DICのエントリーシートの対策法を徹底解説

DICのエントリーシートの対策法を徹底解説

2024/6/21更新

はじめに

この記事では、DICの内定獲得を目標に就職活動をしている新卒の方や、選考対策のためにDICの企業分析を行っている人に向けて、DICの採用活動に関する情報を提供しています。

また、他の企業の選考対策にも使用できる、エントリーシート対策で意識すべき重要なポイントやエントリーシートの具体例も紹介しています。

エントリーシート対策では企業研究はもちろん、求める人物像に対するアプローチも上手に行う必要があるでしょう。

この記事を読むことで、DICの業務内容や社風を把握できることに加え、エントリーシート対策で有効に活用することができる情報を多く得られるはずです。

エントリーシート作成がなかなか上手く進まない方や、選考フロー対策を万全に行いたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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DICの概要

DICとは

出典元:DIC株式会社

 

初めに、DICとはどんな企業であるか簡単に紹介します。

DICとは

DIC株式会社とは、印刷インキを初めとする製造メーカー向けの化学製品や化学材料を販売・製造を行う化学業界に属する企業です。

創業116年を誇る老舗企業であり、2008年に創業100周年を迎えたことをきっかけに、大日本インキ化学工業からDIC株式会社に改名しました。

DICは、世界60ヵ国以上に185社のグループ会社を擁する、日本有数の化学製品メーカーです。

印刷インキ、有機顔料、PPSコンパウンドの分野において、世界トップシェアを誇る影響力を持っています。

DICの経営理念は「絶えざるイノベーションにより豊かな価値を創造し、顧客と社会の持続可能な発展に貢献する」であり、その経営理念を達成するためにも、以下の行動理念を掲げて業務展開を行っています。

  1. 進取:イノベーションを通して価値を創造するために変化を恐れず受け入れ、自らも変化する心を持つ。
    固定観念にとらわれず、自由な発想や新しい視点で考え実行する。
  2. 誠実:倫理的で正直な態度を貫き、良識と責任感を持って課題に真摯に向き合い、末永くお客様、同僚など、会社と関わりを持つ全ての関係者からの信頼を得る。
  3. 勤勉:当事者意識と向上心を持ち、なすべきことに自ら進んでひたむきに努力を重ね、その責任を果たす。
  4. 協働:社員一人ひとりの個性や多様性を尊重し、グループ総力を結集し、社外関係者とも協力し、知恵を出し合いながらより良いものを生み出していく。
  5. 共生:コンプライアンスの意識を超えて「良き企業市民」としての社会的責任を果たし、持続可能な価値を持った製品・サービスの提供、ならびに社会貢献を推進する。

 

また、DICで展開している事業は以下の通りです。

DICで展開している事業
  • パッケージング&グラフィック
  • カラー&ディスプレイ
  • ファンクショナルプロダクト

パッケージング&グラフィックは、印刷インキや包装材料などを初めとする、多種多様なパッケージ用途に使用される材料・ソリューションを提供している事業部です。

プリンティングマテリアルとパッケージングマテリアルから成り立っています。

カラー&ディスプレイはカラーフィルタ用顔料や化粧品用顔料、天然系着色料などのあらゆる表示材料を企業に提供している事業部で、デジタルカタログやディスプレイ用顔料などの近年需要が高まってきている分野の商材にも、対応しています。

ファンクショナルプロダクトは、コーティング用樹脂やポリウレタン樹脂、PPSコンパウンドなど、製造メーカーに欠かせない化学材料を提供している事業部です。

パフォーマンスマテリアルとコンポジットマテリアルから成り立っています。

 

DICの採用難易度

DICの採用難易度

DICの採用難易度は高いと言えるでしょう。

就活偏差値ランキングによると、DICの就職偏差値は60です。

採用大学についても、早慶Marchレベルの私立大学から多くの国立大学の名前が確認でき、就活生のレベルが高いことが伺えるでしょう。

また、東洋経済オンラインが公開した記事において、採用難易度ランキングに98位でランクインしており、全業界の中で見てもかなり高い難易度であることが推測できます。

 

DICの採用大学

DICの採用大学の実績は以下の通りです。

早稲田大学、慶応義塾大学などのトップクラスの学力を誇る私立大学を初め、国立大学の名前もいくつか公開されています。

しかし、高等専門学校からの採用実績もあることが確認できますので、学歴フィルターはないと推測できるでしょう。

<大学>
中央大学、横浜国立大学、横浜市立大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、東京理科大学、首都大学東京、青山学院大学、法政大学、立教大学岐阜大学、新潟大学、高知大学、その他国公立私立大国公立高専

 

ただ、有名企業であり採用人数も多い傾向にあることから、志望する就活生の母数が多いことが予想できます。

他の就活生と明確な差を作るには、企業研究や自身のキャリアプランを明確にしておく必要があるので、事前の情報収集や準備を怠らないように心がけましょう。

特に志望する職種によっては、工業系の知識や理系の研究内容が重要なため、自分が卒業する大学や学部の特徴を理解して職種を考える必要があります。

 

以下の記事に学歴フィルターに関する内容を記載しているので、ぜひ記事を参考にしてください。

DICが求める人材とは?

