【企業分析】日立国際電気の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説

2024/7/23更新

はじめに

株式会社日立国際電気は、東京都港区に本社を置く、電気機器業界に属する企業です。

北海道から沖縄まで幅広く事業を展開していますが、海外進出はしていません。

名前からもわかりますが、2009年に日立製作所の連結子会社となっています。

今回は株式会社日立国際電気の企業研究に必要な、社風や会社概要、就職難易度などをご紹介していきます。

この記事では株式会社日立国際電気への就職に興味がある以下のような就活生を対象に、企業分析を行っていますので、ぜひ最後までご覧ください。

対象
  • 日立国際電気がどのような会社か知りたい
  • 日立国際電気の就職難易度を知りたい
  • 日立国際電気の選考対策に必要な情報を集めたい

また、電気機器業界以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

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この記事の結論

先にこの記事の結論からお伝えすると、日立国際電気の就職難易度は、偏差値・難易度は標準的レベルです。

日立国際電気の選考フローは、シンプルです。

WebテストはSPI、面接回数は2回と少なく、すべて個人面接となっています。

質問内容も頻出質問が多く、対策しやすいのが特徴です。

売り上げ規模に比べると、就職偏差値は少し高めですが、重点を絞って対策していれば問題ありません。

次の章から各内容や、その他就活に役立つ情報を紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

株式会社日立国際電気について

株式会社日立国際電気とは

出典:日立国際電気

会社概要

株式会社日立国際電気の会社概要は、以下のとおりです。

会社名株式会社日立国際電気
設立日1949年11月17日
売上高52,947百万円(2023年3月期・個別)
従業員数1,469名(個別)(2023年3月31日現在)
本社所在地東京都港区西新橋2-15-12(日立愛宕別館6F)
事業内容映像と無線の技術を融合し、幅広い通信システムを提供
ホームページ株式会社 日立国際電気

日立国際電気は、映像と無線の技術を融合し、幅広い通信システムを提供している会社です。

例えば、防災行政無線システムやワイヤレスブロードバンド、放送カメラ、LTEワイヤレスカメラ、HDTVモデルといった製品(システム)の開発・提供をしています。

鉄道・空港・消防・警察・放送局・電力・ガスなど、私たちの暮らしに必要な社会インフラを支えています。

間接的ではありますが、私たちの暮らしを支えているというやりがいをもって働ける仕事です。

各事業セグメントの解説

株式会社日立国際電気の主な事業(ソリューション・システム)は以下の通りです。

事業部門活動内容
プライベートLTE/ローカル5G企業向け次世代通信「プライベートLTE/ローカル5G」による、サスティナブルな次世代社会インフラの実現
社会向けソリューション施設の安心・安全を提供するとともに、業務運営の効率化を提供
産業・流通向けソリューション現場状況の見える化により、利便性、安全性、業務効率化を提供
公共向けソリューション住民へ安心・安全な日々の生活環境を提供し、有事の際には迅速に情報を伝達、防災・減災情報を周知
無線通信システム鉄道や空港、タクシー、防災行政無線などの各種公共・業務用無線システム、モバイルシステムなどを支える
金融・証券向けシステム情報表示システム、証券会社向けの金融ソリューションシステムの提供
放送システム中継・送信するための装置から受信設備まで、 放送システムをトータルサポート
監視カメラシステム超高感度カメラ技術や、侵入者を探知・追尾できる画像技術、人物の高速検索システムなどを提供
産業用カメラ製造現場のオートメーション化の支援やさまざまな作業の効率化に貢献

日立国際電気は、映像と無線技術に優れており、さまざまな通信システムを提供しています。

また、放送用のカメラや放送システムなど、番組を届けるために必要な製品をトータルサポートしています。

放送用カメラの技術を活かして、監視システムの提供や、オートメーションや医用、バイオなどの産業用カメラも提供しているのです。

日立国際電気で働いている社員は?

日立国際電気で働いている社員の「平均勤続年数」「平均年収」などを見ていきましょう。

平均勤続年数は?

日立国際電気の平均勤続年数は、21. 5年です。

日本の平均勤続年数が12.3年であるため、平均よりも高いことがわかります。

平均年収は?

2023年度の日立国際電気の平均年収は、746万円でした。

日本の平均年収が458万円であることを考えると、 全国平均よりも高い水準となっています。

平均残業時間は?

日立国際電気の従業員の平均残業時間は、1ヵ月あたり19.5時間でした。

日本の平均残業時間が10時間なので、平均より2倍ほど残業時間が長いことがわかります。

平均ボーナス額は?

平均ボーナス額に関しては、公式な発表がありません。

口コミ情報などによるとおよそ120万円程度だと予測されます。

どんな文化なの?

