック業界

まず、freeeの会社概要を説明する前に、同社が属するフィンテック業界について言及することにします。

フィンテック(Fin Tech)とは、金融(Finance)と技術(Technology)とを掛け合わせてできた言葉(造語)であり、金融サービスと情報技術を結び付けた革新的なサービスを意味します。

フィンテックには、次のようなサービス展開がなされています。

サービス
  • キャッシュレス決済
  • 暗号資産(仮想通貨)
  • クラウド会計ソフト
  • 資産管理/投資・資産運用・ロボアドバイザー
  • PMF(個人財務管理)
  • クラウドファンディング
  • ソーシャルレンディング
  • ローン・融資
  • 保険
  • 金融情報

フィンテックは、サービス利用上の便利さとセキュリティ確保の双方に配慮がなされつつ進化を継続しており、今後もさらなる進化が期待されるところです。

フィンテックについては、以下に業界研究を行った記事を紹介します。就活生にとって大変役立つ内容で構成されているので、ぜひ読んでください。

freeeの会社概要

freee株式会社とは

出典元

freee公式サイト

会社概要

フリー株式会社(以下freee)は、東京都品川区大崎に本社を置く、「自動化」と「バックオフィス最適化」を推進するサービスの開発および提供を行う企業です。設立は、2012年7月です。

freeeは、「スモールビジネスを、世界の主役に。」を自社のミッションとして掲げており、統合型経営プラットフォームを開発・提供し、これを利用することにより誰もが自由に、そして自然体で経営を進めていくことのできる環境を整備しています。

この点をもう少し補足説明することにしましょう。

freeeが手掛ける「統合型」の経営プラットフォームは、従来の業務ソフトとは全く異なるものなのです。これまではバラバラに存在、いわば点在していた各種の業務やデータを、フロントオフィスからバックオフィスに至るまで一気通貫させ、複雑な経営からシンプルな経営に進化させることに成功しています。

これにより、経営状態が明瞭になり、各社が新たなチャレンジに取り組むことを支えることにつながるだけでなく、誰もが自由に経営を行うことが可能になるのです。

事業概要

上述のとおり、freeeは「自動化」と「バックオフィス最適化」を推進するサービスの開発および提供を行っています。主として、個人事業主向けの確定申告・法人向けの経理・給与事務ないし請求事務を中心とするサービスを手掛けています。

具体的には、「クラウド会計ソフトfreee会計」や「freee人事労務」に代表されるクラウド会計ソフトシェアトップクラスのサービスを実現しています。

会社の立上げを支えるサービス

サービス名称概要
freee会社設立会社設立にあたり必要となる、約10種類の書類を無料で作成することが可能。設立完了に至るまで必要なフローをステップに沿って案内していく。
freee開業開業に関する知識のない人でも簡単に個人事業主として開業することができる、無料サービス。
freee許認可行政からの許認可を受けるにあたって、簡単に申請手続きを行うことを可能にするサービス。
freee資金調達複数の金融機関の資金調達手段の検索・比較等を行い、その利用可能性を診断することのできるサービス。
freee創業融資中小企業や個人事業主が事業開始の際、必要となる創業融資の手続きをサポートするサービス。
freee申告freee会計やfreee人事労務との連携を通じ、効果的な税務申告を可能にするサービス。
freee登記変更を要する会社情報を入力するだけで、司法書士を起用することなく、必要書類を作成し、法務局に郵送することを可能にするサービス。

 

モノの取引や管理を支えるサービス

サービス名称概要
freee販売受発注に関する書類の発行、受注案件の進捗状況、粗利の見込み・実績を管理するサービス。
freeeサイン契約業務をオンラインで完結するサービス。

 

従業員の労働管理や働きやすさを支えるサービス

サービス名称概要
freee人事労務定型業務が多い、勤怠管理、給与計算、労務手続き等の効率化・自動化を実現するサービス。
freee勤怠管理Plus多彩な打刻方法、タイムリーな勤怠管理、給与との連携等、勤務管理の課題を解決するサービス。
freeeマイナンバー管理低コストでマイナンバーの収集、管理、廃棄までをクラウド上で完結するサービス。
freee福利厚生社宅制度の導入から運営までを支援するサービス。
freee工数管理案件管理、工数管理、レポートの可視化をプロダクト上で一元管理し、プロジェクトごとの収支管理を可能にするサービス。

 

