グループワークのテーマを解説!ポイントや練習方法も理解しよう
2024/10/24更新
はじめに
グループワークとは、学生を数名ごとのグループに分け、出題されたテーマに沿って共同で作業をさせ、発表をさせることです。
個人面接とは異なる視点で就活生を見ることができるため、選考フローとして採用している企業が増えつつあります。
グループワークの目的は、「チームで活動するとき、どのような行動をとるか」を判断するためだといえます。
- グループワークの種類
- グループワークの評価ポイント
- 練習方法
志望する企業がグループワークを採用していましたら、ぜひ参考にして対策を講じてみてください。
また、ざっくりと「グループワーク」を突破するポイントを知りたいという方もこの記事も参考にしてみてください。
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グループワークとは?
グループワークとは、複数人のグループを作って議論を交わし、結論や成果物を導き出す作業のことです。
作業時間や目的はグループを構成する人数や議論内容に応じて異なりますが、一般的に5人前後でグループを形成し、30分~1時間程度で行われることが多いです。
以下の記事でもグループワークの秘訣と乗り切り方のコツを紹介していますので、こちらもチェックしてみてください。
グループワークとグループディスカッション(GD)の違い
グループワークとグループディスカッションの違い | ||
内容 | 評価ポイント | |
グループワーク | 結論や成果物を作成する | 議論から成果物まで全ての工程が評価の対象 |
グループディスカッション | 数人のグループで議論を行う | 一人ひとりの能力が評価対象 |
グループワークとグループディスカッションの違いについて内容と評価の2つのポイントに分けて解説していきます。
内容の違い
グループディスカッションとは、数人のグループで議論を行う作業のことです。
一方、グループワークはグループディスカッションを通して、何かしらの結論や成果物を作成する作業のことを指します。
つまり、グループディスカッションはグループワークの中の1つの工程と捉えると、理解しやすいでしょう。
評価の違い
就活においてグループディスカッションは、参加者一人一人の傾聴力やコミュニケーション力、協調性、リーダーシップなどが評価対象です。
それに対し、グループワークでは、議論はもちろん成果物の作成、成果物のクオリティまでの全ての要素が評価対象となります。
グループワークを行う目的
企業がグループワークを行う目的は、行うタイミングによって異なります。
グループワークが行われるのは、主に本選考とインターンにおいてです。
ここでは、それぞれのグループワークの目的の違いについて解説します。
本選考の場合
本選考でグループワークを採用する目的は、応募者の能力や人柄、思考、集団での関わり方などを見極めるためです。
エントリーシートなどの応募書類や面接だけでは、個人の能力を全て判断するには不十分なところもあります。
企業はグループワークを実施して、その過程を通して応募者それぞれのコミュニケーション能力や協調性、リーダーシップ能力、課題解決能力、成果物を完成させるスキルなどを判断しているのです。
例えば、面接で「私はコミュニケーション能力が高い」と主張したとしても、あまり発言しないなどの態度を示していると、信ぴょう性が下がってしまいます。
グループワークを実施すれば、学生が主張する話が正しいものなのかを実際のふるまいから判断できます。
インターンの場合
インターンの一貫で行われるグループワークの目的は、自社の業務体験や事業体験をしてもらい、実際の仕事や働くイメージを学生に明確にしてもらうためです。
企業はインターンを通して自社の仕事の魅力を学生に伝えられるメリットがあります。
インターンでの評価が良い場合は、特別な選考や社員との座談会に招待される可能性もあります。
グループワークの種類
ここでは、グループワークにおいて出題されるテーマについて、概要に具体例を交えて解説します。
グループワークで出題されるテーマとしては、以下の3つに分類できます。
テーマの分類
- 作業型
- プレゼン型
- ビジネスケース型
以下の解説では、テーマごとに特徴やポイント、具体例を解説していきます。
作業型