日立国際電気は、面接重視で人物本位の採用を行っている会社です。

学歴に関係なく、ひとり一人の性格やコミュニケーション能力などを見て判断します。

面接官は、シンプルな文章で知りたい内容について質問します。

そのため、相手の言葉をしっかり聞き、焦らず丁寧に回答できれば、コミュニケーション能力を評価してもらえるでしょう。

日立国際電気は、従業員の人柄もよく働きやすい環境が整っています。

面接官などの採用担当者も、優しい人が多いので、気を張らずに楽しく選考に挑めるように心がけましょう。

就職偏差値・難易度および業界での立ち位置

日立国際電気の売上高は、505億7,200万円(2024年3月期・個別)です。

そこで売上高が近い「TOA」「日本電波工業」の2社と、電気機器業界で売り上げトップを誇る「ソニーグループ」の計3社と比較していきましょう。

会社名売上高平均年収就職偏差値社風
日立国際電気505億円
(2024年3月期)
746万円55人柄がよく働きやすい環境が整っている
日本電波工業525億円
(2023年3月期)
630万円40風通しはいいが年功序列なところがある
TOA488億円
(2024年3月期)
656万円49若い社員が挑戦できる環境が整っている
ソニーグループ13兆207億円
(2024年3月期)
1,102万円58風通しがよくフラットに話ができる

 

売上高の近い企業と比較すると、平均年収と就職偏差値がともに高いことがわかります。

電気機器業界の中では、売上高が高くはありませんが、大手会社である「日立」の名前がついていることで、就活生からも人気があると予想されます。

とくに平均年収746万円は、魅力的な数値です。

業界内の立ち位置としては、売り上げ規模は低めですが、会社としての水準は高くなっています。

そのため、しっかりと対策して選考に挑みましょう。

日立国際電気の新卒募集要項について

以下に日立国際電気の新卒募集要項についてまとめました。

各項目詳細
職種システムエンジニア、ソフトウェア設計、電気設計、機械設計、研究開発、営業、経理財務、人事総務、法務
給与(2023年4月入社 初任給実績)2024年4月初任給(実績)
修士卒:月給275,000円
大学卒:月給250,000円
高専卒:月給210,000円
通勤手当、時間外勤務手当、休日勤務手当、深夜勤務手当、住宅手当、子ども・介護等支援手当 他
賞与年2回(6月、12月)評価に応じ四半期ごとに支給
研修制度新入社員研修(入社後2年間)
集合研修:社会人マナー研修、プログラミング研修、アプリケーション開発研修、IT研修 など
職場実習(3カ月~9カ月):ソフト設計実習、工場実習 など
研修員論文(実務に沿ったテーマ設定~発表)
福利厚生【制度】財形貯蓄、退職金制度、出産休暇、育児休暇、介護休暇、育児・介護のための短時間勤務、フレックス勤務、食事補助、在宅勤務、ベネフィット 他
【施設】診療所、売店、食堂 他

求める人材

株式会社日立国際電気の求める人材

株式会社日立国際電気の求める人材は、「企業理念体系・行動指針に共感し業務に全力で取り組める人」です。

企業理念体系と行動指針を見ながら、日立国際電気の求める人材紐解いていきましょう。

日立国際電気の企業理念体系

日立国際電気の企業理念体系は、以下のとおりです。

企業理念(CORPORATE PHILOSOPHY):挑戦と変革。地球と人びとの未来を創る。
価値(VALUE):わたしたちは、多様な人財を尊重し、誇りを持って働き、「熱」「理」「情」にあふれ、風通しのよい明るい企業風土を構築します。
わたしたちは、法と倫理を遵守し、社会から尊敬される清廉な企業をめざします。

企業理念体系と日立国際電気グループ・アイデンティティ:会社案内:HYSエンジニアリングサービス

 

上記からわかることは、挑戦的な人・誰とでも気軽に話せる人・ルールが守れる人の3つの人材を求めていることがわかります。

日立国際電気は、常に挑戦し、変革を求めている会社です。

現状にとらわれず、積極的に挑戦し続けられることが大切です。

また風通しの良い企業風土を目指していることから、誰とでも気軽に話せるコミュニケーション能力が必要となります。協調性も必要です。

「法と倫理を遵守」という部分から、ルールを守れることも大切だと読み取れます。

社会人のルール(マナー)として、報連相や言葉遣い、遅刻はしない、といったことに注意しましょう。

学生気分が残り、選考に遅れてくるような人は、選考を突破できません。

ビジネスマナーもしっかりと身につけておきましょう。

日立国際電気の行動指針

日立国際電気の行動指針は、以下のとおりです。

日立国際電気の行動指針
  • 持続可能な社会の実現
  • コンプライアンス
  • 人権の尊重
  • 活気あふれる職場の実現

行動指針から読み取れることは「コミュニケーション能力」と「果敢な挑戦」です。

行動指針では、お客様とのコミュニケーションを心がけ、誠意をもって対応することが重要だと述べています。

上記でも述べましたが、社内外に関わらず、誰とでも気軽に話せるコミュニケーション能力は必要です。

また繰り返しになりますが「挑戦」することも重要です。

目標達成に向けて強いこだわりを持ち、スピード感をもって常にチャレンジすることを必要としています。

「コミュニケーション」と「挑戦」については、繰り返し出てくる言葉なので、自己PRや志望動機で触れられるように心がけましょう。

新卒採用のフロー

日立国際電気の新卒採用フローは、以下のとおりです。

  1. 新卒エントリー
  2. 会社説明会
  3. 応募
  4. 選考試験(1次面接)
  5. 選考試験(2次面接)
  6. 内定

 