DICが求める人材

結論から言うと、DICが求める人材はチャレンジを積極的に行い、イノベーションを起こすことができる方です。

ただし、DICの公式採用ホームページには求める人材像について具体的に明記されていません。

ですから、求める人材を把握するには社風や経営方針などの情報から、どのような人文が必要とされているか解析する必要があります。

採用ホームページには、人材育成や研修制度について詳しく記載されたトピックスがあり、人材育成プログラムを通じて目指してほしい人材像が示されています。

これは、求める人材像を分析する上で有効な判断材料となるでしょう。

また、DICでは2030年に向けた目標「DIC Vision 2030基本方針」を公表しており、今後の経営方針や目指すべき姿が具体的な数値とともに示されています。

この方針を参考にすることで、DICが求める人材像を理解しやすくなるでしょう。

 

DICの各事業の採用方向性の違いは?

DICには以下の採用職種があります。

採用職種
  • 生産系職種
  • 事務系職種
  • ITシステムエンジニア職

希望職種によっては、対象の学部や専攻が異なることもありますので、DICの事業ごとの採用方向性は異なると言えます。

また、2025年度の新卒採用では、技術系職種の募集を行っていなかったなど年度によって希望職種が異なるケースがあるため、事前に採用ホームページを確認しておきましょう。

生産系職で配属される可能性のある職種は以下の通りです。

生産系職で配属される可能性のある職種
  • プロセス開発
  • 生産技術
  • 設備・プラント設計・建設
  • プラント自動化、DX
  • 品質管理・品質保証
  • 安全・環境

事務系職で配属される可能性のある職種は以下の通りです。

事務系職で配属される可能性のある職種
  • 営業・マーケティング
  • 財務・経理
  • 人事・総務
  • 購買・物流・サプライチェーン
  • 法務
  • IT・情報システム

ITシステムエンジニア職で配属される可能性のある職種は以下の通りです。

ITシステムエンジニア職で配属される可能性のある職種
  • アプリケーション(業務系・オフィス系) 
  • データ分析・活用基盤
  • クラウドコンピューティング環境 
  • 情報通信ネットワーク 
  • 情報セキュリティ

修士課程修了と修士課程修了、学部卒の学歴によって、給与面の待遇が異なってくるので、エントリーをする前に確認しておいてください。

 

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

DICの採用フローでは、マイナビのマイページ登録を行った後にエントリーシートの選考が行われます。

その後に適性検査を行った後、Webテストが実施される予定です。

Webテストでは言語・計数・英語が問われるため、事前に文法や単語など、英語の基礎的な力を上げておくことをおすすめします。

適性検査、Webテストの後には2〜3回の面接があるでしょう。

いずれの面接も個人面接の形式で行われますが、一次面接はWebで行い、二次面接以降は対面形式で行われる傾向にあるでしょう。

両方の形式での面接に慣れておくことが重要です。

また、面接内容はエントリーシートの情報を元に進行するため、エントリーシートをしっかりと仕上げておくことが面接対策にも繋がります。

エントリーシートの対策を行う際は、以下のポイントに注して書くように意識するとクオリティの高い構成や内容を書き上げることができます。

結論を最初に明記する

エントリーシートを書く際には、まず最初に結論を明示し、自分の意見を明確に伝えることが重要です。

結論を先に述べることで、エントリーシート全体の構成を論理的に整えることができるでしょう。

結論を最後に持ってくると、採用担当者に「論理的な思考が欠けており、要点を整理できていない」と思われ、悪い印象を与える可能性があります。

 

最後に誤字脱字チェックを必ず行う

エントリーシートを書き終えたら、すぐに提出せずに、文章を何度も丁寧に確認しましょう。

誤字や脱字があると採用担当者に悪い印象を与えてしまうため、細心の注意が必要です。

時間に余裕がある場合は、少し時間を置いてから再度確認すれば、構成ミスに気づきやすくなるのでおすすめです。

また、一人で確認するのが不安な場合は、第三者にチェックしてもらうと良いでしょう。

 

根拠を書く時には具体例を活用する

結論に説得力を持たせるためには、理由を述べる際に具体例を交えることを心がけましょう。

改善後の数値や獲得した賞の順位などを記載すると、採用担当者に理由が伝わりやすくなります。

また、客観的な意見がないと結果の根拠として不十分と判断される可能性があるため、その点にも注意が必要です。

 

エントリーシートの構成に困ったら例文を参考にしてみる

自己PRやエントリーシートの質問に答える前に、インターネット上で他の就活生が同じ企業に対して書いたエントリーシートの内容を確認してみましょう。

例文を参考にすることで文章構成や要点の押さえ方を学び、自分のアピールポイントを効果的に伝える手助けとなるでしょう。

また、第三者の視点でエントリーシートを見てみると、文章構成のヒントを得られるだけでなく、見やすいエントリーシートの作成方法も理解しやすくなります。

ただし、インターネット上のエントリーシートの回答文をそのまま書き写すのは避けてください。

採用担当者にコピーしたことが分かると不正と見なされ、エントリーシート選考を突破できなくなる可能性があるため、注意が必要です。

 

