【就職難易度】ジャックスの就職難易度・選考対策を徹底解説
2024/7/23更新
はじめに
ジャックスは、東京都渋谷区に本社を置く大手クレジット会社です。
1954年に函館で創業された企業で、コンシューマーファイナンス業界のリーダーとして国内外で活躍しています。
創業当初から、お客様の生活を豊かにすることを目指して事業を展開し、現在ではMUFGグループの一員として、幅広い金融商品やサービスを扱う企業です。
今回は、そんなジャックスの企業研究を行うための基礎知識や社風、選考対策などをご紹介していきます。
ジャックスへの就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っていますので、ぜひ最後までご覧ください。
- ジャックスの仕事内容が気になる
- ジャックスの就職難易度を知りたい
- ジャックスの選考対策として何をすれば良いかわからない
また、クレジット会社に関する業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
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この記事の結論
先にこの記事の結論からお伝えすると、ジャックスの就職難易度は、平均よりも少し高めです。
以下の参照記事で詳しく解説している就職偏差値を参考にすると、標準難易度よりも少し上回っているといえるでしょう。
ですが、採用大学も様々な偏差値帯や種類の学校の実績があるので、選考対策をしっかり行えば、内定を獲得できる可能性は十分にあります。
次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。
ジャックスについて
出典元:ジャックス
会社概要
ジャックスは、多様なファイナンスメニューを提供し、業界をリードしている企業です。
安定した経営基盤、多彩な人材、多くの顧客基盤や営業ネットワークを持ち、コンシューマーファイナンス分野でさまざまな商品やサービスを展開しています。
ジャックスの安心・安全なファイナンスサービスは、多くの顧客から信頼されています。
クレジットカード会員数は623万人に達し、広範な顧客基盤を持っています。
また、女性社員の活躍も特徴的で、管理職における女性比率は17.8%、全社員の女性比率は58.1%と、ダイバーシティを重視した企業文化が根付いているのです。
さらに、経営基盤も強固です。
三菱UFJフィナンシャルグループの関連会社として、安定した事業・財務基盤を確立しています。
国内には73の営業拠点を構え、全国的なネットワークを展開しています。
この信義を基盤に、クレジット、カード・ペイメント、ファイナンス事業を拡大し、近年はASEAN地域を中心に海外にも展開中です。
社会の変化に対応し、デジタル技術の革新や環境・社会問題への対応にも積極的に取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染症や世界的な不確実性の中でも、ジャックスはお客様に寄り添い続け、変化するニーズに迅速に対応する姿勢を持ち続けてきました。
就職偏差値・難易度および業界での立ち位置
競争が激しいクレジット業界の中でのジャックスの立ち位置をご紹介します。
売上高を参照し他社と比較してみても、ジャックスはトップクラスの企業だとわかります。
考えられる理由は以下の通りです。
多彩なクレジット事業
ジャックスは、さまざまなシーンでお客様の生活をサポートするクレジット事業を展開しています。
自動車や住宅リフォーム、環境商品、メディカル、学費など、幅広い分野で多彩な支払い方法を提供しているのです。
この多様性が、お客様の「夢のある未来」の実現をサポートし、加盟店との強力なパートナーシップを築く基盤となっています。
安心のファイナンスサービス
ジャックスは、銀行の個人ローン保証や住宅ローン保証など、さまざまなファイナンスサービスを提供しています。
お客様には資産形成のサポートと安心の保証を、提携先には販売促進、リスク軽減、業務の効率化を提供しています。
こうしたファイナンスサービスが、お客様と提携先双方にメリットをもたらし、ビジネスチャンスの拡大を支援しているのです。
国際展開の成功
ジャックスは、日本国内で培ったノウハウを活かし、成長著しいASEAN市場への進出を果たしている企業です。
2010年のベトナム進出を皮切りに、インドネシア、フィリピン、カンボジアと、着実に海外事業を拡大しています。
今後も各国での営業基盤の拡充や事業の安定稼働を目指し、リーディングポジションを確保し続けることで、ブランドを確立していく方針です。
ジャックスの多彩な事業展開と国際的な視野は、就活生にとって非常に魅力的です。
