就活の一般常識テストではどんな問題が出る?対策・SPIとの違いについて解説!

就活の一般常識テストではどんな問題が出る?対策・SPIとの違いについて解説!

2020年7月3日更新

はじめに

就活には数種類の「テスト」がありますよね。

その中でも、今回見ていくのは「一般常識テスト」について。

 

ジャンルは大きく分けて3つあり、

 

・時事問題政治・経済、国際情勢、科学・技術、自然環境、日常生活、文化・芸能、スポーツ)

・5教科国語・数学・英語・理科・社会)

文化問題文学、文化、美術、音楽、スポーツ、芸能)

 

この3つに分けることができます。

 

 

業種によっては、

足切りとしても用いられている一般常識テスト。

 

選考がある程度進んだ段階で落ちるのならまだしも、

書類選考というスタート地点で落ちたくはありませんよね。

 

本記事を最後まで読み、

就活で課せられる「一般常識テスト」の全体像を探っていきましょう。

 

 

今回は

 

・一般常識テストの例題

・SPIとの違い

・一般常識テストの対策方法

について、見ていきます。

 

 

「筆記試験は、他にはどんな種類があるのだろう」

と気になった方は、

こちらの記事も参考にしてみてくださいね!

 

就活の筆記試験の対策は?どんな種類があるの?

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まずは画像をクリック

 

1.一般常識テストの内容① 時事問題

リクナビが2019年7月、

過去1年間で新卒採用経験のある人事担当者243人を対象に実施した調査によると、

最も多く出題されたのは「時事問題」となり、全体の7割近くを占めています。

 

どんなジャンルの一般常識の問題を出題しましたか?(n=243、複数回答)

どんなジャンルの一般常識の問題を出題しましたか?(n=243、複数回答)

(出典:リクナビ 就活準備ガイド

 

次いで多かったのは「国語」(54.7%)、「算数」(50.6%)と、

5教科に関する設問が並びます。

 

つまり、

一般常識テスト対策において最も注力すべきは「時事問題」であり、

日頃からニュースや日常の出来事に関心を払い、

自分の意見を持っておくことが大切であるということですね。

 

それでは早速、内容について

時事問題・5教科・文化問題の順に見ていきましょう。

 

時事問題は最も出題される確率が高く、

新聞やニュース、TVなどメディアに取り上げられるトピックが中心です。

 

具体的な内容については

日本の政治や外交、社会問題など多岐にわたっているため、予測は困難ですが

企業のビジネスモデルや経営体制と密接に関係のある話題は、

出題されると見て間違いありません。

 

例えば、航空業界であれば「LCCの今後の動向」を問う問題であったり、

商社であれば「貿易摩擦」についての問題であったり、

といった具合です。

 

なお、2020年7月時点でのホットトピックとしては

以下のようなテーマが考えられるでしょう。

 

・環境問題

・働き方改革

・在宅ワーク

・新型コロナウイルス

・黒人差別問題

・香港の現状

・北朝鮮の動き

・アメリカの政策

・東京都知事選挙

 

もちろん、これらが必ずしも出題されるとは限りませんし、

中には昨年ニュースによく取り上げられたものが出るかもしれません。

 

「ニュースや社会にあまり関心がない、、」

と困っている方は、

書店の店頭などに並んでいる「時事問題まとめ」などを購入するのも手かもしれませんね。

2.一般常識テストの内容② 5教科

時事問題に次いで出されることの多い、5教科問題。

こちらは、本などを活用することにより事前に対策が可能ですので、

就活生は是非ともここで点数を稼ぎたいところですね。

 

広範囲の対策が必要に思われますが、実は企業によって様々であり、

5教科全てからまんべんなく出題される場合もあれば、

数科目のみ厳選して出題される場合もあるそうです。

 

いずれの場合も、

レベルはあくまで小学校から高校程度。

 

範囲は広く感じるかもしれませんが、基本的な問題が中心となるため、

しっかりと対策しておけば難しいものではありません。

 

5教科の中で、最も出題頻度の高い国語から順に

詳しく見ていきましょう。

 