作業型は、設定された目的を達成するため、グループメンバーで協力しながら作業を行い、ゴールを目指すグループワークです。
最終的には、何か制作物を用意するといった場合が多い特徴を有しています。
作業型のポイントは、メンバーで協力して目的を達成することが大事です。
チームワーク力、協調性、傾聴力といった、グループ内での取り組みの様子にも注意しておきましょう。
時間配分や、どのような順序で作業を進めるのかといった、計画性や作業プロセスも見られていることも理解しておきましょう。
作業型のテーマ例は、以下の通りです。
- 紙とはさみを使って、それをいかに高く積み上げるか。
- 企業のPRポスターを作成する。
- 企業の新しいPRキャラクターをつくる。
- 複数パーツが組み合わされたブロックと、それを多方面から見た図面がある。図面が1枚ずつメンバーに配られるので、他のメンバーに自分の図面を見せずに、グループでブロックを正解の形に組み上げる。
以上のように、さまざまな趣向の作業型グループワークが存在します。
重要なのは、「時間内で、より高い到達点に達することができるように、グループでいかに協力して、効率的に作業を進められるか」ということです。
プレゼン型
プレゼン型は、グループで何らかのテーマについて話し合った後、模造紙などに内容をまとめ、発表(プレゼン)を行うグループワークです。
結論や発表を求められる点は、グループディスカッションと同じですが、最終的な制作物やプレゼンの方に比重が置かれる場合が多いようです。
そのため、出題されるテーマはグループディスカッションと同様のパターンになる傾向があります。
グループディスカッションについては、のちほど詳しく説明をするので、テーマ例についてはここでは省略します。
プレゼン型のポイントは、話し合いの参加者以外に対して、結論を客観的な根拠を示しながら、わかりやすく発表をすることや発表に際し、資料を作成する場合は、色を使ったりと聴衆に見やすい工夫を行うことです。
ビジネスケース型
ビジネスケース型は、グループで出されたお題に対する結論や解決策を導き出し、発表をするグループワークです。
プレゼン型と形式が似ていますが異なるのは、出題されるテーマがビジネスに関するものであるという点です。
本格的なビジネスの課題について討論し、解決策を導き出します。
少なからず、業界や企業に関する知識や、論理的思考などの能力も必要なテーマが出題されることもあるため、難易度が高いといえるでしょう。
ビジネスケース型のポイントは、アイデアの段階でとまることなく、ビジネスモデルまで解決策を持ち上げ、考えることが大切です。
さらに、問題が解決できるかどうかのみならず、それが実現可能なのか、根拠はあるのかといった点まで考慮をするようにしましょう。
ビジネスケース型のテーマ例は、以下の通りです。
- 企業の新規事業を考える。
- 競合他社に対抗する手段を考える。
- ある商品の情報、開発者の声、ユーザーの情報、市場の状態など複数の資料を見て、その商品のPR戦略を考える。
- 地方都市へ進出のための戦略立案をする。
- 鉛筆を3万円で売る方法を考える。
以上のように、ビジネスケース型では、選考を行う企業に根ざしたテーマや、ビジネスアイデアや独創性を求めるテーマが出題されます。
ほかにも、事前に課題が提示されていて、それをもとにグループワークを行う場合もあるようです。
特に、新規事業の立案といったテーマの場合は、具体的なターゲットの設定や、それが企業理念に沿っているかなどに注意しましょう。
繰り返しになりますが、ビジネスケース型は他のグループワークよりも難易度が高いので、より入念な準備が必要となります。
グループディスカッションの種類
ここでは、グループディスカッションにおいて出題されるテーマについて、概要に具体例を交えて解説します。
よく出題されるテーマとしては、以下の4つに分類することができます。
テーマの分類
- 課題解決型
- 選択肢型
- 討論型(二者択一型)
- 自由発想型
以下の解説では、テーマごとに特徴やポイント、具体例を解説していきます。
課題解決型
課題解決型は、何らかの課題を与えられ、それを解決するための方法を討論するグループディスカッションです。
与えられた課題を、どの角度から捉えるのかチーム内で統一してから、問題点を分析・議論をして、解決策を導き出します。