信頼と実績を持つ企業で、自分のスキルを活かして働きたいと考えている方にとって、ジャックスは理想的な選択肢となるでしょう。
参考までに競合3社の情報もまとめてみたので、ご紹介します。
会社名 | 売上高(2024年) | 平均年収 | 就職偏差値・難易度 | 社風 |
ジャックス | 1,847億8200万円 | 605万円 | 57 | 風通しのよい社風 |
クレディセゾン | 4,203億1700万円 | 547万円 | 60 | 挑戦を促す社風 |
オリエントコーポレーション | 2,290億5400万円 | 606万円 | 58 | 挑戦的な社風 |
アイフル | 1,631億900万円 | 570万円 | 55 | 新しい社風 |
次に、ジャックスの就職偏差値・難易度を見てみましょう。
結論としては、偏差値・難易度は少し高めです。
その理由として以下の3点が挙げられます。
- 就職偏差値が57であるから
- 学歴フィルターがあまりないから
- 平均年収が高め
よって、頻出質問である「ガクチカ」や「志望動機」など基本的な事項をしっかりと対策をしていれば、難しすぎることはないでしょう。
しっかりと対策を行い内定を獲得してください!
就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。
求める人材
ジャックスでは求める人材として下記のものを公表しています。
自ら学び成長する姿勢
ジャックスは、資格取得や新しいスキルの習得に積極的な人材を求めています。
変化の激しいビジネス環境に対応するために必要な資質です。
自己啓発に意欲的で、常に新しい知識や技術を学ぶ姿勢が評価されます。
こうした人材は、企業の成長と共に自己成長を遂げることができ、長期的な視点でのキャリア形成が期待されるでしょう。
多様な経験を持つ人
学内外での豊富な経験を持つことも重視されています。
例えば、部活動やアルバイト、ボランティア活動など、多様な環境での経験が評価されます。
異なる視点から問題解決に取り組む力や、チームワークを発揮する力が培われると考えられています。
多様な経験は、柔軟な発想や適応力を高める要素として重要です。
個性と探究心を持つ人
ジャックスは、自己の個性をアピールできる人材を歓迎しています。
独自のこだわりや強い探究心を持ち、自分らしさを大切にする人が求められているのです。
また、冷静に物事を判断し、負けず嫌いな精神を持つことも重要な要素です。
こうした個性豊かな人材は、企業内で新しい価値を創造し、組織の多様性を高める力となります。
ジャックスは、これまでの人生で熱心に取り組んだ経験を「自分らしく」語ることを求めているのです。
自己の熱意や経験を正直に伝えることで、人事担当者はその人の本質を見極め、最適なサポートを提供することができると考えているからです。
創業以来、ジャックスは「信為萬事本」の精神を大切にし、信頼と信用を第一に業務に取り組んでいます。
この精神を共有し、共に成長する意欲のある方を求めています。
ジャックスの新卒募集要項について
以下にジャックスの新卒募集要項についてまとめました。
各項目 | 詳細 |
職種 | 営業渉外、債権管理、営業事務、システム開発・管理、経理、財務、企画 他 |
給与(2024年初任給実績) | 全国転勤型 250,000円(転勤待機手当を含む) 地域限定型 230,000円 |
賞与 | 年2回(6月・12月) |
勤務時間 | 9:20~17:45 or 9:45~18:10(実働時間 7:25) |
新卒採用のフロー
ジャックスの選考は、下記の通りの選考フローとなっています。
- 志望動機
- 企業研究
- エントリーシート
- 筆記試験
- 1次面接
- 2次面接
- 最終面接
一次選考、二次選考、最終選考の全3つのフェーズで選考が行われますが、それぞれ対策内容が異なるのでチェックしておきましょう。
学歴不問で応募可能だからこそ、同社はお客様に寄り添った対応ができる人材かを細かく判断するため、一つ一つの選考に時間をかけています。
選考対策として、企業の大切にしていることが問われるだけではなく、将来的にどのように成長し、企業に貢献していきたいかが問われる場面もあるでしょう。
前向きさをアピールすることが大切です。
①新卒エントリー
まずはジャックスの公式ホームページから、エントリーをします。
マイページへの登録(無料)が必要になるため、名前や住所、連絡先などを間違えないように記載しましょう。
②説明会参加&職種別選考
エントリー後説明会に参加します。
日程がいくつかあるので、都合の良い日程に合わせて申込み、説明会に参加してください。
③適性検査
まずはジャックスで業務する上で、マッチするかどうかの適性検査です。
適性検査では簡単な診断が行われますので、素直に質問に答えましょう。
以下のページもぜひ参考にしてください!