2-1.国語

 

5教科の中では、最も注力すべきである教科です。

どんな仕事でも、日本語力やコミュニケーション能力は必要不可欠のため、

基礎的な学力がどの程度あるのかを図るために

多くの企業では重視しています。

 

言語能力を問う問題が中心に出題される傾向にあり、

例としては漢字を扱う問題や四字熟語、同音異義語や対義語、

ことわざ、慣用句、敬語の使い方などが挙げられます。

 

また、例題としては

以下のような設問が考えられます。

 

「時、人、物などが来ることを今か今かと楽しみに待つこと」を表す四字熟語を選べ。」

① 一日千秋

② 一日片時

③ 一字千金

④ 一合一離

⑤ 一業所感

答え ①

 

 

「次の動詞を尊敬語・謙譲語に書き換えよ。」

 

① 見る(尊敬語)

② 聞く(謙譲語)

③ 来る(尊敬語)

 

答え 

① ご覧になる

② 伺う

③ いらっしゃる

 

どうでしょうか?

「常識」があれば、

特に支障なくスラスラと回答できるはずです。

 

アルバイトの経験があると、

こういう場面で役に立ちますね。

 

 

2-2.数学

 

国語の次に出題されることの多い数学。

従来は、四則演算や平方根の計算、方程式や関数といった

計算問題が多く出題される傾向にありましたが、

最近では文章題も多く問われるようになってきています。

 

一般に、数学は得意・不得意がハッキリ分かれる項目ですが、

しっかりと対策しておけば怖いものではありません。

SPIとも被る部分ですので、

しっかりと対策をしておきましょう。

 

例題1)

「四角に当てはまる数字を記せ。」

7+10÷□=9

(答え)

5

 

(例題2)

「100キロはグラムに換算すると何グラムか?」

(答え)

100,000グラム(g)

 

2-3.英語

 

英語も国語同様、

難しい問題が出されることはありません。

 

中学・高校でしっかりと基礎を身につけていれば解けるような、

日常会話や作文などが中心です。

 

問題としては、単語や熟語の選択問題や、

文法・時制を問う問題、時事英語(スピーチなど)が出される傾向にあります。

 

 

(例題)

次の()内の語を並び替えて、日本語に合う英文を完成させよ。」

 この机はあまりに重すぎて彼女は持ち上げることが出来ない。

This desk ( too / heavy / is / lift / her / for / to ).

答え 

This desk is too heavy for her to lift.

 

2-4.社会

 

社会に関しては、

扱う分野がかなり多岐にわたります。

 

というのも、

例えば政治と経済では全く違いますし、

他には地理、歴史、国際情勢なども範囲に入ってくるためです。

 

国際情勢に関しては、

場合によっては国際会議や、国際機関の報道、

世界経済に関する問題も近年では多く出題されており、

一部時事問題と重複する傾向が強くなっています。

 

いずれにせよ、

中学レベルの地理・歴史・政治経済は最低限抑えておき、

その上で先述のように、時事問題に気を配っておく必要があるでしょう。

 

(例題1)経済

「経済連携協定」を示すものはどれか。

① TPP

② FTA

③ EPA

④ EPS

答え ③

 

(例題2)地理

「日本の四大工業地帯(域)」の組み合わせとして正しいものはどれか。

① 瀬戸内工業地域 東海工業地域 八代臨海工業地域 京葉工業地域

② 北九州工業地帯 東海工業地域 北陸工業地域 阪神工業地帯

③ 京浜工業地帯 阪神工業地帯 中京工業地帯 北九州工業地帯

④ 瀬戸内工業地域 阪神工業地帯 八代臨海工業地域 北九州工業地帯

答え ③

 

2-5.理科

 

理科も、それぞれの分野の基礎的な知識が必要です。

ex.)科学・生物・地学・物理、等

 

 

3.一般常識テストの内容③ 文化問題

国語や歴史、時事問題と被る分野もありますが、

内容が広範囲であるという特徴があります。

 

例としては、

絵画や宗教、世界遺産に関連するものや、

オリンピック、作曲家、映画祭、文学賞など、

広く文化に関わる問題が出題されます。

 

(例題)

次の作品の作者を以下の選択肢から選べ。

① 伊豆の踊子

② 老人と海

③ 枕草子

④ 舞姫

⑤ 智恵子抄

ア 森鴎外

イ 高村光太郎

ウ ヘミングウェイ

エ 清少納言

オ 川端康成

答え

① オ 

② ウ 

③ エ

④ ア

⑤ イ

 

 

どうでしょう?