設定されるテーマとしては、時事・社会問題から、選考を実施する企業・業界に関わるものまでと幅広いです。
課題解決型のポイントは、事前に課題が与えられる場合、当日に資料が与えられる場合、資料なしの場合があります。
また、結論に至るまでのプロセス、討論に取り組む姿勢が評価されるほか、最終的な解決策が具体的で実現可能であるかという点が重視されているのが特徴です。
自由な発想が大事ですが、あくまでも定義に基づく範囲内にするようにしましょう。
課題解決型のテーマ例は、以下の通りです。
- 複数の資料をもとに、ある企業への事業提案を考える。
- 商品のマーケティング資料を読み、1年後に利益を2倍にする方法を提案する。
- スーパーマーケットの売上を伸ばすにはどうすれば良いか。
- 若者の投票率を上げるためには、どのような方法があるか。
- 「雪」を知らない人に説明する。
グループワーク・ビジネスケース型に共通する部分が多いので、先述のポイントを参考にすると良いでしょう。
選択肢型
選択肢型は、2つもしくはそれ以上の選択肢を与えられ、その中からグループとしての答えを選ぶというグループディスカッションです。
正解があるわけではなく、なぜその答えを選んだのかといった理由が求められます。
選択肢型のポイントは、おそらく最初はグループ内の意見は一致しないが、そこからどのように1つの答えに導いていくのかが重要です。
自分とは異なる意見を持つ人の話を聞きつつ、全員が納得できる答えと明確な理由を考えることが大切になるでしょう。
選択肢型のテーマ例は、以下の通りです。
- 小学生には国語と算数のどちらが重要か。
- もし無人島に何か1つだけ持っていけるとすれば、何を持っていくか。
- もしタイムマシンがあったら、未来へ行くか、過去へ行くか。
- ドラえもんのひみつ道具、何が欲しいか。
題材としては、誰もが知っているような身近なものが選ばれる傾向があります。
討論型(二者択一型)
討論型は、メンバーが半数ずつに分かれ、それぞれの立場で討論をするというグループディスカッションです。
特定のテーマに沿って、賛成か反対かあるいは、AとBのどちらかの立場に分かれて討論します。
討論型のポイントは、いかに論理的に意見を述べ、他者を納得させられるかという思考力やプレゼン力が見られています。
相手側の論旨の欠点をつき、指摘する能力、かつ相手側からのそれを防御したりなど、自分たちのポジションを説得する能力が必要になってくるでしょう。
ときには、相手の主張の妥当性を受け入れつつ、議論を展開する柔軟さも持つことも大切です。
討論型のテーマ例は、以下の通りです。
- 大企業と中小企業のどちらが良いか。
- 大学には行くべきか。
- 都会か田舎、どちらに住む方が幸せか。
- 次の7人のうち、当社に3人採用するとしたら、誰が良いか。
- 夫婦別姓には賛成か反対か。
- ベーシックインカムは行うべきか。
自由発想型
自由発想型は、メンバーの自由な答えがグループとしての答えになります。
もちろん結論に、正解はありません。
抽象的なテーマに対する答えを、グループで導き出します。
自由発想型のポイントは、アイデア出しの段階で意見がまとまらないことも多いので、最初にグループ全員で、テーマの定義づけや、ゴールの設定をしておくことが大切です。
発想力や、グループ全員で協力しあって答えを導き出せる協調性が見られている点も頭に入れておきましょう。
自由発想型のテーマ例は、以下の通りです。
- 良い会社とは何か。
- 幸せの定義とは何か。
- 優秀な人材とは。
- 女性が活躍する社会になるためにはどうすれば良いか。
- 死後の世界とは、どのようなものか。
メンバーの価値観ごとに、さまざまな答えが出るため、定義付けが重要になるでしょう。
グループワークの4つの評価ポイント
グループワークにおいて、評価されるポイントは4つあるとされています。
ここでは、それぞれの評価ポイントについて紹介していきますので、特徴を理解して、面接官に好印象を与えられるようになりましょう。
4つの評価ポイント
- 論理的思考
- コミュニケーション能力
- 協調性
- 積極性
論理的思考
1つ目が、論理的思考です。
論理的思考とは、物事を結論と根拠に分けて整理し、筋の通った考え方で矛盾のないように結論を導き出す思考法のことを良います。