④一次面接
一次選考通過者は、その後二次選考の個人面接へと進みます。
個人面接はオンライン形式で行われ、面接官1人と学生3名で面接が行われるのが特徴です。
こちらの個人面接では、下記のような質問が行われる傾向にあります。
- 志望動機
- 特技
- 学生時代を振り返り力を入れたと思うこと
- チームで協力して行ったこと(関わった人数や何に取り組んだか、何を成し遂げたかなど)
- 研究内容
志望動機よりも学生時代を振り返って頑張ったことや、現在頑張っている事に関して聞かれる傾向にあるため、準備しておきましょう。
⑤最終面接
二次選考通過後、最終面接が行われます。
二次選考で話した内容が深掘りされ、今までの経験を通じて今後頑張りたいと考えていることなどが、面接で聞かれるでしょう。
以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。
⑥内定
複数回の面接を突破して内定が決まります。
ジャックスに入社するためにやるべきこと
ジャックスに入るための対策を紹介します。
- 自己分析を徹底する
- 業界・企業研究を徹底する
- OB・OGを訪問する
- 実践的な面接練習
以下、具体的な対策を紹介します。
自己分析を徹底する
まずは自己分析をしっかりと行いましょう。
自己分析がしっかりできていれば、自分の強みや弱みを把握し、面接で自信を持ってアピールすることが可能です。
自己分析を行う際には、以下の点を確認しておきましょう。
- 過去の経験や実績を整理する
- 自分の価値観や目標を明確にする
- 得意なことや苦手なことを洗い出す
- 自分がどのような場面で力を発揮できるかを考える
業界・企業研究を徹底する
業界や企業についての研究を徹底しましょう。
ジャックスは金融業界の中でも、特に消費者金融に強みを持つ企業です。
業界や企業の特徴を理解しておくことで、面接での回答が具体的かつ的確になります。
準備しておくべきポイントは以下の通りです。
- 金融業界全体の動向を把握する
- ジャックスの事業内容や企業理念を理解する
- 競合他社との違いを明確にする
- ジャックスが求める人物像を確認する
OB・OGを訪問する
OB・OG訪問も非常に有効な方法です。
実際にジャックスで働いている先輩方からリアルな情報を得ることで、自分がその企業で働くイメージを具体的に描くことができます。
訪問時に質問しておきたい内容は以下の通りです。
- ジャックスでの具体的な業務内容
- 職場の雰囲気や社風
- 入社前と入社後のギャップ
- 求められるスキルや資質
- キャリアパスや成長機会
実践的な面接練習
実践的な面接練習を行うことが重要です。
練習を重ねることで、自分の話し方や表現方法をブラッシュアップし、本番で自信を持って話すことができます。
練習時に意識するポイントは以下の通りです。
- 自己紹介や志望動機を明確に伝える
- 過去の経験を具体的に説明する
- 面接官の質問に対して的確に答える
- 自分の強みをアピールする
- 話す内容に一貫性を持たせる
これらの対策をしっかりと行うことで、ジャックスで内定を勝ち取る確率が高まります。
自分らしさを忘れず、誠実に準備を進めてください。
成功をお祈りしています。
就活(就職)偏差値とは?