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

新卒エントリー

日立国際電気の新卒エントリーは、マイナビからエントリーします。

日立国際電気の採用ページにアクセスしても、マイナビに移行するため、マイナビで検索しましょう。

必要事項を入力すれば簡単にエントリーできます。

会社説明会

会社説明会は、6月~7月にかけて定期的に開催しています。

Webセミナーとなっていますので、パソコンで見る形です。

なお、会社説明会はエントリー前でも参加でき、任意なので参加しなくても問題ありません。

選考を突破したい人は、しっかり参加して企業研究に活かしましょう。

応募

応募は以下の3つを行います。

  1. エントリーシートの提出
  2. Webテストの受検
  3. 履修履歴登録

 

日立国際電気の過去のエントリーシートの一例は、以下の通りです。

過去のエントリーシートの一例
  • 自己PR
  • 今までで一番苦労した経験とそれを乗り越えたエピソード
  • 志望理由
  • 卒論研究テーマ

頻出質問が多いため、ガクチカや強み、弱みなどはしっかり対策しておきましょう。

Webテストは言語・非言語・性格テストから構成されたSPIです。

SPIは、対策本やアプリなどを活用すれば簡単に対策できます。

SPIを採用している企業は多くありますので、練習企業を設けて実戦形式で対策することも可能です。

SPIの対策本や対策方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

 

選考試験(1次面接)

面接は原則2回で、グループワークはなく、すべて個人面接です。

1次面接は、就活生1人に対し、人事1名と技術者2名の計3名の形式で行われます。

基本的にはエントリーシートで書かれている内容に沿って、質問されます。

自己PRや志望動機、ガクチカ、卒業研究についてなど、一般的な質問ばかりです。

過去の質問を見ても、ユニークな質問は見当たりませんでした。

そのため、頻出質問を徹底的に対策しておくことをおすすめします。

選考試験(2次面接)

2次面接(最終面接)も就活生1人に対し、3名の面接官で行います。

場合によっては、部長クラスの面接官が来たり、面接官が2人になったりする可能性もあります。

基本的には、1次面接で質問された内容の深堀だと思っておいて問題ありません。

もちろん、その他にも「就職活動の進捗状況」や「入社後に配属されるであろう部門について」、「弊社にどのような貢献をしたいか」といった内容も質問されます。

繰り返しになりますが、変わった質問はなく、頻出質問ばかりです。

深堀はされるので、具体的に答えられるようにしておきましょう。

内定

2回の面接を突破して内定が決まります。

内定後には先輩社員とのマッチング面談を実施します。

通常選考から内定までの期間は、1ヶ月程度の会社が多いですが、日立国際電気は3週間、早ければ2週間で内定まで決まります。

採用大学

日立国際電気の採用大学の実績を以下に掲載しますが、最難関大学から標準的なレベルの大学まで幅広く採用されており、いわゆる学歴フィルターはないと考えます。

北海道大学、山形大学、茨城大学、筑波大学、東京大学、東京外国語大学、東京農工大学、東京工業大学、お茶の水女子大学、電気通信大学、一橋大学、横浜国立大学、信州大学、滋賀大学、京都大学、大阪大学、山口大学、青山学院大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、東京工芸大学、東京電機大学、東京理科大学、日本大学、日本女子大学、法政大学、東京都市大学、明治大学、立教大学、早稲田大学、同志社大学、立命館大学、関西大学

 

上記以外にもさまざまな大学から採用があります。

また日立国際電気は、面接重視で人物本位の採用を行っている会社です。

学歴ではなく、就活生の性格や相性など人物本位で採用しているため、学歴が選考結果に影響することがありません。

採用大学のランクに関しては以下の記事を参考にしてください。

就職偏差値・難易度

それでは、ここまでの内容を踏まえて、日立国際電気の就職偏差値・難易度を見てみましょう。

結論としては、偏差値・難易度は標準的レベルです。

その理由として以下の3点が挙げられます。

理由
  • 採用大学が豊富で学歴フィルターがない
  • 面接回数が少なく、頻出質問が多い
  • 選考フローがシンプルでWebテストも種類がわかっている

特別な対策は必要なく、SPIと頻出質問を中心に対策していれば、クリアできる内容ばかりです。

就職偏差値・難易度については、以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

日立国際電気は、映像と無線の技術を融合し、幅広い通信システムを提供している会社です。

日立国際電気の選考フローはシンプルで、エントリーシート、SPI、個人面接(2回)の対策が必要です。

しかし、エントリーシートも面接も、頻出質問(自己PR・ガクチカ・志望動機など)が多く、変わった質問はありません。

内定までの最短2週間で獲得できるほど、スピード選考となっています。

学歴フィルターはなく、面接重視の人物本位で採用されるため、しっかり受け答えできるようにしましょう。

学歴によって選考内容が影響される心配がないため、自分の力を思う存分発揮してください。

日立国際電気の選考対策をする際は、本記事を参考に進めましょう!

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