【志望動機】メーカーとは?|志望動機・職種を徹底解説!
2024/6/21更新
はじめに
就職活動を始めると、どの業界で働こうか悩む人が多いでしょう。
数ある業界の中で、メーカーで仕事をしたいと考えている学生もいるはずです。
そこで今回は、採用担当者にささる志望動機の書き方について解説します。
この記事は、以下のようなことを知りたい就活生を対象にまとめています。
- メーカーの職種は?
- メーカーに向いている人は?
- メーカーの志望動機を書くときの注意点
大学で学んだ知識や経験を活かしたい学生や、ものづくりを通して消費者に暮らし生活を届けたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
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この記事の結論
メーカーにおいて、志望動機を書く時はなぜその企業に志望しているのかは特に明確にしておきましょう。
なぜなら、メーカーの中には様々な業界や職種があるため、差別化がとても重要になるからです。
メーカーは人気が高く倍率が高いため、少ないチャンスをしっかり手に入れられるように準備が欠かせません。
少しでも採用率を高めるためにも、メーカーの特徴や職種を理解し、説得力のある志望動機をかけるように準備しましょう。
また、就活を始めるにあたって、業界を絞り込むことはとても重要なことです。
なぜなら、業界を定めることで就活の目的がはっきりと見え、行動できるからです。
就職してから自分がやりたいことを見つけ、自分がどんな業界で働くのが向いているのかを知るためには、自己分析が欠かせません。
下記サイトでは、自己分析について紹介しています。
志望動機を作るうえでぜひ参考にしてみてください。
メーカーの概要
メーカーは、ものづくりを行う会社です。
ものづくりといっても様々な業界、そしてものづくりの段階があります。
例えば、メーカーの業界も食品・化学・医薬品・建設・自動車・機械など幅広い業界があり、各業界で動向や特徴が大きく異なっているため、それぞれの業界についてしっかりと研究する必要があるでしょう。
また、ものづくりを行うためには、原料を仕入れる企業や加工を専門に行う企業、そして製品を完成させる部分を担う企業など様々です。
製品が作られてから消費者の元に届くまで、下記のように数多くの企業が関わって消費者に届けられています。
製品の流れ 原料・素材メーカー ↓ 部品メーカー ↓ 加工メーカー ↓ 問屋・卸 ↓ 販売店 |
それぞれの会社について説明していきます。
原料・素材メーカー
原料・素材メーカーは、原料を仕入れて部品の原料・素材の生産を専門に行うメーカーです。
原料・素材メーカーでは、部品メーカーや加工メーカーで使用する原料の供給や鉄やパルプといった素材を部品メーカーに供給する役割を果たしています。
そのため、取引先が企業である点が特徴です。
原料・素材メーカーは、製品を作るうえでは必要不可欠な存在であるため、製造業の上流からものづくりのサポートを行いたい人にはおすすめのメーカーといえるでしょう。
部品メーカー
部品メーカーは、原料・素材メーカーで作られた原料もしくは素材を使用して、製品で使用される部品の生産を専門にしているメーカーになります。
そのため、原料・素材メーカーと同様に取引先は企業になるのが特徴です。
部品メーカーでは、加工メーカーで組み立てられる部品を作る役割を果たし、部品の生産において高い技術力が求められます。
そのため、理系の人は大学での専攻や研究をより仕事に活かせるメーカーであるといえるでしょう。
加工メーカー
加工メーカーは、原料・素材メーカーや部品メーカーで作られた部品を一つの製品に組み立てて完成させるまでを担う企業になります。
一般的にメーカーをイメージする時には、加工メーカーをイメージする人が多いのではないでしょうか。
加工メーカーが原料・素材メーカーや部品メーカーで作られた数多くの素材や部品を組み立てて、一つの製品を作り上げる役割を担います。
実際に製品を完成させる過程に携わりたい人には、加工メーカーが最適といえるでしょう。
問屋・卸
問屋・卸は、メーカーで作られた製品を全国の販売会社もしくは消費者に届ける役目を果たしています。
そのため、メーカーで製品が生産された後は、卸を通して全国の販売会社に流通します。
メーカーが作った製品を消費者に届けるためにはなくてはならない会社といえるでしょう。
販売会社