グループワークでは与えられるテーマの難易度が高いこともあるため、テーマに対して論理的に考えていくことが重要になります。
説明する際に説得力が増し、迷わず議論を進めていけるでしょう。
他にも、提案力や問題解決能力の向上が見込めるなど、多くのメリットを持つことが特徴です。
論理的思考力の鍛え方は以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
コミュニケーション能力
グループワークでどういった役割を持ち、どのようにコミュニケーションを取っているかも見られているポイントです。
相手の意見を尊重しつつ自分の意見も追加したり、相手の意見を尊重しつつ、自分との差異を主張したりするとアピールにつながるでしょう。
自分の主張ばかりを話すのではなく、周囲を巻き込んで、成果に向けたコミュニケーションを取れているかが重視されます。
コミュニケーション能力を鍛えたい人は、以下の記事もぜひチェックしておきましょう。
協調性
3つ目のポイントは協調性です。
グループワークでは、自分の意見を述べるだけでなく、他のメンバーの意見にも耳を傾ける協調性が求められます。
1人だけで結論を導くよりも、複数人の意見を集めて結論にまとめるほうが、より良い成果物が生まれるためです。
グループワークでもそういった動きができるかは重要です。
自分の役割をこなしつつ、相手の意見にも耳を傾けながら物事を進めていく能力が求められます。
積極性
4つめのポイントは積極性です。
グループ内のメンバーに積極的に働きかけることで評価を上げられます。
どんなに良い意見を持っていたとしても、他のメンバーに伝わらなければ意味がありません。
活発に発言をして、積極的にグループワークに参加していることを態度で示しましょう。
難しいテーマも多くありますが、自ら意見を積極的に出してコミュニケーションを取るようにしてください。
消極的な態度はマイナス評価につながるため、注意しておきましょう。
グループワーク・グループディスカッションの練習方法
ここでは、グループワーク・グループディスカッションの練習方法を紹介します。
グループワーク・グループディスカッションの対策として、傾向やポイントを理解することはもちろん重要です。
しかし、本番に備えて意見をまとめる練習や、他の人と意見を交わす場を意図的に作り出す練習をすることも、同じくらい重要です。
以下で、1人で実施する練習方法と複数人で実施する練習法を紹介します。
グループワーク・グループディスカッションに不安を感じている人は、ぜひ実践してみましょう。
1人で実施できる練習方法
ここでは、1人で実施できる練習として以下の方法を紹介します。
- ニュースで自分の意見を持つ
- 話している姿を動画で撮影する
気軽に実践できるものをピックアップしましたので、選考対策として取り組んでみると良いでしょう。
ニュースで自分の意見を持つ
グループワーク・グループディスカッションにおいて、自分の意見を持つことは基本的なことです。
そのために、日々のニュースを利用して、意見を持つ練習をすることをおすすめします。
ニュースに対して自分の意見を持つための練習は、批判的思考力や分析力を養う上で非常に効果的です。
以下のステップを参考に、効果的に練習を進めてみてください。
話している姿を動画で撮影する
自分の話す姿を動画で確認することも、グループワーク・グループディスカッションの対策として有効です。
自分の意見をきちんと伝えるには、話し方や姿勢に気を配る必要があります。
話し方や姿勢のポイントは以下の通りです。
- 話の構成を明確にする:
結論→理由→具体例→再度結論の順で話すと、相手にとって理解しやすいです。最初に結論を伝え、その後に理由や具体例で補強し、最後にもう一度結論を繰り返すと、話の要点がしっかりと伝わります。 - シンプルで明確な言葉を使う:
難しい言葉や専門用語を避け、誰にでも理解できるシンプルな言葉を使いましょう。冗長な説明を避けて、要点を簡潔にまとめることも重要です。 - ペースをコントロールする:
ゆっくりと落ち着いたペースで話すことで、相手が内容を理解しやすくなります。早口になりすぎると、相手がついていけなくなることがありますので、意識的にペースを抑えましょう。
上記のポイントを意識することで、相手に自分の考えをより効果的に伝えることができます。
複数人で実施できる練習方法