お金の管理や調達を支えるサービス

サービス名称概要
freee会計個人事業主、法人共に経理に必要な情報の収集、可視化を実現するサービス。
freee請求書誰でも簡単に見積書、納品書、請求書等の作成を実現するサービス。
freeeアプリストア外部サービスとの連携、業務効率化アプリをfreeeと連携させるサービス。
freeeカードUnlimited 法人の企業成長支援のための統合型コーポレートカード。

 

その他

サービス名称概要
freee出版スモールビジネスの経営ナレッジに関する出版レーベル。
freee起業時代起業・開業に関する情報を搭載した雑誌。
透明書店選書や内装工事段階から売上・経営状況まで明け透けな書店。
freee税理士登録税理士登録のために必要な情報を搭載したサービス。

新卒選考フロー

freeeの新卒選考フロー

エントリー等

エンジニア職、デザイナー職、ビジネス職の各職種の募集要項ページよりエントリーもしくは説明会への申込みをする必要があります。

申込みが完了した後、freeeの採用担当者より登録したメールアドレス宛に選考等の案内が届きます。

なお、応募にあたって、職種を併願することはできないこととされているので、自身で事前に十分に検討した上で応募する職種を決定することとしてください。

適性検査・書類選考

職種により提出内容が異なるものの、書類選考、課題選考、コードテスト選考があります。

事情により内容が変更される可能性があるため、説明会での案内やメールでの連絡を漏らすことなく確認することとしてください。

エンジニア職
  • コードテスト:アルゴリズム問題であり、開発経験のない人でも取り組むことができます。
    スピードよりも思考プロセスやプロセスや情報を読み取る力を重視した選考になっています。
デザイナー職
  • 課題選考:freeeが設定した課題に対し、プロトタイプまたは思考過程をまとめた資料を提出します。
    応募者の主観による課題設定ではなく、インタビュー等のリサーチを踏まえた客観的な情報をもとにして進める必要があります。
ビジネス職
  • エントリーシート/適性検査

一次面接

原則としてオンラインでの実施となります。

面接に先立ち、履歴書を作成し、提出する必要があります(履歴書の様式について指定はありません)。

エンジニア職、デザイナー職、ビジネス職について、口コミによる質問事項は以下のとおりです。

職種質問事項
エンジニア職/デザイナー職
  • 自己紹介
  • 研究に関する深堀り(具体的な概容や手法について、課題設計の立て方、定量的な結果はどのようなことに貢献できるか、なぜ今の研究室を選んだか等)
  • ポートフォリオに関する深堀り
  • プログラミングに興味を持つきっかけ
  • 就職の軸
ビジネス職
  • 就活の軸は何か
  • なぜその就活の軸を抱くに至ったのか
  • ガクチカ
  • 企業説明会の感想、会社のどの部分に興味関心を抱いたか
  • 志望動機

 

二次面接

職種質問事項
エンジニア職/デザイナー職
  • 自己紹介
  • ゼミについて
  • これまでの技術系件について
  • チーム開発経験について
  • 具体的な志望動機
  • 逆質問
ビジネス職
  • 就職活動の軸
  • 志望動機
  • キャリアプラン
  • なぜその職種に関心を抱いたのか
  • ガクチカ
  • その中で最も困難だったことは何か。どのよ
    うにして解決したか
  • 社会で関心を持っている問題
  • その問題をどのようにして解決していくこと
    ができると考えているか

 

三次面接

職種質問事項
エンジニア職/デザイナー職
  • 小学生~高校生までのできごと
  • ガクチカ
  • インターンの学び
  • ポートフォリオ
  • 大学や学部を選んだ理由
ビジネス職
  • 志望理由
  • ガクチカ
  • 就活の軸
  • 原体験がなぜfreeeと結びつくのか
  • freeeのどこに共感したか
  • 入社後したいこと、キャリアプラン

社風

国内企業のほとんど(99.7%)が個人事業であったり、中小企業であるといわれています。つまり、スモールビジネスです。
本来、スモールビジネスほど自由であり、可能性に満ち溢れた仕事はないといえます。
しかし、人材不足等の理由から経営に関する手間を要し、その自由度が十分に発揮されていないのが現状です。
誰もが経営を難しいと感じることなく、手軽で、楽しいと思えるものに変えることができたら、もっと自由で、新しく、自分らしいビジネスが増えていくはずなのに、それが解決されずにいたことを直視し、その解決に向けて取り組み続けているのがfreeeなのです。