販売会社は、問屋や卸から届けられた製品を消費者に販売する会社になります。
製品によりますが、店舗型とオンライン型の2種類の販売形態があります。
スーパーやドラッグストア、家電量販店は、店舗型の販売会社としてイメージがしやすいかもしれません。
このような会社は、問屋や卸を通して商品を仕入れるか、またはメーカーから直接卸して販売をしています。
メーカーの職種・業務内容
メーカーは、分野によって職種が異なることはありますが、大まかに5つの職種がメインになるでしょう。
メーカーはそれぞれの専門性を活かした職種が数多くあり、今までの専攻や経験が重視される側面があるため、難易度が高いです。
以下で各職種について解説します。
営業職
営業職は、自社の製品がより多くの人に届けられるように各店舗もしくは取引先企業と交渉・提案をする職種になります。
メーカーの顔として様々な人と関わり、また営業成績が直接企業の売上高に影響するため、やりがいを感じやすい職種といえるでしょう。
一般的に営業職では、B to Cと呼ばれる消費者向け商品を店舗に販売する場合とB to Bと呼ばれる企業向けに商品やサービスを提供する場合で営業の仕方が大きく変わってきます。
例えば、B to Cの場合では、電話でのアポイントやお店に直接行く場合が多いですが、B to Bではルート営業と呼ばれる異なる営業方法も増えてきます。
そのため、自身の専攻を活かした業界選びや強みを活かした営業ができるような企業選びが重要になるでしょう。
事務職
事務職は、会社の裏方として営業職のサポートや財務・経理業務などを行う職種になります。
細かく分けると事務職の中にもかなり多くの職種があり、総務・財務・経理・法務といった職種は代表的な事務系の職種といえるでしょう。
総務は、採用などの人事業務や会社全体の管理などを行う職種であるため、様々な企業との関わりや多部署でのやり取りが多く、業務の幅も広いのが特徴です。
財務や経理職は、会社のお金関係を扱う仕事で、会社全体の予算から社員一人ひとりの経費の処理などが主な業務内容となります。
財務や経理職を目指す人は、簿記の知識を用いて業務を行うことが多いため、事前に簿記の資格を取得しておくと業務に役立てることができるでしょう。
研究開発職
研究開発職は、メーカーが新製品を開発するために、新製品の開発や新技術の開発を行う職種になります。
主な業務内容は、新製品の開発に向けたまだ市場にない製品のリサーチや新技術の開発、そして製品化までと研究開発の各部門で連携しながら新製品の開発を行います。
研究開発職は、各部門によって高い専門性を持って研究開発に取り組むため、大学の専攻や研究を活かしやすく、理系の大学生の人気の就職先の一つといえるでしょう。
品質管理職
品質管理職は、工場で生産された製品の品質を担保するために、品質実験を行い規格や条件を満たさない製品が世の中に出回らないように管理する職種になります。
主な業務内容は、工場で生産された製品に対して様々な側面から品質テストを行い、工場で生産された製品の品質が保たれているかをチェックすることです。
品質テストでは、専用の機械や試薬を使った実験などが行われるため、理系の人は、実験や大学での専攻を活かして業務を行うことができる点は大きなメリットになるでしょう。
生産技術職
生産技術職は、工場において製品を作る製造ラインの工程を見直し、安全かつ効率的に、そして滞りなく製品を生産できるように管理する職種となります。
主な業務内容は、工場における生産ラインの管理や既存の製造ラインの工程を見直し、より効率的な生産ができるように改善していくことです。
メーカーが向いている人の特徴
メーカーは、ものづくりを行う業界でもあることから、メーカーで活躍できる人は新しいものを作り出せる人や製品を効率よく作り出す工夫ができる人が適正があるかもしれません。
以下にメーカーに向いている人を紹介していきます。
新しいものを生み出すのが好きな人
新しいものを生み出すのが好きな人は、メーカーの仕事には向いていておすすめの職業であるといえるでしょう。
メーカーは、既存製品の販路拡大も重要ですが、基本的には新製品を作り続けることで生き残っていきます。
そのため、新しいものを生み出すのが好きな人は、新製品を作り、多くの消費者により良い生活を届けることができるでしょう。
特に研究開発職のような仕事では、新しいものを生み出すのが好きな人に適正があるといえます。
黙々と作業をすることが好きな人
黙々と作業をしたい人にも、メーカーが向いているといえるでしょう。