ここでは、複数人で実施できる練習方法として以下の練習法を紹介します。
- 模擬グループワーク・グループディスカッションに挑戦してみる
- グループディスカッションセミナーを活用する
複数人の練習は効果が得られやすいので、他の人と差をつけたい人は、友達などと協力して実施してみると良いでしょう。
模擬グループワーク・グループディスカッションに挑戦してみる
友人や家族の協力を得て、模擬グループワーク・グループディスカッションに挑戦してみると良いでしょう。
お題やテーマなどは、インターネットなどで過去のデータを参照してみることをおすすめします。
グループディスカッションセミナーを活用する
グループディスカッションに特化したセミナーや、ワークショップを活用することも有効です。
初めての人と話す経験は貴重なうえ、専門の講師からのフィードバックを受けられるでしょう。
実際のグループディスカッションと同様の環境で、経験を積むことができるため、練習でありながら改善点を見つけやすい強みもあります。
グループワークが苦手な場合の4つの対処法
ここまでは、グループワークに上手く対処するためのポイントなどを紹介してきましたが、就活生の中には苦手だという方もいるでしょう。
ここでは、グループワークが苦手な場合の4つの対処法を紹介していきます。
- 他のメンバーの発言に反応を示す
- 分からないことは素直に尋ねる
- 自己紹介の時間を作る
- 自分の役割を把握しておく
他のメンバーの発言に反応を示す
自分から積極的に発言することが苦手な人は、他のメンバーの発言に対して反応するようにしましょう。
テーマによっては、苦手な分野やテーマそのものに対する知識やアイディアがないこともあるかもしれません。
そういった時にこそ、他のメンバーの発言に反応することで、協調性や共感性を表現できます。
発言に対してうなずいてポジティブな反応を示せば、議論へ積極的に参加しているという姿勢や高いコミュニケーション能力のアピールにつながるでしょう。
分からないことは素直に尋ねる
分からないからと黙っているのではなく、分からないことがあったら、素直に聞くことも大切な心構えです。
グループワークでは話についていけなかったり、話の方向性がズレたりすることは、よくあります。
ここで、聞くことによって、改めて情報を整理することに役立つこともあるでしょう。
聞くことに恥ずかしさを覚える人もいるかもしれませんが、間違った理解のまま進めてしまうほうが、後々大きな問題となる可能性を秘めているため注意してください。
こういった行動は、社会人として活躍するうえでも大切なことと理解しておきましょう。
自己紹介の時間を作る
コミュニケーションを取ることが苦手な就活生にとっては、グループワーク自体が難しいと感じるでしょう。
その場合は、グループワークが始まったら、自己紹介の時間を極力作るようにすることが大事です。
お互いを知っておくことで、緊張が和らいで話しやすくなるほか、意見も言いやすくなります。
自己紹介を行いそれぞれの顔と名前を一致させるところから始めるようにしましょう。
自分の役割を把握しておく
グループワークで役割を決める際は、自分ができそうな役割を事前に把握しておくことが重要です。
グループ全体にどう貢献できるかという視点から、自分に合った役割を見極めましょう。
また、他のメンバーの役割も理解し、グループとして取り組めているかもチェックされています。
メンバーそれぞれのグループ内での立ち位置を理解し、全体が良い方向へ向かうように立ちふるまうことが高評価への近道です。
グループワークについていけず不安を感じる人は、以下の記事で不安を解消するコツを紹介しているのでぜひ参考にしてください。
さいごに
ここまで、グループワーク・グループディスカッションの種類ごとに、ポイントや具体的なテーマ例を説明してきました。
多くの企業の選考で実施されるグループワークですが、そのタイプや対策を知り、事前準備をすることで、通過率が向上する可能性は高まります。
「このグループワークを行うことで、企業は参加者の何が知りたいのか」という視点を、念頭に入れて取り組むことも大切です。
実際に入社したら、どのように仕事に取り組んでくれるのか、どんなことが期待できるのかといった点は、非常にシビアに見られることになります。
さまざまな形式がとられるグループワークの特徴を理解して、選考に備えましょう!