一般常識テストのイメージが少しついてきたのではないでしょうか。

 

問題の難易度としてはそこまで難しくなく、

しっかりと日頃から意識しておけば、解けるはずの問題ばかり。

 

 

次章では、SPIとの違いに加え、

普段から意識できる「一般常識テストへの対策」についてご紹介します。

4.一般常識テストとSPIとの違いとは?

企業が新卒選考の一環として行うテストの一つである、一般常識テスト。

テストとしては、他にもSPIや玉手箱など様々な種類がありますが、

それぞれ実施する目的が異なります。

 

SPIや玉手箱といったテストは、

応募学生のスキルや性格を図るために実施されます。

 

「この人物は、本当にうちで入ってもやっていけるのだろうか」

「配属先に適した素質が備わっているのだろうか」

 

といったことを、客観的に判断するためのツールとなります。

 

 

対して、一般常識テストは、

応募学生の一般的な教養や社会常識を図るために実施されます。

 

社会・時事・経済について聞くことで、その人が

・社会にしっかりと目を向けているのかどうか

いろいろなことへアンテナを張ることができているのか?

といったことを図るツールとなります。

 

 

また、専門の企業によって開発されるSPIや玉手箱とは違い

就活において実施されるテストの中でも、一般常識テストは

「企業が独自に」準備することが多い傾向にあります。

 

 

つまり、「これだけは知っておいてほしい」とされる知識、

いわゆる “一般常識”  の範囲は業界・企業によっても僅かに変わってくるため、

出題される問題も企業によって大きく異なってくるのです。

 

このように、企業は能力面だけでなく様々な観点から、

応募学生を振り分けて見ているのです。

 

思わぬところで足をすくわれてしまうことのないよう、

日頃から出来る対策はしっかりと行いたいものですね。

5.日頃から出来る一般常識テストの対策方法3選!

5-1.新聞などの情報収集

 

一般常識テストでは、

就活生の基本的な知識を聞いてくることが多くあります。

 

したがって、常日頃から情報を集められる環境を作り出すことが重要です。

 

なかでも「時事問題」に関しては、

「新聞」や「ニュース」などをチェックすることがいちばんの対策になります!

 

毎日、新聞にひと通り目を通すことがベストです!

 

毎日メディアを確認していると、

「この用語すごい見るなぁ……」

と気づくことがあるかもしれません。

 

それが「時事用語」として出題されることもあるので、

気になったことはその都度調べられるといいですね!

 

また、日米・日中・日韓・北朝鮮問題、沖縄基地問題

いつでも取り上げられやすい話題なので、注意して見ておきましょう!

 

 

5-2.アプリの活用

 

「新聞を利用しようと思っても、

毎日見るのは時間的にも、金銭的にも難しい……」

 

こんな風に考えている人も、いるのではないでしょうか。

 

今は便利な時代ですから、【アプリ】があります!

ということで、ここでは一般常識テストの対策に役立つアプリを5つご紹介します。

 

 

【スマートニュース】(ニュースアプリ)

・ネット上のニュース記事をまとめてカテゴリ別に発信する

・ネット回線が不安定な場所でも素早くニュースを確認できる

 

【就活NEWS】(ニュース・就活情報アプリ)

・就活関係に特化しており、人気企業400社、30業界のニュースが見られる

・企業・業界研究にも役立つ!