就職偏差値とは、企業の就職難易度や人気度を数値化したものです。
この数値は、内定者の学歴や保有資格、企業の知名度、社員の定着率、さらにその年の応募倍率などに基づいて評価されています。
ただし、これらの情報はWeb上の就活掲示板から発信されたものであり、一般ユーザーによる投稿が基礎となっています。
ただし、評価対象の企業は日本国内のごく一部に限られており、ネットユーザーの主観や偏った情報が影響していることも否めません。
したがって、企業選びに際して就職偏差値を利用する場合は、あくまで公的なデータではないことを理解し、参考程度に留めることが重要です。
クレジット業界就職難易度別企業
クレジット業界の偏差値別の企業を紹介しますので、参考にしてください。
偏差値50以上の企業
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル(偏差値58)
アメリカン・エキスプレス・インターナショナルとは、米国の大手金融企業アメリカン・エキスプレスの日本法人であり、「アメックス」とも呼ばれます。
クレジットカード発行や旅行代理業務を主な事業として展開している企業です。
アメックスのクレジットカードは、世界でもトップクラスのステータスを誇り、旅行や出張時の特典が充実しています。
例えば、空港ラウンジの利用や手荷物の無料宅配サービスが利用できる点が特徴です。
また、キャッシングや保険サービスも提供されており、多岐にわたるメリットがあります。
アメリカン・エキスプレス・インターナショナルは1850年に創業され、日本では1917年に横浜に最初の事業所を開設しました。
ジェーシービー(偏差値57)
出典元:ジェーシービー
JCB(株式会社ジェーシービー)は、日本初の国際カードブランドを持つクレジットカード会社です。
1961年に設立され、日本の文化やニーズに合わせたサービスを提供し続けています。
JCBの魅力は、海外旅行中の日本人向けサポートが充実している点にあります。
特に、ハワイや韓国、台湾、グアムなどの人気観光地での利用が便利です。
また、タッチ決済や不正利用防止対策、豊富なポイント優待店など、多様な決済方法や安全対策が整っています。
さらに、クレジットカード業務以外にも融資業務や集金代行業務、前払式支払手段の発行・販売など、幅広い金融サービスを展開しています。
JCBは、信頼性と安心感を求める学生にとって魅力的な選択肢です。
三井住友カード(偏差値56)
出典元:三井住友カード
三井住友カードは、SMBCグループの一員として、キャッシュレス戦略の中心的役割を果たしています。
2022年度の営業収益は5225億円と、他の主要なクレジットカード会社を大きく上回る実績を誇ります。
この堅固な財務基盤を活かし、幅広い決済・ファイナンスサービスを提供している点が魅力です。
三井住友カードは半世紀以上の歴史を持ち、その間に培った豊富なデータとノウハウを活用しています。
また、次世代決済プラットフォーム「stera」や、AI解析ツール「DataRobot」の導入など、先進的な取り組みを次々と実施している点が特徴です。
安定した基盤の中で新しい挑戦をしたいと考える就活生にとって、三井住友カードは理想的な環境と言えるでしょう。
まとめ
ジャックスは、1954年に設立された日本の大手信販会社です。
クレジットカード、ローン、リースなど、多様な金融サービスを提供しています。クレジットカード事業においては、国内外で幅広い提携先と連携し、便利な決済サービスを提供しています。
また、個人向けのローンやリースも取り扱っており、生活のさまざまなシーンで利用者をサポートしているのです。
ジャックスは、高品質なサービスと顧客満足を追求し、信頼性の高い金融パートナーとしての地位を確立しています。
同社は学歴重視をする企業ではなく、学歴不問で募集をかけているため、全員に等しくチャンスがあります。
対策をしっかり行って選考に臨んでください。
ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。