上記のポイントは他の企業のエントリーシート対策にもなりますので、積極的に活用してください。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

ここでは、選考を通過しやすいエントリーシートの書き方を紹介します。

選考を通過しやすいエントリーシートを書く際は、以下の順番を意識するようにしましょう。

  1. 結論を最初に明記する
  2. 結論に説得力を持たせるために、根拠を書く時には具体例を活用する
  3. 結論を再度明記し、簡潔に文章を終える
  4. 誤字脱字チェックを必ず行う

 

上記のポイントを意識することで、採用担当者にエントリーシートの内容をわかりやすく簡潔に書くことができます。

以下の文章は、上記のポイントを実践した具体例です。

結論:私が貴社を志望する理由は、最先端の技術を活用して社会貢献を行いたいと考えているからです。

理由:私は大学に在籍している間、VR技術に関する研究室に入り、社会貢献できる技術とは何かを学びました。

具体例:研究室で行った研究を通して道案内機能を向上させるシステムを構築し、運送企業に採用してもらうなど、社会人の方に評価をいただきました。

結び:研究室の経験を通して、私は自分が開発した技術が社会貢献に使われる喜びを知ることができました。

貴社に入社した暁には研究室で得た経験を活かして、事業を推進させ、業務を通じて社会貢献をしていきたいと考えております。

DICの価値観やカルチャーを文章に取り入れる

DICのエントリーシートを書く際には、DICの業務内容や経営理念を組み入れることに加え、DICならではの要素を取り入れた文章を作成しましょう。

DICでは、東京大学と共同で開発した新素材のための量子化学計算アルゴリズム研究など、DICならではの技術やサービスを提供しています。

また、多くの海外企業をグループ会社として持ち、先進国と発展途上国の架け橋となる経済活動も行っています。

技術や商品情報に加え、グローバルな視点からDICの活動を見ることで、DIC独自の魅力を発見できるでしょう。

エントリーシートの位置づけ、及び対策方法

エントリーシートは、就活生の基本情報や意志を企業と共有するための重要な資料です。

企業はエントリーシートを利用することで、多くの就活生の中から採用目的に合った人材を効率的に選び出せるでしょう。

一方で、就活生も企業に対して自分の意志や志望理由を明確に伝えることができるため、面接時にはよりスムーズに自分の気持ちを表現できる効果もあります。

このように、双方に大きなメリットがあるため、多くの企業がエントリーシートを選考に使用しているのです。

エントリーシート対策では、以下のポイントを意識することをおすすめします。

ポイント
  • 文章を結論から始める:結論から始めることで、論理的な文章校正を考えやすくなります。
  • 企業分析を行う:分析を行うことで、企業の独自の要素を取り入れることができるでしょう。
  • 誤字脱字や文章マナーには細心の注意を払う:誤字脱字や不自然な文章は、採用面接官に悪い印象を与えてしまいます。
  • 面接時の受け答えを想定する:エントリーシートは面接時にも、大事な資料になるので、面接の内容を考慮した文章を作成すると良いです。

エントリーシート対策をきちんと行うことは面接対策にもなるので、入念に行いましょう。

 

対策する上で必要な情報が以下の記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

DICの選考において、エントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

 

入社した後に挑戦したいことを教えてください。(300字程度)

入社後に挑戦したいことは、貴社の革新的な化学製品の開発に携わることです。

化学製品の市場は常に進化しており、特に環境に配慮した製品や高機能素材の需要が高まっています。

私はこれまでの化学分野での研究経験を活かし、貴社の技術をさらに発展させ、実用化するプロジェクトに取り組みたいと考えています。

具体的には、貴社の強みである高機能材料の開発に貢献し、新しい製品の創出を目指します。

例えば、環境に優しい新素材の開発や、エネルギー効率を向上させる化学製品の研究開発などです。

これらのプロジェクトを通じて、貴社のビジネスに貢献するとともに、自分自身の専門知識の向上も図りたいと考えています。

また、チームでの協働を重視し、多様な視点を取り入れることで、より良い製品開発に繋げたいと考えています。

貴社の一員として、常に挑戦し続ける姿勢で取り組み、企業の成長に貢献したいと考えています。

ポイント:結論から始めているため論理的な文章構成です。

また、具体的なプロジェクトをあげることで、結論の説得力を向上させています。

まとめ

この記事では、DICの求める人材像や概要について解説しました。

DICは日本を代表する化学製品メーカーであり、グローバルな活躍をしている企業です。

採用人数も多い傾向にあることもあり、志望者数が多いことが推測されます。

選考フロー対策として、的確に求める人材像を把握し、今後の企業ビジョンを取り入れたアピールが重要です。

この記事を読むことで選考フロー対策をスムーズに進められることを、心からお祈りします。

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