 

求める人材像

freeeの求める人材像

freeeは、「現時点でfreeeのミッションに完全に共感している必要はありません」としています。
そのうえで、少しでも「社会を良くしたい、豊かにしたい」「自身の成長を社会貢献に活かしたい」「わくわくする成長や変化をしたい」というような想いを持つ人材を求めています。

freeeで働くことの魅力

freeeでは、同社で働くことの魅力について、次のように説明しています。

魅力
  • 業態業種を問わない幅広い企業の問題解決に関わることができる
  • 様々な職能を経験したり、様々なフェーズの事業の経験を積むことができる
  • 多様なバックグラウンドを持った仲間とフラットな環境で働くことができる

マジ価値

freeeの成長を加速させる要因が「マジ価値」という文化です。これは、「本質的(マジ)で価値ある」の略であり、従業員は、「ユーザにとって本質的な価値があると自信をもって言えることをする」を軸として、顧客に対する価値提供を行っているというわけです。
ここでは、自己・自社中心ではなく、あくまでも顧客にとって本質的な価値があることを提案する必要があるわけですので、現在の顧客の状況を十分に把握していることはもちろん、招来において顧客がどのような方向に進もうとしているのかを合理的に予測していく能力も求められていると言えるでしょう。
こうしたことを踏まえ、顧客本位の姿勢で業務を進めていくことのできる人材がfreee が求める人材であるということができるでしょう。

 

採用大学

freeeは、自社の採用ページにおいて社員の採用大学の実績を公式には公表していません。
このため以下の情報はインターネット上の情報をもとにした採用大学情報になります。
これによれば、freeeでは最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、いわゆる強い学歴フィルターはないと考えられます。

<大学>

東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、東京外国語大学、横浜国立大学、筑波大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、法政大学、立教大学、明治大学、日本大学、千葉工業大学、立命館大学、関西大学

 

上記には偏差値が高い大学も採用大学にありますが、freeeは多様な学生層からの応募者を積極的に採用しています。

よって学歴のみが原因で不採用になることは考えにくいです。
しっかりとエントリーシートや面接対策をして、内定を獲得できるようにしましょう。

採用大学のランクに関しては以下の記事を参考にしてください。

就職偏差値・難易度

それでは、ここまでの内容を踏まえて、freeeの就職偏差値・難易度を見てみましょう。

結論としては、偏差値・難易度はやや高めであるといえるでしょう。その理由として以下の3点が挙げられます。

理由
  • 採用フローとして特別なステップがない
  • 採用大学を見る範囲では極端な学歴フィルターはない
  • しかし、採用人数が20名~30名であり、少数であるため、競争が激しい
  • 平均年収が高額(685万円)である他、福利厚生が厚い

この点についてもう少し説明をしておきましょう。

freeeは、新卒の採用人数を公式には発表していませんが、20名〜30名であると推測されます。

また、プロダクト開発や販売力を強化することを目的として採用を加速しているところでもあります。

このため、新卒社員についても採用数を増加させる可能性があり、採用人数は20名〜30名であると推測されるわけです。

次に、採用における男女比も公表はなされていませんが、外資就活の調査によれば男性が68%超となっています。

よって1年間の採用数は、男性17名程度、女性7名程度になることが推測されます。

そして、freeeの採用倍率は10倍程度であり、100倍を超えるような有名大手企業と比較すると就職難易度は低くなるように見えます。

しかし、上記のように採用人数が少ない状況にかんがみると、表面的な倍率以上に内定を獲得するのは、やや難しい面が出てくるでしょう。

もっとも、強い学歴フィルターがあるとまではいえないので、頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など基本的な事項をしっかりと対策をしていれば、難しすぎることはないでしょう。

しっかりと対策を行い内定を獲得してください!

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

freeeは、「自動化」と「バックオフィス最適化」を推進するサービスの開発および提供を行う企業です。

主として、個人事業主向けの確定申告・法人向けの経理・給与事務ないし請求事務を中心とするサービスを手掛けています。

具体的には、「クラウド会計ソフトfreee会計」や「freee人事労務」に代表されるクラウド会計ソフトシェアトップクラスのサービスを実現しています。

freeeはフィンテック業界の中でもレベルが高い企業なので、企業研究を行っているか否かで就活での結果は変わってきます。

しかし過度に学歴重視をする企業ではないので、全員に等しくチャンスがあります。対策をしっかり行って選考に望んでください。

ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。

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