職種によりますが、メーカーでの業務は一人で黙々と作業をするような業務が多くあります。
例えば、事務系職ではデスクワーク業務が中心となり、研究開発職では実験や研究がメイン業務となるため、一人で作業する時間も増えるでしょう。
また、生産技術職のような工場勤務の場合も、工場を滞りなく運営するために単純作業を行うことがあるため、一人で黙々と作業をすることがあるでしょう。
そのため、黙々と作業をすることが好きな人には、楽しく仕事ができるといえるでしょう。
作業が早くかつ丁寧にできる人
作業が早く丁寧にデキる人にもメーカーはおすすめです。
メーカーでは、常により多くの製品を高品質で作り続けることが求められます。
そのため、普段の業務をいかに効率的にかつ丁寧にできるかを考えて行動できる人には、メーカーの仕事はとても向いています。
工場などでも安全に効率的に生産するために日々改善を繰り返すため、作業が早く丁寧にできる人は重宝されるでしょう。
メーカーが向いていない人
メーカーをおすすめできない人についてもいくつか紹介します。
機械操作を行うのが苦手・やりたくない人
機械操作が苦手な人や機械操作が伴う仕事をしたくない人には向いていないといえるでしょう。
特に研究開発職や生産技術職のような専門職では、専門的な知識や機械操作が必要になります。
そのため、機械操作が苦手でできれば機械操作がない仕事につきたい人には、事務系や営業系の職種を検討するといいでしょう。
単純作業が苦手な人
メーカーでの業務は、マニュアルに沿って行う業務が多くなる場合や、大量生産するために工場での一部業務では単純作業になることがあります。
そのため、毎日同じ作業を繰り返すような単純作業が発生することがあるため、このような作業に苦痛を感じてしまうような人であれば向いていないかもしれません。
しかし、職種によっても業務内容はかなり異なる部分もあるため、営業職や研究開発職のような職種であれば、考えることやコミュニケーションを取ることも増えて、単純作業が少なくなります。
そのため、単純作業が苦手な人は、各職種での業務内容をしっかりと調べたうえで、志望する職種を決められるといいでしょう。
志望動機を書くためにするべきこと
志望動機を書くために、これまで自分が行ってきた研究やガクチカを用意しておきましょう。
メーカーは食品や化学、機械系と様々な分野あり、さらに1メーカーの中でも複数の職種の募集があるため、自分の経験や学んできたことがミスマッチだと、入社しても早期に退職してしまうリスクがあります。
また、志望動機をしっかり書くためには、応募先を入念に調べることが大切です。
どのような業務を行っているのか、社風はどのような感じなのか、一般的なキャリアステップはどのようになっているのかを知ることで、自分がしたい仕事ができるかを把握できるでしょう。
以下から詳しく解説します。
自己分析を徹底する
志望動機を書くためには、まず自己分析を徹底することが重要です。
自分の強みや興味関心、これまでの経験を振り返り、それをどのようにメーカーに結びつけるかを考えてください。
自分の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握することで、企業の求める人物像に自分をマッチするようにアピールできるでしょう。
自己分析を通じて、自分が本当にやりたいことや目指すべき方向性を明確にできます。
定番の志望動機やガクチカだけでなく、なぜメーカーなのかまで徹底しましょう。
自己分析のやり方がわからない人は、以下のリンクを参考に行ってみてください。
業界・企業研究を行う
志望する業界や企業についてしっかりと調査することが重要です。
メーカーは分野や業種によって、業務内容や雇用形態、キャリアアップが少し変わってきます。そのため、メーカーの業界の特徴や動向を確認しておくことが大切です。
企業研究は念入りに行いましょう。
企業研究では各会社の立ち位置や競合他社との違い、そして他業界との比較をすることでメーカーや志望企業を客観視するために、業界や企業の理解を深めることは大切です。
そうすれば、後々具体的で説得力のある志望動機を作成できます。
また、業界全体の動向や主要な企業についての知識を深めることで、自分の志望理由に説得力を持たせることができるでしょう。
直近の業界研究のやり方をまとめた方法については、以下のリンクから確認してみてください。
志望動機を実際に書いてみる
自己分析と業界研究を終えたら、実際に志望動機を書いてみましょう。
自己分析や業界・企業研究、今までの経験をもとに作成してください。