 

【就活対策 200問 一般常識・SPI】(テスト対策アプリ)

・60~90秒で答えが出るようになっている

・無音なので電車やバスの中でも使用可能

 

【日本経済新聞 電子版】(ニュースアプリ)

・内容は日本・海外の経済関係に特化。普通の新聞には乗っていない情報も。

・月額料金(税込4,277円)がかかるが、企業・業界の情報量は段違い!

 

【News Picks】(ニュースアプリ)

・国内外のビジネスニュースを厳選

・専門家によるニュース解説がある

・プレミアムプラン(学割 月額500円)で読める記事が面白い!

 

他にも様々な就活アプリが存在しており、

就活生にとって活用しない手はありません。

詳しくは下記の記事で紹介しています。

就活のおすすめアプリ26選!アプリを駆使して効率的な就活を

 

 

5-3.問題集

 

【問題集】も、テスト対策の方法として挙げられます。

一般常識テストに特化した問題集は、さまざま販売されています。

ここでは、オススメの問題集の紹介はしませんが、

伝えたいことはただ一つ!

 

問題集を何冊も勝って次々と解くよりも、

「1冊に何度も」取り組みましょう

 

そうすることによって、自分の得意分野・不得意分野を理解し、

最適な対策をすることができるようになります!

 

【21・22卒向け就活本】内定への近道!ジョーカツ厳選20冊を状況別に紹介

6.一般常識テスト対策に最適なオススメの問題集4選!

 

6-1.『最新最強の一般常識 ’21年版』

最新最強の一般常識 ’21年版

(出典:amazon

 

まずは1冊押さえておきたいのが、

成美堂出版編集部から刊行されている、「最新最強の一般常識シリーズです。

同社からは、同じデザインの表紙で「SPIクリア問題集」も出版されているので、見たことがある方も多いのではないでしょうか?

 

問題に対する傾向や、解き方のポイントなど非常に丁寧に解説されているので、

まずはこの1冊を押さえておけば大丈夫でしょう。

 

 

6-2.『カンタン総まとめ 就活の一般常識&時事 2021年度』

(出典:amazon

 

ハンディサイズである点と、

要点まとめ→一問一答形式で進められるため、

頭に入りやすく復習が手軽に出来る点が魅力です。

 

また、頻出問題に関しては動画も公開しているようなので、

ある程度問題に慣れてきたら、腕試しがてらにチャレンジしてみるのもありかもしれませんね。

 

カラーページも多く、視覚的にも見やすいです。

 

 

6-3.『一般常識&最新時事[一問一答]頻出1500問 2021年度版』

一般常識&最新時事[一問一答]頻出1500問 2021年度版

(出典:amazon

 

これ1冊で時事問題についても勉強できるため、

一般常識関連の問題を、網羅的に学習できる点が魅力です。

 

各問題について、「学生の平均正答率」も記載されているので、

自分の常識レベルについても把握することができます。

 

 

6-4. 「2021最新版 史上最強 一般常識+時事 一問一答問題集 (史上最強 就職シリーズ)」

2021最新版 史上最強 一般常識+時事 一問一答問題集 (史上最強 就職シリーズ)

(出典:amazon

 

最近の一般常識テストに頻出している

・政治・経済関連の時事問題

・国語問題

を特に充実させている問題集です。

 

赤シートもついているので、電車の隙間時間などを活用し、

暗記に当てましょう。

まとめ

「日頃からの興味・関心」が一般常識テストのいちばんの対策!

 

いかがでしたでしょうか?

 

例題を見ても分かるとおり、

就活の「一般常識テスト」は基本的な問題がほとんどです!

 

企業は

 

「基本的なことがちゃんと分かっているのかな?」

「常識として、この教養が身についているのかな?」

「社会に興味・関心がどのくらいあるかな?」

 

という観点で就活生を見ています。

 

簡単に思えますが、一朝一夕で得られるものではないので

日頃からニュースなどに興味を持つと同時に、

自分の意見を持つ練習をしておきましょう!

 

 

今回ご紹介したのは「一般常識」についてですが、

他にも「SPI」の対策についても知りたい!という方は、

こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

 

SPI試験対策!言語・非言語の出題傾向とおすすめの対策方法まとめ!

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