裁量労働制、フレックスタイム制?どんな働き方?

裁量労働制、フレックスタイム制?どんな働き方?

就活生の皆さんは働き方として「裁量労働制」「フレックスタイム制」というワードを聞いたことがありますでしょうか?

 

今政府主導で進められている「働き方改革」もそうですが、今までは定時で仕事をする、例えば9:00~18:00の時間みっちりと働いてそのあと必要であれば残業などをする就労の仕方から、決められた時間働くのであれば好きな時間で働いていいよであったり、決めたれた成果を出すことができればそれでいいよという働き方が出てきています。

すると自分の仕事と生活のバランスが取ることができるようになります。

例えば仕事をしながら子育てをすることができたり、副業をすることができたりします。

なので本記事では就活生に向けて実際に少し混同してしまってわかりにくい「裁量労働制」「フレックスタイム制」という働き方に関して解説していきたいと思います。

 

 

1.裁量労働制とは?メリット、デメリットは?

 

ではまず裁量労働制に関して解説していきたいと思います。

厚生労働省によると下記のように裁量労働制に関しての定義がされています。

 

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業務の性質上、業務遂行の手段や方法、時間配分等を大幅に労働者の裁量にゆだねる必要がある業務として、法令等により定められた19業務の中から、対象となる業務を労使協定で定め、労働者を実際にその業務に就かせた場合、労使協定であらかじめ定めた時間を労働したものとみなす制度です。

 

出典:専門業務型裁量労働制の適切な導入のために

http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/senmonsairyou.pdf

出典元サイト:厚生労働省 東京労働局

http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/

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少しわかりにくいと思うので簡単に解説すると裁量労働制では実際の労働時間は給料に関係ありません

例えば

Aという仕事をするのにだいたい80時間かかるとします。

裁量労働制ではAという仕事に対して実際に働いた時間が70時間でも90時間でも同じ給料が支払われます。

つまり仕事の成果に関して給料が支払われるイメージです。

 

頭の良い方は「それだと仕事の量が多いと損になってしまうのでは?」と考えてしまうかもしれませんが、実際には仕事を振る管理者がしっかりと業務量と時間を鑑みて調整をおこなっていくので心配はありません。

 

 

2.裁量労働制のメリットとは?

 

ではここから裁量労働制のメリットを下記で解説していきたいと思います。

 

 

2-1.自分の好きな時間に好きなだけ働くことができる

まず一つ目として挙げれられるメリットは自分の好きな時間に好きなだけ働くことができるということです。

裁量労働制は基本的には成果に対して給料が支払われるイメージです。

なので自分が今やりたいと思った時に時間を使って仕事をすることができます。自分で時間を管理して仕事をしていきたいという人に非常に向いています。

 

 

2-2.自分の好きな手段、やりやすいやり方で業務を進められる

 

裁量労働制のメリットとして基本的には仕事の仕方に関しては各個人に任せられています。

なので自分の好きな手段であったり、やりやすい方法で業務を進めることができます。とりあえず成果を出しておけばいいのでそのやり方が好きな人には向いている働き方になります。

 

 

2-3.効率的に終わらせることができれば得

裁量労働制のポイントとしては効率的に終わらせることができれば、例えば本当は100時間かかる仕事として考えられていたものでも、80時間で終わらせることができればそれは終わりでいいのです。

なので業務に慣れていたり、仕事を効率的に終わらせられる人であれば非常に効率的な働き方になります。

 

 

3.裁量労働制のデメリットとは?

ではここから裁量労働制のデメリットについて解説していきたいと思います。

 

残業代がつかない

まず裁量労働制は成果に対して給料が支払われ、早く終わればもちろんそれ以上やる必要はありませんが、想定された時間内に終わらなければ会社にもよりますが残業代はつきません。

なので仕事が慣れていなかったり、学びながらやらなければならない状態だと仕事が終わらず給料以上に時間をかけてやらなければならない可能性があります。

中には損した気分になる人も少なくないかもしれません。

 

4.裁量労働制の働き方が向いている人は?

 

裁量労働制という働き方はわかったけれど、どういう人がその働き方に向いているのという疑問があることでしょう。

なので本項ではどんな人が裁量労働制に向いているのかに関して解説をしていきます。

 

 

4-1.ある程度業務に慣れている、経験がある人

 

先程も申し上げましたが、まず裁量労働制の働き方は一定の業務を渡されて行うのでその業務にある程度慣れている方が好ましいのです。

 

慣れていないとその都度調べながら行わければならないため時間が想定以上にかかってしまいますし、それでは裁量労働制のメリットを受けられません。

なのですでにその業務に関しての一定の経験や知識がある方が好ましいでしょう。

 

 

4-2.自分のやり方で効率的に仕事ができる人

次に向いている人は自分のやり方をどんどんと開発していって、効率的に決められた業務量をこなせる人が好ましいです。

 

裁量労働制の場合には会社にもよるのですが、自分の好きな時間で特に作業の場所も問わないことが多いです。

 

なので行き詰まってしまった時にすぐ近くに聞ける人がいなかったり、やり方を教えてくれる人がいないので、自分でやり方を模索して、かつ効率的にできる人の方がいいのです。

 

 

5.フレックスタイム制とは?メリット、デメリットは?