まずは自分の思いや考えを自由に書き出し、その後に整理していく方法が効果的です。
自分1人だけだと最初は書くのが難しいでしょう。
そのため、大学の教授や身近な人に添削を依頼することをおすすめします。
他にもOB・OGにみてもらうのも効果的でしょう。
このような人たちに見てもらうことで、自分では気づけなかったことやわかりにくい表現を指摘してもらえるため、周囲の人に協力してもらいながら作成しましょう。
客観的な視点から志望動機を書いてみて、ブラッシュアップを続けることで、選考では担当の人にしっかりと自分自身の志望動機を伝えやすくなるため、ESや面接の通過率も高まるでしょう。
メーカーの志望動機を書く時のNGポイント
メーカーの志望動機を書く時に、ついやりがちなNGポイントについて解説します。
志望動機を書き慣れていないと、つい見落としがちな部分について記載しました。
採用担当者にマイナスな印象を与えてしまうと、挽回するのは難しくなるでしょう。
それを避けるためにも、志望動機を書くときの注意点を把握することが大切です。
大きく分けて以下の2つになるので、書く前に確認しておきましょう。
経験が企業・組織の業務内容とミスマッチ
過去の経験と応募先の企業や組織の業務内容がミスマッチしていると、採用担当者にネガティブな印象を与えてしまうでしょう。
メーカーは専門性の高い業務内容が多いです。
そのため、経験が直接的に関連していない場合、就活生は自分の過去の経験やスキルをどのように活かすかを明確に示す必要があります。
経験や考えが自社と結びついておらず一貫性がないと、採用担当者は就活生が早期に退職してしまうのではないかと懸念し、採用される確率が下がってしまうでしょう。
企業・組織をただ賞賛しているだけ
志望動機において、企業や組織をただ賞賛するだけでは、採用担当者に対してあなた自身の理解や具体的な貢献意欲が伝わりません。
企業に対して、自分が興味を持った理由をしっかりと整理しましょう。
なぜその企業に興味を持ったのか、なぜ他の企業ではなくその企業なのかを考えて志望動機を作成するといいです。
自分の経験や強みを活かすことで、どのように貢献できるのかも明確にすると、より説得力が増します。
メーカーへの志望動機・例文を紹介
以下に、メーカーへの志望動機の例文を紹介します。
2つのパターンで志望動機を作成したので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
例文1:
貴社を志望する理由は、貴社製品を通して一人でも多くの健康的な生活をサポートしていきたいと考えるからです。
私自身、以前は偏った食事をしていたことにより頻繁に体調を崩していた時期がありました。
しかし、食事を見直したところ体調が多く改善して、同じような悩みを持っている人の健康的な生活のサポートをしていきたいと考えるようになりました。
貴社は、食品一つ一つに品質や栄養面を考えて作られているため、貴社製品を消費者一人ひとりに届けることで一人でも多くの健康的な生活をサポートしていきたいと考えます。
例文2:
貴社を志望する理由は、国籍問わず活躍している貴社で、様々な人と関わりながらものづくりを行いたいと考えたからです。
大学時代には、短期留学や多様なアルバイトを通して、常に新しい環境で新しい出会いや経験を積んできました。
例えば、留学を通して世界中の人とコミュニケーションを取ることで、視野が広がり、ものづくりを通して世界中の人に製品を届けていきたいと考えるようになりました。
国籍問わず活躍している貴社で、海外の人ともコミュニケーションを取りながら、より良い製品づくりをして社会に貢献していきたいと考えます。
志望動機や面接で熱意を伝えるために最も大切な部分です。
他の就活生と差別化を図るため、しっかり対策を立てましょう。
志望動機の作り方に関しては、以下のリンクを参考にしてみてください。
まとめ
メーカーには、様々な業種の仕事があります。
そして、メーカーでは、大学や専門学校で学んできた専攻や研究をより活かせるような環境である点が特徴といえるでしょう。
メーカーには、様々な業界と複数の職種があり、それぞれの業界や職種で求められる適正や社員の雰囲気も大きく変わってきます。
企業研究では、自分の強みややりたいことを明確にした上で、行きたい業界ややりたい職種をしっかりと探すようにしましょう。
しっかりと職種や志望企業について研究をして、自分が入社したい企業を見極めてください。
ぜひこの記事を参考にして励んでくださいね。