 

ではフレックスタイム制の働き方はどんなものなのでしょうか。

本項で詳しく解説していきます。厚生労働省の定義によれば下記のがフレックスタイム制の定義として定められています。

 

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フレックスタイム制とは、1か月以内の一定期間(清算期間)における総労働時間をあらかじめ定めておき、労働者はその枠内で各日の始業及び終業の時刻を自主的に決定し働く制度で、労働者がその生活と業務の調和を図りながら、効率的に働くことができ、労働時間を短縮しようとするものです。

出典:厚生労働省

http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/kijunkyoku/flextime/980908time01.htm

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簡単にいうと

例えば

1ヶ月の就業時間をあらかじめ定めておきその時間数をこなせることができればいつ、何時にきてもいいし、何時に帰ってもいいよという働き方です。

 

この働き方の場合は会社の人とのコミュニケーションや取引先の営業時間の関係もあるのでそのあたりを調整する必要がありますが、裁量労働制と違って時間で区切って働く働き方です。

ではフレックスタイム制にはどのようなメリットデメリットがあるのでしょうか。詳しく解説していきます。

 

6.フレックスタイム制のメリットは?

ここからはフレックスタイム制のメリットを解説していきます。

 

6-1.通勤時間が自由

 

まず一つ大きなメリットとして言えるのが通勤時間が自由ということです。

特に朝の時間帯が東京で働くことを考えた場合ラッシュできついことがあります。

ただフレックスタイム制は何時に通勤してもいいので例えば通常の会社が9時であるところを11時にずらしておくだけでも通勤ラッシュに遭わずにすみます。

また自分が頭の冴える時間に合わせることができるので効率的な働き方が可能になります。

 

 

6-2.ワークライフバランスを考えて働くことができる

 

冒頭でも説明しましたが今の時代はワークライフバランス、つまり仕事とプライベートの時間のバランスを考えながら働くことのできる時代です。

例えば

子供ができて朝、幼稚園や保育園に送らなければならないと通常の時間であれば間に合いません。またもし自分が趣味を持っていてそのための時間を夜に取りたいと思えばフレックスタイム制であれば朝早くから働いて、早く退勤すればいいのです。

なのでこれまで以上に仕事とプライベートの時間を効率的かつ柔軟にアレンジすることができ、バランスよく保つことができます。

 

 

7.フレックスタイム制のデメリットは?

 

ではフレックスタイム制で働く場合デメリットを解説していきます。

 

 

7-1.社員とのコミュニケーションが取りにくい

 

まず1つ目のデメリットとして他の社員の方との勤務時間がずれてしまうことが多いのでコミュニケーションが取りにくくなってしまいます。

なのでチームで働く場合や何かわからないことに関して質問をしたい場合などは働いている時間のずれで直接のコミュニケーションが取りにくいです。また取引先も同様です。

 

7-2.自分で時間管理ができないと難しい

フレックスタイム制は極論自分で時間の管理をしていかなければいけません。

例えば

思考的には「今日は他の用事で2時間予定より働くことができなかったから、この2時間を明日と明後日で1時間ずつ多めに働かなくちゃ」といった形です。

なので自分でしっかりと時間管理ができないとフレックスタイム制での働き方は難しいです。

 

8.フレックスタイム制が向いている人は?

 

フレックスタイム制の職場で働くことが向いている人はどんな人なのでしょうか?働く前にしっかりと理解をしておくことが大切なので参考にしてみてください。

 

8-1.仕事と生活のバランスを取りたい人

 

まず自分の仕事と生活のバランスを取りたいと考えている人が向いています。

仕事だけに偏ると生産性が落ちてしまう!なんていう人は少なくありません。

勿論生活優先になってしまうと業務に支障が出てしまうのでコントロールは必要になってきますが、可能な限りバランスを取りたい人は向いているのではないでしょうか。

例えば先に解説したように家庭を持っていたり、趣味を持っている人にはすごく良い働き方です。

 

 

8-2.時間管理がしっかりとできる人

フレックスタイム制が向いている人の特徴として自分で時間の管理がしっかりとできる人です。

やはりフレックスタイム制は時間には非常に柔軟な働き方の一方でその働き方には自分の責任、管理が強く求められます。

 

なのでルーズであったり、責任感がなく決められた時間を働くことができない、もしくは自堕落な生活になってしまうと生産性も落ちてしまいますし、そもそも会社としてもそのような人材がフレックスタイム制の下で働くことを求めていません。

 

 

まとめ 裁量労働制、フレックスタイム制は自分の性格と相談

 

本記事では裁量労働制、フレックスタイム制のそもそもの定義、メリット、デメリットなどを紹介してきました。

 

どちらも新しい働き方として注目をされていますし、今後の中心的な働き方になっていくでしょう。

なのでどちらがいいという訳ではなく自分の人生のステージややりたいこと、性格に合わせて使うことでより生産的で、充実した生活を送ることができます。まずは自分がどう働きたいかを考えて、自分と相談することが大切でしょう。

 

 

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上京就活ch編集部

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